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Posted by ブクログ 2019年03月26日
意義深く、偉大な仕事に打ち込めること。
その想いに寄り添ってくれる人がいること。
この二つ、自分の人生に出逢えれさえすれば。
その人は大成功したと言えるんだと、思いました。
ありきたりですが。
一人で戦うのはある意味簡単で。
自分に続く二人目を得れること。
この二人目の熱さで。
翻って己の人生が...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月31日
「新田次郎」のノンフィクション作品でNHKでドラマ化もされた『芙蓉の人』を読みました。
「新田次郎」作品は、2年前に読んだ『アルプスの谷 アルプスの村』以来ですね。
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時は明治28年である。
正確な天気予報をするためには、どうしても富士山頂に恒久的な...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月13日
明治の男の気概と意志を感じる。
明治の女性の凛とした強さを感じる。
あの当時の科学技術の水準も低く、材料や機材も素朴な時代の中で、富士山頂に観測小屋を私財を投じて建立し、しかも冬季観察を企てようという誰も考えもしなかったことを祈願し、実行した野中到。
日本どころか世界的にも類例の無い壮挙であり、当時...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月24日
ありえない。。明治でしょ、富士山で?山頂で越冬??そんなの絶対無理無理。と思って、そんな非現実的なことなんて全然無理無理と思って読み始めた。
そして二人とも高山病と寒さで11月にはすぐ死んでしまいそうになるのも、そりゃ頷ける。でもでも、あの時代にトライしようとしたのが本当にありえなくてすごすぎる。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月10日
確か映画化されたんだよなぁと思い、手に取りました。
明治時代に富士山頂に気象観測所を建てるために尽力する夫について冬の富士山に登り共に観測小屋に籠った妻・千代子の物語。
まだ女の人の地位も低かった頃に千代子はしっかりと自分の意思を持ち、行動力を発揮するのだけど、その根底には夫に尽くし愛する気持ちがあ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月31日
気象に詳しく、富士山頂での観測経験のある著者ならではの自然の厳しさが伝わってきた作品。
自費をも投じて富士山頂での越冬観測に臨んだ野中到の夫人、千代子さんの目線で描いている。
明治、士族の家、嫁という束縛が強く、形だけでも整えようとする親世代との確執が、例えば、冬山に籠るのに、男装はダメ、モン...続きを読む
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