新田次郎のレビュー一覧
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漫画の原作である本作だが、漫画とは時代背景がことなる。漫画はストーリーは踏襲しているが現代版にアレンジした作品。しかし、原作でも十分楽しむことが出来る。孤高であるがために捨てなければならないことが、一人旅をしていたころを思い出した。続きは気になる。Posted by ブクログ
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作者の登山(?)ものはよいですね。過酷な環境に置かれた人の限界の挑戦の物語は引き込まれます。
明治の時代においてつつましくあらねばならぬ女性が表舞台に立って活躍をした事実は日本における女性の地位を高めることに役立ったのでしょうね。
他の作品も追々読みます。Posted by ブクログ -
新田次郎の文章は安心して読める。シンプルだけどあたたかみがあって、着眼点もすき。地名がたくさんでてきて勉強にもなった。
いつかスイスへ行こうと決意。Posted by ブクログ -
読み終えたとき 芙蓉の人ロスになるくらい面白かった。
少し冬山登山の経験があるのでそれを思い出しつつ読み進めたが、雪の季節の富士山の厳しさは想像しきれない。しかも明治時代の装備…
健気だけど頑固に到に尽くす千代子すごい。Posted by ブクログ -
その身に死地にもなり得る場所へ向かう「死」を背負いながら、死地から戻ってくると言う「生」を纏った相容れないものを同時のその身に存在させている…クライマーってそういう人達なのかなぁ。Posted by ブクログ
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面白いと思って読むだけなのと、その作品に「落ちる」瞬間が訪れると言うのは別物なんだよなー。4巻の「…ゴメン 誰が傷ついても もう止められないんだ」で落ちた…Posted by ブクログ