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マッターホルン、アイガー、グランドジョラスと、女性で初めてヨーロッパ三大北壁に挑む淑子、新婚山行をドリュー西壁に試みる美佐子……医師と彫刻家、仕事を持った二人だが、ますます岩壁登攀に青春をかけていく。対照的な二人の女性登山家の姿を通して描かれる、山とは何か、山になぜ登るかへの問い。『孤高の人』、『栄光の岩壁』につづく、三部作の掉尾を飾る山岳小説の傑作。
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Posted by ブクログ
マッターホルン登頂後、世界を驚かせた2人の女性は全く違った歩みに。医者、そして鎌倉彫の藝術家としての活躍。そして山への取組も大きく変わる。山岳会を退会した美佐子。一方、淑子たちのグループのアイガー北壁登頂成功の瞬間の開放感!そして谷川岳での美佐子のあわや遭難とそれを救った杉山たち。美佐子が救われる場...続きを読む面、淑子との出会いはあまりにも劇的な感動のシーンでもらい泣き。クライマックスは淑子のグランドジョラス北壁と同時並行の美佐子のドリュー西壁登頂。2人の女性の運命的な繋がりから、2人の最後の結末へ向けた緊張感の高まりにはぐいぐいと惹きつけられた。2人の登山家女性モデルの実像がどうだったのか、関心は尽きない。
2人の女性登山家を対比しながら物語は終盤へと進む。どちらかの方が亡くなってしまうのか!っていう描写がどんどん出てきてハラハラして読みました。 またこれは毎回の事なのですが、とても深刻な場面でちょくちょく面白い表現が出てきます。例えば、ザイルのダルマ、ザイルの化け物みたくなってなど。必死になって登っ...続きを読むてくる男性を女性が心の中で思っている表現なのですが、他にも色々あります。
新田次郎3部作の一つ。読み応えのある、感動的な小説でした。 今井道子、若山美子という実在の二人の女性登山家をモデルにしていると知り、一層引き込まれました。
話の作り方がうまいよな〜。電車に乗って読んで、降りる駅気づかんかったわい。時間を忘れるくらいに貪り読んでもーた。そっかー越沢バットレスはクライミングの練習場だったのか。登ってる人、初めて見たときは度肝ぬかれたを思い出した。
ヨーロッパの大岸壁に挑む女性クライマーの栄光と苦悩の物語、後編 個人的には熊のような男性との話が楽しかった
『孤高の人』『栄光の岩壁』より面白かった。好みだと思うけど。生まれる前に書かれた本と思えないほど、引き込まれた。 実話を元にしてるだけあって、人間関係もリアル。 物語として読んだけど、改めて考えると、この時代に女性がすごい。
女性二人の個性がきちんと描かれていて、 読後感がとても良い。 特に前半の、それぞれが若かったころは、 文体も展開も生き生きとしていて良い。 あえて言えば、後半、主人公も年を取ってきたあとが、 やや物足りないかな。 しょうがないか。
上巻とはまた違った角度からの山へのアプローチ。 こういう感じも面白い! この人の本は、物語を具体的に1〜10で書くのではなくて 1〜10の物語をあえてA,B,C,,,で書くようなイメージ。伝わりづらいんだけど(笑 何か一つの出来事が実際に起こって、それを具体的に文章で書いてるんだけど、読んでいる側は...続きを読む観念的な主張を受け取ったような感覚になる。 どこかちょっと非現実的だったり、あえて具体的に書かないところがあったりするからきっとそう感じるんだと思う。 結末を楽しみにする本というより、本がもつ印象をぼん、っと受け取るような本です。
実在する女性クライマー今井道子さんと若山美子さんをモデルにした山岳小説。これを読んだあと、追浜の鷹取山に行ってください。感動すること間違いなし!山好きならお勧め!
新田次郎の長編小説。 今井通子と若山美子をモデルとしたものだ。 世界有数の女性クライマーがどのように誕生していくのか、また実生活と登山とのバランス、実生活での活躍なども面白い。 今井通子は後にヒマラヤにも行くが本書では、グランドジョラス山頂で結婚式を挙げるところで終わっている。 山を目指す女性...続きを読むにお薦めの一冊です。
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銀嶺の人
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