あらすじ
偶然がもたらした伊村と蓉子との邂逅。乾徳山、鷹取山、丹沢……。二人は共通の趣味、登山を通して深く関わりあっていった。蓉子は夫から疑惑の目を向けられつつも伊村と冬の谷川岳に挑む。猛吹雪で七日間閉じ込められた彼らを待ち受ける残酷な現実とは? 精緻な心理描写が光る異色山岳小説。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
硬派な登山小説ではなく恋愛中心の展開に驚く。登場する人物関係を説明する前半のパートが少々間延びする。作者のあとがきによれば昭和36年頃の執筆で、昭和の時代事情を楽しむことはできる。登山し、遭難するところからは流石に作者らしいスリリングでリアルな展開で楽しく読んだ。恋愛の結末は心理描写が薄く、何となく納得性にかける。やはり遭難シーンを中心に据えての作品が好みです。
Posted by ブクログ
人妻と独身山男のお話
その他関係者が登山などで絡み
各人の思いが語られながら展開してゆく
雪山登山での天候悪化はやばめでした
まだ携帯電話もない、それどころか
家電話もまだといった時代のようでした