【感想・ネタバレ】霧の子孫たちのレビュー

新田次郎

レンゲツツジの鮮やかな赤、ニッコウキスゲの目映い黄色、残雪のように輝くスズランの白。貴重な高層湿原植物が群生する霧ヶ峰高原に、突如として降りかかった有料道路建設計画。反対に立ち上がった地元有志は官権との闘いに傷つきながらも、自らの生を見つめなおす機会を得る――。自然と人間の関係を根源から問い質した意欲長篇。

[ブクログ · ★★★☆☆]

読まなくても良かった。やっぱり、うそばっかっていう評判を前提にして読むべきではなかった。地元の人々は、そういう意見が多いんだって。私は、良く分からないんだけど、読んでいて、つまらなかったので、はぁ、まぁ、良いんじゃないかなって。むかしのお話。

[ブクログ · ★★★☆☆]

夏はニッコウキスゲが綺麗な霧ヶ峰。高原のためか大きな木がなく爽やかな景色が広がっています。そんな景色を車に乗りながらでも堪能できる有料道路が霧ヶ峰高原を縫うように走ってます。実はこの有料道路建設には霧ヶ峰の自然を守ろうとする地元住民と官との対立があった。環境問題がテーマです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

中学時代貪るように読んだ新田二郎の未読本。
時代小説や山岳小説のような迫力に欠けていたのが残念でした。