乾くるみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ●夫の余命
二度読みした。イニシエーション・ラブを彷彿とさせるような鮮やかなトリック。
後ろから読み直すと理解できた。
ご臨終のシーンで「ベッドを囲む四人の隙間から、貴士さんの顔がわずかに見えている」のところ、なんで近づいて見れないんだろう?って気になったけど、そういうことかー!!と納得。
●同級生
なんか切ない。
主人公は一見幸せそうなのに、ラストで幸せを願うということは幸せじゃないってことか(?)
●カフカ的
なぜか最初から主人公が男性だと気づいた。
セリフの口調に違和感があったし、バーのくだりとか、出会った男性に奥さんがいて「君がそういうことを気にするとは思ってなかった」というセリフ -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回も安定の細かさでした。
最終話の、File 12「つきまとう男」について、第一巻の内容踏まえて、ネタバレします。
容疑者2人に尾行に関して…
・p.297の井上の視点で ”黄色のパーカーを着た男が、青いドレスの女性と二人で外に出てきた"
・p.309・p.310の古谷の視点で "カレンともう一人のホステスが…" "…一緒にエレベーターで下まで降りた"
…ん?ホステスの数合わないじゃん、と気づき、読み返してしまった。こういうところがトリックになるのは、よくあることなので、今回は平凡なのかな~、と思っていたら、エピローグでニヤついてしまい -
匿名
購入済み最後から2行目が!
今更ながら本作を初めて読みました。
6割ほど読んだところでもしや……と思い、8割読んだときにはほぼ確信していました。
そして最後から2行目を読み、ほらやっぱり!となり、レビューに至っています。
色々と有名なので注意深く読んでいたのも幸いでしたが、気になるからといって、初めに最後から2行目を読んでしまったら、本作の面白さは失われることでしょう。
なので、これから購入を考えている人は、ちゃんと順番に読むことをおすすめします。
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Posted by ブクログ
正統から異端まで幅広く取り入れる自在な作風で常に意外性と逆転のどんでん返しを味わわせてくれる職人推理作家の乾くるみさんが数字の7にとことん拘って書いた七編の傑作ミステリ短編集。著者の作品はどれもハズレがなくミステリ・パズルを愛するファンには堪らない魅力で絶大なる信頼が置けるでしょう。唯例えば「木曜の女」はブラウン神父で有名なチェスタトン作「木曜の男」のパロディなのですがそういうマニアックさや、本書の各編や名作「イ二シエーション・ラブ」で感じる残酷さが読者を選ぶかもと懸念しますが但し全て最悪ではないですよ。
『ラッキーセブン』話の面白さは別にして全員が戦わずに餓死する道を選んで欲しかったとも思 -
Posted by ブクログ
短編のミステリと、ミステリの過去の名作を紹介する
「入門書」のコーナーが交互に出てくる不思議な本。
小説の方の(たぶん)主役の古書店店主が、
書評も担当している、という体で書かれている。
蒼林堂という「ミステリ専門の古書店」を舞台に、
週末になると集まる常連客と店主のやり取りを描く
「一幕物」が小説部分の基本。
その中で毎回のように「日常の謎」が取り上げられ、
店主のロッキングチェアディテクティブぶりが冴える、
というのが基本のパターンなのですが...
正直、この小説部分が、最初の内はなんだかなぁ...
という印象だった(^ ^; 謎が簡単だし、
謎解きもハンパな印象だし...
でも、