乾くるみのレビュー一覧

  • イニシエーション・ラブ
    鈴木1人だと思ってたのに。マユが可哀想だな、って思った気持ち返してほしい、よくわかんないけど、なんか自分自身が浮気された気分。
    でも一番びっくりなのが、レビューを見るとトリックに途中で気づいてる人もいて、中でも女性が多くて、浮気の人と本命のあだ名を一緒にするのはよくあるとか書いてあって、女の人って凄...続きを読む
  • イニシエーション・ラブ
    最後まで読んだときとても衝撃を受けました。
    これは読み返したくなる本だと思いました。
    最後は少しゾクッとしますがとてもおもしろ
    かったです。
  • Jの神話
    大好きな乾くるみ先生のデビュー作。
    基本的にデビュー作は作者がなんの制約もなしに好き放題書けるので尖ったものが多いですが…。
    …まさかここまでとは。
    尖った乾くるみはこんな鋭い切れ味を持ってるんですね。
    まるでジャックナイフのよう。
    …なんてね。
  • イニシエーション・ラブ
    こんな書き方の小説もあるのかと驚くしかなかった。同時に恋愛小説としても十分に面白く、まさに一石二鳥だった。
  • リピート
    やばーーーー!!!面白すぎた!!!!
    ある予言からリピート、リピートしてから、それからそれから…
    最初はその分厚さにビビったけれど、物語に入り込むには必要な長さだと(個人的には)思います。

    とにかく、後半の怒涛の展開は読む価値あります。
    明かされる真実と、まさかの結末…
    あっけなさすぎる………

    ...続きを読む
  • 彼女。
    ■織守きょうや「椿と悠」/扉絵 原百合子
    1話目でこの短編集買ってよかった、1000円の価値があると思えた爽やかな青春小説。普段あまり挿絵を見ることなく(先入観なく読みたいので)小説を読んでしまうタイプなのだけれど、これは黒髪ロング日本美人の椿ちゃんと(赤いリップが似合う)、イギリス帰国子女の悠ちゃ...続きを読む
  • イニシエーション・ラブ
    ほんタメで紹介されたので気になって。
    「騙される」ときたもんだから、絶対に騙されないぞ…と意気込んでいたが、まんまと騙された!
    思わず「えっ?」と声が出てしまった…
    情事の描写は割と生々しいけれど、それをも上回る面白さ。
    微かな違和感はそういうことだったのか…と解説を見ながら驚愕してるところです(笑...続きを読む
  • 物件探偵(新潮文庫nex)
    面白すぎます!!!
    物語がさくさく進んで展開が早いから、
    それほど本腰入れず読めるのもおすすめポイント。
    個人的に、物件の間取りとか見るの好きだから、その点も楽しめた。笑
  • セカンド・ラブ
    個人的点数 90点
    結末についてはなんとなく予想できる範囲ではあったが、どんでん返しもあり驚きもあった。
    それ以上に文章の表現が自分好みで、イニシエーションラブ同様とてもグッとくる箇所が多かった。
    総合的にはイニシエーションラブの方が上だけど同じくらい読んでよかったと思える作品だった。
  • 神様の罠
    2020年の7月〜に書かれた短編で、各作家さんがコロナ禍と戦った記録なんだな、作家さんの闘い方なんだなと思いました。
    どの短編も後味が悪すぎることはなく、内容はみちっと詰まっていて面白かったです。
  • 平成ストライク
    複数の作家陣によるアンソロジーですが、白井智之作品のために購入
    したがって評価と感想も単品のもの

    【ラビットボールの切断 こども版】白井智之
    玉奈市
    合田まな
    ロイヤルすけべビル
    玉奈愛(たまなあい
    たまなし祭り
    玉無し探偵

    パワーワードのオンパレードでファンには⭐️5確定演出
    読み返せば1ペー...続きを読む
  • セカンド・ラブ
    イニシエーション・ラブの後に読んでほしい作品。
    基本的にはイニシエーション・ラブと似たような感じがありつつも展開に捻りがあってまた違う面白さを醸し出しています。
    スッキリ爽快な終わり方ではないですがこのモヤモヤする感じこそ乾くるみ先生の良さですね。
    読み終わった後また最初から読み返したくなること間違...続きを読む
  • リピート
    YouTubeから知ってすぐに買い、読了しました。最後の最後になるまで一連の事象に関連性はただ一つのみ。証拠が少なすぎるため読みながら犯人を予想することは全くできませんでした。そんな状況の中、最後にはスカッと納得できるような回答が待っています。新しいタイムリープものでした。記憶を消して読みたい作品の...続きを読む
  • リピート
    おもしろかったー。出来すぎてるくらいに良く出来たストーリー。『時間旅行』というテーマが良かった。たった10ヶ月前にしか遡行できないけど、その裏に隠された事実は驚きでした。夢のある話でワクワクさせてくれた。
    一方で、謎があり残虐で切ない部分もあり、簡単に『リピート』は楽しいものとは言えないのだが…。こ...続きを読む
  • ハートフル・ラブ
    ●夫の余命
    二度読みした。イニシエーション・ラブを彷彿とさせるような鮮やかなトリック。
    後ろから読み直すと理解できた。
    ご臨終のシーンで「ベッドを囲む四人の隙間から、貴士さんの顔がわずかに見えている」のところ、なんで近づいて見れないんだろう?って気になったけど、そういうことかー!!と納得。

    ●同級...続きを読む
  • セカンド・ラブ
    イニシエーション・ラブほどではないが、しっかりと伏線回収を最後でしてくれる内容で面白かった。
    途中まで彼女の背景が分からないまま進んでいくところが考察のスキがあって個人的に好きである。解釈は多数存在する終わり方も良かった。
  • ハートフル・ラブ
    お気に入りは「数学科の女」

    強かな女性の処世術に引いてはいましたが、それを受け入れて尚も興味を失わない箕浦のメンタルの強さが脱帽でした。何だかんだ言って、結婚しそうな感じですよね。
  • 神様の罠
    豪華すぎるアンソロジー。第一線で活躍するミステリ作家たちの豪華共演。
    どの作品も50ページ前後なのに、その50ページがとにかく濃厚。前のめりになって読み続けてしまった。
    コロナ禍の世相を描いた作品が何作かあり、「コロナ始まりの時ってこんな感じだったよね」というのを思い出させる一作でもあった。
  • 神様の罠
    まだ一話目の夫の余命しか読んでないけど、最後の最後でやられました!
    1回目読んですぐ2回目読み直さざるを得ないくらいの衝撃。思い浮かぶ情景が違ってくるので同じ話で2度楽しめます!
  • カラット探偵事務所の事件簿 2
    今回も安定の細かさでした。

    最終話の、File 12「つきまとう男」について、第一巻の内容踏まえて、ネタバレします。

    容疑者2人に尾行に関して…
    ・p.297の井上の視点で ”黄色のパーカーを着た男が、青いドレスの女性と二人で外に出てきた"
    ・p.309・p.310の古谷の視点で "カレンともう...続きを読む