【感想・ネタバレ】セカンド・ラブのレビュー

あらすじ

1983年元旦、僕は、会社の先輩から誘われたスキー旅行で、春香と出会った。やがて付き合い始めた僕たちはとても幸せだった。そこに春香とそっくりな女、美奈子が現れるまでは……。清楚な春香と大胆な美奈子、対照的な二人の間で揺れる、僕の心。ラストで読者を驚愕の淵へと叩き込む、恋愛ミステリー。ベストセラー『イニシエーション・ラブ』に続く、二度読み必至の傑作!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

イニシエーション・ラブの最後をもう一度味わいたく購入。
そして、構えていたのにひっくり返された。
溢れ出る「どこから?」という疑問を必死に抑えながら、最初からつい読み直してしまう。伏線に命を懸けてるような作品。

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2025年06月18日

Posted by ブクログ

前作もそうだが、読み終えたあとの『?』を解消したくてネットの解説なんか見なければ、さらに沼に嵌まることはなかった。もう一度読み直しという答え合わせをして、胸糞の悪さを覚える。この一連が、ちゃんと全てエンタメか。

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2025年04月26日

Posted by ブクログ

個人的点数 90点
結末についてはなんとなく予想できる範囲ではあったが、どんでん返しもあり驚きもあった。
それ以上に文章の表現が自分好みで、イニシエーションラブ同様とてもグッとくる箇所が多かった。
総合的にはイニシエーションラブの方が上だけど同じくらい読んでよかったと思える作品だった。

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2024年01月27日

Posted by ブクログ

イニシエーション・ラブの後に読んでほしい作品。
基本的にはイニシエーション・ラブと似たような感じがありつつも展開に捻りがあってまた違う面白さを醸し出しています。
スッキリ爽快な終わり方ではないですがこのモヤモヤする感じこそ乾くるみ先生の良さですね。
読み終わった後また最初から読み返したくなること間違いなしです。
面倒でも冒頭のシーンだけは読み返した方がいいですね。
記憶が薄れてきた頃にまた読みたいです。

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2023年11月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これまで乾作品をいくつか読んだが、彼は良い意味で読者が感情移入し難い登場人物を描くのが巧いと思う。
今作品の主人公・里谷正明も純粋なんだか腹黒いんだか思考が行ったり来たりしているし、春香と美奈子は皆さんご存知の通りだし、先輩・紀藤もしたたかだし…
だからこそ最後の結末に驚きつつも伏線回収(ぼんやりしている伏線もあったが…)もあり何だか腑に落ちてしまい、全体的には楽しめた内容であった。因みに私は最初は真相を予想していたが、途中で正明同様騙されてしまった読者です。
あるネタバレブログで考察していた、春香と美奈子の入れ替わりは目から鱗だった。そのブログを読むと自分の読み込みが甘かったことがよく分かった。

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2025年12月01日

Posted by ブクログ

今作も乾ワールドにはまり、驚きの終わりを迎えました。
春香と美奈子の謎は何となく想像できていたものの男性側の展開には意外性があり、やはり私も序章に戻って読み直し、なるほどと思い直しました。
そして読後は、いろんな感想や思いが巡ってきました。
また読み直してみたい作品!

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

【君はその最大な嘘を、これからもずっと隠し続ける覚悟が本当にできているか?】
ラスト2行。この意味がすぐには理解できず、それまでの予想を上回る展開に少しばかり茫然していたが、「あっ」とそれが意味することに気付いた瞬間、急いで序章を読み直した。やられた……!春香と美奈子に関してはある程度予想がついていたが、それ以上の衝撃が待っていたのだ。思い起こせば違和感と仕掛けがあちらこちらに散りばめられていた。本作は謎が全て解明されないまま終わるので消化不良も感じるが、そのおかげで様々な考察や解釈もできるので面白い。

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2025年11月24日

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最後のページを読み終わって、暫く考えてからなるほど、となるが、ん?となって最初のページに戻る。で、納得。最後の最後に驚かせるのが上手いですね。

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2025年10月03日

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若干気持ち悪く思ったけど話の構成は見事だと思った。イニシエーションラブの方が話全体が好きだけど、より驚いたのはこっちかなー

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2025年09月13日

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 読み終わった後、底知れぬ胸糞感に襲われました(良い意味で)。双子の姉妹という設定で展開されていくバッドエンドぶりに大きな溜息が出ちゃいました。

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2025年07月31日

Posted by ブクログ

前作を読んで今度は騙されないと思いましたが、
見事に騙されてしまいました。
後味が悪いですが、その余韻に浸ってしまう自分がいます。

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2025年04月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2025/02/28

ミステリ初心者には難しかった。
考察読んだりするのも楽しかったけど。
全員くずだったことが救い。
誰にも感情移入せずに済んだ。

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2025年03月01日

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やはり一度読んだだけでは、頭の中が「???」状態に…。
解説を読んで、ようやく「なるほど!」と納得しました。

読み進めるうちに、「もしかして春香とミチは同一人物なのでは?」と匂わせるシーンがあり、さまざまな可能性を考えながら読んでいましたが、見事に騙されました。

もともと『イニシエーション・ラブ』が好きで、「久しぶりに読みたいな」と思い本屋へ行ったところ、『セカンド・ラブ』を発見。
今さらながら、乾くるみさんにハマりそうです。

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2025年02月04日

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ずっと積読だったセカンドラブ。すらすらと
読んでしまいました。
乾さんらしい、文体で読みやすいのですが、
こちらとしても、騙されんぞの気合いで本に向き合っておりますゆえ、激しい戦いとなりました。

結果、乾さんの圧勝でした。序章から始まっていたミスリードにあっさり騙され、その後は内容を追うのに必死でした。
春香と美奈子の双子が過去に入れ替わっていたとか、深読みできるけど、頭がワニワニパニックです。
主人公の正明は最後に幽霊になってでてくるのですが、さすがに春香と友人紀藤も、罪悪感少しはあるだろ!しかも春香は幽霊が見えちゃう体質ときたら、流石に悪口言えないと思いますよ、乾さん。

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2025年02月03日

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『イニシエーション・ラブ』が衝撃的だったので警戒しながら読むも、結末には又してもゾッとした。不明瞭な点もありストーリーとしての納得感は欠けるけれど、流されるまま読み切る分には面白い。インターネットが普及していない頃の恋愛は大変だっただろうなー。

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2024年11月14日

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評価低いのびっくりするくらい個人的には最後が驚きすぎて震えた、イニシエーションラブより面白いと感じた

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2024年11月12日

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「イニシエーション・ラブ」の衝撃、ふたたび。
究極の恋愛ミステリー第二弾。

先が気になりすぎて、一気に読みました。
前作同様、どういうこと???ってなったので
解説を見てから序章と終章を2回読み返しました。

正明さんが可哀想すぎる…

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2024年08月29日

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 『イニシエーション・ラブ』の衝撃には劣るが、本書もなかなか楽しめた。やっぱり自分の知らないバブル期の雰囲気好き。当時の恋愛・結婚観も新鮮。26歳にして初めての美人の恋人を手に入れた正明を騙すのは簡単だったろう。倉持の行動は正明に禁欲の難しさを痛感させること以外に何の意味があったのか。この結末は個人的にはさほど嫌いではないが、正明が不憫すぎていたたまれない。主要登場人物の性根が悪すぎるが、彼女がずっと付き纏われることを思うと溜飲が下がる。

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2024年03月10日

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ネタバレ

セカンドラブはミナと?
同じ人物でも人格の違う人になれるのか。夜のお店で働くことを隠したかったのか。隠したとして、ミナはなんで指輪の号数をあえて大きくしたのか。
スキーに行った女の子にまで、最後になぜ嘘をついていたことをバラしたのか。
結婚式にスキーの2人がいないのはなぜ。
いろいろまだ謎のままです

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2024年02月04日

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最後、よくわからなくてレビューを見たら、そういうことだったのか!と思い、もう一回最初を読み返した!
結構びっくりする展開だったが、女が性格悪すぎた

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2024年01月22日

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イニシエーションラブといい、ろくな女出てこん。えげつないトラウマ。オチを非現実的なものにするのはどうなんって思ったけどそれが意外と男側の執念深さを記していてよかった!前作より好きと思ったけど少数派だった

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2023年12月24日

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ネタバレ

はーー、おもろ
春香がただただ謎すぎた、どういう人生??やっぱ文系で院まで行く人って頭おかしいんかな
導入読んであー、今はもう直接言えないってそういうことかー、てなった

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2023年10月19日

Posted by ブクログ

恋愛ミステリ第二弾。
前作、イニシエーション・ラブが青春時代のほろ苦い恋愛物語を下地にしているとしたら、今作は二人の魅力的な女性の間で揺れる男性の心を下地にしている。
個人的には前作のほうが好み。とはいえ、今作もミステリとしてよく出来ているため、ミステリ好きにとっては面白い作品となっている。
ただ、主人公に関しては、あまり好みじゃなかった。なんか、読んでいてイライラしてしまった。
こういう自分を正当化しようとするような主人公だからこそ成り立つストーリーだとは分かっているが、どうも受け入れられなかった。
ミステリだからこそ楽しく読めたが、もしこれが恋愛小説だったら、早々に投げていたかもしれない。

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2023年04月20日

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分かりやすい「謎」が目の前にずっとあったから、イニシエーションラブとの混乱とは違ったのですが、これは再読したくなるーー!!!1
途中出てくるいきなりのオカルトは(゚、。)?だったのですが、再読したいいいい!!!1

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2024年08月11日

購入済み

読み終えて‼

なかなか楽しませて貰いました。
イニシエーションラブとはまた違ったサプライズがありました。
イニシエーションほどでは無いですが…

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2013年08月17日

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最後まで読んで、最初に戻って理解できた。
これが叙述トリックってやつか。
最初のページを初見読んだ時違和感がなかったのに、最後まで読んでから読み返すと、また違うというか。
どういうつもりで彼女はそういうことをしていたのか、理解できなかった…。
彼女側の心理的描写があっても面白かったのかもなぁと思った
読者で想像する楽しみ的なやつなんだろうか。

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2025年10月30日

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ネタバレ

イニシエーションラブの強烈さがあっての続編なだけに、期待しすぎた。なぜクラブで働いたのか?二人の人格をうまく演じられたのか?など納得できない部分が多い。最後は主人公が自殺して霊になって女の前に現れたような示唆であったが、そう簡単に人は死なない(この小説では自殺者が3人もいた)

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2025年07月06日

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「イニシエーション・ラブ」にまんまと騙されたので「今度こそ騙されんぞ」と意気込んで読んだ。

ラスト1ページ。待て待て待て待て。
すぐにページを戻り、他の方の感想や解説を漁り、もう1度最初から読み直す。
自分のあまりの騙されやすさに笑った。
私には名探偵は向いていないようだ。

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2025年03月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前に読んだことがあるのに途中まで気づかず、しかもラストは全く覚えていなかったので再読。

胸糞ーーーー!!!

クソ女とクソ男!!!!

幽霊になった正明切ない、、、そしてまたプロローグに戻ると更に切ない。

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2025年01月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

内容が高度なのと、読むのに時間をかけすぎてしまった。
冒頭の結婚式のシーンは正明と春香のものだと思い込んでいた。そこからすでにミスリードが始まっていたのだ。それがわかるのは本当に最後!
春香の双子の姉妹である美奈子が登場してから物語は展開した。(まぁ春香の1人二役だったわけだが)
ラストは何を言っているかわからなかったがネットの考察を読んだら正明が幽霊になっているということがわかった。春香が霊感があるというのもこの伏線か?

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2024年11月16日

Posted by ブクログ

物語自体はイニシエーションラブと並べても遜色ないくらい面白い。どんでん返し具合は前作の方だが、後々思い出して苦しくなるのはこっちの方。トラウマ作品。読み終わって1週間たっても忘れられない。星1にも5にもできるという意味で3にしました。

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2023年08月26日

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