あらすじ
1983年元旦、僕は、会社の先輩から誘われたスキー旅行で、春香と出会った。やがて付き合い始めた僕たちはとても幸せだった。そこに春香とそっくりな女、美奈子が現れるまでは……。清楚な春香と大胆な美奈子、対照的な二人の間で揺れる、僕の心。ラストで読者を驚愕の淵へと叩き込む、恋愛ミステリー。ベストセラー『イニシエーション・ラブ』に続く、二度読み必至の傑作!
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Posted by ブクログ
これまで乾作品をいくつか読んだが、彼は良い意味で読者が感情移入し難い登場人物を描くのが巧いと思う。
今作品の主人公・里谷正明も純粋なんだか腹黒いんだか思考が行ったり来たりしているし、春香と美奈子は皆さんご存知の通りだし、先輩・紀藤もしたたかだし…
だからこそ最後の結末に驚きつつも伏線回収(ぼんやりしている伏線もあったが…)もあり何だか腑に落ちてしまい、全体的には楽しめた内容であった。因みに私は最初は真相を予想していたが、途中で正明同様騙されてしまった読者です。
あるネタバレブログで考察していた、春香と美奈子の入れ替わりは目から鱗だった。そのブログを読むと自分の読み込みが甘かったことがよく分かった。
Posted by ブクログ
2025/02/28
ミステリ初心者には難しかった。
考察読んだりするのも楽しかったけど。
全員くずだったことが救い。
誰にも感情移入せずに済んだ。
Posted by ブクログ
セカンドラブはミナと?
同じ人物でも人格の違う人になれるのか。夜のお店で働くことを隠したかったのか。隠したとして、ミナはなんで指輪の号数をあえて大きくしたのか。
スキーに行った女の子にまで、最後になぜ嘘をついていたことをバラしたのか。
結婚式にスキーの2人がいないのはなぜ。
いろいろまだ謎のままです。
Posted by ブクログ
はーー、おもろ
春香がただただ謎すぎた、どういう人生??やっぱ文系で院まで行く人って頭おかしいんかな
導入読んであー、今はもう直接言えないってそういうことかー、てなった
Posted by ブクログ
イニシエーションラブの強烈さがあっての続編なだけに、期待しすぎた。なぜクラブで働いたのか?二人の人格をうまく演じられたのか?など納得できない部分が多い。最後は主人公が自殺して霊になって女の前に現れたような示唆であったが、そう簡単に人は死なない(この小説では自殺者が3人もいた)
Posted by ブクログ
前に読んだことがあるのに途中まで気づかず、しかもラストは全く覚えていなかったので再読。
胸糞ーーーー!!!
クソ女とクソ男!!!!
幽霊になった正明切ない、、、そしてまたプロローグに戻ると更に切ない。