乾くるみのレビュー一覧

  • リピート

    Posted by ブクログ

    他の方も仰る通り、前半が長い。タイムリープものなのに実際にタイムリープするまでに約180ページ。ちょっとタイムリープ「するする詐欺」なのでは?と疑ってしまった。笑 タイムリープ後も事が起こるまでに時間がかかること。

    でも、麻雀を使った「過去と全く同じ動きをする難しさ」の説明が個人的にには序盤のいいフリになってたと思う。
    純粋に主人公がタイムリープを楽しんでいたところから後半は怒涛の展開。そこはイニシエーション・ラブの作者だけある展開で面白かった。
    ちゃんとミステリーだったし、ミステリーとしての色々な要素を掛け合わせたような内容でよかった。

    0
    2026年03月05日
  • リピート

    Posted by ブクログ

    人生をやり直せるとしたら
    というのは誰しもが考えたことのあるテーマではなかろうか。そして大概、いつからやり直すのかという起点に思いを馳せる。学生時代に戻ったらもうちょっとちゃんと勉強するのにな、なんて思いが過るのは自分だけではあるまい。ただ学生時代から遠く離れた今、チャンスが与えられたとて掴みに行くかと問われれば難しい。決意すれば今持っているもののほとんどを捨てると同義だからだ。起点が遠ければ遠い程迷いは生じるだろう。
    本作では起点は決まっている。10カ月前。それだけならば今持っているものを失うリスクは低いが、行動次第では自分の人生を大きく変えることは出来る。しかし変えるということはカオス理論

    0
    2026年02月21日
  • リピート

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ボリュームは多い(文庫本で500ページくらい)が飽きる事なくスラスラ読めた。
    主人公の毛利けいすけが元彼を殺してしまった展会は急すぎて追いつかなかった。
    過去に戻れることがここまで人を狂わすのかと思うと怖くなった。
    非現実的だけど、実際にあったらの視点で考えると同じようなことは起こるんだろうなと納得のできるストーリー構成だった。

    0
    2026年02月19日
  • リピート

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    序盤から終盤まで高い緊張感と期待感を維持したまま読ませる、完成度の高いSF作品。

    風間の動機設定とリピーター連続死の謎、さらに毛利の選択に伴う倫理的な揺らぎによって飽きることなくスラスラ読みきれた。

    一方で、終盤は展開がゴチャついていたり、帯に掲げられた「そして誰もいなくなった」という帯のコメントが全てのネタバレとなっていて惜しかった。

    0
    2026年02月14日
  • セカンド・ラブ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読んだ後の、「はぁ?これだけ?」って物足りなさを感じでいた自分が情けなくなった。
    ネタバレサイトを見て、ようやく理解。
    え?そういうことだったの!?
    正明の最期は悲しい終わり方。
    そして、各タイトルの小ネタにもびっくり。
    これって読者の中で全て理解されてる方、少ないのでは。。。?
    そっか、七回目のベルなんやな。。。

    0
    2026年01月25日
  • 蒼林堂古書店へようこそ

    Posted by ブクログ

    殺人もなければ、凝ったアリバイ工作もない。
    ただ、日常に潜めて、ちょっと疑問に思う事柄を謎解いていく、ほんわか系のミステリーです。
    短編集なので読みやすいし、物語の中でオススメのミステリー本を紹介したりしていて、期待以上に面白かったです。

    0
    2026年01月13日
  • 平成ストライク

    Posted by ブクログ

    平成の時代に起きた出来事をテーマとしたアンソロジー小説。

    巻末に平成30年史が載っていて、それを見ると、短いようで本当に色々なことがあったんだな。と感慨深くなる。

    収録作品としては、どれも面白かったけど、千澤のりこさんの『半分オトナ』が特に良かった。キーワードは二分の一成人式、児童虐待。
    貫井徳郎さんの『他人の不幸は蜜の味』も印象的。
    女子高生コンクリート詰め殺人事件、スマイリーキクチさんへの誹謗中傷。
    どちらも自分の中で強烈な印象を受けた事件なので、胸が痛かった。
    他人を誹謗中傷してしまう人は、間違いなくSNS辞めたほうが良い。

    白井智之さんの作品は今回初めて読んだけれど、白井さん作品

    0
    2025年12月21日
  • リピート

    Posted by ブクログ

    序盤の突如示されたタイムリープ能力を前に主人公たちが信じるか否かを延々と論じ合う場面はテンポ感を度外視した冗長さすら感じたけれど、結果その執拗な懐疑と検証こそが現実離れした設定に血を通わせていて、気付けば読み手の私も「リピート」の世界へと溶けんでいた。思ったよりミステリ要素が強くて面白い。

    0
    2025年12月09日
  • セカンド・ラブ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これまで乾作品をいくつか読んだが、彼は良い意味で読者が感情移入し難い登場人物を描くのが巧いと思う。
    今作品の主人公・里谷正明も純粋なんだか腹黒いんだか思考が行ったり来たりしているし、春香と美奈子は皆さんご存知の通りだし、先輩・紀藤もしたたかだし…
    だからこそ最後の結末に驚きつつも伏線回収(ぼんやりしている伏線もあったが…)もあり何だか腑に落ちてしまい、全体的には楽しめた内容であった。因みに私は最初は真相を予想していたが、途中で正明同様騙されてしまった読者です。
    あるネタバレブログで考察していた、春香と美奈子の入れ替わりは目から鱗だった。そのブログを読むと自分の読み込みが甘かったことがよく分かっ

    0
    2025年12月01日
  • セカンド・ラブ

    Posted by ブクログ

    今作も乾ワールドにはまり、驚きの終わりを迎えました。
    春香と美奈子の謎は何となく想像できていたものの男性側の展開には意外性があり、やはり私も序章に戻って読み直し、なるほどと思い直しました。
    そして読後は、いろんな感想や思いが巡ってきました。
    また読み直してみたい作品!

    0
    2025年11月30日
  • セカンド・ラブ

    Posted by ブクログ

    【君はその最大な嘘を、これからもずっと隠し続ける覚悟が本当にできているか?】
    ラスト2行。この意味がすぐには理解できず、それまでの予想を上回る展開に少しばかり茫然していたが、「あっ」とそれが意味することに気付いた瞬間、急いで序章を読み直した。やられた……!春香と美奈子に関してはある程度予想がついていたが、それ以上の衝撃が待っていたのだ。思い起こせば違和感と仕掛けがあちらこちらに散りばめられていた。本作は謎が全て解明されないまま終わるので消化不良も感じるが、そのおかげで様々な考察や解釈もできるので面白い。

    0
    2025年11月24日
  • リピート

    Posted by ブクログ

    面白い。
    乾くるみさんは『イニシエーション・ラブ』で驚きと衝撃を受け、こちらも手にとってみました。

    『リピート』
    ある時点限定で、記憶を残したまま過去に戻ることができる。
    リセットボタンを手に入れた主人公「毛利」は、何をやり直すのだろうか。

    文体が読みやすく、登場人物達は全員が嘘や駆け引きで相手を利用するような人間ばかり。
    そんな中、大学生の主人公「毛利」はだらしがない男である。器用に立ち回るがその場の気分で行動が変わってしまう。

    読みながら、そんな毛利のダメさ加減と自分が重なるたびに、ちょっとした自己嫌悪の風が吹いてきます。
    もし自分がリピートの権利を得たら…。きっと自分も気弱になって

    0
    2025年11月19日
  • 彼女。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    百合である値打ちもない
    ゲーマーの2人
    美人と普通
    みんなにお似合いと言われたくて整形
    それでみんなにお似合いと見てもてくれて嬉しい。けど悔しい。ママユはずっと可愛かったのに。なんで分からないの?ってずっとイライラしてた
    だから整形してくれてありがとうなんて言ってごめん

    0
    2025年11月01日
  • カラット探偵事務所の事件簿 3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトルのとおり、シリーズ3作目。前作を読んでから15年ほど経っていたため内容はほとんど覚えていなかったが、ネタバレだけは印象に残っていて、「あれ、続きを書く余地があったっけ?」という気持ちで読み始めた。しかし、特に問題はなかった。
    今作の時系列は、おそらく1と2の間の出来事だろう。内容は小さな謎を解き明かす短編集で、読者が推理する余地はあまりなく、探偵の思考をなぞって楽しむタイプの小説だと思う。もっとも、真面目に推理しながら読んだわけではないので断言はできないが。
    まあ、今回も面白かったということで。

    0
    2025年10月08日
  • イニシエーション・ラブ

    Posted by ブクログ

    2回読んだ。前から順番に読むのが苦行だった。自分はミステリー小説に殺人事件を求めているのだなと勝手に再認識した。
    個人的にはラスト数行と言わず、side2の初めからもっと分かりやすく、「あれ、なんかおかしいな」って部分を出して欲しかった。そのせいで話題になっているラスト2行の衝撃があまり感じられなかった気がする。もったいないことをした感がすごい。

    0
    2026年06月04日
  • セブン

    Posted by ブクログ

    バラエティ豊かな7篇収録の短編集。
    女子高生たちのトランプ7枚を使った心理デスゲーム「ラッキーセブン」
    7分、7分割のタイムリープ「TLP49」
    捕虜となった兵士達の命をかけた数字選びゲーム「ユニーク・ゲーム」
    アイディアが短いページにギュッ詰め込まれていて面白かった!良短編集!

    0
    2025年10月04日
  • セカンド・ラブ

    Posted by ブクログ

    最後のページを読み終わって、暫く考えてからなるほど、となるが、ん?となって最初のページに戻る。で、納得。最後の最後に驚かせるのが上手いですね。

    0
    2025年10月03日
  • カラット探偵事務所の事件簿 2

    Posted by ブクログ

    短編小説7編の「カラット探偵事務所の事件簿2」。「事件簿1」は5編だったのでFile1からFile12と続いている。主役は探偵の古谷謙三と助手の井上。
    この探偵事務所を開業して5か月で依頼者は12件のみだが、それも「浮気、身元調査」などは受けず「謎解き専門」の探偵事務所だから仕方ない。
    Fileは時系列で進んで行く。仲々、謎解きが面白い。 事件簿3も読みます。

    0
    2025年09月27日
  • リピート

    Posted by ブクログ

    ★★★3.5
    簡単にいうとタイムトラベルもの。記憶を持ったまま過去に行けるというSFミステリー。
    さくさく読めて面白い。
    もしあなたが過去に行けるとしたら、何をしますか?

    0
    2025年09月22日
  • リピート

    Posted by ブクログ

    そういうことかと驚きました。面白かったです!
    ただ種明かしで驚いてからは少し尻すぼみだったので星ひとつマイナスしました。

    0
    2025年09月14日