乾くるみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ警戒感ありきで読んでたからというのか、「その呼び名の決め方は絶対怪しい!」というのか、100%で騙されは全くしなかったんだけど、読んでる最中の自分を俯瞰してみると、A面途中まで女性作家だと思ってたし、「こりゃ絶対この娘は曲者だ」、「どこで来るか、どこで来るか」と思って読んでたしで、どこでどうなるの?ってじれったい感じでした。
そして最終盤で「はい?おかしくない?記憶と違いますが?」となり、最後のミヤコのセリフで決定的に「!」となって、でも今ひとつ腑に落ちきらなくて、反芻して考えて、最終的に「『どこからどこから?もう来るかもう来るか??』じゃなく、この人とあの人の同時進行でしたか!」となりまし -
Posted by ブクログ
ミステリーのアンソロジー。色んな作家をお試しで読めるな、と思って古本屋で買った。たまに思い出したように行く小さな店。今回は、店主のマダムがしばらく留守にしていて、代わりにお客さんが「ちょっとそこまで出かけてらっしゃいます」と店番代わり。どうしよう買おうかなぁ、今日はやめようかなぁと思いながら、いつもは店主の背中側にあってなかなか手が出せない棚をじっくり見たりしていると、掘り出し物を見つけたり。やっぱ待つことに。おかげで買い過ぎず、少な過ぎず、良い本を買えた。
さて、いきなり1話目からどんでん返し。これはやられた。短いこともあり、読み終わってすぐにまた冒頭から読み直した。乾くるみ『夫の余命』。 -
Posted by ブクログ
FPSで知り合ってタッグを組んだママユとノエの話(『百合である価値もない』)が1番好みだった。
百合って、何故か「美女×美女 が当たり前」みたいな風潮があると思う。それでも一般人だったら、別に美女×ブサイクやブサイク×ブサイクでも全く問題ない。ところが有名になってしまうと、叩かれることになる。美しいものを見たいという人の気持ちって、他人の悪口を言ってまでの強いものなのだろうか。
「私の整形についてどう思う?」とママユから聞かれたノエの返答が最高過ぎる。人の恋愛に顔面偏差値まで持ち出してとやかく言ってくる世間を本当はぶっ潰したいが、結局は世間に迎合してしまっているわけでしょ?でも、そこまでして一 -
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Posted by ブクログ
ネタバレタイムスリップ系としては珍しく、招待型かつ意識だけが過去に戻るというお話。
開始数ページですっかり話に引き込まれてしまった。
すぐにタイムスリップするのではなく、タイムスリップを信じるのか?参加するのか?という葛藤が参加者たちにあったところが現実味あってなかなか面白かった。
タイムスリップが生じることによる世界線の分岐とか矛盾とかかなり細かく議論されていて興味深かった。こういうの考えるの好きなので楽しかったです。
どんどん雲行き怪しくなっていくのが気味悪くどんどん読み進めてしまった。
どんでん返しもあり、よく出来たストーリー!ミステリとしてもすごく楽しめました。救いが無いなあ
(オーディブル