乾くるみのレビュー一覧

  • リピート

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    序盤の突如示されたタイムリープ能力を前に主人公たちが信じるか否かを延々と論じ合う場面はテンポ感を度外視した冗長さすら感じたけれど、結果その執拗な懐疑と検証こそが現実離れした設定に血を通わせていて、気付けば読み手の私も「リピート」の世界へと溶けんでいた。思ったよりミステリ要素が強くて面白い。

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    2025年12月09日
  • セカンド・ラブ

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    ネタバレ

    これまで乾作品をいくつか読んだが、彼は良い意味で読者が感情移入し難い登場人物を描くのが巧いと思う。
    今作品の主人公・里谷正明も純粋なんだか腹黒いんだか思考が行ったり来たりしているし、春香と美奈子は皆さんご存知の通りだし、先輩・紀藤もしたたかだし…
    だからこそ最後の結末に驚きつつも伏線回収(ぼんやりしている伏線もあったが…)もあり何だか腑に落ちてしまい、全体的には楽しめた内容であった。因みに私は最初は真相を予想していたが、途中で正明同様騙されてしまった読者です。
    あるネタバレブログで考察していた、春香と美奈子の入れ替わりは目から鱗だった。そのブログを読むと自分の読み込みが甘かったことがよく分かっ

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    2025年12月01日
  • セカンド・ラブ

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    今作も乾ワールドにはまり、驚きの終わりを迎えました。
    春香と美奈子の謎は何となく想像できていたものの男性側の展開には意外性があり、やはり私も序章に戻って読み直し、なるほどと思い直しました。
    そして読後は、いろんな感想や思いが巡ってきました。
    また読み直してみたい作品!

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    2025年11月30日
  • イニシエーション・ラブ

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    ネタバレ

    マユが夕樹にむりやりなあだ名をつけたなと思って最初はもしかしてとマユを疑ってた。でもサイドBになってからたっくんのクズ男ぶりが気になり、マユが怪しいってことを忘れていた。最後の二行を読んでもどういうことなのか分からず、結局ネットの解説を見てようやく理解できた。わたしはミステリーを読むことが少ないが、これを機にこのジャンルも読んでみたいと思った。

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    2025年11月29日
  • イニシエーション・ラブ

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    最後の最後でどんでん返し、なのだが私の読解力の無さのせいかなんとなく納得がいかない。
    仕掛けは面白いのだが、最後はもうちょっと他の解釈ができない表現にしてほしかった。
    それがなければ星五でした。
    実写版のラストのほうがインパクトが有って私は好きです。

    著者の名前と性描写から女性が書いたものかと思っていたら男性で、これが私にとって一番の驚きでした。

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    2025年11月29日
  • イニシエーション・ラブ

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    一度読み終えて「えっ」と驚き、すぐに二度目に突入しました。
    二度目はメモを取りながら読み返し、作中の出来事を検証しながら読み返すと、登場人物の印象がまるで逆に見えてくるのが面白い。
    「イニシエーション=通過儀礼」という言葉から、経験を通じて人は成長していくのかと思いながら読んでいました。
    こういう経験も必要なのかな、と感じさせられる部分がありました。
    知らないことは存在しないこと、というテーマが静かに問いかけてくるようで余韻が深い。

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    2025年11月26日
  • セカンド・ラブ

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    【君はその最大な嘘を、これからもずっと隠し続ける覚悟が本当にできているか?】
    ラスト2行。この意味がすぐには理解できず、それまでの予想を上回る展開に少しばかり茫然していたが、「あっ」とそれが意味することに気付いた瞬間、急いで序章を読み直した。やられた……!春香と美奈子に関してはある程度予想がついていたが、それ以上の衝撃が待っていたのだ。思い起こせば違和感と仕掛けがあちらこちらに散りばめられていた。本作は謎が全て解明されないまま終わるので消化不良も感じるが、そのおかげで様々な考察や解釈もできるので面白い。

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    2025年11月24日
  • リピート

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    面白い。
    乾くるみさんは『イニシエーション・ラブ』で驚きと衝撃を受け、こちらも手にとってみました。

    『リピート』
    ある時点限定で、記憶を残したまま過去に戻ることができる。
    リセットボタンを手に入れた主人公「毛利」は、何をやり直すのだろうか。

    文体が読みやすく、登場人物達は全員が嘘や駆け引きで相手を利用するような人間ばかり。
    そんな中、大学生の主人公「毛利」はだらしがない男である。器用に立ち回るがその場の気分で行動が変わってしまう。

    読みながら、そんな毛利のダメさ加減と自分が重なるたびに、ちょっとした自己嫌悪の風が吹いてきます。
    もし自分がリピートの権利を得たら…。きっと自分も気弱になって

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    2025年11月19日
  • イニシエーション・ラブ

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    途中、そっち系の描写が多く、ヤケに長く尺をとるんだなーと思った。とは言え、最後に全てがわかったときは、「やられた~」と思った。正直まったく予想がつかなかったオチで、お見事だと拍手をおくりたい。ただ、読み直そうとは思わない。

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    2025年11月16日
  • イニシエーション・ラブ

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    ネタバレ

    呼び方の無理矢理感があるなと思ったらそいうことかと繋がり衝撃を受けた。こうも2行で感想が変わる小説に出会えて嬉しい。2度読み必須。忘れた頃に読みたい。

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    2025年11月12日
  • イニシエーション・ラブ

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    マユに出会ったのは数合わせで行った合コンだった。彼女に一目惚れした鈴木は次第に彼女との仲を深め親密な関係になっていくが…
    二度読み必須の恋愛ミステリ小説

    一回目に読み終わった時の感想は「???」
    確実に頭の上にくっきりとクエッションマークが浮かんでいたと思います。300ページ弱読んだ内容を頭の中で反芻しながらこれは何の話だったのか?そんなことを感じました。

    もちろん「タック」や鈴木が東京に行ってからの性格が一変したことには違和感を感じていましたが、結末を知った上で二回目を読み終わった後は感嘆と驚愕!一回目と全く同じ文を読んでいるのに頭の中の人物像は全く異なり、完全に別の物語になりました。会

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    2025年11月09日
  • 彼女。

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    ネタバレ

    百合である値打ちもない
    ゲーマーの2人
    美人と普通
    みんなにお似合いと言われたくて整形
    それでみんなにお似合いと見てもてくれて嬉しい。けど悔しい。ママユはずっと可愛かったのに。なんで分からないの?ってずっとイライラしてた
    だから整形してくれてありがとうなんて言ってごめん

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    2025年11月01日
  • カラット探偵事務所の事件簿 3

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    ネタバレ

    タイトルのとおり、シリーズ3作目。前作を読んでから15年ほど経っていたため内容はほとんど覚えていなかったが、ネタバレだけは印象に残っていて、「あれ、続きを書く余地があったっけ?」という気持ちで読み始めた。しかし、特に問題はなかった。
    今作の時系列は、おそらく1と2の間の出来事だろう。内容は小さな謎を解き明かす短編集で、読者が推理する余地はあまりなく、探偵の思考をなぞって楽しむタイプの小説だと思う。もっとも、真面目に推理しながら読んだわけではないので断言はできないが。
    まあ、今回も面白かったということで。

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    2025年10月08日
  • セブン

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    バラエティ豊かな7篇収録の短編集。
    女子高生たちのトランプ7枚を使った心理デスゲーム「ラッキーセブン」
    7分、7分割のタイムリープ「TLP49」
    捕虜となった兵士達の命をかけた数字選びゲーム「ユニーク・ゲーム」
    アイディアが短いページにギュッ詰め込まれていて面白かった!良短編集!

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    2025年10月04日
  • セカンド・ラブ

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    最後のページを読み終わって、暫く考えてからなるほど、となるが、ん?となって最初のページに戻る。で、納得。最後の最後に驚かせるのが上手いですね。

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    2025年10月03日
  • カラット探偵事務所の事件簿 2

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    短編小説7編の「カラット探偵事務所の事件簿2」。「事件簿1」は5編だったのでFile1からFile12と続いている。主役は探偵の古谷謙三と助手の井上。
    この探偵事務所を開業して5か月で依頼者は12件のみだが、それも「浮気、身元調査」などは受けず「謎解き専門」の探偵事務所だから仕方ない。
    Fileは時系列で進んで行く。仲々、謎解きが面白い。 事件簿3も読みます。

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    2025年09月27日
  • リピート

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    ★★★3.5
    簡単にいうとタイムトラベルもの。記憶を持ったまま過去に行けるというSFミステリー。
    さくさく読めて面白い。
    もしあなたが過去に行けるとしたら、何をしますか?

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    2025年09月22日
  • リピート

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    そういうことかと驚きました。面白かったです!
    ただ種明かしで驚いてからは少し尻すぼみだったので星ひとつマイナスしました。

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    2025年09月14日
  • セカンド・ラブ

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    若干気持ち悪く思ったけど話の構成は見事だと思った。イニシエーションラブの方が話全体が好きだけど、より驚いたのはこっちかなー

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    2025年09月13日
  • リピート

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    タイムリープ×ミステリーの傑作。
    ちょっと長いですが、後半あたりからの不穏な展開は一気読み必須です。
    タイムリープの仕方も従来とは一味違った感じで設定が細かく、条件などが面白い。
    そして参加者たちを取り巻く事件が大きなミステリー要素になって最後まで飽きさせません。
    どうなるの!? ……と思わせといてのあのオチ。
    なんとも因果なラストでした。

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    2025年08月13日