乾くるみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「乾くるみ」の近未来SF作品『スリープ』を読みました。
『カラット探偵事務所の事件簿2』、『塔の断章』に続き「乾くるみ」作品です。
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テレビ番組の人気リポーター「羽鳥亜里沙」は、中学卒業を間近にした二月、冷凍睡眠装置の研究をする“未来科学研究所”を取材するために、つくば市に向かうことになった。
撮影の休憩中に、ふと悪戯心から立ち入り禁止の地下五階に迷い込んだ「亜里沙」は、見てはいけないものを見てしまうのだが。
どんでん返しの魔術師が放つ傑作ミステリー、待望の文庫化。
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SF作品ですが、ミステリ要素 -
Posted by ブクログ
面白かったぁ、、、さすがです。乾くるみ。
短編ながら毎度毎度、えぇー!!ーー!!!!
っていう展開。
最初のトランプゲームなんて、始まって2ページ目くらいから、えぇ!?っていうね。笑笑
なんだ!悪魔ってなんだ!?っていう。笑笑
ありえないんだけど、突然そんな展開予想もしなかったわ!の驚きの連続です。
かなり衝撃内容もさることながら、割と主人公たちがゆるいキャラ設定で、友達が死んだりなんだりしても
やっべー
くらいの精神で!笑
凄惨な場面が多いものの、えーーまさかー!!ー!の展開にもびっくりするだけで終われる、びっくり箱のような、なんとも言えないストーリーになってます!
どれも -
Posted by ブクログ
「乾くるみ」の連作短篇作品『カラット探偵事務所の事件簿1』を読みました。
なかなか読書時間が確保できないので、短篇集がイイなぁ… と思って選択しました。
「乾くるみ」作品は初めてですね。
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あなたの頭を悩ます謎を、カラッと解決いたします!
高校の同級生「古谷(ふるや)謙三」が探偵事務所を開くことになった。
体調を崩していた「俺」は、その誘いを受け新聞記者から転職して、「古谷」の探偵事務所に勤めることにした。
探偵事務所といっても、浮気調査や信用調査などは苦手としているようだ。
出不精の所長「古谷」を除けば、実質的な調査員は「俺」だけになってし -
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Posted by ブクログ
タイトルに偽りなし、頭から尻尾までただただ「しっと」にまつわる事件を描いた本格ミステリ……てか、そのパロディ?( ´ ▽ ` )ノ
おまけ短編で明らかなようにいわゆる「本格ミステリ」って、死体とか殺人とかあまりにもお手軽お気軽に扱ってるとこがシュールなんだけど、それらを本作では「しっと」に置き換えて物語の不自然さグロさを際立たせてるわけだ( ´ ▽ ` )ノ
死骸も凶器も「しっと」も実生活では不快で忌避すべきヤなもんだから、言われてみれば共通点が多いね( ´ ▽ ` )ノ
子どもというより幼児が大喜びしそうな「しっと」ネタを、いい年こいた大学生たちがその実物を前にああでもないこうでもな -
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