乾くるみのレビュー一覧

  • スリープ

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    「乾くるみ」の近未来SF作品『スリープ』を読みました。

    『カラット探偵事務所の事件簿2』、『塔の断章』に続き「乾くるみ」作品です。

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    テレビ番組の人気リポーター「羽鳥亜里沙」は、中学卒業を間近にした二月、冷凍睡眠装置の研究をする“未来科学研究所”を取材するために、つくば市に向かうことになった。
    撮影の休憩中に、ふと悪戯心から立ち入り禁止の地下五階に迷い込んだ「亜里沙」は、見てはいけないものを見てしまうのだが。
    どんでん返しの魔術師が放つ傑作ミステリー、待望の文庫化。
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    SF作品ですが、ミステリ要素

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    2022年11月29日
  • 物件探偵(新潮文庫nex)

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    乾くるみさんならではの独特な切り口で面白い。様々な物件売買、契約に関わる詐欺手口や用語についても勉強になるし、サクッと軽く楽しく読める。

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    2022年11月11日
  • 物件探偵(新潮文庫nex)

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    謎の物件に関する6編の短編集
    物件の気持ちの分かる不動尊子さんに
    私の物件探し頼みたい(笑)
    不動さんの登場からのラストがどれも面白かった。

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    2022年11月04日
  • セブン

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    面白かったぁ、、、さすがです。乾くるみ。

    短編ながら毎度毎度、えぇー!!ーー!!!!

    っていう展開。

    最初のトランプゲームなんて、始まって2ページ目くらいから、えぇ!?っていうね。笑笑

    なんだ!悪魔ってなんだ!?っていう。笑笑

    ありえないんだけど、突然そんな展開予想もしなかったわ!の驚きの連続です。

    かなり衝撃内容もさることながら、割と主人公たちがゆるいキャラ設定で、友達が死んだりなんだりしても

    やっべー

    くらいの精神で!笑
    凄惨な場面が多いものの、えーーまさかー!!ー!の展開にもびっくりするだけで終われる、びっくり箱のような、なんとも言えないストーリーになってます!

    どれも

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    2022年08月06日
  • カラット探偵事務所の事件簿 1

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    「乾くるみ」の連作短篇作品『カラット探偵事務所の事件簿1』を読みました。

    なかなか読書時間が確保できないので、短篇集がイイなぁ… と思って選択しました。
    「乾くるみ」作品は初めてですね。

    -----story-------------
    あなたの頭を悩ます謎を、カラッと解決いたします!

    高校の同級生「古谷(ふるや)謙三」が探偵事務所を開くことになった。
    体調を崩していた「俺」は、その誘いを受け新聞記者から転職して、「古谷」の探偵事務所に勤めることにした。
    探偵事務所といっても、浮気調査や信用調査などは苦手としているようだ。
    出不精の所長「古谷」を除けば、実質的な調査員は「俺」だけになってし

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    2022年06月09日
  • 蒼林堂古書店へようこそ

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    話の内容も◎だが、店長が投稿としているミステリ本の案内が面白いです!毎回出てきた本を紹介しています。 近所に、コーヒー一杯(しかも美味しい)を飲みながら、本をゆっくり読む空間があるのは凄く羨ましいです。

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    2021年12月04日
  • 蒼林堂古書店へようこそ

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    蒼林堂古書店のカフェカウンターにマスター含め5人のミステリー愛好家が集まり、日常の謎やらについて語り合うお話し。ミステリー小説の紹介もあり、いろいろな本を読みたくもなりました。

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    2021年07月16日
  • カラット探偵事務所の事件簿 3

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    乾くるみさんの推理小説シリーズの第3巻。前2作と同様に短編集ではあるのですが、ラストまで読むとドンデン返しがある、という構成。今作も前2作同様に、大ネタが仕込んであると思って、大体の当たりをつけていたら、その通りの展開でさすがに今回は大きくだまされることはありませんでした。

    ただ、安定して面白い推理小説であることは間違いないので、推理小説好きは読んで損なしの内容かと思います。

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    2021年07月07日
  • 物件探偵(新潮文庫nex)

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    作中にも書かれていますが、不動産というのはプロが扱う数千万~数億の商品を、にわか知識の素人が買う世界です。そう考えると怖い世界。悪意にしろ善意にしろ、こんなことができるのかと考えさせられる小説でした。

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    2021年06月23日
  • スリープ

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    さすが乾くるみ!14歳の子がコールドスリープにさせられて、30年後に蘇って逃走劇を繰り広げて居たのかと思うと、アリサは二人?実は人間が求めてはいけない悪魔の技術クローンだったのだ!ストーリー展開が面白く一気に読んでしまった。

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    2021年05月22日
  • セブン

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    7をテーマにした短編集。幅広い作風が堪能でき、変な話が多いが飽きさせない。デスゲームの話は読んでいるこちらもとても頭を使う。 タイムリープの「TLP49」も斬新で面白い。ネタに全振りの超短編「一男去って……」はかなり好み。なかなか楽しめた。

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    2021年04月11日
  • 平成ストライク

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    ネタバレ

    平成の出来事をテーマにした連作アンソロジー。好みだったのは、青崎有吾「加速してゆく」、千澤のり子「半分オトナ」でした。平成を通過した世代としては、いろいろあったなあ、としみじと思い返しながら読みました。当時のヒット曲や流行なんかも物語の中に登場して、面白かったです。

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    2021年01月14日
  • Jの神話

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    意味がわからない小説ではあったが、嫌いじゃない部類の作品でした(笑)
    乾くるみさんという補正が掛かっているというのもあるかもしれません…

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    2020年05月12日
  • 嫉妬事件

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     タイトルに偽りなし、頭から尻尾までただただ「しっと」にまつわる事件を描いた本格ミステリ……てか、そのパロディ?( ´ ▽ ` )ノ
     おまけ短編で明らかなようにいわゆる「本格ミステリ」って、死体とか殺人とかあまりにもお手軽お気軽に扱ってるとこがシュールなんだけど、それらを本作では「しっと」に置き換えて物語の不自然さグロさを際立たせてるわけだ( ´ ▽ ` )ノ
     死骸も凶器も「しっと」も実生活では不快で忌避すべきヤなもんだから、言われてみれば共通点が多いね( ´ ▽ ` )ノ
     子どもというより幼児が大喜びしそうな「しっと」ネタを、いい年こいた大学生たちがその実物を前にああでもないこうでもな

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    2019年12月11日
  • セブン

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    短篇集なので非常に読み進めやすかった。様々なストーリーがあるが、共通点は全て数字の「7」に纏わるという点。他の方の評価にもある通り、ラッキーセブンとユニーク・ゲームは良かった。個人的には小諸─新鶴343キロの殺意と殺人テレパス七対子も面白かったと思う。特に小諸─新鶴343キロの殺意は設定が物凄く細かく拘っており、唸ってしまった。どの話も頭を使う作品だったが、1度読んでみて欲しいと思う。後悔はしないはず。

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    2019年11月01日
  • スリープ

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    SF色の濃い作品。
    まさかの夢オチ?と思ったが、さすがにそうではない。
    意外な結末だが、なんだか今一つ。辛めの判定。

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    2019年07月06日
  • 消費税狂騒曲 平成ストライク(分冊版)

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    平成デビュー作家が平成の事件・事故・出来事を題材にしたアンソロジー。平成を懐かしむタイプの本でないのは、最初の福知山線脱線事故についての話を読んで嫌というほどわかった。全体的に辛いけれど読み応えがある作品揃い。避けては通れない東日本大震災や原発のテーマは、天祢さんのキョウカンカクのキャラが登場したのでシビアになりすぎずとても良かった。(白井作品だけはは早々に読むのを放棄。)

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    2019年06月27日
  • 平成ストライク

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    平成デビュー作家が平成の事件・事故・出来事を題材にしたアンソロジー。平成を懐かしむタイプの本でないのは、最初の福知山線脱線事故についての話を読んで嫌というほどわかった。全体的に辛いけれど読み応えがある作品揃い。避けては通れない東日本大震災や原発のテーマは、天祢さんのキョウカンカクのキャラが登場したのでシビアになりすぎずとても良かった。(白井作品だけはは早々に読むのを放棄。)

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    2019年06月27日
  • 平成ストライク

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    福知山線脱線事故、児童虐待、新宗教、消費税、ネット冤罪、メルトダウン。平成って酷かったんだなと分かる。稀有な傑作アンソロジー。特に青崎有吾の短編は年間ベストもの。

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    2019年05月01日
  • 消費税狂騒曲 平成ストライク(分冊版)

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    福知山線脱線事故、児童虐待、新宗教、消費税、ネット冤罪、メルトダウン。平成って酷かったんだなと分かる。稀有な傑作アンソロジー。特に青崎有吾の短編は年間ベストもの。

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    2019年05月01日