乾くるみのレビュー一覧

  • 物件探偵(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    物件探偵…

    単なる不動産屋さんだよね。

    最近、マンガで「正直不動産」を読みましたが、
    それとダブりました。
    ※本書の方が先だとは思いますが…

    0
    2022年05月14日
  • カラット探偵事務所の事件簿 1

    Posted by ブクログ

    謎解き専門探偵事務所の開所から取り扱った6つの事件をまとめた短編集。
    普段は読む前にあまり目次に目を通さないのだが、この本は目次からおやっ?となる趣向が凝らされている。
    短編集でありながら、この著者ならではの技巧もあれば、凝ったパズルもあって、謎解きブームの今にあってはその方向からも楽しめる。
    「1」とあるように、このシリーズには続きがあるのだが、ここからどう展開するのか、続きが楽しみ。

    0
    2022年05月08日
  • 蒼林堂古書店へようこそ

    Posted by ブクログ

    書評家の林雅賀が店長の蒼林堂古書店は、ミステリ
    ファンのパラダイス。バツイチの大村龍雄、高校生の
    柴田五葉、小学校教師の茅原しのぶ…いつもの
    面々が日曜になるとこの店にやってきて、ささやかな
    謎解きを楽しんでいく。かたわらには珈琲と猫、
    至福の十四か月が過ぎたとき…。

    0
    2022年05月15日
  • 物件探偵(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    乾くるみのミステリ短編集。
    不動産(マンション)売買にまつわる「謎」や「からくり」を、宅建をもつ女性:不動尊子が鮮やかに解き明かす六篇の物語が綴られています。
    ま、そこそこ楽しかったのですが・・・不動産売買に関する説明調の部分が長かったり、謎解きが若干ご都合主義的な部分も・・・気楽に読みましょう(^_^;)

    0
    2022年05月05日
  • Jの神話

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ここまでSFだとは思ってなかった。SFの苦手なところは、日常的な感覚をすべて無視できてしまう点なんだけども、ただその中でも当然ロジックは破綻させられない。今作はロジックに違和感はないけど、ミステリーとして読むと落ち着かない。

    今回の作品は閉じられた全寮制の女子校。それだけで何か起こりそうではあるんだけども(笑)、女の花園(というかコミュニティ)によくあると言われる妙なヒエラルキーとかパワーバランスというが、それが今回の謎のキモになっていて、SFっぽさはまぁある意味おまけと言えなくもない。SF設定のせいで死んじゃうという点はミステリーではなくホラーなので、そこの重みをどう評価するか、かな。

    全体としては「死の真相」がSF設定の結果なので、読みモノとしては昼ドラかなと思う。

    0
    2022年03月28日
  • 匣の中

    Posted by ブクログ

    『匣の中の失楽』へのオマージュだそうで、物語の大枠や、登場人物が次々と蘊蓄を語り出す、ディスカッション・ドラマなのも同じ。ただ作中作が物語のどの部分かを曖昧にした『失楽』と違って、ほぼ全体が作中作という構成。最後の方は、それを利用してか、SFっぽい終わり方をする。これはあれだけ大風呂敷を広げながら、最後はミステリとしてもきっちりまとめて、なおかつ小さくまとめたなどと言わせない本家との落差を言われてもしょうがないだろう(また偉そうなことを……)。

    0
    2022年01月31日
  • スリープ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    再読本だったけど、内容もすっかり忘れていたのですっかり騙されました。
    それにしても面白かった。
    序盤から中盤にかけては『冷凍睡眠装置』によるタイムスリップ物に恋愛を絡めた比較的ありがちな物語かな?と思いながら(多少、まったりしながら)読んでいたけど、9章の読み初めから感じた「なぬっ!」からは一気読み。
    「行き過ぎた科学」は登場人物達に深い傷を与えるけど、現実的には多くの人達が待望するものでもあるはず。
    考えさせられました。

    0
    2022年01月26日
  • ジグソーパズル48

    Posted by ブクログ

    う〜む。

    期待していたがいまいち。

    舞台は、曙女子高校だが
    登場人物が話ごとに別々なので、
    わざわざ同じ高校にする意味がない?

    ラッキーセブンと三つの涙以外は、
    騒ぐほどの事件でもないし。

    逆にラッキーセブンは、
    カラーが違うので
    この短編集に入れない方がよいかも。

    三つの涙がなければ星2つにしたかも。


    登場人物の名前がなんか変と思っていたら、
    タイトルと関係あるのね。

    0
    2022年01月21日
  • クラリネット症候群

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一言でいうと「くだらな面白い、軽快な掛け合い」
    「マリオネット症候群」の方は「世にも奇妙な物語」に出てきそうな作品ですね。

    「イニシエーション・ラブ」等の「タロウ・シリーズ」とは一線を画す内容でした。

    0
    2022年01月22日
  • ジグソーパズル48

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    総合評価   ★★★★☆
    サプライズ  ★★★☆☆
    熱中度    ★★★☆☆
    インパクト  ★★★☆☆
    キャラクター ★★★★☆
    読後感    ★★★☆☆
    希少価値   ★☆☆☆☆

     私立曙高等学校を舞台とした短編集。個々の短編が同じ高校を舞台としており、教師等に少しだけ共通点はあるが、基本的には独立した短編の集まりとなっている。

    ● ラッキーセブン
     私立曙高等学校の生徒会が舞台。桐原多絵が考えたトランプを利用したカードゲームにより、デスゲームが始まる。
     人数分のカードを利用し、Aが一番強いが、Aは一番大きい数字にだけは負ける。相手が持っているカードを言い当てれば勝てるというのがミソ。勝てばカードが増えるので、数の大きさ勝負になれば有利だが、言い当てられる可能性も高い。これに悪魔召喚により悪魔との間で寿命の半分と引き換えに願いをかなえることができる生徒が、デスゲームの舞台を整えるという展開。奇抜な設定ではあるが、中身はカードを利用した論理ゲーム。駆け引きと論理で最後まで勝ち残ったヒロイン、鹿嶋田春は、悪魔=ボック・ジョウに依頼し、寿命の半分を使って、ゲームが始まる前に戻してもらうというオチ。ノリと論理的なゲーム展開はそれなりに楽しめるが、そこそこどまりか。★3で。ちなみに、「セブン」という短編集にも収録されており、その時の感想は以下のとおり
    【セブン収録時の感想】
     トランプを利用したデス・ゲームをテーマにした作品。ライアーゲームやカイジなんかに近い雰囲気。非現実的な設定であり、そもそもリアリティなんかないのだが、登場人物が「死」をリアルに感じているような描写が全くなく、緊張感がない。ゲームとしては、ややルールが複雑すぎる気がするが、なかなかよくできている。ゲームとしてオチらしいオチはなく、全体的にユーモラスな雰囲気でごまかしている感じ。
    ● GIVE ME FIVE
     私立曙高等学校の女子高生がカラオケボックスでアルバイトが、高級ないちご、美人姫を食べたのは誰かを推理するという話。基本的にはアリバイ物。丁寧な時系列の表を作成し、ゴミ箱の手掛かりなどを踏まえると、容疑者は川靄明里になるが、しっくりこない。更に推理を進めると…。真犯人は、被害者でもある縄取可奈。縄取は、カラオケの採点で高得点を取った鈴桐に嫉妬し、鈴桐に恥をかかせようとして、イチゴ紛失騒ぎを起こしたというオチ。アリバイ物は地味でさほど好みではない。この作品はオチも含め、乾くるみらしい作品ではあるが、そこそこどまりというイメージ。★3
    ● 3つの涙
     1つめ、2つめの短編とは雰囲気が少し違う。この事件では殺人事件が起こる。私立曙高等学校に通う榊小百合の住むアパートで殺人事件が起こる。決めてとなるのは「アイスの実 ぶどう味」。榊小百合が自宅の冷蔵庫で「アイスの実 ぶどう味」を見つける。真犯人が榊小百合の母親だったというオチ。これは、ブラックな展開。ミステリというより、切れ味のいいショートショートのようなオチである。なかなか。★4
    ● 女の子の第六感
     レスQちゃんというゆるキャラのグッズが当たる福引をめぐる話。「中った」を「なかった」の誤記と誤解し、当たった景品はあげるといったことから、さらに誤解が生じるという話。誤解に気付かれないようにスマホを盗んでメールを消そうとしたことをする。「誤字だし」を「5時だし」と誤解したといったことまであって、まぁダジャレレベルであるが、それなりに楽しめる作品にはなっている。★3
    ● マルキュー
     私立曙高等学校には問題児ばかりがあつまる9組=マルキューがある。家族が借金を抱えているため、自分で学費を稼ごうとし校則違反のアルバイトをしていたクラスメイトが異動してきた。この生徒が、「特待生」になるための工作を行う。トリックは、フットサルのための靴とテストの試験で同じ構造。複数の人間が、一人ずつ、少しずつ大きい靴と取り換えるというもの。試験の方は、少しだけ成績がいい人の名前を使うことで、特待生を目指す小和田七緒は、最も成績がよい人に名前を使ってもらうことになるというもの。大がかりなトリックでリアリティはないが、仕掛けとしては面白い。渋谷ののかが、昔、マルキューの学生で、太ってしまったというオチもあって、それなりに面白い。★4で。
    ● 偶然の十字路
     変わった構造の部活棟で起きた暴行事件が起こる。耳梨右音が襲われたと思われたのは、名高南央が梶畑首里に投げたハンドクリームが当たったという事故。そのときに尿を漏らしてしまったのを、浜路成子と耳梨貴葉は、尿を漏らした右音の下の片付けをしてしまっていたというもの。これは…正直どうかと思う。偶然に頼っている上、別に不可能犯罪というようなものにもなっていない。微妙。★2で。
    ● ハチの巣ダンス
     友達が落としたスマホの拾い主が大金を要求してくる。居酒屋の店員が犯人だと推理する私立曙高等学校の女子高生達が、その店員の住むマンションに忍び込む。自宅を忍者体験センターとして、娘にピッキングまで押しるという家族の子、忍者である八東友梨奈等、個性的なメンバーがスマホを取り戻す。「ハチの巣箪笥」にあったスマホを取り戻すという話だが、二人のハーフの女子高生が、出生時に取り違えられていたというオチが唐突に入る。「日渡虹華」は、本当は、「薙坂千草」であり、先に出生した日渡虹華は、「薙坂千草」と申請され、戸籍に入る。その後、取り違えられ、祖父から「虹華」という名を与えられる。そうすると、この物語で「千草」と呼ばれている人には、名がないというオチ。地の文では、「千草」と記述していないというこだわりがあるものの、取って付けた感は否めない。凡作。★2で。
    ● 総合的な感想
     帯には、「ミステリの名手がおくる連作短編集」とあるが、連作感はほとんどない。同じ高校を舞台に日常の謎系のミステリが描かれる。ラッキーセブンは、別の短編集である「セブン」で読んでいた。ほかの作品にしても、「3つの涙」と「マルキュー」はそれなりに面白いが、あとの6作は凡作~平均どまり。総合的にみると中の下くらいのデキか。★3で。

    0
    2022年01月16日
  • ジグソーパズル48

    Posted by ブクログ

    同じ女子校に通う学生の日常の謎的な短編集。
    それぞれ指向が全く異なっていてパズル好きには楽しめるかも。

    0
    2021年12月24日
  • 消費税狂騒曲 平成ストライク(分冊版)

    Posted by ブクログ

    あぁ、あったな平成の時代に、というものが題材になっている。ちょっと前のことのように思うのに、考えたらそうでもなかったりして……。
    時の流れははやい。

    0
    2021年12月18日
  • 平成ストライク

    Posted by ブクログ

    あぁ、あったな平成の時代に、というものが題材になっている。ちょっと前のことのように思うのに、考えたらそうでもなかったりして……。
    時の流れははやい。

    0
    2021年12月18日
  • イニシエーション・ラブ

    a

    購入済み

    期待しすぎました

    読む前からラストで大どんでん返しがあると有名で気になって読んだのですが、そのラストにあまりにも期待しすぎて読んだせいか、期待以上のものは得られませんでした。でもとても良くできたストーリーだと思いました。

    0
    2021年10月15日
  • 平成ストライク

    Posted by ブクログ

    福知山線の事故、急速に発展するSNSと燃え上がる悪意、盛り上がり消えていく流行りと街の空気、凄惨な虐待や性被害、児童による殺人、増税、そして東北大震災。めまぐるしい平成の三十年の間にあった事柄を、空気をテーマにしたアンソロジー。

    青崎先生目当てで、あとは井上先生、貫井先生、乾先生は既読かなあ。他の方は名前はわかる程度。ちょっとわたしには消化不良の短編が多いかな。まとまりよくて読みやすいのは青崎先生。平成の空気感を一番感じたのはさすがに主宰の遊井先生。この感触を懐かしく哀愁を感じるのはもはや一定以上上の世代で自分もそちら側だと思うと不思議だな。あらゆる小ネタをしこむのが好きなタイプの作家を集めたのだなという印象。それはそれとして、平成という時代に想いを馳せて楽しくはあった。

    0
    2021年06月13日
  • 消費税狂騒曲 平成ストライク(分冊版)

    Posted by ブクログ

    福知山線の事故、急速に発展するSNSと燃え上がる悪意、盛り上がり消えていく流行りと街の空気、凄惨な虐待や性被害、児童による殺人、増税、そして東北大震災。めまぐるしい平成の三十年の間にあった事柄を、空気をテーマにしたアンソロジー。

    青崎先生目当てで、あとは井上先生、貫井先生、乾先生は既読かなあ。他の方は名前はわかる程度。ちょっとわたしには消化不良の短編が多いかな。まとまりよくて読みやすいのは青崎先生。平成の空気感を一番感じたのはさすがに主宰の遊井先生。この感触を懐かしく哀愁を感じるのはもはや一定以上上の世代で自分もそちら側だと思うと不思議だな。あらゆる小ネタをしこむのが好きなタイプの作家を集めたのだなという印象。それはそれとして、平成という時代に想いを馳せて楽しくはあった。

    0
    2021年06月13日
  • 匣の中

    Posted by ブクログ

    本作は竹本健治のあの「匣の中の失楽」をオマージュした一作。「匣の中の失楽」を想起させるようなエピソードがわかりやすい形やその逆の形で要所要所に盛り込まれている。しかし最後の「終章に代わる四つの光景」では「匣の中の失楽」とは違う乾くるみ独自の結末を迎えていると言えるだろう。しかしちょっとSF的要素が強すぎるかな。

    0
    2021年06月09日
  • 蒼林堂古書店へようこそ

    Posted by ブクログ

    良かった。
    登場人物に私と同じ名前を見つけて読み出した。
    続編を望みます。
    本の紹介ものの「森博嗣のミステリー工作室」より間違いなく上です。

    0
    2021年05月23日
  • 蒼林堂古書店へようこそ

    Posted by ブクログ

    ミステリ専門の古書店に集う常連客が繰り広げるちょっとしたことの謎解き14編。それぞれが大きな謎でなくていいが、1編1編がショートショート的なので、ほとんど捻りはない。あと、それぞれの話に関連したミステリーの紹介は、結構読んでるものもあるので面白い

    0
    2021年04月22日
  • クラリネット症候群

    Posted by ブクログ

    毎回だけど、すんごい展開。笑笑

    うぉーーーーそうくるか!!!!!っていう。
    ホント、読んでて毎回驚く展開です。

    乾くるみの頭の中がどうなってるとこうなるんだろう。と毎度毎度ながらジェットコースターさながらの展開について行くのやっとです。

    笑笑
    突然にして、これで終点!?嘘でしょ!?

    の終わり方だし。笑笑!!!!!!

    もうホント斬新も斬新。

    そうくるか!?の連続なんで、日々退屈に塗れてるそんなあなたにぴったりです。笑笑

    クラリネット症候群はトリックもなかなかしっかりしたつくりでミステリとして楽しめるんだけど、ドとレとミとファとソとラとシの音が聞こえなくなる青年の会話。面白い。そんなぁーっていう。

    もう読んで、一回!

    って思うほどに新しい展開に振り回されまくります。笑笑

    0
    2021年04月19日