乾くるみのレビュー一覧

  • 神様の罠

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    6人の作家のミステリー短編集。辻村深月のは「嘘つきジェンガ」で読んだことがある話だった。改めてコロナ禍の話が増えたなぁと感じた一冊。

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    2023年10月05日
  • 神様の罠

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    辻村深月の短編読むために購入。「2020年のロマンス詐欺」は「嘘つきジェンガ」にも収録されている。
    コロナ禍でいわゆる「闇バイト」に手を出してしまった大学生が主人公。この設定がコロナ禍あるあるって感じでいいなと思った。締め方の読後感がいいのは流石辻村深月だな~と思う。

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    2023年09月29日
  • 神様の罠

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    ミステリー界をリードする六人の作家によるアンソロジー。どれも味わいある。ぐっと来たのは芦沢央の『投了図』。ハラハラしたのは辻村深月の『2020年のロマンス詐欺』。

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    2023年09月02日
  • 嫉妬事件

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    ネタバレ

    えらい時代設定が古いなぁと思っていたら、実在?のエピソードをモチーフにしたからなんだな。そしてえらい直接的な表現ばっかりで想像するのもなんだかはばかられる感じ(笑)

    主人公がどんな秘密を握ってるのかなかなかわからなかったけども、かといってわかったところでブツがブツだけに、こんなサークルやだなぁと。イヤミスでもなく、もちろん爽やかさなどあるはずもなく、嫌いにはならないけど好きかと言われたらちょっと困るタイプの世界観。ミステリーって美しさが必要なんだなと改めて思う一方、完成度の高さは描かれる世界の色を凌駕するということを証明している?と好意的に言えるのかもしれない。作中にでてくるフィクションだか

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    2023年09月02日
  • セカンド・ラブ

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    物語自体はイニシエーションラブと並べても遜色ないくらい面白い。どんでん返し具合は前作の方だが、後々思い出して苦しくなるのはこっちの方。トラウマ作品。読み終わって1週間たっても忘れられない。星1にも5にもできるという意味で3にしました。

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    2023年08月26日
  • クラリネット症候群

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     何せ手にしたのは、最初の版。表紙を見ると、まるで別の本。それでも生き残ることができているわけか。
     クラリネットが、アイデア賞か。

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    2023年08月20日
  • 神様の罠

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    6人のミステリー作家による短編集。どれも読み応えがあり面白いので、持ち歩いて読むのに最適だと思う。乾くるみの「夫の余命」のどんでん返しは思わず唸る展開で特に印象に残った。

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    2023年08月14日
  • 物件探偵(新潮文庫nex)

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    イニシエーションラブの作者でもある乾くるみさんの、不動産短編小説集。謎が起きて、探偵が登場して、サクッと解決!というパターンなので読みやすい。
    不動産の売買の事細かなことも分かりやすく説明しているので物件売買のかるい勉強にもなる♪
    そんなズカズカと知らない人の家に入っちゃって捕まるのでは?と思う主人公の行動ですがそこは短編の御愛嬌ということで笑
    人も死なない軽めのミステリーなのでミステリー苦手な人でも軽めに読める作品です。
    家買うときは気をつけよう!笑

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    2023年07月28日
  • 神様の罠

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    サクッと読める短編ミステリー。著者は皆さん、人気作家さんなので全編良く出来ていて楽しめました。乾くるみ著「夫の余命」、芦沢央著「投了図」が個人的に好みです。

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    2023年07月23日
  • 林真紅郎(はやししんくろう)と五つの謎

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    5編の短編集ですが「林真紅郎」という主人公が探偵ではないし警察関係でもなく何だか立場がというか立ち位置がよく分からない。
    事件というか事故というか、謎を解明して行くのだが妄想癖なのかよく分からない。
    そうそう偶然が重なるとは思えない。
    乾くるみさんの推理小説作品では、「カラット探偵事務所の事件簿」の方が面白かったです。

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    2023年06月06日
  • ハートフル・ラブ

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    人間不信になること間違いなし! HeartfulではなくHurtfulな短編集 #ハートフル・ラブ

    ■きっと読みたくなるレビュー
    優しく心温まる恋愛小説と思いきや、実は人が人を傷つけるバラエティーに富んだミステリー短編集。どれも気軽に読める作品ばかりですが、なかなかの衝撃が待ち受けています。

    楽しい作品ばかりですが、特に『九百十七円は高すぎる』『カフカ的』がおすすめ。登場人物たちの関係性から目が離せなく、ついつい熱中して読み込んでしまいました。

    ■各短編のかんたん感想文
    〇夫の余命
    脳腫瘍を患った夫を持つ、新妻の物語。アンソロジー『神様の罠』で既読の作品、再読してみても面白い。

    短編な

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    2023年05月31日
  • ハートフル・ラブ

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    「夫の余命」
    「同級生」
    「カフカ的」
    「なんて素敵な握手会」
    「消費税狂騒曲」
    「九百十七円は高すぎる」
    「数学科の女」
    七話収録の短編集。

    タイトルから心温まる愛の物語かと思いきや、装丁の綴りを良く見るとHURTFUL LOVESとある。
    愛は愛でも正反対の傷つける方。
    確かに至る所に毒がみっちり仕込まれていた。

    殆どは既読だったが、最終話の「数学科の女」だけは書き下ろし。

    舞台は都内の大学。
    実習グループの紅一点の美女・亜紀と、彼女に好意を抱く四人の男子学生。
    狐と狸の化かし合いのような展開から目が離せない。
    最後のオチも絶妙。

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    2023年05月18日
  • ハートフル・ラブ

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    『夫の余命』『同級生』『なんて素敵な握手会』は結末を知ってええっ!となり、二度読み。
    さすがイニシエーション・ラブの作家さん!
    『消費税狂想曲』からは何がなんだかわからなくなった。
    仕事の後に数字の話は頭が働かず、駄目だった。

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    2023年05月17日
  • ハートフル・ラブ

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    ネタバレ

    【収録作品】夫の余命/同級生/カフカ的/なんて素敵な握手会/消費税狂騒曲/九百十七円は高すぎる/数学科の女

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    2023年05月17日
  • 蒼林堂古書店へようこそ

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    本をたくさん読みたくなる本でした。
    書評の中に読んだことがあるものがあると嬉しくなっちゃうし、読んだことないものは気になってメモ。

    数字とか空間認知とか苦手すぎて、見取り図なしであの章を読むのに苦労しました。

    読者としては最後の書評でその後のことがわかるのは嬉しい!
    でもその書評連載を楽しみにしているいちファンだったとしたら「は?」と思ってしまいそう。その文字数分、何か紹介してくださいよと。

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    2023年05月13日
  • スリープ

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    ネタバレ

    さすが乾くるみというお話!またまた騙されてしまった。
    戸松の気持ちを考えると何だか切ないラブストーリー。

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    2023年04月27日
  • カラット探偵事務所の事件簿 1

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    ミステリー小説としての完成度はちょっと低いかな…と思っていた!最後の一文までは!
    でもやっぱり、最後にまさかの展開でびっくりしたけど、ひとつひとつの事件というか謎は微妙な感じ。動機とかがしっくりこない!

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    2023年02月25日
  • Jの神話

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    読み始めてから
    どーいう展開になるのかと
    気になってましたが
    なんという…でした^^;
    想像もしてなかった
    展開でした。

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    2023年01月19日
  • スリープ

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    ネタバレ

    冷凍睡眠してしまった天才美少女という一見ラノベチックな稚拙なテーマで、途中も夢オチかよと思って、途中で読むの辞めようかと思ったけど、最後まで読んで良かった。軽く読み直すと、目覚めた後に、襲われる場面で「戸松に命を与えられて」というところが伏線になっていて凄いなと思った。最後の数ページのためにそれまでの全ページが存在してるという感じだった。残念なのはそれまでのストーリーが少し退屈に感じてしまうところ。どうしても未来の描写が稚拙に感じてしまい、リアリティを感じることができなかった。五十頁程度の短編で読みたかった。

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    2022年11月09日
  • 物件探偵(新潮文庫nex)

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    投資物件、オーナー変更物件、賃貸の値上げ、騒音問題、残置物に事故物件と不動産売買に関連して耳にする用語が次々と。一番好きな話は北千住の物件かな。

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    2022年10月03日