乾くるみのレビュー一覧

  • 嫉妬事件

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    最初にブツが出てきたときは、ああこれはそういうライトな事件を集めた短編集なんだな、と思った。蒼林堂書店やカラット探偵事務所を読んでいたということもあるだろうが、この臭そうな事件だけで一冊だと想像していた人の方が少ないのではないだろうか。
    次々と事件が起こるわけでもなく、場所や時代が変わることもなく、放課後の部室に起きた小さな事件だけで書き切ったのは見事と思う。解説で実話が元になっていると知り更に驚いた。この豊かな想像力と読者を楽しませようというサービス精神が作者の武器なのだろう。
    今後も読者への愛情溢れる作品を上梓して頂けることを期待しています。

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    2012年03月07日
  • 嫉妬事件

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    ネタバレ

    『イニシエーション・ラブ』の乾くるみによるミステリーで、いかにもこの作者っぽい『嫉妬事件』というタイトル。それに期待を寄せて手に取ったとして、まさかこんな予想外の展開を見せるとは・・・どんな鋭い読者でも到底想像できまい!

    ミステリーファンが真面目に読んで、「なんだよこれ、ふざけんな!!」と怒っている様子を頭に浮かべるとなんだか楽しくなる。そういう挑発的な題材をあえて選択した作者に拍手したいです。

    作中でも言及されるが、死体について推理するのは違和感がないのに、ウンコについて推理するのは違和感だらけって、本当はちょっとヘンなんじゃないの?という提起。

    筋立てはミステリーとしてしっかり構築し

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    2012年01月13日
  • 嫉妬事件

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    80点。誰も死なないミステリ小説。「嫉妬」はある英単語とかけてある。第二章は「この運、この粘り」つまりウ○コのお話なのだ。アンチミステリ的な要素もありラスト犯人の動機が秀逸。

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    2011年12月21日
  • 嫉妬事件

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    ネタバレ

    これはスゴイ。食事時でないときに、気合いを入れて読むことをおすすめする。
    ある日、ミス研部室にう○こが!しかも本棚の上のほう、しかもポケミスが並んだ上に。1冊だけ抜こうとしても、ビニールカバーのポケミスは、左右がくっついて固まりで落ちてくる。う○こ爆弾に他ならない!サークルメンバーは本気で調査を始める。その本気ぶりはおバカなのに、つい手に汗握ってしまう。
    殺人と同じくらいのインパクトを与え、かつ死人が出ないという点で、う○こ事件のほうが貴いのでは、という文中のズバリ意見に…ううむ、反論できない。

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    2011年12月04日
  • 林真紅郎(はやししんくろう)と五つの謎

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    本格推理の短編集です(^^)/
    以前読んだ作品の登場人物…サブさんの弟が主人公ですが、作品はこっちが先かな(・・?
    その名前真紅郎と同じ…シンクロ推理で事件を解決するのが特徴ですね(^_-)
    私たちも考え事をする時に…いくつかの事柄をシンクロさせて考え、その交わったところに答えを出す。みたいなこともあるので、次元は違うんだけど共感できました(*^_^*)
    全体的に物悲しい、ちょっと寂しげな雰囲気が漂っていますね★

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    2011年11月20日
  • 嫉妬事件

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    昨年の『オールスイリ』に掲載された表題作にボーナストラックとして犯人当て短篇をプラス。事件のバカバカしさ、下世話さとは裏腹な、ロジックや伏線の巧みさが素晴らしい。延々と続く推理合戦も見所。
    犯人当て「三つの質疑」もネタの下らなさと技巧の巧みさが同時に味わえる良作。

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    2011年11月13日
  • 蒼林堂古書店へようこそ

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    書評家の林雅賀が店長の蒼林堂古書店は、ミステリファンのパラダイス。バツイチ、高校生、小学校女教師―いつもの面々が日曜になるとこの店にやってきて、ささやかな謎解きを楽しんでいく。かたわらには珈琲と猫、至福の十四か月が過ぎたとき…。
    乾くるみによる古今東西のミステリー紹介。読んでみたくなる本がいくつも紹介されていて、重宝しそう。東野圭吾の「ある閉ざされた山荘…」や萩原浩の「噂」など、最後にとんでもないことになる作品を取り上げていて、乾の「イニシエーション・ラブ」に通じるものを感じた。
    (B)

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    2019年01月16日
  • 林真紅郎(はやししんくろう)と五つの謎

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    「二つの波がシンクロする……シンクロする……。」

    読者がこの本にシンクロ出来るほどに内容を理解できなければ、楽しめない本かもしれません。

    読み易い本ではあると思う。

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    2010年06月11日
  • 匣の中

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    ミステリー、推理、サスペンス。
    読み進めるほどに謎は深まる。

    行き着く先は一体どこなのか?


    ドグラマグラを思わせる展開。
    結末や如何に。



    難しい話も色々と出てきたが終始楽しめた。

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    2010年06月09日
  • クラリネット症候群

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    イニシエーションラブ、リピートに続き、読んだのは3冊目。
    マリオネット症候群、クラリネット症候群の2作品からなる文庫本。マリオネットの方は、解説にもあった「秘密」「転校生」や新井素子も読んだことがあって私はこういうストーリーが好きなのかもしれない。でも、もっと違った視点から書いてあっておもろかった。
    クラリネットの方は、本を読む時にこんなにも頭の中で変換して読み進めたことは初めてで、読みながら頭を使ったけど、それも嫌いじゃないので楽しめた。クスリと笑えるミステリーでおもしろかった。
    解説者によると、その間にデビュー作品辺りにさかのぼるのがおすすめらしいけど、そこはとばして最新刊に来てしまった。

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    2018年08月04日
  • 林真紅郎(はやししんくろう)と五つの謎

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    林真紅郎、元法医学者。


    一件無秩序に思えるばらばらに示される謎の数々。

    あらゆる可能性の波形を読み取り、その波をシンクロする一点を見据える「シンクロ推理」が謎を解き明かす!!


    (二つの波がシンクロする・・・・・・シンクロする・・・・・・そして重なった!)


    推理界に新たな光をもたらした林氏の5つの活躍をお楽しみください。

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    2009年10月04日
  • 匣の中

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    「匣の中の失楽」へのオマージュ作品。楽しめたが、やはり「匣の中の失楽」を超えられていはいない。

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    2009年10月04日
  • イニシエーション・ラブ

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    確かに最後の2行で状況は変わった。
    「え?」と声を上げて驚きました。
    一方向だけを信じていても、裏で結局みんな好き勝手やってるんだなという人間の動きがとても面白かった。

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    2026年05月17日
  • イニシエーション・ラブ

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    ネタバレ

    読み終わったときは訳がわからずとりあえず、ネタバレを調べた。なるほど、なるほど、そういうことか。
    途中から違和感はあったが、スルーしてしまったのがいけなかった。

    叙述トリックの作品はそこを使うために心理描写が少なくなってしまうところが、個人的に好みでないと改めてわかった。
    (前も同じ感想抱いたな...)

    堕胎した子どもってもしかして夕樹の子の可能性もあったんじゃないか...
    と思ったり思わなかったり。

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    2026年05月07日
  • イニシエーション・ラブ

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    映画は昔見て内容はあまり覚えてなかったので本バージョンで。
    途中で何か違和感が。。。
    違和感のまま終わってしまった。

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    2026年05月06日
  • イニシエーション・ラブ

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    ずっと何を読まされてるんだろう…どこに仕掛けがあるんだろう…と読み進めてたけど、最後にえーーー!っとなった。
    言われてみればなんとなく抱いていた違和感の数々、アレがアレだったのね!と。こういう小説の後、すぐさま解説読み漁るのがたまらなく好き。
    でもシンプルに内容がどろっどろというか、マジでしょーもな(人に対して)って思うことが多すぎてすぐさま読み返したくはないかな。

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    2026年05月06日
  • Jの神話

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    ネタバレ

    面白かった。真里亜と椎奈に、憧れを感じた。椎奈が優子に告白するところが一番ときめいた。もう少し現実的なオチを期待していた。女子同士の複雑な感情模様が描かれていると思った。オチは、映画のマリグナントを観た時と似た感覚だった。ただ、神話や宗教との結びつけ方はとても興味深かった。ヘビ、天使、悪魔、魔女狩りなど。性奴会が終わらなかったことには、あまり感銘を受けなかった。

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    2026年05月05日
  • イニシエーション・ラブ

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    インターネットが普及する前と後では、推理小説の楽しみ方が随分変わったと思う。

    特にミステリーは、親や先生、本好きの先輩や友人が、にやりと勧めてくれる作品を読んで、そのトリックや技巧にひっくり返った。その後に、その興奮を「そうそう、自分もそうだったよ」と先輩風を吹きかけられながら聞いてもらう。そんな楽しみがあった。

    たまに無粋な人が、ネタバレギリギリまで攻めたおすすめをしてきて、「なんかあるな」と思いながら読むことはあった。これをいまや、出版社も、本屋も、SNSでも、レビューでもやってくるから、「何も知らずに読む」ということは、ほぼない。

    でも、せっかく面白いのだから、話題になって売れた方

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    2026年05月04日
  • イニシエーション・ラブ

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    まんまと術中にハマった。

    確かに二度読みしたくなる本。
    帯の内容は伊達じゃなかった。

    でも

    あまりにもサクサク行き過ぎでした。

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    2026年04月27日
  • イニシエーション・ラブ

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    ネタバレ

    おもしろ!!!!!
    途中まで男‼️許せん‼️とか思ってたのに
    最後の最後で女‼️お前もかよ〜‼️ってなった‼️sideAとBで出会い始まり(静岡編)とその後の2人(東京編)って無意識に思っちゃってた〜
    いいぞ、浮気するような男なんて見限っていい
    狡猾になろうな女たち

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    2026年04月22日