乾くるみのレビュー一覧

  • 嫉妬事件

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    ネタバレ

    まあ、読んでて気持ちのよいお話ではないな。
    時に食事時には避けたいところ(笑)

    最後に天童が犯人を暴くまで「乾さんらしくないなーなんかいつもと違うなー」と思っていたけれど、最後の最後で「おお、いつもの調子だ」と嬉しくなった。

    途中で「嫉妬事件」ってそういう意味もあるのかw
    と、ちょっぴり笑いながら呆れ返ったりもした。

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    2012年07月29日
  • カラット探偵事務所の事件簿 1

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    どっかで読んだ文体、お話の終わらせ方、とずっと引っ掛かりを感じながら読んでいました。イニシエーションラブと同じ著者さんだったのですね。
    社会派とか、人情とか、重たいお話は読みたくないなぁといった気分の日にぴったりです。連ドラでも見ている気分でさくさくと読み進めることができます。たまに、ブログでも書いているような適当な(ごめんなさい)文章が気になったけど。

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    2013年12月13日
  • 嫉妬事件

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    最初にブツが出てきたときは、ああこれはそういうライトな事件を集めた短編集なんだな、と思った。蒼林堂書店やカラット探偵事務所を読んでいたということもあるだろうが、この臭そうな事件だけで一冊だと想像していた人の方が少ないのではないだろうか。
    次々と事件が起こるわけでもなく、場所や時代が変わることもなく、放課後の部室に起きた小さな事件だけで書き切ったのは見事と思う。解説で実話が元になっていると知り更に驚いた。この豊かな想像力と読者を楽しませようというサービス精神が作者の武器なのだろう。
    今後も読者への愛情溢れる作品を上梓して頂けることを期待しています。

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    2012年03月07日
  • 嫉妬事件

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    ネタバレ

    『イニシエーション・ラブ』の乾くるみによるミステリーで、いかにもこの作者っぽい『嫉妬事件』というタイトル。それに期待を寄せて手に取ったとして、まさかこんな予想外の展開を見せるとは・・・どんな鋭い読者でも到底想像できまい!

    ミステリーファンが真面目に読んで、「なんだよこれ、ふざけんな!!」と怒っている様子を頭に浮かべるとなんだか楽しくなる。そういう挑発的な題材をあえて選択した作者に拍手したいです。

    作中でも言及されるが、死体について推理するのは違和感がないのに、ウンコについて推理するのは違和感だらけって、本当はちょっとヘンなんじゃないの?という提起。

    筋立てはミステリーとしてしっかり構築しているのに、ミステリーを完全に茶化しているって、本当に愉快ですよね。『嫉妬事件』というタイトルはフェイントで、実際は『SHIT事件』=『ウンコ事件』なわけですから(笑)

    ここまでハメを外した作品を書いてくれると、排便のあとのようにスカっとしますね! 『イニシエーション・ラブ』の衝撃も忘れないけど、この『嫉妬事件』の"笑"撃も、絶対に忘れないと思います!

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    2012年01月13日
  • 嫉妬事件

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    80点。誰も死なないミステリ小説。「嫉妬」はある英単語とかけてある。第二章は「この運、この粘り」つまりウ○コのお話なのだ。アンチミステリ的な要素もありラスト犯人の動機が秀逸。

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    2011年12月21日
  • 嫉妬事件

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    ネタバレ

    これはスゴイ。食事時でないときに、気合いを入れて読むことをおすすめする。
    ある日、ミス研部室にう○こが!しかも本棚の上のほう、しかもポケミスが並んだ上に。1冊だけ抜こうとしても、ビニールカバーのポケミスは、左右がくっついて固まりで落ちてくる。う○こ爆弾に他ならない!サークルメンバーは本気で調査を始める。その本気ぶりはおバカなのに、つい手に汗握ってしまう。
    殺人と同じくらいのインパクトを与え、かつ死人が出ないという点で、う○こ事件のほうが貴いのでは、という文中のズバリ意見に…ううむ、反論できない。

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    2011年12月04日
  • 林真紅郎(はやししんくろう)と五つの謎

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    本格推理の短編集です(^^)/
    以前読んだ作品の登場人物…サブさんの弟が主人公ですが、作品はこっちが先かな(・・?
    その名前真紅郎と同じ…シンクロ推理で事件を解決するのが特徴ですね(^_-)
    私たちも考え事をする時に…いくつかの事柄をシンクロさせて考え、その交わったところに答えを出す。みたいなこともあるので、次元は違うんだけど共感できました(*^_^*)
    全体的に物悲しい、ちょっと寂しげな雰囲気が漂っていますね★

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    2011年11月20日
  • 嫉妬事件

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    昨年の『オールスイリ』に掲載された表題作にボーナストラックとして犯人当て短篇をプラス。事件のバカバカしさ、下世話さとは裏腹な、ロジックや伏線の巧みさが素晴らしい。延々と続く推理合戦も見所。
    犯人当て「三つの質疑」もネタの下らなさと技巧の巧みさが同時に味わえる良作。

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    2011年11月13日
  • 蒼林堂古書店へようこそ

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    書評家の林雅賀が店長の蒼林堂古書店は、ミステリファンのパラダイス。バツイチ、高校生、小学校女教師―いつもの面々が日曜になるとこの店にやってきて、ささやかな謎解きを楽しんでいく。かたわらには珈琲と猫、至福の十四か月が過ぎたとき…。
    乾くるみによる古今東西のミステリー紹介。読んでみたくなる本がいくつも紹介されていて、重宝しそう。東野圭吾の「ある閉ざされた山荘…」や萩原浩の「噂」など、最後にとんでもないことになる作品を取り上げていて、乾の「イニシエーション・ラブ」に通じるものを感じた。
    (B)

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    2019年01月16日
  • 林真紅郎(はやししんくろう)と五つの謎

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    「二つの波がシンクロする……シンクロする……。」

    読者がこの本にシンクロ出来るほどに内容を理解できなければ、楽しめない本かもしれません。

    読み易い本ではあると思う。

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    2010年06月11日
  • 匣の中

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    ミステリー、推理、サスペンス。
    読み進めるほどに謎は深まる。

    行き着く先は一体どこなのか?


    ドグラマグラを思わせる展開。
    結末や如何に。



    難しい話も色々と出てきたが終始楽しめた。

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    2010年06月09日
  • クラリネット症候群

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    イニシエーションラブ、リピートに続き、読んだのは3冊目。
    マリオネット症候群、クラリネット症候群の2作品からなる文庫本。マリオネットの方は、解説にもあった「秘密」「転校生」や新井素子も読んだことがあって私はこういうストーリーが好きなのかもしれない。でも、もっと違った視点から書いてあっておもろかった。
    クラリネットの方は、本を読む時にこんなにも頭の中で変換して読み進めたことは初めてで、読みながら頭を使ったけど、それも嫌いじゃないので楽しめた。クスリと笑えるミステリーでおもしろかった。
    解説者によると、その間にデビュー作品辺りにさかのぼるのがおすすめらしいけど、そこはとばして最新刊に来てしまった。こうなるとデビュー作品からの何作かも気になってくる。機会があれば読んでみたいと思った。

    作品紹介
    (「BOOK」データベースより)
    ドレミ…の音が聞こえない?巨乳で童顔、憧れの先輩であるエリちゃんの前でクラリネットが壊れた直後から、僕の耳はおかしくなった。
    しかも怪事件に巻き込まれ…。僕とエリちゃんの恋、そして事件の行方は?『イニシエーション・ラブ』『リピート』で大ブレイクの著者が贈る、待望の書下し作が登場。

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    2018年08月04日
  • 林真紅郎(はやししんくろう)と五つの謎

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    林真紅郎、元法医学者。


    一件無秩序に思えるばらばらに示される謎の数々。

    あらゆる可能性の波形を読み取り、その波をシンクロする一点を見据える「シンクロ推理」が謎を解き明かす!!


    (二つの波がシンクロする・・・・・・シンクロする・・・・・・そして重なった!)


    推理界に新たな光をもたらした林氏の5つの活躍をお楽しみください。

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    2009年10月04日
  • 匣の中

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    「匣の中の失楽」へのオマージュ作品。楽しめたが、やはり「匣の中の失楽」を超えられていはいない。

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    2009年10月04日
  • イニシエーション・ラブ

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    所々、具体的には分からなかった違和感がそこらかしこにsideBにはあったが、最後のどんでん返しには気づくことができなかった。

    様々な解説を見てようやっと理解できた。それを見たときは鳥肌がブワーッと全身を覆い尽くしたものだ。

    だがあいつがヤバいとしか思えず鳥肌もすぐしぼんでしまった。どうにも共感ができなかった。

    ただ、ピュアな鈴木には共感するところがいくつもあって、ふつうの恋愛小説として見るぶんにはすごい好きだ。

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    2026年10月25日
  • イニシエーション・ラブ

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    ネタバレ

    SideAの視点では、主人公が実に初々しく、彼の誠実さと真面目さが伝わる文章で、彼女のマユちゃんがトコトコ走ってくる様子など、始終主人公が恋人を愛おしいと思っているのだろうなぁというほのぼのとした印象を受けたのに、 SideBでは、突然冒頭から全く違う印象を受け、美人の同期を細部まで眺める描写や、マユちゃんの堕胎手術の待ち時間にパチンコに行くという不愉快な描写、酒癖が悪く粗悪で暴力的、堕胎手術の付き添いにしても遠距離にしても始終面倒そうにし、自身が入院した時に電話口で心配して泣き出した恋人よりも電話代ばかりを気にする描写、番号の暗記も出来ず、言葉遣いも汚く、浮気女性からはワイルドな印象…。 SideBとしている事から、単純に同じ姓の別人である事は、すぐに分かるし、(あえて分からせるように Sideを分けたのかと思った程)
     SideAの初デート時に、あまりに辿々しい主人公の言動や行動に、マユちゃんがスマートに誘導する様や男慣れした話し方、誕生石を当てられて喜ぶ程大切にしているルビーのダイヤリング、金曜日から木曜日への不自然なスケジュール変更、分野違いの本への違和感、1番無理があると感じる渾名の付け方など、初めから、マユちゃんが二股をしている事もすぐに分かってしまう。まさか、紛失した財布の免許証が見つかってラストにタクトだとかタクヤだとかいう名前が出て来て終わりではないよね…などと色々察してしまい、 SideBからは、正直1ミリも楽しめないまま退屈な時間が続き、終了してしまった。
     ただ、 SideAのたっくんがえらいピュアでいじらしく、初恋を大切にする描写や話し方や考え方が始終美しいので、 SideAだけを切り取って大切にしておきたい一冊ではあると思った。
    また、結局マユちゃんは、自分を本当に大切にしてくれる誠実な男性と出会ったのだから、初恋(イニシエーション)相手のたっくんを経て、成長し、幸せを掴んでおり、男性を見る目があるなぁと思いました。この先また、他の男性と遊びに走るかもしれないけれど…。

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    2026年10月18日
  • セカンド・ラブ

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    仕掛けとか、話の仕組みとかは理解したけど、それで何を面白がればいいのか分からなかった。イニシエーション・ラブのほうが圧倒的に面白かったな。正直比べものにならない。

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    2026年10月10日
  • イニシエーション・ラブ

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    ネタバレ

    普通といえば普通の恋愛小説が展開され、最後はビターエンド。たっくんクズだなあ、マユちゃん可哀想だなあ、という少しの読後感の悪さから、ラスト数行と後書きにて仕掛けに気づき、どっちもクズやんけ!でなんとなく後味の悪さが消えるのが面白い。まあたっくんの方がクズだけど。

    なんか引っかかるところはあれど真相には辿りつかない、どんでん返しにありがちなやるぞやるぞ感もない、そういう塩梅が上手いなと思いました。

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    2026年10月07日
  • イニシエーション・ラブ

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    ネタバレ

    ☆3.3
    ありふれた恋愛小説だな〜と思ってたけど、タイトル回収でなるほど、と思った

    …と思ってたんだけど、ネタバレ感想読んでなるほど!!!!!AとBはまったく別の鈴木で、マユコは浮気してたのね。なるほど〜めちゃくちゃクズだ!笑めちゃくちゃスッキリしました。

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    2026年10月07日
  • イニシエーション・ラブ

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    なかなか読む機会がなく、やっと読めた…。
    どんでん返しで有名なせいか、警戒しながら読んだのに全然気付かなかった。
    退屈せず読めたし、最後の一瞬で見え方がガラッと変わるところはやっぱりすごいなぁと思う。
    ただ、どのキャラもあまり好きになれないから読後感は微妙。

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    2026年10月06日