乾くるみのレビュー一覧

  • リピート

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    記憶を持ったまま過去に戻れるなら…どうしよ。毛利の置かれる立場や、この展開は想像するとゾクゾクする。設定も面白い。がしかし、登場人物がだらしない。なのでこんな終わりがちょうどいいのだ笑

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    2025年11月19日
  • イニシエーション・ラブ

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    ネタバレ

    確かに最後から2行目で「誰?!」ってなった。こういうのは初めて。あ、話2個だったんね、なるほど、だからあんなに違和感あったんだと納得。鈴木くん、えらそうな奴になったなぁと思ったら、違う鈴木、だからかー。
    時代が昭和すぎて、なつかしいし、ちょっと分からんしで、何かそういうのや、けっこう濃い恋愛話に気持ちをうまく逸らされて、最後まで上手にだまされてしまった。

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    2025年11月18日
  • 神様の罠

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    出張の時は短編集を持って出掛けるのが最近のパターンです。本作は平均的な内容でした。中でも“2020年のロマンス詐欺”は面白かった!コロナの頃は沢山の人々がいろいろな感情の中で生活していたのを、今なら冷静に振り返れます

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    2025年11月12日
  • イニシエーション・ラブ

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    ネタバレ

    結局マユも"たっくん"を自分の思い通りにしようとしているところが、結局'たっくん'と同じようだなと思った。

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    2025年11月09日
  • イニシエーション・ラブ

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    映画未視聴。
    最初らへんは普通の恋愛要素満点の小説って感じで、合コンに代打で呼ばれた鈴木が一人の女性繭子に好意を寄せて彼女に好かれようと努力していく話で少し退屈する人はいそう。
    大きく2つの章に分かれていて上手く話を作ったなと言う印象。途中から主人公の性格ちょっと変わってない?と違和感を持って読んでいたが、噂の最後の2行を読んだ時もその意味が分からなかった。

    再読の余地ありそうだが、解説等見て意味が分かると深い。一見してみると鈴木と繭子を取り巻く恋愛模様を描いた話に見えるが、思ったより繭子が巧みな悪女で鈴木も悪だった。映画もぜひ視聴してみたくなった。

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    2025年11月06日
  • イニシエーション・ラブ

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    流石に考察見ないとわからなかった。
    騙された点では驚きだが、自身の恋愛観に照らすと、恋愛ものが好きではないからか、あまり好みではなかった印象。
    ただ読み進めるペースが早かったため没入感はすごかったと思える。
    叙述トリックの面もすごいなと感じた。

     

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    2025年11月05日
  • リピート

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    イニシエーション・ラブが鮮烈だった乾くるみによる、
    あのタイムリープの元祖ケン・グリムウッドの『リプレイ』と
    アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』に挑んだ作品との触れ込み。

    ある日、大学生の毛利圭介の元に謎の電話がかかって来る。
    電話の主は今から一時間後に地震が起こる旨を伝え、
    実際に地震が起きたらまた電話するとだけ告げ電話を切る。
    そして一時間後、本当に地震が起こる。
    電話の主はこう告げる、もし現在の記憶を持ったまま
    十ヶ月前の自分に戻れるとしたら?
    リピートと呼ばれる夢のような体験に誘われ
    集められた九人の男女とその首謀者と思われる風間という謎の男。
    こうして計十人の男女は、疑

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    2025年11月01日
  • セカンド・ラブ

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    最後まで読んで、最初に戻って理解できた。
    これが叙述トリックってやつか。
    最初のページを初見読んだ時違和感がなかったのに、最後まで読んでから読み返すと、また違うというか。
    どういうつもりで彼女はそういうことをしていたのか、理解できなかった…。
    彼女側の心理的描写があっても面白かったのかもなぁと思った。
    読者で想像する楽しみ的なやつなんだろうか。

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    2025年10月30日
  • カラット探偵事務所の事件簿 1

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    短編で6章に分かれています。
    隙間時間に読みやすいです!!
    「卵消失事件」は読者も一緒に解けるようになっていたので面白かったです♪
    ラストは驚く終わり方だったので続きの本も読んでみたくなりました!!

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    2025年10月27日
  • リピート

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    読み終わってみれば印象が変わっているが、読んでいる時は前半部分がやや退屈だった。
    終盤もハラハラする展開ではあるがあまり自分の好みではなかった。

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    2025年10月24日
  • 神様の罠

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    個人的に好きな作家•
    人気作家6人の短編集

    内容は
    乾くるみ•大山誠一郎 両者の作品が
    どんでん返しぽくて良かった
    辻村深月もコロナとロマンス詐欺という切り口は個人的に面白かった

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    2025年10月18日
  • リピート

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    本題に入るまでが長くて一回飽きて読むのをやめてしまった。読書を再開し、読み進めていくと途中から不穏な空気が流れ始めドキドキワクワク、「誰が何のために」という目的や設定、その後の展開は自分では想像がつかないもので面白かった。

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    2025年10月04日
  • リピート

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    タイムループとループするために選ばれた人達がいなくなるという設定。
    設定と話の展開は面白かった。
    個人的には序盤の展開早めて、違う結末でもいいなと思いつつ、この終わり方がらしいかなとも思った。
    結末について色々考えたくなる一冊。

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    2025年09月19日
  • 嫉妬事件

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    京大のミステリー研の実話らしい。
    乾くるみさんがアレンジしている。
    どんでん返し感があるが、犯行動機がわかった時、ちゃんと回収されてます。
    本当にあったのだろうか?!

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    2025年09月09日
  • 物件探偵(新潮文庫nex)

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    雨穴さんの変な家みたいな書籍で探している人におすすめとあったので読んでみたが、不動産の間取り等が出てくるところは近いがオカルト要素は全くない真面目なミステリーである
    不動産業界の人やその世界に興味がある人には面白いと思う
    犯人の動機もサイコパス味はなく金銭目的など実際に現実的なものが多い
    額も大きいし、自分に置き換えると恐ろしい話なのだが、淡々とあっさり話が展開し主人公も驚くほどあっさり現状を受け入れるというノリが自分には合わず途中で断念

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    2025年08月17日
  • リピート

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    ネタバレ

    読んだ自分なりの感想としては、ミステリーではあったけど、もしも過去に戻れるなら人間はどう考えどう動くのか?みたいなある種の思考実験を見ている様な感覚に陥った。
    ミステリー要素もありつつ、人間の内面の汚さ愚かさそういうものを見たい人にはおすすめかも?

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    2025年08月10日
  • リピート

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    ネタバレ

    それから!?それからどうなるのっ!?
    ほー、それで??それで!?

    って感じのままというか、期待とは裏腹に普通に終わったって感じ。

    内容は面白いよ。
    ただ、期待しすぎたかも。

    まず、リピートが本当に出来るのかとか、何か仕掛けやワクワクがあるのかと思って読んでたけど普通に出来たし。
    あと、どんどん仲間が死んでいく中でどんな仕掛けがあるんだろうかと期待したけど、あぁって感じ。

    主人公が元カノを殺してしまうところは、ピークにドキドキ出来たけど、結局その辺もいかされず。天童がどうやって死体を処理したのかとかも明かされないし。(死体が見つかってしまって、ワチャワチャ展開していくのかとか考えてしまっ

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    2025年08月08日
  • 平成ストライク

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    平成という時代をコンセプトとする短編アンソロジー 実際に起きた事件、流行った物事をテーマとして

    「加速していく」青崎有吾
    JR福知山線脱線事故を題材として
    事故当事者とならなかった少年の心象を描きながら、当時の安全管理労働環境を

    「炎上屋尊徳」井上夢人
    通信機器の変貌とネット環境の普及
    運動部の体罰体質を隠蔽する学校とコーチへの報復 YouTubeバイトテロ等踏まえて

    「半分大人」千澤のり子
    平成の二分の一成人式」への反抗
    私もこの家庭状況までカーストされるようなこの儀式は好きでない
    ネグレクトと性虐待に苦しむ小学生達の策略
    なかなか読ませる

    「bye bye blackbird」 遊

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    2025年08月07日
  • 神様の罠

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    2025.08.01

    米澤穂信氏と辻村深月氏の短編目当てで買いました。やっぱりこの2人の短編が面白かった。
    「崖の下」は、あの新しい警察シリーズの新作だ!クールな葛さんをまた読めて嬉しい!と思いましたがすでに「可燃物」で読んだことのある短編でした。すっかり忘れててショック。

    「2020年のロマンス詐欺」はさすが辻村深月。ソツがなくうまくまとまっててキッチリ伏線回収もして読みやすい。上手。青春小説の類はあまり好みではありませんが、やっぱり売れっ子は違うな…と唸らされた短編でした。

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    2025年08月03日
  • セカンド・ラブ

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    ネタバレ

    イニシエーションラブの強烈さがあっての続編なだけに、期待しすぎた。なぜクラブで働いたのか?二人の人格をうまく演じられたのか?など納得できない部分が多い。最後は主人公が自殺して霊になって女の前に現れたような示唆であったが、そう簡単に人は死なない(この小説では自殺者が3人もいた)

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    2025年07月06日