乾くるみのレビュー一覧

  • カラット探偵事務所の事件簿 1

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    探偵・古谷のキャラが大金持ちの御曹司で頭脳明晰でおやじギャグも言い放つときたら、魅力的でしょう。助手の井上とともに「あなたの頭を悩ます謎を、カラッと解決いたします」と活躍。そして又、乾くるみにやられた~という感じ。

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    2014年02月13日
  • 嫉妬事件

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    ネタバレ

    城林大ミステリ研で恒例の犯人当てイベント開催の際、部室の本の上にあるものが発見され、急遽犯人をさがすことに。


    京大で実際に起こった事件を元に作った作品ということで、
    若干のこじつけ感も否めないかな。
    なんというか、本当に尾籠系ミステリなのね。。。

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    2014年07月07日
  • カラット探偵事務所の事件簿 2

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    タイトルを見て分かるとおり、シリーズ2冊目です。

    カラット探偵事務所は相変わらず。
    表紙のイラストそのままが事務所のデフォルトで、
    たまに謎解きが持ち込まれるという感じ。
    その「謎解き」も生活密着型というのか、殺人事件とかではない。
    そりゃそうですよね。
    全国的な知名度のある名探偵という訳ではないので、
    持ち込まれる依頼もご当地内に限られてきます。
    一地方都市に密室殺人なんかがそうそう起こる訳も無い。
    今回は8月から10月にかけての7編(つまり7つの謎解き)ですが、
    むしろ、それだけあればすごいことなんじゃないかと。
    まあ、なかにはちょっと引っ掛かるものもありましたけど。

    感想としては、ち

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    2017年10月14日
  • 北乃杜高校探偵部

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    仲良し5人組の高校生の物語。
    タイトルからも分かる通り、ミステリでもあるけれど、
    その比重は軽く、青春モノの要素の方が強いかな。

    そんなわけでさらりと読めてしまいます。
    謎解きの部分は読者が解こうとするのは難しいかなー
    だからこそ、余計に「ふーん、そうなんだー」程度で
    読み進める感じになってしまう。

    良くも悪くも読みやすい一冊でした。

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    2014年01月05日
  • 新装版 塔の断章

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    うーん。。。乾くるみが書いていることを知って読んでしまっているので,どうしても読み方がおかしくなってしまう。もっと何も知らない状態で普通に読めたらいいのにと思う。この新装版は表紙と内容が合わないと思うが,そういう感じで手にとったらショックだろうな(いい意味で)と思う。

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    2014年01月03日
  • 北乃杜高校探偵部

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    作者お得意の暗号ものに青春ミステリーを掛けあわせた短編集。伝統校の校歌に隠された暗号、修学旅行中に投稿される殺人予告など、少し頼りない主人公を取り巻く仲間達が、日常の謎を解決していく。高校生らしい甘酸っぱいエピソードも盛り込まれているのは作者のサービスなのかな。

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    2013年12月30日
  • カラット探偵事務所の事件簿 2

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    1に比べればラストの良さは薄いけど、さらっと読めて良かった。これぞ文庫で欲しい手軽さ。早く3が出ないかな。

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    2013年12月19日
  • 北乃杜高校探偵部

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    乾くるみらしからぬまっとうな連作青春ミステリ短編集。「《せうえうか》の秘密」の暗号とかは見事だけど、いつもの黒さも全くないし、少し期待はずれかな。

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    2013年12月12日
  • カラット探偵事務所の事件簿 1

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    30歳の同級生二人が主人公だが、何となく頭に思い浮かぶのは高校生の姿だった。
    街の探偵事務所に持ち込まれる色々ななぞを解いていく。短篇でありつつ、連作なので、ぶつ切りの印象はなかった。

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    2013年11月18日
  • クラリネット症候群

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    初見の作家さん、乾くるみさん。
    有名な方なの?本作も何か有名な一冊Σ( ̄。 ̄ノ)ノ?

    知らずに借りた本作ですが、おもろかったです。

    二編の中短編。
    タイトルのクラリネット〜は、とある理由で●●が歯抜けになっており、読んでて全然楽しく無かったです!
    が、マリオネット〜の方は純粋に楽しめましたヾ(@⌒ー⌒@)ノ

    ハードカバーは無いのかね?何故ノベルズのみ?
    もったいないな!と何となく思いました。


    乾くるみさん・・
    もう少し、他著も読み進めてみますね〜*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

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    2014年03月14日
  • カラット探偵事務所の事件簿 1

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    乾さん初チャレンジ。ガッツリ『探偵』って感じかと思ったら、主人公は補佐役。しかも、その謎もほのぼのしたものが多かった。気負って読まなくていいから、楽に読めた。二巻が出てるらしいので、それも読んでみようと思う。ラストは、ビックリだけど、ほっこり。

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    2013年11月06日
  • カラット探偵事務所の事件簿 2

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    かなりライトなミステリー。
    事件自体は正直物足りない。
    定番だけど、最後のエピローグではニヤニヤ。
    読後に見直すと、今作も前作も表紙が秀逸でした。

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    2013年10月30日
  • クラリネット症候群

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    積ん読にになっていたクラリネット症候群を読もうとページをめくったらマリオネット症候群だった。
    な、なにを言ってるか分からねーが(以下略)

    二本立てだったんですね。知らずにマリオネット症候群も買ってしまいましたよ( TДT)

    解説によると先にマリオネット症候群があって、カップリングのために新たに男子高校生を主人公にしたクラリネット症候群が書き下ろされたということらしいけど、タイトルからしても作品の雰囲気からしてもそんな感じではある。
    そんなカップリングのための作品いう制約のなかで、よくぞこんなに凝ったものを、と感心する。
    乾くるみの作品にはいつも感じることだけど、読者に対するサービス精神が溢

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    2013年10月20日
  • 林真紅郎(はやししんくろう)と五つの謎

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    シンクロ真紅郎は狙いすぎの感があり、毎回やられるとちょっと邪魔くさいが、ストーリーそのものは分かりやすくて面白い。手軽に読める一冊。

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    2013年10月19日
  • クラリネット症候群

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    この前読んだ『イニシエーション・ラブ』のどんでん返しの衝撃がすごかったので、他の乾さんの作品も読んでみたくなりました。
    それで買ったのがこの『クラリネット症候群』です。
    憑依現象(?)で体が乗っ取られちゃった女子高生とか、クラリネットを壊しちゃったらドレミ音が聞こえなくなった男子高校生とか、そういう突飛なありえない話は結構好きです。
    マリオネット症候群もクラリネット症候群もその名前と発想がおもしろいなと思いました。

    マリオネットの方は、簡単に人が死にすぎちゃって、面白いんだけど、う~んって感じです。
    ドタバタ感が強いです。
    クラリネットの方は、セリフの中のドレミファソラシドが書いてないのでと

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    2013年10月18日
  • カラット探偵事務所の事件簿 2

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    なぜかじっくり頭にはいらないので、あらすじだけわかればいいくらいの飛ばし読み。ラストはさらっと流してから「?」と思って読み直した。それから表紙をみなおす。

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    2013年08月02日
  • カラット探偵事務所の事件簿 2

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    乾氏は主人公の古谷と同じようにミステリーが大好きで、その結果ミステリー作家になったのだと感じられるような作品。
    古典を含めた本格系ミステリーの内容や登場人物が数多く引用されているところが、軽い遊び感覚で面白い。なぞ解きがもう少し綿密に書かれていたらもっと良かったのに。

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    2013年06月30日
  • Jの神話

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    途中までは、誰が犯人だろう??と想像しながら
    ワクワクして読みましたが、途中からSF?と言う感じになっていって
    ちょっと、想像したくないようなグロテスクな表現などもあり
    これは、好みが分かれそうだと思った。

    乾さんの中では、イマイチだな・・・と思いましたが
    普通に発想では思い付かないような内容だったのは確かだと思います。

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    2013年06月24日
  • クラリネット症候群

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    『マリオネット症候群』と『クラリネット症候群』の中篇二作品を収録。

    『マリオネット~』は、内容がかなり好みです。

    主人公はまさにマリオネット症候群。

    その不思議な視点から描かれる内容が読むスピードを早め、あっという間に読み終わってしまいます。

    『クラリネット~』は、主人公の耳がおかしくなってしまう話。

    こちらも途中から不思議な事件に巻き込まれ、スリリングな展開であっという間に……とはいかない理由がありまして。読み終わるのにちょっと時間がかかってしまうかもしれません。

    どちらもとにかく設定が斬新!しかし、良くも悪くも斬新過ぎるかも?

    慣れてない人には体(脳?)が受け付けないかもな…

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    2014年02月15日
  • 嫉妬事件

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    なんなんだ、このミステリーは。
    …って最後まで思いながら読んでました。笑
    殺人事件じゃない。とある大学のミステリー研究会の部室で起きた事件。言葉にするのも憚られる、例のブツを巡った話。真相も「何それ」と言いたくなるものです。まぁでもたまにはこういうミステリーもいいのかな?

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    2013年05月20日