乾くるみのレビュー一覧
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ネタバレ連作短編集。
登場人物4名が古書店に集まり 日常の謎を持ち寄り推理していく物語。
一つ一つの謎はビックリするようなものはないのだが、最後に短編を締めくくる部分はかなり面白かった。
評価は☆3にしたが、限りなく☆4に近い感じがする。
登場人物の一人であるしのぶ先生は古書店店主に恋心を抱いているのだが、店主はしのぶ先生の従妹に昔恋をしていたことをしのぶ先生は知っており、それを隠して店主に気持ちを伝えようとする。
その気持ちに店主は答えるのに、告白と同じように本を使って答えるのだがしのぶ先生と読者は店主が振ったと思うのだが、そこでどんでん返しが待っている。
そして物語とは関係ないよう -
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軽いミステリーものであり、学園生活ものでもあり。
北乃杜高校生の清水克文が、横井圭、赤倉志朗、山科桃子、稲川みどりと謎解きをする。
二段組みの小節は相当久々だった。短編4つが収められている。難しいことはほとんど何も考えず、ただ身を委ね読み通した。今は昔となった時事ネタは出くわすたび興ざめ。タイムリーに読めば愉快なサービスなのかな。不必要に多用しなくていいのに。
①《せうえうか》の秘密(☆2)
北乃杜高校で歌い継がれる逍遥歌は、一部歌詞が書きかえられていた。その理由を探り、歌詞に隠されていた作詞・作曲者の意図を知る。楽譜が掲載されていた。声に出し歌いはしなかったが把握しやすいメロディーだ。
真 -
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ネタバレ「7」にまつわる7つの短編からなる短編集。趣向は面白いが、ここでの作品をつなげる大きな謎は存在しない。登場人物などは異なる、全く別の7つの話が集まっている。
玉石混交の7作だが、どの作品もそこまでの意外性はない。表題作の「ラッキーセブン」とトリを飾る「ユニークゲーム」は論理パズル。少し前に流行ったデス・ゲームの作品であり、非現実的な設定で命を掛けたゲームが行われる。
ほかの5作品はショートショートがあったり、ミステリとは言い難い作品がある。「7」にまつわる話という共通点はあるものの、掲載されている作品の趣向はさまざま。デキも傑作といえるほどの作品はない。「ユニークゲーム」の読後感の悪さな -
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ネタバレ「セカンド・ラブ」が「イニシエーション・ラブ」の後継的位置づけの作品だとすれば,本作,「スリープ」は「リピート」の後継的作品。SF的な味付けをしたサスペンス的な作品である。
羽鳥亜里沙という14歳の美少女をめぐる物語。冷凍睡眠状態になった亜里沙を目覚めさせ,生き延びさせようとしている戸松鋭二という図式の物語と見せかけ,真相は,大人になった羽鳥亜里沙を愛することができなかった戸松鋭二が,冷凍睡眠をしていた女性アーティストの体を利用して,羽鳥亜里沙のコピーを作り出していたというオチ
話づくりは,さすが乾くるみと思わせるうまさで,30年後の未来の描写などもよくできている。
戸松鋭二が,羽鳥亜 -
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ネタバレ探偵事務所をオープンさせた古谷に引きずられるようにして、一緒に探偵になった井上。
古谷は、お金持ちのお坊ちゃんで、よくある浮気調査などは引き受けず、謎解きだけを専門にする探偵事務所を開いてしまったのだ。
当然、事務所は常に閑古鳥が鳴いている状態だが、そんな探偵事務所にも持ち込まれる所長である古谷のお眼鏡に叶う依頼も時々はある。
そんな数少ない依頼を「カラッ」と解決する探偵事務所が「カラット探偵事務所」である。
という感じの話でした。
構成としては短編の話が六つ。
どれも人が死んだりはしない、非常に軽い感じの話でした。
おかげで、随分、すらすら読めて読みやすかったです。
テンポの良さとしては -
購入済み
結末が普通
結末が予想通りでひねりがなかった。
いろいろなところにヒントがちりばめられているらしいので、二回目に読んだときに「ああー、なるほど」と納得できるところは多いと思うが、結末に驚きがなかったのでそこまで見返す気になれない。