乾くるみのレビュー一覧
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相変わらず所長の駄洒落が冴えて(?)いました。
所謂、日常の謎を扱った作品ですが、「謎解き専門の探偵」という設定がわくわくします。
前作も最後の最後で驚かされましたが……今回もやられた!
思わず、えっ!?と叫んでしまいました。
詳しく言うとネタバレになってしまうので控えますが、小説ならではの技法っ...続きを読むPosted by ブクログ -
仲良し高校生5人組が日常の謎に挑むミステリー短編4編。お話としては可もなく不可もなし。似非関西人故かもしれませんが、京都弁の表記には少し違和感を覚えました。Posted by ブクログ
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うんこうんこ連呼していて笑ってしまった。
動機とか謎解き部分とか、こう書いてんだからお前らわかるだろ、という言い訳じみた解説が目についた。
こんなテーマに挑戦したことはすごい。Posted by ブクログ -
生活ミステリー短編集。謎解き専門の探偵事務所はなかなか面白い設定。ミステリーの謎解きというより、謎解きゲームの問題集のよう。それなりの面白さだが物足りなくもある。ただし、最後の1編の最後に隠されていた秘密にはビックリした。Posted by ブクログ
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「謎解き専門」探偵事務所「カラット探偵事務所」第2作。殺人までは起こらず、日常の謎レベル?が物足りないような、解ける範囲そうで嬉しいような。「一子相伝の味」が一番好みかな。…久々に読んだので、他の方の感想で思い出した。途中で変だと思ったんだよね…wPosted by ブクログ
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探偵・古谷のキャラが大金持ちの御曹司で頭脳明晰でおやじギャグも言い放つときたら、魅力的でしょう。助手の井上とともに「あなたの頭を悩ます謎を、カラッと解決いたします」と活躍。そして又、乾くるみにやられた~という感じ。Posted by ブクログ
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城林大ミステリ研で恒例の犯人当てイベント開催の際、部室の本の上にあるものが発見され、急遽犯人をさがすことに。
京大で実際に起こった事件を元に作った作品ということで、
若干のこじつけ感も否めないかな。
なんというか、本当に尾籠系ミステリなのね。。。Posted by ブクログ -
タイトルを見て分かるとおり、シリーズ2冊目です。
カラット探偵事務所は相変わらず。
表紙のイラストそのままが事務所のデフォルトで、
たまに謎解きが持ち込まれるという感じ。
その「謎解き」も生活密着型というのか、殺人事件とかではない。
そりゃそうですよね。
全国的な知名度のある名探偵という訳ではない...続きを読むPosted by ブクログ -
うーん。。。乾くるみが書いていることを知って読んでしまっているので,どうしても読み方がおかしくなってしまう。もっと何も知らない状態で普通に読めたらいいのにと思う。この新装版は表紙と内容が合わないと思うが,そういう感じで手にとったらショックだろうな(いい意味で)と思う。Posted by ブクログ
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作者お得意の暗号ものに青春ミステリーを掛けあわせた短編集。伝統校の校歌に隠された暗号、修学旅行中に投稿される殺人予告など、少し頼りない主人公を取り巻く仲間達が、日常の謎を解決していく。高校生らしい甘酸っぱいエピソードも盛り込まれているのは作者のサービスなのかな。Posted by ブクログ
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30歳の同級生二人が主人公だが、何となく頭に思い浮かぶのは高校生の姿だった。
街の探偵事務所に持ち込まれる色々ななぞを解いていく。短篇でありつつ、連作なので、ぶつ切りの印象はなかった。Posted by ブクログ -
乾さん初チャレンジ。ガッツリ『探偵』って感じかと思ったら、主人公は補佐役。しかも、その謎もほのぼのしたものが多かった。気負って読まなくていいから、楽に読めた。二巻が出てるらしいので、それも読んでみようと思う。ラストは、ビックリだけど、ほっこり。Posted by ブクログ
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かなりライトなミステリー。
事件自体は正直物足りない。
定番だけど、最後のエピローグではニヤニヤ。
読後に見直すと、今作も前作も表紙が秀逸でした。Posted by ブクログ -
シンクロ真紅郎は狙いすぎの感があり、毎回やられるとちょっと邪魔くさいが、ストーリーそのものは分かりやすくて面白い。手軽に読める一冊。Posted by ブクログ