乾くるみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この前読んだ『イニシエーション・ラブ』のどんでん返しの衝撃がすごかったので、他の乾さんの作品も読んでみたくなりました。
それで買ったのがこの『クラリネット症候群』です。
憑依現象(?)で体が乗っ取られちゃった女子高生とか、クラリネットを壊しちゃったらドレミ音が聞こえなくなった男子高校生とか、そういう突飛なありえない話は結構好きです。
マリオネット症候群もクラリネット症候群もその名前と発想がおもしろいなと思いました。
マリオネットの方は、簡単に人が死にすぎちゃって、面白いんだけど、う~んって感じです。
ドタバタ感が強いです。
クラリネットの方は、セリフの中のドレミファソラシドが書いてないのでと -
Posted by ブクログ
『マリオネット症候群』と『クラリネット症候群』の中篇二作品を収録。
『マリオネット~』は、内容がかなり好みです。
主人公はまさにマリオネット症候群。
その不思議な視点から描かれる内容が読むスピードを早め、あっという間に読み終わってしまいます。
『クラリネット~』は、主人公の耳がおかしくなってしまう話。
こちらも途中から不思議な事件に巻き込まれ、スリリングな展開であっという間に……とはいかない理由がありまして。読み終わるのにちょっと時間がかかってしまうかもしれません。
どちらもとにかく設定が斬新!しかし、良くも悪くも斬新過ぎるかも?
慣れてない人には体(脳?)が受け付けないかもな… -
Posted by ブクログ
入り組んだパズルだったな、というのが正直な感想。
作品の存在自体がミステリーになっているので、断片的なシーンの連続も、あきらかにミスリードを狙っているような記述もすべて、パズルのピースなのだ。
そういうものだと思って楽しめばいいんだけど、そこに恋愛が絡むとどうしても当事者の心情というやつが気になってくるので、「どうしてそんなことをするんだろう」とか「どう思っているんだろう」ってなことがいっぱい引っかかってくる。
天童さんにとってなるみさんって恋愛対象じゃなかったってことなんだろうか。そのあたりが今ひとつよくわからない。
愛憎のもつれがありました、だから殺しました、では納得しづらいんだよなあ。