乾くるみのレビュー一覧

  • カラット探偵事務所の事件簿 2

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    1巻の叙述トリックに驚いたのは結構前で、
    久々に続編を見つけて読んでみました。
    今回は秘伝のタレの話が好き。
    二人の関係が進歩してさらなる続編は出るのだろうか・・・・
    あと、昇降機の密室はシャーロックホームズの名作を思い出さずにはいられない。

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    2013年04月17日
  • Jの神話

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    全寮制の女子高において、謎の死を遂げる事件が2回。警察の捜査も宛て人にならず、闇に葬られる。死を遂げた親から依頼され通称「黒猫」が調査にあたる。
    そこで、解ったことは...「ジャック」とは?
    最後に原因解明され、なるほどと思った先に、急展開!
    予想の付かないまさかの展開に驚きました。
     

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    2013年04月04日
  • カラット探偵事務所の事件簿 2

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    それぞれの話に面白さは感じるものの、全体を通してみるとやや小粒な印象は否めず。
    ラストのオチはインパクトはあるが、そちらも前作と比べると見劣りしてしまった。

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    2013年03月30日
  • クラリネット症候群

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    マリオネット症候群とクラリネット症候群の中編二つが収録。マリオネット症候群とクラリネット症候群とも斬新で、この世界観だけで楽しめる。この人の文章には毎度引き込まれます。

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    2013年03月19日
  • Jの神話

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    自由なミステリーというか、ミステリーの枠から外れているというか。自分は、オーソドックスなものが好きかと言われると、それほどではないと思う。だけど、何か感じてしまう違和感は何だろう?

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    2013年03月15日
  • カラット探偵事務所の事件簿 2

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    謎を「カラット」解決します―。
    殺人事件は起こらないものの、淡々と
    疑問が解決されていきます。
    この手のミステリーは好みが分かれると思いますが…
    私はこういうのもアリかなと感じながら読んでいました。

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    2013年03月15日
  • 新装版 塔の断章

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    乾くるみらしいミステリーでもう一度読み返したいと思った

    しかし、なんかイマイチつかみきれない。
    主人公である辰巳が女性であることは、結構すぐに気付いて、
    序章は辰巳のことだなとは判断できたけど、
    相手が誰だかイマイチ解釈できなかった。

    もう一度読んでみればわかるのかな。

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    2013年03月03日
  • 新装版 塔の断章

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    ネタバレ

    ラストを読んでから、やはり読み返してしまった。

    どうしてこのように時間軸がバラバラで話が進むのかと疑問だったがラストで理解して納得。

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    2014年01月18日
  • クラリネット症候群

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    マリオネット症候群+クラリネット症候群の、中編二本立て。症候群の名づけ方はナイスと思うけど、それを題材にしたそれぞれの物語自体がいまひとつ。中編だからってのもあるかもしらんけど内容も薄いし、クライマックスも全然ピンとこない。暇つぶしの流し読み、って感じす。

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    2013年01月23日
  • Jの神話

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    この作家さん、ほんとに抽斗が多いんだなと思った。いわゆる女性主ハードボイルドとして、十分面白かったと思うけど、前述の通り何でも書ける人なので、他作品を読んで期待して読み始めると、ああ、これはジャンルが違ったのか、と思わされる感があるかも。エピローグはあった方がいいんだろうけど、蛇足感もあった。

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    2013年01月19日
  • 新装版 塔の断章

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    入り組んだパズルだったな、というのが正直な感想。
    作品の存在自体がミステリーになっているので、断片的なシーンの連続も、あきらかにミスリードを狙っているような記述もすべて、パズルのピースなのだ。
    そういうものだと思って楽しめばいいんだけど、そこに恋愛が絡むとどうしても当事者の心情というやつが気になってくるので、「どうしてそんなことをするんだろう」とか「どう思っているんだろう」ってなことがいっぱい引っかかってくる。
    天童さんにとってなるみさんって恋愛対象じゃなかったってことなんだろうか。そのあたりが今ひとつよくわからない。
    愛憎のもつれがありました、だから殺しました、では納得しづらいんだよなあ。

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    2013年01月02日
  • Jの神話

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    イニシエーション・ラブ、リピート、クラリネット症候群と続いて、大好きな乾作品としてどんなトリックなのかなと期待して読みましたが、途中からSFちっくになってしまい、、なんだ~!と違う意味で期待を裏切られた感じです。

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    2012年12月18日
  • 新装版 塔の断章

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    「らしい」作品・・・。
    終末に期待し,
    終末を勘ぐりながら読み進めていったが
    やっぱりひっくり返される・・・
    でも,すっきり感がないのは
    どういうわけだろう・・・

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    2012年12月09日
  • Jの神話

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    全寮制の名門女子高「純和女学院」に入学した坂本優子は
    入学早々違和感を感じる。昨年自殺した生徒に私が似ている?

    不気味なくらい美しい生徒会長、それに従う親衛隊および生徒会。
    しかしその生徒会長が不自然な死をとげ、今までの均衡が崩れる。

    全ての事件には「ジャック」という謎の言葉が絡んでいると見た
    女探偵「黒猫」は純和女学院へと赴く。

    作品的にミステリ+百合かな~と軽く考えていましたが、
    読み進めると若干ひいている自分がいました(笑)
    原因は意外な「ジャック」の正体。
    あと女性に潜む闇を描いていると紹介してありましたがうーんこれはちょっと違うな~と思いました。

    最後の展開は人それぞれ評価が

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    2012年11月21日
  • カラット探偵事務所の事件簿 2

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    ネタバレ

    時系列でまとめてみたいなあと思わせるね。これ。この2を書いてるときは,1を見せていないということだと思ったけど…短編のつながりで全体をつなげてみせるってすごいね。そうそう,1の終わりがfile20だからあと少なくとも7編はあるから3まではでるのよね。

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    2012年11月19日
  • カラット探偵事務所の事件簿 2

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    ははあ~、今度はこう来ましたか。1は気を許して読んでいて最後にすっかりやられた。まだこの上に仕掛けがあるのか?普通にシリーズ物なの?とあれこれ考えつつ読んでいって、考えてみれば、もうそれだけでずいぶん楽しませてもらってるのだ。

    最後の一編は、ダジャレに彩られた作品ならではの、軽快な一撃であざやかに幕が引かれている。ダークな作風のものが多い著者だけど、こういうのもいい。

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    2012年11月05日
  • Jの神話

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    最初わくわくしながら読んで、だんだんとこわくなってきて、うっすらだけど何が起こってるのか想像できるようになった。真相がわかって、ちょっと予想通りって思った。もうちょっと人間離れしてない真相を期待してた。

    最後、黒猫が神話やらなんやらを持ち出して説明するときはおお、ってなったけど。
    でもそのあとの優子と黒猫のシーンでまたテンションが下がった。
    終わり方にはゾクッとさせられた。
    でもやっぱり、少し不快感が残る。

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    2012年10月04日
  • カラット探偵事務所の事件簿 2

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    1巻のラストであまりにも度肝を抜かれた為、やや腰砕け。
    でも、どんな探偵モノ(ハードボイルド除くらしいけど・・・)にもメイン+サブがいるというところでは、面白い取り合わせの
    二人だと思います。富豪くんってとこがいいですよね。(←そこ?)

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    2012年10月02日
  • カラット探偵事務所の事件簿 2

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    『事件簿1』があの終わり方をしたので、果たして『2』があるのかどうかとおもっていたら、出た。
    べっくらこいた。
    だって読んでる側は、この作品の最大のオチをもう知ってしまっているのであるからして、この“一人称”には相当無理があるような気がしたから。

    そんな状態で読んだので、やはり妙な落ち着き感のなさは、全編をとおして味わわなければならぬ試練である。
    が、そこさえ乗り越えられれば前作同様、なかなか軽快で愉快ないっぷう変わったミステリ(謎解き)ものとして楽しめる。

    しかし今回の大オチは、いまいち解りにくいぜ、旦那。
    アレはカレンが………だった、でいいの?!?!?!

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    2012年09月17日
  • カラット探偵事務所の事件簿 2

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    ネタバレ

    強く印象に残るようなトリックを扱った作品はなかった。
    この手のライトミステリは、林真紅郎シリーズだけに絞ってくれてもいいかな? という印象。

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    2014年09月15日