雫井脩介のレビュー一覧

  • 霧をはらう(下)

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    販促帯に伊坂幸太郎「雫井さんの小説は全部読んできているけど、個人的1位はこれ!」

    小児病棟で4人の子供の点滴にインスリンが混入された殺傷事件。
    逮捕された母親の無罪を信じきれない娘と、稼ぎにならない事件にも最善をつくす若い弁護士の二人の視点で書かれた事件・法廷もの。
    ミステリ色は薄く、サスペンス色は無いが、読みやすく、主人公を応援しながら読んでしまう小説。(伊坂幸太郎には同意しないけど・・・)

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    2025年10月18日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    ネタバレ

    なんか「笑うマトリョーシカ」みたいだな~って思ったけど結末は真逆みたい感じでした。
    最後までどっちに転ぶのかな~って思ってたけど、まぁ、現実にもそういうことってあるのかな、って思った。でもほんと、解説でもあげられてたけど無自覚ってこわい。

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    2025年10月09日
  • ビター・ブラッド

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    ネタバレ

    導入部分が長すぎた感が……、なかなか入り込めず……。ただ全部繋がってるので読み応えはあるんだけど……そこまでページを割く必要あったかな。ページ数の割には内容が……。

    キャラが全部良いので、短編で続篇欲しいなと。
    相星が推しだったので辛すぎた。

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    2025年09月23日
  • 火の粉

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    子どもを含む一家惨殺の罪で被疑者となった武内真伍。その武内に無罪の判決をくだした裁判官梶間勲。定年を間近に退職し、閑静な住宅街に居を構える梶間の家の隣に、なんとあの武内が引越して来た…。

    もう、このあらすじを聞いただけで怖い。ゾクゾクするわ〜。
    そして期待通り、サイコパスの真骨頂。武内が薄気味悪く、ヤバさがジワジワと迫ってくる。貴志祐介の「黒い家」を思い出した。

    元裁判官の梶間勲が、いけすかない。死刑判決をくだしたくないとか、そんな気持ちで裁判官がよく勤まるよな。仕事も介護もその責任からうまく逃げている。頼れない。一方、妻の尋江は寝たきりの姑を看病し、無職の息子一家と同居する健気な良い妻。

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    2025年09月20日
  • 互換性の王子

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    玉手親子のクズぶり。
    あんな男を旦那に選ぶ千登勢が英雄の前妻ってちょっと意外。
    成功は星奈、早恵里は実行を選ぶと思った。
    全員聞き分けが良い。
    表紙のコアラは何なのかな?

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    2025年09月11日
  • 火の粉

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    不当に感じる判決や加害者に甘い量刑の事件裁判のニュースを見ると裁判長に少なからず敵意が行ってしまう昨今。そう思うとある意味、復讐スッキリ系のお話なのかも。だいぶ変化球だけど。

    サスペンスものなので深みはなかったけど、文章が読みやすかったので別のテーマの作品も読んでみたい。

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    2025年09月08日
  • 望み

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    180度全く違う2つの望み、その間で揺れる重たい物語だった。
    読み手全員が必ず、自分だったら・・・と考えさせられるとおもう

    「望み」がテーマなだけに、話のテンポは悪いから、どんどん展開を期待する人はむいてない。
    「望み」をとことん深掘りしていけばいくほど、もう片方の望みもチラついて苦しい切ない、まさに究極の選択(自分たちで選択はしないけど)だなあとひしひしと感じた。

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    2025年09月05日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    陶磁器店の跡取り息子が殺害された。

    捕まった犯人は妻、想代子の元恋人。

    犯人が裁判の判定直後に放った、"想代子に頼まれてやった"の一言に、義父母や、その家族が翻弄される。

    人の心はほんとに、わからない。
    計算なのか、無意識なのか。
    他人の言葉に翻弄され、自分を見失ってしまう。あげく、何が真実なのかもわからない、ほんとに怖い。

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    2025年08月30日
  • 火の粉

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    ★★★☆☆裁判、冤罪、隣人、育児、介護、親切、被害者遺族、疑惑、異常、別荘、事件。あれ?違うのかなと思わせぶりに振り回される。雪見頑張れーと応援するほどに俊郎にイライラする。あれで夫婦仲はその後回復できるのか心配。

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    2025年08月30日
  • 銀色の絆

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    青春のひと時をフュギュアスケートに捧げた主人公達。親の目線やコーチの意向など周りの環境もものを言うのだなと感じた。輝かしい経歴も不遇の時代もひっくるめて自分なのだ。楽しく読ませて頂きました。

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    2025年08月24日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    息子を殺したのは、
    嫁なのか。
    疑ったら最後、
    もう家族には
    戻れないーーー

    彼女の涙に、
    全員食われる。

    「素顔の見えない女」をめぐる
    究極のサスペンス
    ----------------------------------
    積読が増えすぎて読みきれない気がするから、
    もう必要以上にあれもこれも買わない、
    と心に決めていたのですが、
    新刊コーナーであっさりダメでした。苦笑

    著者の作品では「犯人に告ぐ」が好きで。
    思わず手に取りました。

    最愛の息子が殺された。
    逮捕された犯人は、
    息子の嫁に殺人を頼まれたと言う。

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    2025年08月24日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    直木賞候補作品なので期待して読みましたが、期待した程ではなかったかな。ただただドロドロとした人間関係で暗い印象。最後の章は人によって感じ方は違ってくるかな。殺害された妻は善人なのか悪人なのかが違って見えるかも。クロコダイルティアーズの意味は嘘泣き。タイトルの意味を解くと・・・

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    2025年08月17日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    タイトルのクロコダイルティアーズは嘘泣き

    鎌倉にある老舗の陶器店
    一人息子が刺殺された所から物語は始まる
    残されたのは両親と妻と幼い男の子
    犯人は息子の妻の元交際相手。裁判判決後、DVに苦しむ妻からの依頼殺人だと犯人が暴言を吐いた所から、嫁を疑心暗鬼で見始める姑。
    同居の家族ぬ疑いの関係が始まる。
    面白い

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    2025年08月15日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    疑心暗鬼の沼に嵌る。健気に頑張る被害者の妻か、強かな悪女か。怪しいと思うと全てが怪しく思えてくる、という人間心理。序盤はやや入り込めなかったが、徐々に「疑惑」が放つ魔力に引き込まれ、中盤以降は一気読み。東野圭吾の超傑作『白夜行』を彷彿とさせるが、「疑う側」にある種の悪意や僻みが宿っている点が大きな違いであり本作の面白み。終章が良い。

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    2025年08月14日
  • 火の粉

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    死刑を無罪にした裁判長にその被告人が近付いてきて 
    その家庭が崩壊しそうになるというちょっと変わったシチュエーション

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    2025年08月14日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    雫井脩介の新刊文庫本。
    『火の粉』『望み』『霧をはらう』…なかなか好きな作家さんです。
    思わずタイトルに惹かれて購入。

    『クロコダイルティアーズ』とは『ワニの涙』…嘘泣きという意味らしい。

    陶磁器店を営む熟年夫婦には息子がおり、その息子夫婦と孫と幸せに暮らしていたが、息子が何者かによって殺害されてしまう。
    犯人は、息子の妻の元交際相手だが、被告の男は裁判である発言をする。
    また、妻が遺体と対面したときに、「嘘泣き」をしていたという発言もあり、妻が犯人なのでは無いかという疑念が大きくなってゆく…

    疑心暗鬼という言葉があるように、人はだんだんと思い込みがそう実際に見えてくることもあるのか…

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    2025年08月13日
  • 火の粉

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    行き過ぎた親切からは恐怖が匂い立つ。
    誰がマトモなのか、誰がイカれてるのか、最後の最後まで緊張感が途切れることがなかった。かなり面白い。

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    2025年08月10日
  • 犯人に告ぐ 下

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    思っていた展開とは違ってちょっとびっくり。
    植草はどうしようもないなあと苦笑いしながら読んだ。続編もあるようなので読んでみようかな。

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    2025年08月01日
  • 検察側の罪人(下)

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    最上検事が、松倉に制裁を科すために罪を犯した理由について、もっと深い背景があったのだと思っていた。最後にそこに関するドラマチックな描写があると期待していたが。

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    2025年07月13日
  • 霧をはらう(下)

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    小児病棟で起こった点滴殺傷事件の真相をめぐるリーガルミステリ。
    最後の最後まで楽しめる物語でした。

    いよいよ下巻です。
    無実を勝ち取るための証拠もそろわない弁護側。苦しい展開です。
    このままでは、有罪が確定してしまう..
    さらに弁護側も一枚岩になれず。無罪の勝ち取りに消極的な枡田と袂をわけ、私選弁護人として伊豆原は動くことになります。

    さらに、母親の無罪を信じられない由惟。
    それを解きほぐしていく伊豆原。
    伊豆原ってとても良い人。こんな弁護士っているの??

    そして、裁判がはじまります。
    そこで、出てきた証言...
    裁判の行方は?

    という展開です。
    途中、由惟が痴漢冤罪事件に絡みます。

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    2025年06月14日