雫井脩介のレビュー一覧

  • 栄光一途

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    クローズドノートであまりにも有名になった彼。
    サントリーなんとか賞にてデビューだったので、興味を持って手に取りました。

    筋肉質な女主人公で、柔道の話なことを読み始めてから知り、
    その汗臭さになんかなぁ、としばらく積ん読だったんでした。

    読むと、おもしろい。
    柔道会の伝統とその弊害、ドーピングについて。
    ミステリー調で描かれる見知らぬ世界の
    見知らぬ罪に、あなたはこの冬きっと見せラレル!

    なので星4ツ

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    2010年02月15日
  • 白銀を踏み荒らせ

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    ワールドカップスキーを舞台にした小説って珍しいのです。スキー馬鹿としては外せないのでした。

    本当に知っている人には細かい部分で「???」ってなることもあるようですが。。

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    2009年10月04日
  • 白銀を踏み荒らせ

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    雫井ものは「虚貌」「火の粉」など非常にスリリングなミステリーと、「クローズドノート」みたいなちょっと異質なもの、「栄光一途」のようなスポーツの世界を舞台にしたミステリーを読んだことがありますが、これは栄光一途の続編というか、シリーズものです。栄光は柔道界でしたが、これはアルペンスキー。スピード感もあり、なかなか面白かったです。スポーツ観戦が好きな方にはよいのでは。次はどんな種目を舞台に書くのか楽しみです。雪山が舞台なので一応山岳ものに追加。

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    2011年07月16日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    ​本作を読み終えて、どうにも胸のつかえが取れません。その最大の理由は、登場人物の造形にあるのだと思っています。
    ​特に「息子」という存在の、あまりの薄っぺらさが気になって仕方がないのです。作中では彼がDV気質になった背景として「甘やかされて育った」というエピソードが提示されるが、私にはそれが、人物を立体的に見せるピースとしてはあまりに不十分に感じられました。彼が抱える闇や、彼に注がれる家族の視線、そして何より「息子の子(孫)」から彼がどう見えていたのか。その複雑な人間関係が、物語からはほとんど立ち上がってきませんでした。
    ​一方で「息子の妻」には妙な納得感があります。ダメ男をナチュラルに引き寄

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    2026年07月05日
  • 互換性の王子

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    準大手飲料メーカーの御曹司が、別荘の地下室に半年間監禁される事件から始まり、解放後に会社に戻ると、異母兄が彼の地位を奪っていたり、権力闘争、恋愛で争う話です。
    ストーリーはすごく面白くて、展開もドキドキしながら読みました。
    ただ、登場人物の情報が薄くて、あまり感情移入は出来ませんでした。
    それでも企業内権力の争いを描いていて、エンタメ要素も強くて楽しく読めました。

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    2026年07月03日
  • 犯人に告ぐ : 4 暗幕の裂け目

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    3でも思ったが、これほど引っぱる話でもないと思うので、もう終わった方がいい。もっとコンパクトなら読み甲斐もあるが、長すぎて読むのがつらくなる。劇場型捜査という視点の面白さは1で満腹。

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    2026年07月03日
  • 栄光一途

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    雫井さんのデビュー作。
    日本柔道界を揺るがすドーピング疑惑。
    どの選手がドーピングを行っているのか…それを秘密裏に調査するように命じられた強化チームのコーチ望月篠子。
    彼女も昔は柔道でオリンピックを目指す選手だった。
    調査対象は男子選手。
    篠子は友人の深紅たちに手伝ってもらいながら、調査を進めていくが…
    その調査は思いがけなく危険で危ないものとなる。
    今まで読んだ雫井さんとはスポーツものだからか、印象が違った。
    でも、柔道にそんなに興味がなくても面白く読めた。

    2026.6.26

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    2026年06月26日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    一度猜疑心に囚われてしまうと、じわじわと蝕まれてしまう人間心理がリアルなお話だった。主観を通せば真実が何であるかはもはや関係ないのだなと、語り部の視点によって印象が変わる巧さに唸らされた。

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    2026年06月20日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    ネタバレ

    そよこが犯人?それとも敢えてのどんでん返しで違う終結に?と予想しながら読み進めていった。
    結果的にはそよ子は犯人ではない、と本人が回顧しているが、それは本当なのか?
    最後の涙の意味は?

    逆境に耐えながら、しなやかさを持ったそよ子の強さを描いたようでもあり、
    そよ子が無自覚に人を巻き込み、この結果に持っていったようにもみえる。

    もやもやしたけど、悪くない読後感。

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    2026年06月18日
  • 犯人に告ぐ : 2 <文庫合本版> 闇の蜃気楼

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    1は読んでないけれど、2だけ読んでも
    話の流れは掴めたので、一冊だけだも
    楽しめた。

    長くてボリュームがあるので、
    途中、疲れて流し読みしたくなった。

    登場人物が多いので、読み終えた直後の
    今なら1やその他の刊も悩まず読めそう。

    読み終えると達成感があるが、
    長いのはちょっと体力,気力が必要かな。

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    2026年06月17日
  • 犯人に告ぐ : 3 紅の影 下

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    ネタバレ

    曾根要介
    神奈川県警本部長。

    徳永一雄
    神奈川2区選出代議士。国土交通相。

    福間唯司
    警察庁官房長。曾根にとって三期上の先輩。

    仲川
    曾根の同期。トップランナー。

    門馬敦也
    横浜市長。もともと民和党で徳永と同じ釜の飯を食ってた仲。

    柴田
    県遊協。神奈川県のパチンコ・パチスロ業界の代表者。

    網代実光
    新興IT企業「AJIRO」。AJIROホールディングス社長。ワイズマン。詐欺集団を束ねている。

    本田明広
    刑事部特別捜査隊隊長。

    巻島史彦
    神奈川県警特別捜査官。

    津田良仁
    足柄署の刑事課。巡査部長。

    水岡勝俊
    ミナト堂社長。

    祐太
    勝俊の息子。

    砂山知樹
    誘拐事件の実行犯。

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    2026年06月13日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    割と序盤に大きな事件があり、それを軸に物語が展開。読みやすく、洗練されててすっきりした文章でとても好み。各登場人物の心情や、情景が浮かんでくる言い回しなので、ミステリー初心者にもおすすめです。
    中盤から特に読み進める手が止まらなくて、一体どんな終わり方なんだ?とワクワクしていたのだけれど、オチの部分は個人的にはちょっと肩透かしを食らった感があった。ストーリー構成はとてもおもしろかった!

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    2026年06月05日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    ネタバレ


    想代子は自分の手は汚していないが、教唆はしたんだろう。それも、本当にさりげなく。
    黒に限りなく近いグレー。
    わたしはこういう人、本当にダメなんだ。
    最後、高笑いでもしてくれていたら好きになっていたものを。

    義両親の家で同居しようと思うのがもうそもそもおかしな話(介護で致し方なくとか、夫が存命で同居とか、とっても仲が良くて、とかならまた別)

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    2026年06月04日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    「クロコダイル・ティアーズ」= 嘘泣きのこと。

    そのタイトルが最後まで効いた。

    殺人教唆なのか、そうでないのか。
    意識的に周囲を潰しているのか、無意識なのか。
    最後まで読んでも答えが出ない。
    本人すら知らないのかもしれない。
    悪意があるとはっきりわかる人間より、無自覚かもしれない人間の方がずっと怖い。 ちゃんとしたエンディングを求めて読んでいると、気持ち悪い読後感が残る。
    でもそのモヤッとする終わり方こそ、作者の意図なのかもね。

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    2026年06月04日
  • 望み

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    ★3.5
    面白かった。
    ある家族石川家の長男が殺人事件に関わっているという。被害者なのか加害者なのかわからないまま、家族の心情が繰り広げられていくストーリー。

    事件の真相や捜査の進展よりも、息子の行方が分からなくなった家族の心の揺れが物語の中心にある。

    息子が見つかるまでのほんの数日間の出来事なのに、不安や希望、疑念、世間の目からの後ろめたさ等々。。。
    母の立場、父の立場、妹の立場。。。
    これらの感情が次々と掘り下げられて、これまた濃密な物語になっていた。

    大きな展開が続くわけではないのに、
    人の気持ちだけでここまで読者を惹きつけられることにとても感心しました!!

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    2026年06月02日
  • クローズド・ノート

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    雫井作品の恋愛もの?は初めて読みました…普通の生活シーンにまずあり得ない偶然が起こるとこうも奇跡的な展開になるんだなぁと思ってしまう…そんな作品です、2/3ほど読んでいくと何となく展開がわかってしまう流れですが『どう流れていくのか…』に興味が湧いてくる作品で残り1/3は一気読みとなります。

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    2026年06月01日
  • 検察側の罪人(上)

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    下巻で感想を書く

    エリートと言われる連中の義憤と称する欺瞞
    汚い言葉だが「胸糞が悪くなる」
    でもドラマとしては面白い

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    2026年05月29日
  • 犯人に告ぐ2 (下) 闇の蜃気楼

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    結局最後まで普通でした。この長さなら、もう少し捻りや、盛り上がりが欲しかったかな。
    続きは読むかはわからないです。

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    2026年05月28日
  • 霧をはらう(下)

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    最初、冤罪の可能性がある野々花は、人が良さそうだけど無神経だし、その娘の由惟は母親が有罪だと思っていて冷たい感じだし、応援すべき人に感情移入できなかったが、あるきっかけから娘の母に対する見方も変わり、裁判が始まってから先が気になってきた。

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    2026年06月02日
  • 望み

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    ざっくりとも、どんなストーリーか知らずに読みました。
    息子は加害者なのか被害者なのか、親の望みはどちらなのか。そんな話でした。
    そして、それが全体の9割ずっとそんな感じで
    どんどんいろんな謎が解けていくとかヒントが出てくるという感じでもなく、(物語が進むので多少はありますが。)あぁ、でもその前に読んだお気に入りの「つばさものがたり」あれも半分くらいまではあまり話も進まず日常がたんたんと書かれているような印象だった。

    ラストで、話は動くのですが、息子のことがわかるのですが、わかったところで、その後の話もあまり引き込まれず。ラスト数ページが退屈に感じるのはなかなか珍しい経験でした。
    ただ私も親な

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    2026年05月16日