雫井脩介のレビュー一覧

  • 検察側の罪人(下)

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    下巻に入ってからも怒涛のスピードで展開していったが、クライマックスはなんだか拍子抜けのように感じてしまった。もう少し濃い内容を期待してしまった。
    これは勝手に期待した私が悪いのです。
    総じては面白かったと思う。
    疑問は何故上下巻にしたのだろう?

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    2024年10月18日
  • 検察側の罪人(上)

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    初読みの作家さんと言うのもあり、最初は中々読み進められませんでしたが、徐々に文体に慣れてくるとどんどん引き込まれていき、頁を捲る手が止まりませんでした。大変面白く読めて、下巻が気になります。

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    2024年10月16日
  • 互換性の王子

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    飲料メーカーの御曹司VS異母兄弟のビジネスと恋愛の話。名久井直子さんの装丁が印象的。実写化されそうな感じの内容。

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    2024年10月08日
  • 互換性の王子

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    久しぶりにビジネス系の小説読んだ
    自分の仕事だとどうするかなと
    思いながら読んだりするので、
    いつもより読むのに時間がかかるけど
    楽しめました
    恋愛要素などあって最後まで飽きなかった

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    2024年09月28日
  • ビター・ブラッド

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    舞台劇見ているようなドタバタコメディ。
    ストーリーは死人がたくさん出てくるが、シリアスな感じもミステリーな感じもないので軽く読み進められる内容。

    それにしても、〇〇マンって呼び名好きね、雫井さん。

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    2024年09月25日
  • 霧をはらう(上)

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    小南さんみたいな人、いるよなーと思いながら読み進めた。
    ただそれも受け取り方や見方で印象は変わることもよくわかった。
    ミステリーだけど人間の心の動きがよくわかる話だった。

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    2024年09月10日
  • 虚貌(下)

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    さすが雫井さん。結構ありえない展開の話ではあるが、細かいディテールのせいか、グイグイ読ませる。頭にラスト付近の河原のシーンが映像として焼き付いてしまっている。

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    2024年09月03日
  • 検察側の罪人(上)

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    やはり犯人が分かっている上でのストーリー。前半は面白みに欠けるんだけど、後半から加速して面白くなる。検察、警察、警視庁などの棲み分けが理解できるのが読んでいて興味深い。犯人に仕立てたい相手には深い怨恨があるからとはいえ、事件の捏造を考えるだなんて、理解に苦しむなー。それとももっと大きな出来事が隠されているのか?!
    捏造といえば、冤罪になった「袴田事件」を思い出させる。あれは証拠の捏造だったか。とりあえず引き続き下巻を読みます。

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    2024年08月26日
  • 虚貌(上)

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    ネタバレ

    犯した罪が消えることはない。1つの殺人によって周りの人生が大きく変わり、復讐に囚われた人生を送る者がいることは悲しいと思った。
    復讐に囚われながら心の底は心優しい犯人がどうか報われてほしいと思った。

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    2024年08月25日
  • 互換性の王子

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    ネタバレ

    飲料メーカーを舞台にした企業小説。

    ミステリー要素が2割、恋愛要素が3割という感じで、「日曜劇場」のようでした。
    前半のミステリー部である主人公を監禁した犯人についてはちょっと強引なところがあり、後半のミステリー部である情報漏洩犯人はどんでん返しもないということで、ちょっと物足りなかったです。
    また、恋愛部も男女とも会社の御曹司や御令嬢とはおもえない初心さで、火曜ドラマのような甘さでした。
    とはいえメインの企業内競争、ライバル企業対決などはかなり緊迫した感じがあってよかったです。
    ライバル社の社長親子の間抜けさにずっこけてしまいましたが・・・。

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    2024年07月10日
  • 検察側の罪人(下)

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    社会の構造を描写し、読者は物語の続きが気になる。それは良いんやけど、その「社会」が誰もが気付いている当たり前のところに焦点当てるのがもったいないと思った。もっと斬新な角度だともっとおもしろかった。
    善と悪のグレーゾーン。これは近年子供向け作品でも取り上げられている話題だと思う。「鬼滅の刃」や「僕のヒーローアカデミア」でも、悪役はそれぞれの背景があってそうなってしまう。
    ただ、登場人物「松倉」は最後までクズで、モヤっと。

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    2024年06月25日
  • 検察側の罪人(上)

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    一度仮説を立てると、その仮説が正しくあれと望み、事実を捻じ曲げてまでもその仮説にしがみつくの人間の性だと思う。ばかであればあるほど。
    だからこそ、私情を仕事に持ち込まない。その意味がよくわかった

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    2024年06月14日
  • ビター・ブラッド

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    ネタバレ

    お勧めされたので読破

    読みやすいが「面白い」までいかなかった
    良くも悪くも丸くまとまっており、謎解き系ではない
    捜査一課の係長が殺害されるという珍しい題材、情報屋がカギを握るの

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    2024年06月03日
  • 互換性の王子

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    令和期 不可解な空気の社会、メーカーの戦略、そして社内恋愛、跡目問題、ライバル、スパイ等面白く読ませてもらった
    伏線回収も不可解さはなく、お見事。
    ボリュームがあったのでなかなか時間はかかったが、納まるところへ治まった・・いい意味での連続ドラマに最適。

    惜しむらくは題名と装丁・・中身に対して安っぽく評価が落ちる感じ。
    実行、成功・・立ち位置、キャラ的にあっているとはいえ、何かなぁ・・です。
    サクセスという仇名も、おバカっぽくて、うーん。

    競合するメーカーの御曹司、令嬢も絡めての恋愛合戦は感情移入できず、共感も持てぬままでした。

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    2024年05月27日
  • 引き抜き屋(1)鹿子小穂の冒険

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    自分とは無縁のヘッドハンターの業界、とても興味深く楽しく読んだ。

    学校に関しては実名なので想像しやすく、テンポよく読める。

    同族企業跡継ぎ候補あるあるのおめでたい主人公が、社会の中でさまざまなことに気づいて成長していく姿は微笑ましく頼もしさも感じる。

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    2024年05月17日
  • 互換性の王子

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    始めはミステリ要素もあったが途中から完全な企業のお仕事小説に。キャラも共感できて読みやすいのだが、恋愛要素はそんなに要らないような。それでも結末は安易過ぎず良いオトシドコロかと

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    2024年05月05日
  • 犯人に告ぐ 下

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    上に続く展開。様々な人の思惑が重なり、最後へと向かっていく展開は映画のようで面白かった。犯人を捕まえる展開は意外性はそこまでなく、淡々と読み進められた。

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    2024年04月11日
  • 検察側の罪人(下)

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    前半に比べて後半の方が面白かった。
    尊敬する先輩検事の最上に付き、がむしゃらにやって来た沖野だったが、ある時から最上に対しての不信感が止められなくなる。
    結局、沖野は検事を辞めることになる。
    そこから、最上に対抗する道を選ぶ。
    正義を信じてのことだったが、その先にあったラストは本当に求めていたものだったのか…

    2024.4.9

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    2024年04月09日
  • 殺気!

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    タイトルに惹かれて、内容も作者のことも知らずまずは読んでみた。ライトノベルだった。二十歳の若者達を中心とした、楽しくも苦味もある青春小説の面を持ちながら、後半は一気にサスペンスになっていく。

    500ページ弱でライトノベルとしては長い方かと思ったけど、続きが気になって結構楽しめた。

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    2024年04月06日
  • 検察側の罪人(下)

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    加害者に更生の機会が与えられるのは、性善説がベースになっているから。さらに、育った環境や社会が悪いと甘やかし執行猶予を付けるのも量刑の相場となっている。
    そうした反省なき犯罪者の多くが、安易に再犯を重ね新たな被害者を生み出す。
    しかし、なぜこれ程加害者に優しい社会を維持する必要性があるのか、真剣に考えて欲しい。この仕組みで得をするのは、加害者と弁護士くらい。彼らは雇主と顧客の関係なので、再犯すればするほど、仕事が増えていく。そして、損をするのが被害者家族。死人に口なしとばかり、裁判でありえない抗弁をされたり、例え勝訴しても故人が生き返るわけでもなく、賠償金すら払われないケースさえある。このよう

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    2024年03月23日