雫井脩介のレビュー一覧
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これは多分あれですよね。
読み手の年齢によって少し感じ方が変わりそうですよね。
そんな感じがしました。
新人刑事になった主人公が初めて捜査に関わることになった事件。
そこで組むことになった捜査一課の相手は子どもの頃に別れた自分の父親だった、と言う本当にありそうな無さそうな微妙なリアリティのある設定。
しかもこの父親が変人揃いの捜査一課のメンバーの中でも群を抜いて変人だからさぁ大変。
実際あそこまで破天荒なメンバーが揃うことはないと思うんだけど(何しろ妙な2つ名が全員についている)、やっぱり普通の人と違う部分がないと捜査一課の刑事なんて勤まらないのかなぁなんて思いつつその点だけは主人公に同情 -
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ネタバレ飲料メーカー・シガビオの御曹司、志賀成功(なりとし)が
何者かによって別荘に監禁された。
半年後、解放された成功が会社に行くと
彼のポストには突如現れた異母兄・実行(さねゆき)が就いていた。
誰の指示で監禁されたのか?
読み進めると(あの人の仕業かな)と少し見えてくる。
栄養ドリンク、乳飲料の製造過程などが細かく丁寧に書かれている。
バランスよく、人間関係の複雑さも織り込まれているため
最後まで飽きさせない。
そして、不思議なのだけれど
雫井脩介さんは兄弟の名前を成功(なりとし) 実行(さねゆき) とした。
なぜ、このような名前にしたのだろう。
成功(せいこう)と読んでしまい
ストーリーが -
Posted by ブクログ
ヘッドハンティングを題材としたビジネス小説。
連作短編となっていて、こちらでも3編が語られています。
■引き抜き屋の苦心
老舗のカバンやの後継者探し。
職人気質の社員を束ねられる後継者を外から見つけてくることができるのか?タイムリミットはガンに侵された社長が亡くなるまで。
後継者候補は結局、家庭問題で別れてしまった息子。しかし説得することができるのか..
息子の想い、父親の想いが辛く切ない。
■引き抜き屋の報復
店舗数拡大にむけて、プロジェクトチームごと引き抜いてほしいとの依頼。
へ?プロジェクトチームごと引き抜くなんてあるの?って思います。そんなことしたら、引き抜かれた会社はガタガタです -
Posted by ブクログ
ヘッドハンティングを題材としたビジネス小説。
連作短編となっていて、本作では3編が語られています。
父親の会社で役員として働く小穂。ヘッドハンティングされてきた常務の大槻と対立して、会社を追い出され、ヘッドハンターとなることに..
世間知らずの小穂が人と出会うこと、仕事を通して成長していく物語、
ヘッドハンターの仕事や専門用語がよくわかります。
■引き抜き屋の代理
小穂がヘッドハンターになる経緯、そして、ヘッドハンターとしての最初の仕事が語られます。
最初の仕事は成り行きで一人の女性の転職にかかわることに..
■引き抜き屋の微笑
本格的にヘッドハンティングの会社での業務。
小穂の仕事の -
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ネタバレ飲料メーカーを舞台にした企業小説。
ミステリー要素が2割、恋愛要素が3割という感じで、「日曜劇場」のようでした。
前半のミステリー部である主人公を監禁した犯人についてはちょっと強引なところがあり、後半のミステリー部である情報漏洩犯人はどんでん返しもないということで、ちょっと物足りなかったです。
また、恋愛部も男女とも会社の御曹司や御令嬢とはおもえない初心さで、火曜ドラマのような甘さでした。
とはいえメインの企業内競争、ライバル企業対決などはかなり緊迫した感じがあってよかったです。
ライバル社の社長親子の間抜けさにずっこけてしまいましたが・・・。