雫井脩介のレビュー一覧

  • ビター・ブラッド

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    これは多分あれですよね。
    読み手の年齢によって少し感じ方が変わりそうですよね。
    そんな感じがしました。


    新人刑事になった主人公が初めて捜査に関わることになった事件。
    そこで組むことになった捜査一課の相手は子どもの頃に別れた自分の父親だった、と言う本当にありそうな無さそうな微妙なリアリティのある設定。
    しかもこの父親が変人揃いの捜査一課のメンバーの中でも群を抜いて変人だからさぁ大変。
    実際あそこまで破天荒なメンバーが揃うことはないと思うんだけど(何しろ妙な2つ名が全員についている)、やっぱり普通の人と違う部分がないと捜査一課の刑事なんて勤まらないのかなぁなんて思いつつその点だけは主人公に同情

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    2025年01月05日
  • 霧をはらう(上)

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    上巻では、色々なところで伏線を残しつつどういう形でまとまっていくのか期待をさせる内容だった。必ず、上下セットで購入していただきたい。希望のある結末を願う。下巻へ続く。霧はまだ濃いままで。

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    2024年12月31日
  • 霧をはらう(上)

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    小児病棟で点滴殺傷事件が発生し、幼い命が二人奪われた。逮捕されたのは、同室で入院していた娘の母・野々花だった。彼女の冤罪の可能性を信じ、弁護士の伊豆原が救済に奔走する。

    物語はゆっくりと進行し、特に大きな変化や劇的な展開は見られず抑揚も控えめ。しかし、その静かな進み方にはどこか丁寧さを感じた。
    野々花にまとわりついている『霧』をはらうと、どの様な真実が見えて来るのか…下巻に続く。

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    2024年12月29日
  • 互換性の王子

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    ネタバレ

    飲料メーカー・シガビオの御曹司、志賀成功(なりとし)が
    何者かによって別荘に監禁された。
    半年後、解放された成功が会社に行くと
    彼のポストには突如現れた異母兄・実行(さねゆき)が就いていた。

    誰の指示で監禁されたのか?
    読み進めると(あの人の仕業かな)と少し見えてくる。
    栄養ドリンク、乳飲料の製造過程などが細かく丁寧に書かれている。
    バランスよく、人間関係の複雑さも織り込まれているため
    最後まで飽きさせない。

    そして、不思議なのだけれど
    雫井脩介さんは兄弟の名前を成功(なりとし) 実行(さねゆき) とした。
    なぜ、このような名前にしたのだろう。
    成功(せいこう)と読んでしまい
    ストーリーが

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    2024年12月11日
  • 引き抜き屋 2 鹿子小穂の帰還

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    ヘッドハンティングを題材としたビジネス小説。
    連作短編となっていて、こちらでも3編が語られています。

    ■引き抜き屋の苦心
    老舗のカバンやの後継者探し。
    職人気質の社員を束ねられる後継者を外から見つけてくることができるのか?タイムリミットはガンに侵された社長が亡くなるまで。
    後継者候補は結局、家庭問題で別れてしまった息子。しかし説得することができるのか..
    息子の想い、父親の想いが辛く切ない。

    ■引き抜き屋の報復
    店舗数拡大にむけて、プロジェクトチームごと引き抜いてほしいとの依頼。
    へ?プロジェクトチームごと引き抜くなんてあるの?って思います。そんなことしたら、引き抜かれた会社はガタガタです

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    2024年12月08日
  • 引き抜き屋 1 鹿子小穂の冒険

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    ヘッドハンティングを題材としたビジネス小説。
    連作短編となっていて、本作では3編が語られています。

    父親の会社で役員として働く小穂。ヘッドハンティングされてきた常務の大槻と対立して、会社を追い出され、ヘッドハンターとなることに..
    世間知らずの小穂が人と出会うこと、仕事を通して成長していく物語、

    ヘッドハンターの仕事や専門用語がよくわかります。

    ■引き抜き屋の代理
    小穂がヘッドハンターになる経緯、そして、ヘッドハンターとしての最初の仕事が語られます。
    最初の仕事は成り行きで一人の女性の転職にかかわることに..

    ■引き抜き屋の微笑
    本格的にヘッドハンティングの会社での業務。
    小穂の仕事の

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    2024年12月08日
  • 望み

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    自分の家族が加害者側か被害者側かわからない状態。
    生きていて欲しいから加害者であって欲しいと強く願う貴代美に共感ができず途中まではとても読んでいてしんどかった。無実で生きているっていうことを信じるべきなんじゃないのとも思った。
    しかし、読み進めるうちに容疑者の家族は家族の無実を信じことが正しいっていう自分の中の凝り固まった考えがあったことに気がついた。
    被害者の家族も加害者の家族も、どんな気持ちで人生を歩むのか、どちらにしても辛いし正解もないものだけど、考えさせられる。

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    2024年12月04日
  • 途中の一歩(上)

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    雫井さんの作品では珍しい?殺人も裁判もない作品です。ゆるーい雰囲気で、ほんわか進んでいく感じです。気楽に読めます。

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    2024年11月15日
  • 検察側の罪人(下)

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    下巻に入ってからも怒涛のスピードで展開していったが、クライマックスはなんだか拍子抜けのように感じてしまった。もう少し濃い内容を期待してしまった。
    これは勝手に期待した私が悪いのです。
    総じては面白かったと思う。
    疑問は何故上下巻にしたのだろう?

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    2024年10月18日
  • 検察側の罪人(上)

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    初読みの作家さんと言うのもあり、最初は中々読み進められませんでしたが、徐々に文体に慣れてくるとどんどん引き込まれていき、頁を捲る手が止まりませんでした。大変面白く読めて、下巻が気になります。

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    2024年10月16日
  • 互換性の王子

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    飲料メーカーの御曹司VS異母兄弟のビジネスと恋愛の話。名久井直子さんの装丁が印象的。実写化されそうな感じの内容。

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    2024年10月08日
  • 互換性の王子

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    久しぶりにビジネス系の小説読んだ
    自分の仕事だとどうするかなと
    思いながら読んだりするので、
    いつもより読むのに時間がかかるけど
    楽しめました
    恋愛要素などあって最後まで飽きなかった

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    2024年09月28日
  • ビター・ブラッド

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    舞台劇見ているようなドタバタコメディ。
    ストーリーは死人がたくさん出てくるが、シリアスな感じもミステリーな感じもないので軽く読み進められる内容。

    それにしても、〇〇マンって呼び名好きね、雫井さん。

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    2024年09月25日
  • 霧をはらう(上)

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    小南さんみたいな人、いるよなーと思いながら読み進めた。
    ただそれも受け取り方や見方で印象は変わることもよくわかった。
    ミステリーだけど人間の心の動きがよくわかる話だった。

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    2024年09月10日
  • 虚貌(下)

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    さすが雫井さん。結構ありえない展開の話ではあるが、細かいディテールのせいか、グイグイ読ませる。頭にラスト付近の河原のシーンが映像として焼き付いてしまっている。

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    2024年09月03日
  • 検察側の罪人(上)

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    やはり犯人が分かっている上でのストーリー。前半は面白みに欠けるんだけど、後半から加速して面白くなる。検察、警察、警視庁などの棲み分けが理解できるのが読んでいて興味深い。犯人に仕立てたい相手には深い怨恨があるからとはいえ、事件の捏造を考えるだなんて、理解に苦しむなー。それとももっと大きな出来事が隠されているのか?!
    捏造といえば、冤罪になった「袴田事件」を思い出させる。あれは証拠の捏造だったか。とりあえず引き続き下巻を読みます。

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    2024年08月26日
  • 虚貌(上)

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    ネタバレ

    犯した罪が消えることはない。1つの殺人によって周りの人生が大きく変わり、復讐に囚われた人生を送る者がいることは悲しいと思った。
    復讐に囚われながら心の底は心優しい犯人がどうか報われてほしいと思った。

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    2024年08月25日
  • 互換性の王子

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    ネタバレ

    飲料メーカーを舞台にした企業小説。

    ミステリー要素が2割、恋愛要素が3割という感じで、「日曜劇場」のようでした。
    前半のミステリー部である主人公を監禁した犯人についてはちょっと強引なところがあり、後半のミステリー部である情報漏洩犯人はどんでん返しもないということで、ちょっと物足りなかったです。
    また、恋愛部も男女とも会社の御曹司や御令嬢とはおもえない初心さで、火曜ドラマのような甘さでした。
    とはいえメインの企業内競争、ライバル企業対決などはかなり緊迫した感じがあってよかったです。
    ライバル社の社長親子の間抜けさにずっこけてしまいましたが・・・。

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    2024年07月10日
  • 検察側の罪人(下)

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    社会の構造を描写し、読者は物語の続きが気になる。それは良いんやけど、その「社会」が誰もが気付いている当たり前のところに焦点当てるのがもったいないと思った。もっと斬新な角度だともっとおもしろかった。
    善と悪のグレーゾーン。これは近年子供向け作品でも取り上げられている話題だと思う。「鬼滅の刃」や「僕のヒーローアカデミア」でも、悪役はそれぞれの背景があってそうなってしまう。
    ただ、登場人物「松倉」は最後までクズで、モヤっと。

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    2024年06月25日
  • 検察側の罪人(上)

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    一度仮説を立てると、その仮説が正しくあれと望み、事実を捻じ曲げてまでもその仮説にしがみつくの人間の性だと思う。ばかであればあるほど。
    だからこそ、私情を仕事に持ち込まない。その意味がよくわかった

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    2024年06月14日