雫井脩介のレビュー一覧

  • 虚貌(上)

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    2010/9/29 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2012/1/29~1/31

    運送会社に勤める荒,時山,坂井田は内職がばれて首になる。復讐を狙った3人は社長宅を襲撃,逮捕される。主犯格の荒は21年後出所すると,事件の関係者達が殺害される。当時,事件を担当し,現在ガン治療中で退職の意志を固めた滝中は最後の気力を振り絞って犯人逮捕に向かう。

     犯人当てのミステリではなく,様々な登場人物の人生の機微を味わうサスペンス。まさに2時間ドラマ向けのストーリーだ。下巻も楽しみ。

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    2012年01月31日
  • 白銀を踏み荒らせ

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    スキー選手とその周辺に起きる事件を中心に話が進む。登場人物に特徴がありテンポ良く進む。500ページ超の長編。

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    2010年04月03日
  • 栄光一途

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    クローズドノートであまりにも有名になった彼。
    サントリーなんとか賞にてデビューだったので、興味を持って手に取りました。

    筋肉質な女主人公で、柔道の話なことを読み始めてから知り、
    その汗臭さになんかなぁ、としばらく積ん読だったんでした。

    読むと、おもしろい。
    柔道会の伝統とその弊害、ドーピングについて。
    ミステリー調で描かれる見知らぬ世界の
    見知らぬ罪に、あなたはこの冬きっと見せラレル!

    なので星4ツ

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    2010年02月15日
  • 白銀を踏み荒らせ

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    ワールドカップスキーを舞台にした小説って珍しいのです。スキー馬鹿としては外せないのでした。

    本当に知っている人には細かい部分で「???」ってなることもあるようですが。。

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    2009年10月04日
  • 栄光一途

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    第4回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作。
    五輪を目前に控えた日本柔道の女性コーチが主人公。
    彼女は怪我のために柔道の選手生活を断念した過去を持つ。
    スポーツ心理学が専門の彼女は柔道界の重鎮たちから,
    ドーピングをしている強化選手を突き止める任務を言い渡される。
    嫌疑をかけられているのは男子81kg級の強化選手2名。
    重圧の中,真実を追う彼女はスポーツ界を蝕む病に直面する。
    ドーピング規定そのものが不完全で,
    商業主義とスポーツマンシップの間を揺れている。
    そのようなスポーツ界の実状を扱いながら,
    ミステリー要素もうまく盛り込んでいる。
    彼女に協力する剣道家の女友達がいい味を出

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    2009年10月04日
  • 白銀を踏み荒らせ

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    雫井ものは「虚貌」「火の粉」など非常にスリリングなミステリーと、「クローズドノート」みたいなちょっと異質なもの、「栄光一途」のようなスポーツの世界を舞台にしたミステリーを読んだことがありますが、これは栄光一途の続編というか、シリーズものです。栄光は柔道界でしたが、これはアルペンスキー。スピード感もあり、なかなか面白かったです。スポーツ観戦が好きな方にはよいのでは。次はどんな種目を舞台に書くのか楽しみです。雪山が舞台なので一応山岳ものに追加。

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    2011年07月16日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    ネタバレ

    とても怪しく思わせていく、作家の思惑
    彼女が本当に男たちを、誘導していっているかのように。全ては彼女が黒幕かのように。

    彼女の視点は最後に描かれているけれど、感情を引きずらない、切り替えの早さは確かに何も響かないように感じるし気味が悪いのだろう。


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    2026年03月21日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    夫が元カレに殺された女性を中心に構成されるお話。舞台は夫が殺された後で女性は義父母のお店を手伝いながら生活をしていく。題名でもあるクロコダイルティアーズ、ワニの涙は嘘泣きという意味。夫が死んだときに妻である女性が流した涙は嘘泣きだったのか、それを疑い続けながら共に生活する義母の心情などがよく描かれていて人は一度疑ってしまうとなかなかそれから抜け出せないんだろうなと感じた。

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    2026年03月18日
  • 犯人に告ぐ : 4 暗幕の裂け目

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    シリーズの完結編ですね。
    前の3作を読んでいたはずだけど忘れてます。
    最初から読み直せばもっと面白かったはずですね。
    テレビ番組での公開捜査のインパクトだけは残っていました。
    けど、4作目だけにそのインパクトも薄れたように感じました。

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    2026年03月03日
  • 犯人に告ぐ : 4 暗幕の裂け目

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    中学時代に夢中で読んだ「犯人に告ぐ」シリーズ完結編として期待して読んだが、ややイマイチだった。

    警察内部の裏切り者(ポリスマン)を炙り出す作戦や、主人公巻島がネット番組で事件関係者とやり取りするシーンは、シリーズらしく、黒幕を舞台に引きづり降ろすシーンはハラハラして面白かった。
    巻島のハードボイルドさも健在していた。

    一方で約500ページのボリュームに対して中だるみがあり、過去作からの登場人物の多さも相まって無駄なシーンが多いと感じた。
    選挙戦やIR誘致のサブストーリーは意図は分かるものの本筋への効き方が弱く、徒労感が残った。
    さらに黒幕・網代の人物像は、前作の淡野と違い深掘りがなく、魅力

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    2026年03月02日
  • 途中の一歩(下)

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    池田おすすめの映画「プロヴァンスの窓の小さな家」を見たくなった
    また、マイクを振り回したり自動販売機に突進してみたい
    俺たちのこれからの一歩に乾杯!

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    2026年02月26日
  • 虚貌(下)

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    ネタバレ

    荒勝明
    加茂運商勤務。1980年の凶行時のメンバー。時山の策略で主犯格とされ無期懲役刑に服す。二十一年後に仮出所。山田名義のアパートで変死体として発見される。

    時山次郎
    解雇した吉良を殺す主犯格。中学のときに石黒という一つ上の先輩である男を殺したことがある。懲役十五年を十三年で出所。岐阜でヤクザをやっている。<光輝会>の一員。大石という荒の指紋を持つ男によって殺される。

    養魚場の主人

    坂井田昇
    1980年の凶行時のメンバー。懲役十二年を満期で出所。荒を名乗る男に殺される。

    気良公彦
    加茂運商の社長。副業を行っていた荒達三人に解雇を言い渡す。凶行により殺害される。

    気良佳代
    公彦の妻。

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    2026年02月24日
  • 虚貌(上)

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    ネタバレ

    荒勝明
    加茂運商勤務。1980年の凶行時のメンバー。時山の策略で主犯格とされ無期懲役刑に服す。二十一年後に仮出所。

    時山次郎
    解雇した吉良を殺す主犯格。中学のときに石黒という一つ上の先輩である石黒という男を殺したことがある。懲役十五年を十三年で出所。岐阜でヤクザをやっている。<光輝会>の一員。荒の指紋を持つ大石という男に殺される。

    養魚場の主人

    坂井田昇
    1980年の凶行時のメンバー。懲役十二年を満期で出所。荒を名乗る男に殺される。

    気良公彦
    加茂運商の社長。副業を行っていた荒達三人に解雇を言い渡す。凶行により殺害される。

    気良佳代
    公彦の妻。凶行により殺害される。

    有田直己
    加茂

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    2026年02月23日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    読み終わってやるせない気持ちになると同時に、このスッキリしない感じがとても現実的だと思いました。
    人間関係の難しさからすれ違いが生まれ、それが積み重なって疑心暗鬼に陥っていく様子がとても上手く描かれています。
    自分の身の回りにも何を考えているかよく分からないという人はいて、そういう態度に憤りを感じることもあり、その点で暁美視点に強く共感させられました。

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    2026年02月23日
  • 霧をはらう(下)

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    ネタバレ

    小南由惟
    都立高三年生。母親の逮捕により、進学をあきらめ就職する。

    紗奈
    由惟の妹。腎炎で古溝病院に入院中。

    野々花
    由惟の母。無神経なところがある。加工食品のパートを辞め、付き添い用の簡易ベッドで毎日寝泊まりしている。同室に入院している子の点滴にインスリンを混入させ死亡させた。

    西本愛佳
    紗奈の隣のベッドにいた子。十歳。糖尿病治療を終え退院した。

    恒川結芽
    紗奈と同じ部屋の入り口側の六歳の子。二年以上入院。腎炎。点滴に糖尿病治療に使う大量のインスリンが大量に混入され死んだ。

    佐伯桃香
    愛佳の後に入った子。四歳。川崎病。点滴に糖尿病治療に使う大量のインスリンが大量に混入され、一時的に

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    2026年02月20日
  • 霧をはらう(上)

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    ネタバレ

    小南由惟
    都立高三年生。母親の逮捕により、進学をあきらめ就職する。

    紗奈
    由惟の妹。腎炎で古溝病院に入院中。

    野々花
    由惟の母。無神経なところがある。加工食品のパートを辞め、付き添い用の簡易ベッドで毎日寝泊まりしている。同室に入院している子の点滴にインスリンを混入させ死亡させた。

    西本愛佳
    紗奈の隣のベッドにいた子。十歳。糖尿病治療を終え退院した。

    恒川結芽
    紗奈と同じ部屋の入り口側の六歳の子。二年以上入院。腎炎。点滴に糖尿病治療に使う大量のインスリンが大量に混入され死んだ。

    佐伯桃香
    愛佳の後に入った子。四歳。川崎病。点滴に糖尿病治療に使う大量のインスリンが大量に混入され、一時的に

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    2026年02月19日
  • 犯人に告ぐ : 4 暗幕の裂け目

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    劇場型捜査における犯罪者ワイズマンと神奈川県警巻島特別捜査官との戦い。
    実際の捜査ではなかなかないだろうが、巻島が報道番組で捜査情報を打ち明けて、犯人の情報を得ようとする。
    場面が変わると、中心人物が変わり、その人物の心情などが丁寧に書かれていて、どの人物も気になる存在だった。
    ワイズマンを捕まえることができるのか?
    行方不明となった重要参考人の行方は?
    犯罪に関わってしまった者たちの末路は?
    色々続きが気になった。
    続編もありそうなので、楽しみにしよう。

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    2026年02月13日
  • 犯人に告ぐ : 4 暗幕の裂け目

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    ようやく読み終わった。
    前半は選挙の話が長すぎてなかなか読み進めるのに時間がかかった。
    越村、槐屋はよかった。

    やはり淡野が主役のシリーズ3と、2が一番面白かったかな。
    小川ヒットしすぎやろとは思うが…

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    2026年02月04日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    ネタバレ

    想代子の得体の知れなさが強すぎて大事件を起こした隈本の存在が霞んでしまっている。これは作者の作戦なのだろうか?隈本の一言で想代子を得体の知れない存在にして黒幕説に誘導されてしまった気がする。

    想代子が現れたときは店の乗っ取りを隈本と企んでいる悪女か、感情を表に出さないサイコパスのどちらかだと思っていたが、結果どちらでもなかった。個人的にどちらかの展開を期待していたから少し残念。

    終盤、成長した那由太を見守る想代子の姿が康平を見る暁美に似ているなと思った。将来有望な頼れる息子への目線。ありがちな親視点ではあるけれど、なにか因果を感じられずにはいられなかった。

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    2026年01月29日
  • 互換性の王子

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    会社内部の覇権争いがテーマ。
    別荘宅の地下に主人公が閉じ込められるという衝撃の展開から始まる。途中で真相が明らかになる。現社長から跡を引き継ぐのは兄弟の内どちらか。最期まで集中して読むことが出来ました。面白かったです。

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    2026年01月25日