雫井脩介のレビュー一覧
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第4回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作。
五輪を目前に控えた日本柔道の女性コーチが主人公。
彼女は怪我のために柔道の選手生活を断念した過去を持つ。
スポーツ心理学が専門の彼女は柔道界の重鎮たちから,
ドーピングをしている強化選手を突き止める任務を言い渡される。
嫌疑をかけられているのは男子81kg級の強化選手2名。
重圧の中,真実を追う彼女はスポーツ界を蝕む病に直面する。
ドーピング規定そのものが不完全で,
商業主義とスポーツマンシップの間を揺れている。
そのようなスポーツ界の実状を扱いながら,
ミステリー要素もうまく盛り込んでいる。
彼女に協力する剣道家の女友達がいい味を出 -
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ネタバレ小南由惟
都立高三年生。母親の逮捕により、進学をあきらめ就職する。
紗奈
由惟の妹。腎炎で古溝病院に入院中。
野々花
由惟の母。無神経なところがある。加工食品のパートを辞め、付き添い用の簡易ベッドで毎日寝泊まりしている。同室に入院している子の点滴にインスリンを混入させ死亡させた。
西本愛佳
紗奈の隣のベッドにいた子。十歳。糖尿病治療を終え退院した。
恒川結芽
紗奈と同じ部屋の入り口側の六歳の子。二年以上入院。腎炎。点滴に糖尿病治療に使う大量のインスリンが大量に混入され死んだ。
佐伯桃香
愛佳の後に入った子。四歳。川崎病。点滴に糖尿病治療に使う大量のインスリンが大量に混入され、一時的に -
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ネタバレ小南由惟
都立高三年生。母親の逮捕により、進学をあきらめ就職する。
紗奈
由惟の妹。腎炎で古溝病院に入院中。
野々花
由惟の母。無神経なところがある。加工食品のパートを辞め、付き添い用の簡易ベッドで毎日寝泊まりしている。同室に入院している子の点滴にインスリンを混入させ死亡させた。
西本愛佳
紗奈の隣のベッドにいた子。十歳。糖尿病治療を終え退院した。
恒川結芽
紗奈と同じ部屋の入り口側の六歳の子。二年以上入院。腎炎。点滴に糖尿病治療に使う大量のインスリンが大量に混入され死んだ。
佐伯桃香
愛佳の後に入った子。四歳。川崎病。点滴に糖尿病治療に使う大量のインスリンが大量に混入され、一時的に -
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ネタバレ想代子の得体の知れなさが強すぎて大事件を起こした隈本の存在が霞んでしまっている。これは作者の作戦なのだろうか?隈本の一言で想代子を得体の知れない存在にして黒幕説に誘導されてしまった気がする。
想代子が現れたときは店の乗っ取りを隈本と企んでいる悪女か、感情を表に出さないサイコパスのどちらかだと思っていたが、結果どちらでもなかった。個人的にどちらかの展開を期待していたから少し残念。
終盤、成長した那由太を見守る想代子の姿が康平を見る暁美に似ているなと思った。将来有望な頼れる息子への目線。ありがちな親視点ではあるけれど、なにか因果を感じられずにはいられなかった。 -
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ネタバレ淡野悟志
多重債務者やマルチ商法の被害者などの顧客リストに一手間加えている。
社本豊
振り込め詐欺の店。“店長”を務める。かつて横浜をテリトリーとして活動していたギャングチーム「矢加羅」の幹部だった。
砂山知樹
就職が決まっていた洋菓子メーカー「ミナト堂」が消費期限改ざんで業績悪化し、内定辞退となる。ショットバー「クレッセント」でバイトを続けている。
健春
知樹の弟。
西川
二十歳そこそこ。知樹と班を組んでいる。
八木
三十代半ば。知樹と班を組んでいる。
向坂篤志
知樹と班を組んでいたが消えた。四十代。足柄署で帳場が立てられた被害者。
福田敬一
福田敏子
川崎の久地に住む七十代の -
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ネタバレ淡野悟志
多重債務者やマルチ商法の被害者などの顧客リストに一手間加えている。
社本豊
振り込め詐欺の店。“店長”を務める。かつて横浜をテリトリーとして活動していたギャングチーム「矢加羅」の幹部だった。
砂山知樹
就職が決まっていた洋菓子メーカー「ミナト堂」が消費期限改ざんで業績悪化し、内定辞退となる。ショットバー「クレッセント」でバイトを続けている。
健春
知樹の弟。
西川
二十歳そこそこ。知樹と班を組んでいる。
八木
三十代半ば。知樹と班を組んでいる。
向坂篤志
知樹と班を組んでいたが消えた。四十代。足柄署で帳場が立てられた被害者。
福田敬一
福田敏子
川崎の久地に住む七十代の -
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天使が見えるという男の子(叶夢)、闘病しながら夢を叶えようとする叔母(小麦)、そしてその家族の物語。
天使の世界観の作り方などは、どこか児童文学的な要素もあって、独特の雰囲気だった。また、天使の存在について、現実だと思わせる描写を重ねつつ、最後まで妄想である可能性も残しているように思えた。特に、叶夢が小学生になり、天使と会う機会が減ったことは、成長につれて、幼い頃にあった不思議な錯覚が減っていく、現実的な描写にも感じる。
小麦の行動について、若くして尽きる自身の人生に納得するためには、あのくらい行動して、周りを巻き込み、何かを残したという実感が必要だったのだと思う。