雫井脩介のレビュー一覧

  • 火の粉

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    ★★★☆☆裁判、冤罪、隣人、育児、介護、親切、被害者遺族、疑惑、異常、別荘、事件。あれ?違うのかなと思わせぶりに振り回される。雪見頑張れーと応援するほどに俊郎にイライラする。あれで夫婦仲はその後回復できるのか心配。

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    2025年08月30日
  • 銀色の絆

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    青春のひと時をフュギュアスケートに捧げた主人公達。親の目線やコーチの意向など周りの環境もものを言うのだなと感じた。輝かしい経歴も不遇の時代もひっくるめて自分なのだ。楽しく読ませて頂きました。

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    2025年08月24日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    息子を殺したのは、
    嫁なのか。
    疑ったら最後、
    もう家族には
    戻れないーーー

    彼女の涙に、
    全員食われる。

    「素顔の見えない女」をめぐる
    究極のサスペンス
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    積読が増えすぎて読みきれない気がするから、
    もう必要以上にあれもこれも買わない、
    と心に決めていたのですが、
    新刊コーナーであっさりダメでした。苦笑

    著者の作品では「犯人に告ぐ」が好きで。
    思わず手に取りました。

    最愛の息子が殺された。
    逮捕された犯人は、
    息子の嫁に殺人を頼まれたと言う。

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    2025年08月24日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    直木賞候補作品なので期待して読みましたが、期待した程ではなかったかな。ただただドロドロとした人間関係で暗い印象。最後の章は人によって感じ方は違ってくるかな。殺害された妻は善人なのか悪人なのかが違って見えるかも。クロコダイルティアーズの意味は嘘泣き。タイトルの意味を解くと・・・

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    2025年08月17日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    タイトルのクロコダイルティアーズは嘘泣き

    鎌倉にある老舗の陶器店
    一人息子が刺殺された所から物語は始まる
    残されたのは両親と妻と幼い男の子
    犯人は息子の妻の元交際相手。裁判判決後、DVに苦しむ妻からの依頼殺人だと犯人が暴言を吐いた所から、嫁を疑心暗鬼で見始める姑。
    同居の家族ぬ疑いの関係が始まる。
    面白い

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    2025年08月15日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    疑心暗鬼の沼に嵌る。健気に頑張る被害者の妻か、強かな悪女か。怪しいと思うと全てが怪しく思えてくる、という人間心理。序盤はやや入り込めなかったが、徐々に「疑惑」が放つ魔力に引き込まれ、中盤以降は一気読み。東野圭吾の超傑作『白夜行』を彷彿とさせるが、「疑う側」にある種の悪意や僻みが宿っている点が大きな違いであり本作の面白み。終章が良い。

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    2025年08月14日
  • 火の粉

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    死刑を無罪にした裁判長にその被告人が近付いてきて 
    その家庭が崩壊しそうになるというちょっと変わったシチュエーション

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    2025年08月14日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    雫井脩介の新刊文庫本。
    『火の粉』『望み』『霧をはらう』…なかなか好きな作家さんです。
    思わずタイトルに惹かれて購入。

    『クロコダイルティアーズ』とは『ワニの涙』…嘘泣きという意味らしい。

    陶磁器店を営む熟年夫婦には息子がおり、その息子夫婦と孫と幸せに暮らしていたが、息子が何者かによって殺害されてしまう。
    犯人は、息子の妻の元交際相手だが、被告の男は裁判である発言をする。
    また、妻が遺体と対面したときに、「嘘泣き」をしていたという発言もあり、妻が犯人なのでは無いかという疑念が大きくなってゆく…

    疑心暗鬼という言葉があるように、人はだんだんと思い込みがそう実際に見えてくることもあるのか…

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    2025年08月13日
  • 火の粉

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    行き過ぎた親切からは恐怖が匂い立つ。
    誰がマトモなのか、誰がイカれてるのか、最後の最後まで緊張感が途切れることがなかった。かなり面白い。

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    2025年08月10日
  • 犯人に告ぐ 下

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    思っていた展開とは違ってちょっとびっくり。
    植草はどうしようもないなあと苦笑いしながら読んだ。続編もあるようなので読んでみようかな。

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    2025年08月01日
  • 検察側の罪人(下)

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    最上検事が、松倉に制裁を科すために罪を犯した理由について、もっと深い背景があったのだと思っていた。最後にそこに関するドラマチックな描写があると期待していたが。

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    2025年07月13日
  • 霧をはらう(下)

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    小児病棟で起こった点滴殺傷事件の真相をめぐるリーガルミステリ。
    最後の最後まで楽しめる物語でした。

    いよいよ下巻です。
    無実を勝ち取るための証拠もそろわない弁護側。苦しい展開です。
    このままでは、有罪が確定してしまう..
    さらに弁護側も一枚岩になれず。無罪の勝ち取りに消極的な枡田と袂をわけ、私選弁護人として伊豆原は動くことになります。

    さらに、母親の無罪を信じられない由惟。
    それを解きほぐしていく伊豆原。
    伊豆原ってとても良い人。こんな弁護士っているの??

    そして、裁判がはじまります。
    そこで、出てきた証言...
    裁判の行方は?

    という展開です。
    途中、由惟が痴漢冤罪事件に絡みます。

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    2025年06月14日
  • 霧をはらう(上)

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    小児病棟で起こった点滴殺傷事件の真相をめぐるリーガルミステリ。
    最後の最後まで楽しめる物語でした。

    上巻は事件の発生と展開ですね。
    小児病棟で4人の子供の点滴にインスリンが混入され、2人が死亡。
    その容疑者として逮捕されたのは生き残った女児の母親。
    彼女が犯人なのか?
    しかし、ここで語られる母親のキャラクタは嫌いです。
    ぶっちゃけうざい!(笑)

    国選弁護士の枡田の友人の弁護士の伊豆原は、一緒に、母親の無罪を勝ち取ろうと活動を開始します。
    しかし母親は否認していたものの、取り調べで自白して、犯行を認めてしまいます。
    伊豆原と枡田は無罪を勝ち取ることができるのか?

    一方で、女児の姉の由惟は、

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    2025年06月14日
  • 引き抜き屋(1)鹿子小穂の冒険

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    ヘッドハンティングとはどうするのか分からなかったが、結局は人脈作りから生まれるだと分かった。
    な〜んだ、そうなのか〜。

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    2025年06月08日
  • 望み

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    息子の友達が殺されたらしいが、その日から息子が帰ってこない。。。

    息子も殺されているのか、
    それとも逃げているのか
    状況的には二つに一つ

    無実を願う父親と、
    無事を願う母親、
    このすれ違いが物語を壊していく

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    2025年05月28日
  • 望み

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    物語の壮大な展開を期待してしまったけど、本質はストーリー性ではなかった。同じ出来事に全く反対の望みをかける夫婦、でもその根底は同じ気持ちで、葛藤を丁寧に丁寧に描写してる印象。

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    2025年05月17日
  • 望み

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    どちら側に転んでも救い用のない結末。最後まで予想できない展開にハラハラしながら一気読みしました。それぞれの心境が露骨に描かれてて読み応えがあった。

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    2025年05月10日
  • 霧をはらう(上)

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    冤罪刑事裁判もの。
    主人公は社会人一年目のお姉さん。
    入院中の妹の病室で、妹も含めて4人が点滴に毒物を入れられて2人が亡くなる。そして、その被疑者は自分の母親という重い展開。
    姉妹はその後殺人犯の娘のレッテルを貼られ生きづらくなる。
    母親が冤罪かどうかを刑事弁護士と共に究明していく。
    全体的にまったり進むのでスピード感はない。
    上巻は悲惨な感じの描写が多いが、下巻でどうなるか期待。

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    2025年04月24日
  • 犯人に告ぐ2 (下) 闇の蜃気楼

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    相変わらず巻島さんキザですね笑笑
    面白かったけど、ただ前作と比べると勢いが落ちたかなーと思いました。

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    2025年04月24日
  • つばさものがたり

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    母に薦められて読んだ。
    天使がいて、それが見える男の子がいて、夢のため奮闘するパティシエがいた。そういう世界観がとても楽しかった。

    エンジェルテストの結末とか、五条さんやさゆりさんのその後とか、気になることは多々あって読後すっきりとまではいかなかった。

    でも、天使はいるんだろうなと思えた。
    いてほしいと思った。

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    2025年04月16日