雫井脩介のレビュー一覧
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引き抜き屋を扱ったお仕事小説。「引き抜き屋の代理」「 〃 微笑」「 〃 冒険」の3章構成。
雫井作品は硬軟の幅が広い。
本作は第1章の読み始めがどろどろした権力闘争中心のハードな作りだったが、並木登場からコミカルなシーンが適度に入った、軟寄りで軽めのテイストだとわかった。
そこそこの...続きを読むPosted by ブクログ -
パティシエになるため頑張っていた小麦が癌に冒される。
そんな小麦は実家に戻り、母と義姉とケーキ屋を始めるが。
天使が見える甥の叶夢。 家族と一緒に最後の炎を輝かせる。
前半の負の連鎖を描くシーンは読んでいて辛かった。
最後は通勤電車の中で読んでいて、涙が出そうになり読むのをやめてしまった。Posted by ブクログ -
叶夢には天使が見える。これは生まれた時かららしい。パティシエの叔母がケーキ屋を開いた。叔母は病気が再発していた。叶夢や叔母の小麦そしてその家族が協力しあい小麦を支える。天使のレイ、小麦を何とかして、、と思ったが、、Posted by ブクログ
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高校生の時に映画を見に行き、そのまま原作を買ってたのを発掘。
映画の内容を覚えていなかったけれど、映画観たいな〜!となりました。
伊吹先生がとても素敵で、前向きで、小学校の先生って明るく元気でいたら自分の背中を押してもらえそうでいいなぁと思いました。
鹿島さんが気持ち悪い。Posted by ブクログ -
ー 真実とはすなわち、百パーセント信じ切る心理状態の対象物でしかないのよ。あなたの内面の極めて主観的な問題なの ー
オリンピックを目前に控えた柔道界のドーピングをめぐる物語。
後半のもやもや感が凄い。
タイトルが皮肉でしか無い。
ミステリーとして好きなスタイルではないけれど、小説としては好き。Posted by ブクログ -
︎ いつも読む事件ものとは趣向が違えど、さすが雫井さん作品。天使とパティシエの世界を絡める構成がすごい。主人公の苦悩や周りの人達の温かさに触れラストは涙なしには読めませんでした。Posted by ブクログ
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柔道の若い女性コーチが主人公
オリンピック出場を目指す二選手にドーピングの疑いがありその調査をまかされる
調査しながらもいろんなことが起こっていた
柔道の試合の描写などはすごかったです
あんまり想像はできませんでしたが
終盤の経過はまたいろいろと大変でしたPosted by ブクログ -
前半はオノミツが『凍て鶴』に強引でしつこく落花の会を絡めてくるのが本当に不快だった。
汚い言葉ですみませんが、本当にウザイ奴だな!!って。
落花の会が自殺願望者が集うサイトなので、いくら主宰者が人間的に魅力的だったとしても、陰鬱で読み進めるのに頭痛に似た感覚があった。
誤解を恐れずに言うと、こっち...続きを読むPosted by ブクログ -
ストーリーはかなり良かったけど、裏でじわじわ最上を追い詰めていくのが単調に感じたから中盤でも盛り上がるところが欲しかった。でも事件が解決しないモヤッとするようなところは無かったから◎Posted by ブクログ