雫井脩介のレビュー一覧

  • 霧をはらう(上)

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     この事件の設定が面白いのかもしれない。絶対犯人ではない人が犯人にされて、無罪を勝ち取るまでのストーリーなので、単純なのだがなぜか惹き込まれた。この巻では真犯人らしき登場人物が誰かわからない。だから余計にその事件がなぜ起きたのか知りたくなる。

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    2025年03月10日
  • 望み

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    子を持つ親なら一度は思うだろう。
    子どもが何か変な事件に巻き込まれないように…そして「加害者にも被害者にもならないように』と。

    この小説に登場する両親も、家族が平和であることを願っていたが、ある日事件が起こる。息子が帰ってこない…そして殺人事件の参考人として警察が息子の行方を捜査している。

    息子が何らか事件に巻き込まれたことは間違いない。しかし、加害者なのか?被害者なのか?
    加害者の場合、まだ息子は生きている。被害者なのか…その場合はたぶん息子は死んでいる。
    どちらか選べと言われたら…揺れ動く親の気持ちが痛いほど伝わってくる。

    息子は優しい子だ。人を傷つけるなんて絶対無い。しかし、何故帰

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    2025年03月04日
  • 望み

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    ■サマリー
    ・家族が犯罪者か、被害者の可能性になった 
     としたらどちらを望むのか。
    ・生きていてほしい、一方で、死んでいても
     ほしい。究極の問いかけ。
    ・思春期の子を持つ親と家族の揺れ動く気持ち。

    ■所感
    ある日、自分の家族が、身内が、犯罪者かもしれない。もしくは、被害者かもしれないとなれば、残された家族はどちらを望むのか。
    生きていてほしいと思うのが家族である。
    しかし、生きているということは犯罪者。
    被害者への賠償、世間からの容赦ない避難を残された家族は受けなくてはいけない。
    家族の人生もまた失われていくのは耐え難いものがあると思う。
    一方で、死んでいるということは被害者であるという

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    2025年02月16日
  • 望み

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    ネタバレ

    加害者であっても命だけは助かってほしいと願う母親と、被害者であっても「自分の息子が人を殺すはずがない」と信じたい父親。そのどちらの気持ちも痛いほど理解できるからこそ、非常に辛い作品だった。もし自分が当事者だったら、どちらの立場で考えるのだろうか。結末も胸が締め付けられるようなもので、思わず息を呑んだ。

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    2025年02月12日
  • 霧をはらう(下)

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    点滴殺傷事件で母親が逮捕された由惟は不登校の妹を養いながら職場での嫌がらせに耐えていた。母親の無実を信じる弁護士の伊豆原は検察の立証を崩すべく、病院関係者の証言集めに奔走する。有罪率99%の刑事裁判で無罪を勝ち取る打開策は見つかるのか。驚愕の真実まで一気読み必至! 信じることの困難さと尊さを描く著者渾身の記念碑的傑作。

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    2025年09月20日
  • 霧をはらう(下)

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    リーダビリティという言葉を久しぶりに思い出した。初めてこの言葉を聞いたのはやはり雫井さんの「火の粉」だっただろうか?病院での事件をめぐって、さほど過剰に大げさな出来事があるわけでもないのに読み進めるのをやめられない。日常の些細なエピソードと事件の真相を追及する地味な活動だけでこんなにも惹き付けられる小説を書く雫井さんはやはりすごい。
    実際に状況証拠だけで無実の人がここまで犯人に仕立てられるものかどうかはわからないが、過去から現在に至るまで、きっといくつかの事件でこういったことはあったのかもしれない。
    最後に語られる暴露話が蛇足に感じられるほど、完成度の高い裁判劇でした。

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    2025年01月30日
  • 犯人に告ぐ2 (下) 闇の蜃気楼

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    犯人逮捕までのストーリーでしたが、引き込まれるように電車の中で興奮しながら読み進められた物語です。3も続けて読みたくなった!

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    2025年01月09日
  • 互換性の王子

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    最初はサスペンス系の話になるのかと思いましたが、仕事の話に変わっていきました。それはそれで、働く業種が違うとこんなに違うんだなと、新鮮な気持ちで読むことができ、勉強になりました。

    最初の設定は、なんかドラマで見たような‥という既視感がありましたが、楽しく読めました。

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    2025年01月04日
  • 霧をはらう(下)

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    上巻で漂っていた謎や疑念という『霧』が、下巻で次第に晴れていく。
    真犯人や犯行の描写が薄い点は気になったものの、共闘してきた桝田弁護士の突然疲弊した振る舞いについては腑に落ちた。終盤で明かされる謎も魅力的だったが、中盤で長女が耐え難い経験を乗り越え、勇気をもって成長していく姿が特に印象的で頼もしく感じられた。

    この小説の魅力は、法廷小説にありがちな派手な論戦に頼らず、登場人物全員を丁寧に描かれている所。その結果、推理小説でありながら、骨太な人間ドラマとしての深みがあり読み応えのある作品であった。

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    2025年01月01日
  • 検察側の罪人(下)

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    小兵が大関を倒すような展開は爽快感もあり後半は一気に読んだ。

    しかし、やりきれない。
    登場人物がそれぞれ苦しい。

    どう見ても犯人ではない容疑者を上司の命令で厳しく追及しなければいけない若手検事、

    知人の娘を殺され、その犯人は捕まらずその無念を抱えたまま過ごさなければならない、上司、

    過去に罪を犯したものの、身に覚えがない事件について犯人と決めつけられ、厳しい追及を受ける容疑者、

    誰もが、冷酷な面や優しい面、哀れな面が垣間見え、わかりやすい感情で登場人物を追うことができない。

    1つの決定で多くの人のその後の人生が変わる裁判。歯車が狂うのは簡単で、取り返しはつかない。

    若手検事も、上

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    2024年12月25日
  • 霧をはらう(下)

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    霧をはらう。人の無罪を信じるには、それに足る確証と勇気が必要。また人は弱く儚い。事件を取り巻く人間像でその様子が描かれており、想像以上に心が動く一著。

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    2024年12月16日
  • 互換性の王子

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    サスペンスと思い込んで読み始めたら、全然サスペンスじゃなかった!でも、商品開発の世界の面白さがスピード感ある文章で書かれていて、すごく面白かったです。
    父の深ーい愛に感涙でした。

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    2024年12月10日
  • 検察側の罪人(下)

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    一気読みした。
    原作のスリル感がすごいなーと思って映画観たけど、映画はイマイチ...
    原作はよかった。

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    2024年12月04日
  • 互換性の王子

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    ゴタゴタがありながら何かを成し遂げるって爽快感があるな。血とか偽拘らずうまくやれればいいのに、近すぎるから、こだわってしまうのかもしれない。

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    2024年11月23日
  • 霧をはらう(上)

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    長女の由惟がとにかく不憫でならない。
    また母親のキャラクターも相まってほんとに冤罪なのか否かモヤモヤしたまま上巻を読み終えた。
    下巻を読み終えた時にこのモヤモヤとした霧ははらわれるのだろうか。
    下巻への期待を込めて評価は4とした。

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    2024年11月22日
  • 互換性の王子

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    最初の部分に無理があったけど後は普通の企業小説でした。
    反目しながら最後は心を通じ合う。
    よくある話ですね。
    だけど自分は好きです。

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    2024年11月17日
  • 途中の一歩(下)

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    下巻に入って、それぞれのキャラの人となりが見えてきて、面白さが加速したように感じた。

    少女漫画のドキドキ感もいいけど、等身大の大人のそうそううまくはいかないけど、時々めちゃくちゃうまくいく流れに入るときがある恋愛が沁みる。そして意外なピュアさに泣ける。

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    2024年11月16日
  • 霧をはらう(上)

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    ネタバレ

    タイトルの意味、弁護士は依頼主にかかった霧(嫌疑)を取りはらって、真実と依頼主の人となりを明らかにすることだ、というのが心に響いた。(意訳したかも)
    下巻も楽しみです!

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    2024年11月14日
  • 引き抜き屋(2)鹿子小穂の帰還

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    ヘッドハンターってすごいですね。一生縁が無いけど。
    ファームの同僚達のキャラもだんだんわかってきて笑いあり緊張ありで面白かった。

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    2024年11月13日
  • ビター・ブラッド

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    情報屋や、ヤクザ、内部の裏切りなど話は重いですが、キャラの魅力で、すごく読みやすい本です。

    わたし的には、ジェントルが最高!ジャケットを着たくなります(笑)

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    2024年11月05日