雫井脩介のレビュー一覧

  • つばさものがたり
    泣けるシリーズで紹介されていて、読みたかったのかな?
    やはり泣きました。
    淡々と書かれていましたが、没入しました。
  • 犯人に告ぐ 下
    本格的に劇場型捜査が始まった下巻。
    犯人が見え隠れするも一筋縄ではいかない場面にモヤモヤしながらも、展開が気になってサクサク読めた。

    最初は協力的だったテレビ局も捜査が進展しない状況に不満を募らせ、視聴者からの批判も相次ぐ。そこに自分や組織の保身しか考えていない上司からの圧力や妨害もあり、巻島がま...続きを読む
  • 犯人に告ぐ 上
    はじめての雫井脩介さん作品。
    豊川悦司さん主演で映画化もされているみたい。

    「劇場型捜査」という斬新なやり方で犯人逮捕に挑む過程や主人公:巻島が実直に犯人逮捕に取り組む姿が良かった。

    上巻は、劇場型捜査が始まる前の地盤固め的な話がメインに感じられ、6年前の巻島の失態がどのようなものだったかも詳細...続きを読む
  • 犯人に告ぐ 上
    上巻は主人公の状況が辛いけど、どうか下巻の最後まで読んでください。
    もう、ページをめくる手が止まらなくなりますよ。
  • 犯人に告ぐ2 (下) 闇の蜃気楼
    オレオレ詐欺から物語は始まる。
    主人公たちが日本に誘拐をビジネスとしてスタートさせていく。
    面白い。
  • 犯人に告ぐ : 3 紅の影 上
    大概の警察小説のシリーズものは、主人公たる刑事たち以外は、別々の事件であり犯人たちであり、単独で読むことも出来るが、このシリーズは第1弾から刑事たちや犯人たちも続いて登場しており、そういった意味では第1作からの連続した長編と言えるのではないか。
    ゆえに、前作等を忘れていれば再読し、続いて本作を読んだ...続きを読む
  • 犯人に告ぐ : 3 紅の影 下
    「リップマン」=淡野は、最後の事件と覚悟し、結果はその通りになる。
    天才的詐欺師の彼が再び登場することはないだろうことが惜しまれる。しかし、「ワイズマン」の正体が中途で明らかにされる一方、警察の裏切り者=「ポリスマン」が誰なのかは、依然不明である。
    まだまだこのシリーズは続くようであり、次の刊行が待...続きを読む
  • 虚貌(上)
    20年前に起きた殺人事件の犯人が次々と殺されていく、というありがちと言えばありがちな設定。

    けれど、犯人が見えてこない。
    何の関係もなさそうな人が徐々に繋がっていく。
    正体不明の登場人物が謎を呼び、様々な仮説を立てながら読み進めることができる作品。

    癌に侵されながらも、事件を追う刑事がとても魅力...続きを読む
  • 虚貌(下)
    途中で犯人とそのトリックが予測できたけれど、それを踏まえても読み応えがあり満足。

    殺人の手段はかなり惨く、想像しただけでも吐き気を覚えるようなものですが、犯人が心の底まで鬼と化していないことが唯一の救いでしょうか。

    怖いけれど、温もりを感じることもできました。
  • 犯人に告ぐ : 3 紅の影 上
    「犯人よ、今夜は震えて眠れ」
    シリーズ第三弾。

    ずっと待ってました…!
    前半は、全く見慣れない名前(捜査官)たちのオンパレードで不安になりましたが。苦笑
    巻島、津田、本田、主要人物たちが登場して、ほっとしました。

    前作では、社長親子誘拐事件を解決したものの、
    主犯格の淡野を取り逃がしており。
    ...続きを読む
  • 犯人に告ぐ : 3 紅の影 下
    下巻も一気読みでした。

    私がイメージしていた淡野がどんどん覆されて、
    人間味が出てきて、犯罪なのに、犯人なのに、
    裁かれるべき人間なのに、心のどこかで応援してしまう。

    淡野がリップマン(レスティンピースが由来)で、
    ワイズマン(主犯格)、ポリスマン(淡野同様ワイズマンの部下で警察内部の人間)、次...続きを読む
  • 犯人に告ぐ 上
    店頭で目にして映画化の決まった作品ということもあり、手にしてみました。
    雫井さんのミステリーは好きなので、期待大。
    その期待にきちんと応えてくれました。

    過去と現在の男児誘拐事件を扱う巻島氏が事件解決の為、ニュース番組に出演し公開捜査を行う。
    そこで犯人へメッセージを送り、事件解決を目指すという思...続きを読む
  • 霧をはらう
    最後までひょっとしたらという思いを持ちながら読むことができた。真剣に相手と向き合えばきっと道は開けると思える作品。よかった。
  • 犯人に告ぐ : 3 紅の影 下
    天才的犯罪者と県警の捜査官のメディアを通した心理戦は、先の展開を容易には予想させず、読み手に緊張感を抱かせ続ける。
    今回は捕まるのか、逃げ切るのか、答えを知りたくもあり、結末を先延ばしして、もっと楽しみたいという気にさせた。

    ダメキャラの小川が今回も唐突に結末に至る鍵を握ってしまうのはお約束であり...続きを読む
  • 犯人に告ぐ : 3 紅の影 下
    「1」から20年近く経つけど、ストーリーの中ではあまり時間が経っていないんだなって不思議な感覚。
    面白かったので、続編に期待しています。
  • 犯人に告ぐ : 3 紅の影 下
     警察小説は好きではないんですが、犯人に告ぐシリーズは好きです。

     警察ものは何でも有りと言うか、普通に生活していてあり得ない事が普通に有りになったりとして、好みではないんですが。

     このシリーズだけは読んでしまいますね。

    今回も面白い。

    次回、犯人に告ぐ4も期待してます。

  • 犯人に告ぐ : 3 紅の影 上
    雫井脩介の警察小説第3弾。
    今回も前作同様、犯人「リップマン」側と警察側の2視点で、犯罪計画とそれを追う警察の動向が描かれています。
    1作目から今作まで実際には15年掛かっていますが、作中は数年。にも関わらずグッと時代設定に変化があるのは・・ちと違和感(^_^;)
    とは言え、ストーリーに飲み込まれ一...続きを読む
  • 霧をはらう
    どこいでもいる、普通の母親が一転して、犯人になる、なんとも重い内容でしたが、子を持つ同じ母としてすごく気持ちが分かりました。子どもの考え方、生活などすごくリアルな描写で一気に引き込まれました。とても面白かったです。
  • 犯人に告ぐ : 3 紅の影 上
     犯人に告ぐは最初に映画で観ました。

    豊川悦司さんがとても役にハマっていて、とても素敵でした。

     それから原作を読み、犯人に告ぐシリーズは読み続けています。

     今回も楽しく読み進めています。

    どうなっていくのか。

  • 霧をはらう
    引き込まれて、ぐいぐい読んでしまった。
    由惟の頑なな性格で、妹を不憫に思ったけれど、読み進めていくにつれて、だんだん人を信じるようになってきて嬉しく思った。