雫井脩介のレビュー一覧

  • 望み

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    長男は反抗期ではあるものの、
    一般家庭より少し裕福そうな平和な家庭。

    そんな中、長男が帰宅せず
    市内で不審な事件が起き、長男が関わっているかもしれないという事態に。

    ネタバレなしで読んだほうが良いと思うので
    それ以上の詳細は避けるけど
    キリキリとした状況や、時とともに変化する心情など
    数日間が濃密に描かれていて、考えさせられた。

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    2024年12月06日
  • 検察側の罪人(下)

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    一気読みした。
    原作のスリル感がすごいなーと思って映画観たけど、映画はイマイチ...
    原作はよかった。

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    2024年12月04日
  • 互換性の王子

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    ゴタゴタがありながら何かを成し遂げるって爽快感があるな。血とか偽拘らずうまくやれればいいのに、近すぎるから、こだわってしまうのかもしれない。

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    2024年11月23日
  • 霧をはらう(上)

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    長女の由惟がとにかく不憫でならない。
    また母親のキャラクターも相まってほんとに冤罪なのか否かモヤモヤしたまま上巻を読み終えた。
    下巻を読み終えた時にこのモヤモヤとした霧ははらわれるのだろうか。
    下巻への期待を込めて評価は4とした。

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    2024年11月22日
  • 互換性の王子

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    最初の部分に無理があったけど後は普通の企業小説でした。
    反目しながら最後は心を通じ合う。
    よくある話ですね。
    だけど自分は好きです。

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    2024年11月17日
  • 途中の一歩(下)

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    下巻に入って、それぞれのキャラの人となりが見えてきて、面白さが加速したように感じた。

    少女漫画のドキドキ感もいいけど、等身大の大人のそうそううまくはいかないけど、時々めちゃくちゃうまくいく流れに入るときがある恋愛が沁みる。そして意外なピュアさに泣ける。

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    2024年11月16日
  • 霧をはらう(上)

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    ネタバレ

    タイトルの意味、弁護士は依頼主にかかった霧(嫌疑)を取りはらって、真実と依頼主の人となりを明らかにすることだ、というのが心に響いた。(意訳したかも)
    下巻も楽しみです!

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    2024年11月14日
  • 引き抜き屋(2)鹿子小穂の帰還

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    ヘッドハンターってすごいですね。一生縁が無いけど。
    ファームの同僚達のキャラもだんだんわかってきて笑いあり緊張ありで面白かった。

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    2024年11月13日
  • ビター・ブラッド

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    情報屋や、ヤクザ、内部の裏切りなど話は重いですが、キャラの魅力で、すごく読みやすい本です。

    わたし的には、ジェントルが最高!ジャケットを着たくなります(笑)

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    2024年11月05日
  • 互換性の王子

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    予定調和という感じは否めないけれども、ぐんぐん読み進めることができ、楽しい読書の時間をとることができた。
    ただ、成功と実行という名前が読み辛かった。
    傲慢と善良の真実もそうだったけど頭の中で変換しなおしながら読むのが面倒だった。

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    2024年10月26日
  • 銀色の絆

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    ネタバレ

    子どもとアイススケートに行き、フィギュアスケートやらせるのも良いかも、と調べているうちに出会った本。

    メインは小織の中学〜高校までのスケート人生の話だけれど、最後にこれは母親の物語でもあったのだと気づき、ボロボロ泣けた。

    はじめはフィギュアを習い事の一つとしてしか考えていなかった梨津子だが、みなみ先生からの発破もありバリバリのサポートママに変貌してゆく。やがて子ども以上に入れ込むようになり、時折すれ違いも起こる。

    それでもフィギュアを通して紡がれた親子関係はかけがえのないもので、それこそがタイトルの銀色の絆なのだろう。

    どこまで上へ行けたか、はさほど問題ではなく、その過程にこそ意味があ

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    2024年10月25日
  • 霧をはらう(下)

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    入院患者の家族の話や看護師や医師たち病院関係者の証言などにより、状況証拠が積み重なり、野々花の立場は悪くなるばかり。
    当初、伊豆原も彼女の犯行否認に疑念を持っていたが、賢明な証拠調べの結果、無実を確信することになる。
    事件時の時間の詳細な実験により、「霧が消え、見つめるべきものがくっきりと目の前に現れた感覚だった」
    しかし、99.9%有罪の刑事裁判で果たして無罪を勝ち取ることが出来るのか、いやがうえにも興味は増すばかり。
    折しも再三の再審請求により、無罪判決が確定したばかり。
    現代の司法制度にも一石を投じる社会派ミステリー。

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    2024年10月13日
  • 霧をはらう(上)

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    99.9%有罪の刑事裁判に立ち向かう弁護士を主人公にした、リーガルミステリー。
    担当になる弁護士伊豆原柊平と、事件の時入院していた小南紗奈と彼女の姉由惟そして彼女たちの母親で犯人と目された野々花を中心に、物語は展開する。
    伊豆原は友人の弁護士枡田が国選で担当する点滴殺傷事件に関わることになる。入院患者の母親が犯人として逮捕され、否認していたが、過酷な取り調べにより犯行を認めてしまう。
    裁判になり一転否認の立場をとるが、果たして無罪を勝ち取ることができるのか。彼女は本当に犯行を犯していないのか。ならば真犯人は誰か。
    スリリングな展開に目を奪われ、小説世界に没入してしまう。
    題名の「霧をはらう」は

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    2024年10月13日
  • つばさものがたり

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    泣ける作品だった。
    結婚式あたりから最期のシーンまで涙腺緩みっぱなし。
    結末は悲しいが、前向きになれるいい作品だった。

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    2024年09月21日
  • 互換性の王子

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    序盤の監禁事件パートがとても面白くて、その後何があるんだろう?と期待感からの、普通のビジネス小説展開なには唖然。それでも飲料メーカーを舞台にした池井戸作品風のお仕事小説で、どんどん読まされた。読後感も悪くない。
    しかし表紙がコアラとタイトルは、意味不明でがっかり。

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    2024年09月19日
  • 互換性の王子

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    ネタバレ


    主人公の御曹司が監禁されてしまうところから始まり、監禁した犯人が後輩に絡んでいくのかと思いきや予想外の展開。後半、ライバル社のラクトに情報を流していた犯人の見つかり方もあっさりしていたような…。あまり人物像を描いていない方だったからそう感じたのかな?それでも雫井さんの作品は面白くて読み進めてしまいます。余談ですが、主人公の成功と実行の名前、ついセイコウ、ジッコウと読んでしまいがちでした。

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    2024年09月11日
  • 霧をはらう(上)

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    ネタバレ

    小児病棟で起きた事件、被害者家族であり容疑者家族でもある、長女と、その事件の弁護士、2人の視点で物語は進みます。

    事件後、長女は妹を守る為の感情、行動は読んでいて辛いですね。

    母は有罪か無罪か、信じれるか、信じきれないか。

    人間誰しも、その時発した回答・行動によって、本人にとって望んでいない状況に陥る事はあります。

    守ってくれる人がいると気付いた時、感謝できる人間にならなければ、と感じました。

    ある人物の背景深掘りがあれば、結末もよりスムーズに納得したかもです。
    本書のメインは事件真相の解明ではありませんので、個人的な気持ちですね。

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    2024年09月07日
  • 霧をはらう(上)

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    小児病棟で起こった点滴殺傷事件。
    4人の子どもの点滴にインスリンが混入、2人の子どもの生命が奪われることに。

    証拠もないまま、被害者のひとり・紗奈の母・野々花が逮捕される。
    そして、野々花は自供するが…
    一転否認。

    弁護士・伊豆原は野々花の弁護団に加わり、事件の真相を追い求める…

    野々花は冤罪なのか…

    地道に関係者の話を聞き、真実を追求する伊豆原。なかなか警察、検察の言い分を覆すだけの証拠は見つからない…
    伊豆原自身も野々花が100%無実だと確信が持てない。

    野々花の長女・由惟。母の無実を信じることができない。せめて母の無実は信じてあげて欲しいが…自分がなんとかしなければしなければと

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    2024年09月03日
  • ビター・ブラッド

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    親子の掛け合いが笑える。
    あらすじ自体はいたって真面目なんだけど、所々のコメディな感じが軽くて個人的にはけっこう好き。
    シリーズ化しないかな。

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    2024年09月01日
  • 引き抜き屋(1)鹿子小穂の冒険

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    これまたドラマで見たことある内容だった。

    父が社長を勤めるフォーンを追い出された鹿子はヘッドハンターになることに。

    ホテルやスポーツ用品店からヘッドハントを依頼され、なんとか期待に応えていく。

    ドラマ通りの感じで面白い

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    2024年08月07日