雫井脩介のレビュー一覧

  • 火の粉

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    ネタバレ

    タイトルどおり振り払ってもしつこく火の粉が降りそそぐ。空いている隣に引っ越してきた人は、過去無罪判決を出した武内だった。元裁判官の梶間勲、その息子ののらりくらりとした態度にむかつきつつ、勲の妻、尋恵が雪見に意地悪しないのが救い。武内の幼少の頃の相手の懐に入るためなら何でもする報われないと始末する、という両極端のエピソードも程度の差あれ誰にでも思い当たりそう。人の気持ちの揺れの描写がとても上手い。

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    2026年01月19日
  • 犯人に告ぐ : 2 <文庫合本版> 闇の蜃気楼

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    TVを通した公開捜査…この展開が実に面白く、本作品の肝にあたる部分だと思うし上手く描写され緊張感も醸し出してます、なんといっても公開捜査を独占している報道局のライバル局に警察内部が情報リークする…なんて小粋な展開を絡める辺りは、もう最高に面白い、しかも警察上司!
    それをパージした時の爽快感は秀逸です。

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    2026年01月17日
  • 火の粉

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    なるほど、だからタイトルが「火の粉」なのね
    めっちゃ面白くてスラスラ読めた
    人に勧めたくなる1冊となりました

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    2026年01月17日
  • 犯人に告ぐ2 (上) 闇の蜃気楼

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    犯人側の描写よりも警察側の描写の方が本作は読み応えがありますね!追いかける側の心理や読み刺しが緊張感ありますねー
    早く下巻を入手したくなります。

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    2026年01月13日
  • 犯人に告ぐ : 3 紅の影 下

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    ついに今まで雲隠れしながら暗躍していた淡野ことリップマンと巻島の攻防、最終盤。
    このシノギがうまくいったら足を洗おうとしているリップマン。

    読者としてはリップマンに肩入れもするし、なんとかうまくいかないかななんてことも思ってしまう。さてどうなるか…最後の方は、あー残りページが少ない…どうなるんじゃーという感じ。

    レスティンピースだけならぬ、PRNって(泣)
    読後は、1よりも2よりもなんだかせつないな。
    でも畝はちょっとわかっちゃったな。

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    2026年01月14日
  • 犯人に告ぐ2 (下) 闇の蜃気楼

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    誘拐ビジネスに勧誘され、闇の世界にハマっていく知樹。
    でもなぜか、首謀者の淡野はじめ、知樹、知樹の弟健春、犯人であるこの3人の計画がうまくいくといいな…とも思い始めてしまうあたりがこの本の不思議さだった。

    さあ、知樹、健春、淡野はどうなるのか…

    1より、終わりはよかった


    ネタバレあり感想は、再読記録にて…

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    2026年01月08日
  • 犯人に告ぐ2 (上) 闇の蜃気楼

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    上巻はなんとなく、ゆるゆると読んでいく
    「犯人に告ぐ1」のお馴染みの面々もでてくるのはやはり嬉しい。
    特殊詐欺グループの一人として裏の世界で稼ぎつつ、週末はバーテンダーのバイトをする知樹。
    大学一年生まで真面目に勉強し、ごく普通の生活をしていた知樹。
    しかし、ふとしたきっかけで道を外していく…

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    2026年01月08日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    悪女が犯罪スレスレの悪行を行う怨念系ミステリーなのかなぁと読み始めましたが全然違うストーリーでお嫁さんの奮闘物語でした、然しその置かれた環境や身近で起こる事件が物語を複雑にややこしくしていく…その描写か秀逸な作品です。
    にしてもお嫁さん本人の誤解され易い言動や態度は読んでていらイラッときましたね!

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    2026年01月08日
  • 銀色の絆

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    本気で何かに打ち込むということは、周囲の誘惑を断ち切ったり、色々なものを捨てたりしなければならない、辛いことでもあります。

    かつてフィギュアスケートに打ち込んだ少女が思い出を語る形でつづられる母と娘の物語は、ときに読み進めるのがつらくなるくらい、厳しい試練の連続でもあります。
    圧倒的な才能で同世代をけん引する選手や、厳格な指導者。そして、どれだけ努力したとしても成功が約束されるわけではないという厳しい勝負の世界。

    物語としては、主人公の小織がフィギュアスケートの世界で勝ち残る(生き残る)ことができなかった、ということがハッキリしているところから始まるので、読者は「結果的に実を結ぶことができない、努力を続ける母娘」の姿を追いかけることになります。
    それでも、厳しいだけだと思っていた美濤先生の根本にある「優しさ」には胸が熱くなりますし、振り返ってみれば現役時代には独りよがりに思えた母親のあり様も「誰かのために必死になる」ということを体現した姿でした。

    それまでの一つひとつの積み重ねがあったからこそ、ラストはジンときましたし、改めて、理想的な「親」の姿を見せてもらったような気がします。

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    2026年01月05日
  • 犯人に告ぐ : 4 暗幕の裂け目

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    前作から間が開いておりリップマンが何だったのか、ワイズマンがどんな役回りだったのか忘れてしまってたのが残念。でも単作としても十分読み応えがあった。

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    2026年01月04日
  • 犯人に告ぐ <文庫合本版>

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    [ワシ]と出会ったとき、巻島は神奈川県警本部捜査一課の特殊班にいたが、誘拐犯に逃げられ記者会見で無様な姿を見せてしまう。

    その6年後に川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査が行き詰まり、巻島が再び戻ってくる。

    巻島をテレビニュースに出演させるというところから報道関係者と植草刑事総務課長とのやりとりが熱を帯びてくる。
    史上初の劇場型捜査が見どころでもあり、警察内部での動きも注目せざるを得ないほど。

    唯一、巻島にとって津田刑事が心強い味方であることが安心できた。

    冒頭の[ワシ]の件も有耶無耶とした感があったが、身をもって誘拐事件にはかたをつけたように思えた。

    警察内部の細かいところまで炙り出したとても濃い小説だった。


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    2026年01月04日
  • 犯人に告ぐ 下

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    ひたすら植草にイライラするが、
    津田長がよかった

    犯人は炙り出されるのか…
    過去の過ちははたして、、

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    2025年12月31日
  • 犯人に告ぐ 上

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    過去に忘れられないミスを犯した巻島史彦。
    それから6年後、なかなか解決の糸口が見えない連続殺人事件の責任者として白羽の矢が立つ。マスコミを利用しながらうまく犯人を誘き寄せられるか…

    年末の隙間時間に読むにはちょうど良かった。

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    2026年01月01日
  • 検察側の罪人(下)

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    ちょっと、最初は、内容がすすまず、おもたくて、なかなか、読むスピードが遅くなりましたが、最後このための、これか!と思いました。とても、ドラマではありましたが、時効になってしまったら、正義?取り巻きの人間?てなんだろう?と思い、今の社会も変わらないなあと、著者も訴えてるのかなぁと思ったりして。

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    2025年12月30日
  • 検察側の罪人(上)

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    最初に、なかなか面白いなぁと読んでいながら、思いました。最後に、ここで、え?と思いながら、これからどうなるんだろうなあ、と心のなかで半分期待しました

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    2025年12月30日
  • 栄光一途

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    柔道日本代表候補の中にドーピング違反者がいる。
    その選手を見つけ出す任務を任されたコーチが主人公。
    ドーピングの闇、勝つことへの執念や執着、それぞれの信念から生まれる衝突。
    映像化したらミステリーアクション作品になりそうな内容で頭の中で想像しながら読むのが楽しかったです。

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    2025年12月23日
  • 火の粉

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    久々に心拍数が上がる小説を読んだ。

    主人公の裁判官が、殺人容疑に掛けられていた容疑者を無罪にする。その無罪になった容疑者が隣の家に引っ越してくるところから物語は始まる。

    彼が引っ越してきてから不思議なことが次々と起こるのだが、果たして彼がその理由なのか。
    というお話。

    読んでいて怖いと思ったのは黒い家を読んだ依頼。
    一度本を閉じると次に読み始めるのが億劫になるが、いざ読み始めると続きが気になってしまう。

    ミステリーとしてもホラーとしても面白かった。

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    2025年12月19日
  • 犯人に告ぐ <文庫合本版>

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    警察目線がとても新鮮な作品でした。
    雫井作品は『望み』が初で次に読むのを悩んでましたが本作のタイトルに一目惚れし読み始めた次第ですが展開が予想しにくい点が余計面白味が増して引き込まれていきます。
    続編が数冊あるみたいなので次にいきたくなる一冊でしたー

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    2025年12月12日
  • 犯人に告ぐ : 3 <文庫合本版> 紅の影

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    神奈川県警特別捜査官の巻島がネットテレビに出演。淡島と対決する。淡島のの狙いは、神奈川県警捜査一課の裏金5000万円。

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    2025年11月21日
  • 犯人に告ぐ 下

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    植草!コラコラコラ!心配していた以上に邪魔してくれた。そして、曾根…警察小説で典型的な上司。
    巻島も口数が少なすぎ。もっとガツンと言って欲しかったが、そこが巻島なのだ。
    警察を悪者に仕立てあげて読者や視聴率を上げたいマスコミにも辟易したが、マスコミが私たちの認識を操作したり変えることができるという、怖さも感じた。捜査本部での刑事たちとのやり取りや、バッドマンとのやり取り等、捜査の臨場感が感じられ、飽きずに一気に読めた。
    ワシは結局……?

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    2025年11月15日