雫井脩介のレビュー一覧

  • 互換性の王子

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    予定調和という感じは否めないけれども、ぐんぐん読み進めることができ、楽しい読書の時間をとることができた。
    ただ、成功と実行という名前が読み辛かった。
    傲慢と善良の真実もそうだったけど頭の中で変換しなおしながら読むのが面倒だった。

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    2024年10月26日
  • 銀色の絆

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    ネタバレ

    子どもとアイススケートに行き、フィギュアスケートやらせるのも良いかも、と調べているうちに出会った本。

    メインは小織の中学〜高校までのスケート人生の話だけれど、最後にこれは母親の物語でもあったのだと気づき、ボロボロ泣けた。

    はじめはフィギュアを習い事の一つとしてしか考えていなかった梨津子だが、みなみ先生からの発破もありバリバリのサポートママに変貌してゆく。やがて子ども以上に入れ込むようになり、時折すれ違いも起こる。

    それでもフィギュアを通して紡がれた親子関係はかけがえのないもので、それこそがタイトルの銀色の絆なのだろう。

    どこまで上へ行けたか、はさほど問題ではなく、その過程にこそ意味があ

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    2024年10月25日
  • 霧をはらう(上)

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    99.9%有罪の刑事裁判に立ち向かう弁護士を主人公にした、リーガルミステリー。
    担当になる弁護士伊豆原柊平と、事件の時入院していた小南紗奈と彼女の姉由惟そして彼女たちの母親で犯人と目された野々花を中心に、物語は展開する。
    伊豆原は友人の弁護士枡田が国選で担当する点滴殺傷事件に関わることになる。入院患者の母親が犯人として逮捕され、否認していたが、過酷な取り調べにより犯行を認めてしまう。
    裁判になり一転否認の立場をとるが、果たして無罪を勝ち取ることができるのか。彼女は本当に犯行を犯していないのか。ならば真犯人は誰か。
    スリリングな展開に目を奪われ、小説世界に没入してしまう。
    題名の「霧をはらう」は

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    2024年10月13日
  • つばさものがたり

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    泣ける作品だった。
    結婚式あたりから最期のシーンまで涙腺緩みっぱなし。
    結末は悲しいが、前向きになれるいい作品だった。

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    2024年09月21日
  • 互換性の王子

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    序盤の監禁事件パートがとても面白くて、その後何があるんだろう?と期待感からの、普通のビジネス小説展開なには唖然。それでも飲料メーカーを舞台にした池井戸作品風のお仕事小説で、どんどん読まされた。読後感も悪くない。
    しかし表紙がコアラとタイトルは、意味不明でがっかり。

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    2024年09月19日
  • 互換性の王子

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    ネタバレ


    主人公の御曹司が監禁されてしまうところから始まり、監禁した犯人が後輩に絡んでいくのかと思いきや予想外の展開。後半、ライバル社のラクトに情報を流していた犯人の見つかり方もあっさりしていたような…。あまり人物像を描いていない方だったからそう感じたのかな?それでも雫井さんの作品は面白くて読み進めてしまいます。余談ですが、主人公の成功と実行の名前、ついセイコウ、ジッコウと読んでしまいがちでした。

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    2024年09月11日
  • 霧をはらう(上)

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    ネタバレ

    小児病棟で起きた事件、被害者家族であり容疑者家族でもある、長女と、その事件の弁護士、2人の視点で物語は進みます。

    事件後、長女は妹を守る為の感情、行動は読んでいて辛いですね。

    母は有罪か無罪か、信じれるか、信じきれないか。

    人間誰しも、その時発した回答・行動によって、本人にとって望んでいない状況に陥る事はあります。

    守ってくれる人がいると気付いた時、感謝できる人間にならなければ、と感じました。

    ある人物の背景深掘りがあれば、結末もよりスムーズに納得したかもです。
    本書のメインは事件真相の解明ではありませんので、個人的な気持ちですね。

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    2024年09月07日
  • 霧をはらう(上)

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    小児病棟で起こった点滴殺傷事件。
    4人の子どもの点滴にインスリンが混入、2人の子どもの生命が奪われることに。

    証拠もないまま、被害者のひとり・紗奈の母・野々花が逮捕される。
    そして、野々花は自供するが…
    一転否認。

    弁護士・伊豆原は野々花の弁護団に加わり、事件の真相を追い求める…

    野々花は冤罪なのか…

    地道に関係者の話を聞き、真実を追求する伊豆原。なかなか警察、検察の言い分を覆すだけの証拠は見つからない…
    伊豆原自身も野々花が100%無実だと確信が持てない。

    野々花の長女・由惟。母の無実を信じることができない。せめて母の無実は信じてあげて欲しいが…自分がなんとかしなければしなければと

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    2024年09月03日
  • ビター・ブラッド

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    親子の掛け合いが笑える。
    あらすじ自体はいたって真面目なんだけど、所々のコメディな感じが軽くて個人的にはけっこう好き。
    シリーズ化しないかな。

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    2024年09月01日
  • 引き抜き屋(1)鹿子小穂の冒険

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    これまたドラマで見たことある内容だった。

    父が社長を勤めるフォーンを追い出された鹿子はヘッドハンターになることに。

    ホテルやスポーツ用品店からヘッドハントを依頼され、なんとか期待に応えていく。

    ドラマ通りの感じで面白い

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    2024年08月07日
  • クローズド・ノート

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    何気ない学生生活を送る香恵はある日、クローゼットに残された伊吹先生のノートを見つける。

    そこに出てくる隆は香恵が気になっていた隆作であった。その後が気になる。

    マンドリンを忘れたところはちょっと余計?

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    2024年08月07日
  • 犯人に告ぐ 上

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    ネタバレ

    刑事系の小説は初めてなので、新鮮で面白かった。
    娘が緊急事態の中であの記者会見はあまりにタイミングが悪かったな。
    メディアの恐ろしさを痛感したし、 視聴者側の視点がいかに極端で残酷なのかを思い知らされた。
    今のところ犯人の影は一切見えていない。
    こっからどうなっていくのか気になる。

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    2024年08月07日
  • 検察側の罪人(上)

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    どんどん理性が壊れていって…
    とうとう一線を越えましたね。
    最上さんの気持ちは分からない訳ではないけれど、さすがにちょっと理解できないかも。
    物語としては面白いですが。
    とりあえず下巻へ…

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    2024年08月05日
  • 虚貌(下)

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    2024年13冊目。北見先生が下巻でもよく出てくるのでなんでだろうと思ったらこういうことか。伏線ありましたもんね。
    最後の、警察手帳がなくなったとか、人間の顔の相違がわからなかったとか、結末を合わせるためとしか言いようない気がしたかな。とはいえ、後半はスピード感があり、いろんな人間模様が明るみに出、一気読みでした。リベンジは良くない。けど、被害者の被害内容、その後の人生などを勘案すると一概に批判ができない。それと、自分が先に行くと思っていたのに、考えもしなかった人が先に行ってしまと言うのは忍びなかったな。

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    2024年07月29日
  • 虚貌(上)

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    殺人の共謀を唆され、その後の逮捕で仲間に嵌められた男の復讐劇。社長一家への襲撃シーンは本当に生々しくて読むのが辛かった。そのシーンの荒を知っているだけに2件の復讐がまともに結びつかない。特に2件目。そしてそれを追う刑事のモリさん。そして朱音ちゃん!なんでそこが繋がるかな、と心配になる。いろんな人間模様が序章が描かれているので、それが下巻でどのように終結していくのだろう。書いているうちになんだか目星がついてきた!早く続きを読みたい!

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    2024年07月25日
  • 虚貌(下)

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    なるほど。
    犯人が用いた特殊な手法が徐々に明らかになり、後半になると誰が犯人なのか、そしてタイトルの虚貌の意味も腑に落ちるようになる。
    例の手法が有りか無しか議論が分かれるところでしょうが、それが無ければこの作品自体が成立しないので、わたしは有りだと思います。
    小説なので固いこと言わずに楽しんだ者勝です。

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    2024年07月22日
  • 虚貌(上)

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    重厚な警察小説です。
    過去の放火殺人事件の犯人グループの最後の1人が服役を終え、新たな事件が発生する。
    放火の方の真相は読者に開示されているので現在の事件に対する警察の筋読みのズレを感じさせつつ、明らかな証拠がある主犯についても過去との相似点を匂わせている。
    このまますんなり解決するはずがないので、後半も楽しみです。

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    2024年07月21日
  • 栄光一途

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    パリオリンピックもそろそろ。たまたま手に取ったのがオリンピックの柔道に関する物語、と言うのがなんだか感慨深い。強いと言われている人でさえ、自分の限界や恐れに苦しみ、何かに縋ろうとする、それが人なのか薬なのかマインドなのか。そして立場が違えばまた新たな問題が発生する。凡人が思う、金メダルを取れば悠々自適、と思うのとは程遠く、また孤独の戦いが始まってしまうんだなと思うと、なんだか可哀想になってくる。華やかな表舞台とは違う一面に少し触れることができ、オリンピックの見方が一気に変わる気がした。

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    2024年07月16日
  • 引き抜き屋 2 鹿子小穂の帰還

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    タイトルが帰還なので、ある程度結末は読めるものの、最後の方は感動した。

    ヘッドハンターという職業の実態や苦悩がわかり、お仕事小説としてもとても良い作品。

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    2024年07月10日
  • 引き抜き屋 1 鹿子小穂の冒険

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    ヘッドハンティングのお仕事小説。
    良いまとまり方で題材も良く出来ていた。
    解説にかなり深い取材をされて学ばれてるとのことなので、納得の内容。

    まだ駆け出しハンターだが、さらなる活躍をするのか、最終的に元の会社に戻るのか、次作が楽しみ。

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    2024年07月07日