雫井脩介のレビュー一覧

  • 引き抜き屋(1)鹿子小穂の冒険

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    「引き抜き屋」 雫井脩介 ★★★★★

    抜群に面白いです。・お仕事小説ですが、「ヘッドハンター」という見たことのない題材
    ・キャラクターが非常に立っている。
    ・1話完結方式で書かれているが、全体を通して1本のストーリーになっている。

    以上の理由で、日テレの水10枠の担当者は今すぐドラマ化権の交渉に向かってください。出演は・ガッキー(or 北川景子)
    ・松島菜々子(or 石田ゆり子)
    ・岡田准一(or 大野智)
    ・大泉洋

    でお願いします。本当は、山口元メンバーのほうが似合いそうww
    閑話休題
    小説としては1話完結なのに、ワンパターンにならないように工夫されており全然飽きません。
    キャラクター

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    2023年10月27日
  • つばさものがたり

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    よかった。電車の中で涙を耐えた。このようなネタも雫井さんが描くとすっきりとした感動の話になるのがすごい。適度な甘みに苦味もある繊細な味わい、後味が爽やか。胃もたれはない。そんなケーキなんだろうな。

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    2023年10月07日
  • 引き抜き屋 1 鹿子小穂の冒険

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       社長の娘として次期社長を約束されていた世間知らずの千穂、ヘッドハントされてきた常務と対立して30歳で会社を追われ、ヘッドハンターになる。必要とする人材を探し出してマッチングするヘッドハンターという仕事の面白さ。

        マイブーム雫井脩介さんは、「犯人に告ぐ」「霧をはらう」「クロコダイルディアーズ」と★5が続いていますが、ヘッドハンターという新境地には驚きましたがこれも★5でした。



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    2023年10月06日
  • 検察側の罪人(上)

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    警察組織が、裏で画策する話は今まで沢山読みましたが、検察は初めてでしたので新鮮でした。
    検察の仕事をよく知らなかったのでとても興味深かったです。自白ではなく状況証拠を積み上げてなんとか立件しようとする執念、冤罪を作り上げることができる権力がとても恐ろしかったです。

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    2023年10月06日
  • つばさものがたり

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    すごく好きな話。
    読後感は爽やかで、優しく、勇気を与えられる。

    登場人物全員が小麦にとってなくてはならない存在。
    一人一人の縁を大切にしたい。
    そして、自分の人生を全力で生きたいと思った。
    命あるかぎり、何度も挑戦したい。
    失敗しても、やり直せば良い。

    落ち込んだときに読むと、頑張る力が湧きそう。

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    2023年10月05日
  • 検察側の罪人(下)

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    久々の星5でした。
    下巻では徐々に追い詰められる最上の状況が素晴らしい。
    刑事もの、法廷ものでよくある決定的な証拠を見つけて、法廷であなたが真犯人だ!みたいな感じになるのかなと思いましたが、状況証拠をさがして、そこからは警察が動くリアリティのある内容が逆に良かった。
    どんでん返しや最後にスッキリ終わる刑事ものではなく、最後は切なく悲しい終わり方も雫井侑介さんの素晴らしいやり方だと思います。
    最初は仲が良くなかった最上家も最後の方は悲しい状況で奥さんが頑張って支えようとしてるところや、石狩鍋を食べたくても食べれないところなど涙が止まりませんでした。
    最上が捕まることで、ザマァ見ろと思えるかと思い

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    2023年09月28日
  • 犯人に告ぐ : 3 紅の影 上

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    実に面白い。
    明らかになる淡野の過去。今回は淡野視点が多いため、淡野に感情移入してしまう。
    オーディブルで聞いているため、下巻は来月まで待たなければならないが、待ちきれない!
    早く続きを聴きたい!

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    2023年08月22日
  • 犯人に告ぐ2 (下) 闇の蜃気楼

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    巻島さんと淡野くんの知能戦がアツい。
    オーディブルで聞いていたが、曽根本部長がヤクザ顔負けに巻島さんを叱りつける(恫喝)するところは、そういうのが好きな人にはたまらないのではないかと思う。
    R.I.P.

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    2023年07月22日
  • 検察側の罪人(上)

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    雫井修介さんの著作は今までもかなり読んできたけど、これはその中でも本当に面白い。時間を忘れて読んでしまった。上巻を読んですぐに下巻に手を伸ばしてしまうくらい、次の展開が気になって気になって。映画にもなったくらいなので、かなり面白いだろうと思っていたけど、思っていた以上の面白さ。

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    2023年04月16日
  • 検察側の罪人(下)

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    後半戦もすごい展開。検察と弁護士のやり合いというか、真相に近づいたときの沖野の葛藤などは読んでいて感情移入してしまった。映画になっている作品なので、映像ではどのようになっているのか、原作を読み終わった今だからこそ観たいと思った。

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    2023年04月16日
  • 引き抜き屋 2 鹿子小穂の帰還

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    引き抜き屋の苦心はしみじみとした気持ちに。
    引き抜き屋の報復ではおいおい左右田っ!と思いながら脱力。。
    引き抜き屋の帰還はめっちゃ胸熱!!!
    フォーンどうなっちゃうの?とハラハラドキドキして小穂と畔田さんはてっきりそうなると思っていたのにあれれ?って感じで最後の最後にまさかの大逆転!!!
    ラストは号泣。
    あーほんと良かった。
    このシリーズめっちゃ好きなんだけどなぁ。
    続編出して欲しいよー。

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    2023年03月26日
  • クローズド・ノート

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    すっごい引き込まれる小説で、あっという間に読み終わってしまった。

    雫井さんの小説は「日常+ちょっとの現実っぽくない部分」って感じで、共感を重ねながら読むことができるし(読み進めやすい)、かつ「続きが気になる…!」っていう所が程よく出てくるからあっという間に読んでしまう。(語彙力)

    あとがきで、伊吹先生の日記の一部が作者のお姉様の実際の言葉であったことが分かって涙が止まらなくなった。
    すごい生徒思いで素敵な先生だと思いながらも、どこかで「小説の中の話だから」と片付けていたからだと思う。

    何かに全力で打ち込んでいる人って本当に美しい。

    香恵の「寂しさにも寂しさなりの色をつけたい」って言葉が

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    2023年03月22日
  • 引き抜き屋 1 鹿子小穂の冒険

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    個人的には時間も忘れて読んでしまう程面白い小説だった。登場人物が結構多いけれど、それぞれに個性があるから「あーこの人ね」って追いやすい。

    この小説を通して感じたのは、人脈って結構大事ってこと。人との関わり合いが多いほど、自分の努力に気づいてくれる人が増え、良い機会に巡り合える可能性が高くなるから。まあきちんと成果を出せばの話だけれど。

    ヘッドハンターっていう職業はとても興味深いけど、実際はすごく大変なんだろうな…とも思ったり笑

    (2)も早く読みたいっ!!

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    2023年03月07日
  • 犯人に告ぐ 下

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    上巻を超えるスピード感があり、あっという間に読み終えた。独特の風貌や感情が読めない巻島という人物の魅力や、警察内部に潜む敵といった要素も相まって、劇場型捜査の面白さがぐっと増していた。到底たどり着けないような犯人を追い詰めていくのにハラハラドキドキの連続だった。

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    2023年02月14日
  • 犯人に告ぐ 上

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    人の内面を書くのがうまく、普通の犯罪小説以上の面白さがある。過去の事件で失態をおかした巻島が、今回はどういった立ち回りで事件解決に導くのか、続く下巻が待ちきれない。

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    2023年02月11日
  • クローズド・ノート

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    ネタバレ

    物語半ばまでは、主人公の一人のかえちゃんの言葉のチョイス、感性が女子大生そのもので、男性の筆者の筆力にひたすら感服していた。

    ラストは私が想像だにしない成り行きで、涙がこぼれました。
    かえちゃんと隆さん、これからどうなるのかな。
    伊吹先生の後押しで、少しずつ心の距離を付けて縮めてもらえたらいいな。
    伊吹先生ならきっと応援してくれるはず!

    伊吹先生のお人柄も本当に素敵。
    私、50代ですが、伊吹先生みたいな女性になりたいな。もう遅いかな。

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    2023年01月21日
  • つばさものがたり

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    小麦さんの頑張っている姿に周りも応援したくなるようなお話です。周りの人にもう少し頼ってもいいのかな。こんな大人になりたいな。と思えるような心が温かくなるお話でした。

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    2023年01月08日
  • 犯人に告ぐ 下

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    一気に読みきってしまいました。
    この本はおすすめです。
    怒涛の展開に読むのをやめられなくなります。
    私がこの本を読む切っ掛けとなったおすすめ文に「やめられなくなって夜更かししちゃうので、夜に読まない方がいい」って書いてあったのに、夜に読んじゃって、まんまと夜更かしさせられました。

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    2022年11月17日
  • 白銀を踏み荒らせ

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    雫井さんは、栄光一途がデビュー作で、本書がそのシリーズ2作目で以降スピンオフの殺気以外刊行されていない。
    デビュー時のみずみずしい深紅シリーズは賛否あっても、単純にエンタメとして面白いので、もっと書いてほしかったが、時も流れたので、もう書かないだろうなあ・・。

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    2022年11月04日
  • 殺気!

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    雫井さん3作目にして、一番良かった。現実にここまで誠実な主人公は実在しないとは思うが、だからこそ小説という枠で存在させてみたことが成功だったと。クロスオーバー作品も気になる。

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    2022年10月21日