雫井脩介のレビュー一覧
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【第168回 直木賞候補作】
ベストセラー作家、雫井脩介による「究極のサスペンス」
この美しき妻は、夫の殺害を企んだのか。
息子を殺害した犯人は、嫁である想代子のかつての恋人。被告となった男は、裁判で「想代子から『夫殺し』を依頼された」と主張する。犯人の一言で、残された家族の間に、疑念が広がってしま...続きを読むPosted by ブクログ -
人脈をつくり、クライアントの求めている人を探し、キャンディデイトの適正を見極め、交渉を行うヘッドハンターの仕事を知れた。
大変だ。
元カレへの仕返しをもっと期待した。Posted by ブクログ -
幸福に日々を営んでいた家族に突然訪れた災難。疑心暗鬼が生む亀裂。信頼で結ばれていた関係の歪みが徐々に大きくなっていくさまを描くサスペンスミステリー。第168回直木賞候補作品。
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鎌倉の老舗陶磁器店の跡取り息子が刺殺された。犯人は被害者の妻のかつての交際相手だった男で、未練から...続きを読むPosted by ブクログ -
日本で誘拐のビジネス化を目論むグループの犯行に巻島警視が捜査の指揮を取る。
犯人グループと被害者、警察それぞれの目線で事件の流れを描写しているのですが、犯人の行動に粗暴さや物騒さがないことから何故か憎悪や嫌悪を感じにくい。
どういう展開を見せるか楽しみです。Posted by ブクログ -
父の会社で取締役を努めていたが、ヘッドハントした相手に追い出されてしまい、流れに任せるままにヘッドハンティングの世界に入った小穂の第二弾。
ヘッドハンティングの仕事にもやりがいを感じ始めた小穂。
今回は同僚との絡みであれこれと気を遣ったり、父の会社が大変なことになったりで忙しい感じだったけど、小穂の...続きを読むPosted by ブクログ -
ヘッドハンティングという仕事についての話。
父が創業した会社に勤める小穂は、父がヘッドハンターを使って連れてきた男によって会社を追い出されることになる。
父から会社に入れと言われ、就職活動も中途半端になった過去を考えても、今の自分の年齢を考えても就職先を見つけるのは難しいと思われたが、流れでヘッドハ...続きを読むPosted by ブクログ -
横浜の洋菓子メーカー〔ミナト堂〕の父子を誘拐した〔大日本誘拐団〕の実行犯逮捕から間もなく、神奈川県警特別捜査官の巻島史彦は、主犯格と見られる淡野を追っていた。
一方、捜査の手をかいくぐって逃げ延びた淡野は鎌倉に潜伏し、警察を出し抜く新たな犯罪計画を立てていた――。Posted by ブクログ -
天才詐欺師・淡野を捕まえるため、神奈川県警特別捜査官の巻島史彦は、配信番組【ネッテレ】に出演する。
巻島の呼びかけに応え、番組へアバターの姿で現れた淡野だが、その裏では「最後のシノギ」と称して驚くべき犯罪を仕掛けていた――。Posted by ブクログ