雫井脩介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
下巻では、登場人物たちが抱えていた秘密が次々と明かされ、物語の緊張感は一気に高まる。単なる法廷ミステリーの枠にとどまらず、過去の傷や苦しみを抱えながらも懸命に前を向いて生きようとする人々の姿が丁寧に描かれており、深く心を揺さぶられた。
特に印象的だったのは、弁護士・伊豆原の執念である。地道な聞き込みや足を使った調査を積み重ね、小さな矛盾も見逃さず真実へと迫っていく姿勢。そして、「人の人生と尊厳を守る」という揺るぎない信念を貫き、依頼人を最後まで信じ抜く姿に強く胸を打たれた。伊豆原が真実を追い求めたからこそ、事件の真相が明らかになっただけでなく、傷ついた人々の心にも救いがもたらされたのだと感じ -
Posted by ブクログ
ネタバレ姑姉妹の底意地の悪さに辟易しながら読んだ。嫁のそよこは最初こそ怪しみもしたが、気の合わない嫁が最初から気に食わなくて事件をきっかけにイビりだした姑と、その姑にひたすらいらん話を吹き込む姑姉にうんざりしていたので、DNA鑑定の結果には快哉を叫んだ。大体DV夫、姑にとっては息子にあたるが、それを多少口が悪いとか、わがままなところはあるがとか、欠点からあからさまに目をそらし、しっかり問題視していないあたり、姑が息子可愛さに公平で客観的な目を持てていないのは明らかであり、どれだけ嫁が怪しいと言い募ろうが、そもそも理屈もおかしいし肩を持つことは出来なかった。舅にも度々窘められていたが、よく熟年離婚になら