雫井脩介のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
[ワシ]と出会ったとき、巻島は神奈川県警本部捜査一課の特殊班にいたが、誘拐犯に逃げられ記者会見で無様な姿を見せてしまう。
その6年後に川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査が行き詰まり、巻島が再び戻ってくる。
巻島をテレビニュースに出演させるというところから報道関係者と植草刑事総務課長とのやりとりが熱を帯びてくる。
史上初の劇場型捜査が見どころでもあり、警察内部での動きも注目せざるを得ないほど。
唯一、巻島にとって津田刑事が心強い味方であることが安心できた。
冒頭の[ワシ]の件も有耶無耶とした感があったが、身をもって誘拐事件にはかたをつけたように思えた。
警察内部の細かいところまで炙り -
Posted by ブクログ
感想
いつの間にか網代が主役のカジノの話にすり替わってる?
選挙要素多いな。そして、シリーズでよく見られる意外なところから足がつく!?
あらすじ
神奈川県警の巻島が、リップマンこと淡野を逃してから数ヶ月が経過した。県警は本部長の曾根は留まり、刑事部長以下が交代することとなった。
それは県警がプールしていた5000万円をリップマンに奪われたからだ。淡野を指示していた網代は、地元の徳永がIRを推進し、総裁選に打って出るのを助けていた。IR反対派の影で地元ヤクザの財慶会も旨みがないと反対派に回っていた。
財慶会のヒットマンの目論見をなんとか防いだことで徳永が総裁選に勝利する。その後、リップ -
Posted by ブクログ
かなり食わされた気持ちで読み終えた
最初は最上のことが理解できないと言うかそこまで熱くなるものがあるのかと思ったけど、将来がほとんど約束されている検察官だったが故に、その選択をせざるを得なかったんだというのを、下巻まで読んでやっと納得しました
代償を払わせると言うことは自身も同じ大きさの代償を払うということ…それは法の遂行が不可能だから。正義は法の遂行であると言うが
法の遂行でしか人を制裁することができないのか。またその制裁は果たして誰にとっての正義なのか?
考えて考えて行き着いた先が、時効を過ぎた人間を制裁することはおそらくできない。
自分が信じる“正義”を貫いてるはずなのに否応無しに心