雫井脩介のレビュー一覧

  • 霧をはらう(上)

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    小児内科病棟で点滴にインスリンを混入された事件の弁護団に加わった伊豆原が、自白を撤回した容疑者の無罪を勝ち取るために奔走する話。
    容疑者の娘であり被害者の姉であるゆいの刺々しい態度にもめげずに接近し、看護師や病院経営者たちにも話を聞きに行く。が、本当に無罪を信じての行動なのだろうか。
    弁護士の苦悩が垣間見れた。

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    2026年06月13日
  • 火の粉

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    本作はミステリーなのか、それともホラーなのか、ドキドキさせられながら読みました。
    最初はいい人なのかなと思いながらも、しっかり気持ち悪くなっていく感じが、著者らしい文章で伝わってきました。
    結末はモヤっと感が残りますが、それでもページ数の多さが全然気にならないくらい一気に読んでしまいました。

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    2026年06月08日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    種明かしはいつかいつかと読んでいたら、え、そうなの…? という最後。戸惑った分だけ人間のどす黒さを自分の中に見つけられる。いい読書体験。

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    2026年06月02日
  • 検察側の罪人(下)

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    「正義とはこんなにいびつで、こんなに訳の分からないものなのか」(エンディングでの沖野のひとこと)

    現代社会において「正義」のテーマは難しい。
    いや、人類が文明を持ち始めてからずっとそうかもしれない。
    物語の題材とすると水戸黄門的「勧善懲悪」(またはマーベル的とも言う)になってしまう恐れが……

    だからこそこの結末に行き着く。
    「胸糞わるい」(ごめんなさい)が物語としては面白い。

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    2026年05月31日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    3.5 オーディブルにて

    家族で疑心暗鬼に駆られまくる話

    人を疑う心理描写はとてもリアル
    こんな状況になりたくない

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    2026年05月25日
  • 犯人に告ぐ : 4 暗幕の裂け目

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    面白かった!ドラマチックな小説!それぞれのキャラが立っていて、伏線もきっちり回収されている。だんだん面白くなっていった。作者はプレッシャーだったかもしれないけど。

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    2026年05月16日
  • 火の粉

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    元裁判官・梶間勲の隣家に、2年前に無罪判決を下した男・竹内真伍が越して来た。
    その後、梶間家の周辺で、次々と不可解な事件が起きる。

    ページを捲る手が止まらなくて、睡眠不足気味。
    面白かった。

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    2026年05月13日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    不審な嫁。
    姑目線で彼女の言動や怪しい出来事を追い、気になって一気読み。
    嫁に対する面白くない気持ちにとても共感できてしまった。
    何をやってもあざとく見えちゃう。
    おもしろいけど、振り返ると大きな盛り上がりはないかも。

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    2026年05月12日
  • 火の粉

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    裁判の話かと思ったら全然違った。。
    不気味な隣人の話。文章が巧いので、やたら様子がリアルに想像できて、ずーっとぞわぞわ気持ち悪い感じ。それがよい。続きが気になりすぎてあっという間に読み終わった。狙いを定めてくる人はさておき、隣人ガチャ怖いなー。

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    2026年05月03日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    そよこの視点が全然なくて、掴みどころがなかったけど、気になって一気に読みました。ある意味印象に残る作品でした。

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    2026年05月01日
  • 検察側の罪人(下)

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    ネタバレ

    上巻では最上と沖野は検察官としてすれ違っていくが、下巻では沖野は検察を辞めて弁護側の協力者として最上に対峙する。

    上巻で描かれた最上の過去と罪を、下巻で沖野がなぞって明るみにしていく。
    そして全てが解明されて最上は逮捕され、松倉は釈放される。
    冤罪を防いだ沖野たち弁護側だが、その会見で根津の事件も自分ではないと言い放つ。

    ここからラストまでの15ページが胸にどんと重しになってなかなか消化できません。
    逮捕された最上はしかし穏やかで、
    事件を解決したはずの沖野は咆哮する。
    対比が辛すぎる…。

    もちろん最上のしたことは法律違反だし職業倫理にも反するし褒められたことではないのだろうが、
    かと言

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    2026年05月01日
  • 火の粉

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    ネタバレ

    ミステリーよりもホラー要素が強めな印象
    池本夫婦が出てきたあたりから、一気に読んでしまった
    これが好きな人は映画のゲットアウトも好きそう

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    2026年04月26日
  • 犯人に告ぐ : 4 暗幕の裂け目

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    犯人に告ぐ、という挑戦的なフレーズで犯人を心理的に追い詰める。そんなシリーズものも第4作となり、これまでに解決されていなかったことが終わりを迎えるという期待感から本書を読み進めた。前回「リップマン」という、決して捕まることのないクレバーな犯罪の実行役がミスを冒すことで、組織の黒幕である「ワイズマン」の指図で死に至った。死体が見つからないことから、「リップマン」の生死が不明のなか、主人公の巻島捜査官は、TVを通した公開捜査を継続する。捜査の手の内が漏洩していることに気がつき、そこに、「ワイズマン」配下で警察内部に潜んでいる「ポリスマン」という存在に気がつく。「ポリスマン」は誰なのか、捜査は「ワイ

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    2026年04月20日
  • 犯人に告ぐ : 4 暗幕の裂け目

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    巻島はリップマンともワイズマンとも、直接対決していないのに、面白くて不思議…!笑

    3のリップマンが鎌倉に潜伏する件はやや冗長。
    ワイズマンは結局なにがすごくてのさばっていたのか、これがよく分からなかった感はある。

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    2026年04月19日
  • 犯人に告ぐ2 (下) 闇の蜃気楼

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    面白かった!読んでいくうちに巻島警視には,申し訳ないが、犯人の方についつい感情が入ってしまうのは、私だけだろうか。ほんの少しのラッキーで捕まえるなんて、、、。

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    2026年04月13日
  • 犯人に告ぐ : 3 紅の影 上

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    リップマンとワイズマンの正体を読者には明かし、槙島率いる捜査班と交互に視点を入れ替えることでシリーズ第三弾でもマンネリを防げている。
    ボリスマンの正体は誰なのか。いかにも怪しい青山刑事はフェイクだろうし、まさかいねむり君ではないだろうし、ネットテレビを通した直接対決の行方と共に下巻が楽しみです。

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    2026年04月12日
  • 霧をはらう(下)

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    点滴殺傷事件で逮捕された母親の野々花。
    依然として弁護団には突破口がなく、弁護士の伊豆原も焦りをみせる。
    母親のことを信じきれず頑なに面会も伊豆原からの協力にも応えなかった長女の由惟は、なんとか慣れない仕事もそこでの嫌がらせにも耐えてきたが、とうとうあることを機に崩れてしまう。
    そこで気付いたこと。
    伊豆原もなんとか無罪を勝ち取るために奔走し、その結果は意外なところで、複雑な人間関係が絡まっていた。

    2026.4.12

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    2026年04月12日
  • 犯人に告ぐ : 3 紅の影 下

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    話の展開は文句なしに面白いけれど、まさかリップマンやワイズマンともに未決着に終わり、更にはポリスマンの正体まで明らかにならないとは、、、
    ちょっと引っ張り過ぎですよ。

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    2026年04月11日
  • クロコダイル・ティアーズ

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    結局のところ想代子さんは計算?それともド天然?ナチュラルやったら魔性すぎて逆に怖い
    最終的に相続したいるようやし真相わからずモヤモヤ、、、考えようによったら将来を考えて再開発に賛成するよう仕向けた感あるけど、、、人の内面の怖さが雫井ワールド

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    2026年04月05日
  • 仮面同窓会

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    同窓会で再会し、体罰教師への仕返しを企てた洋輔ら4人。生活指導で洋輔らを支配した樫村を拉致し、工場跡地に置き去りにして作戦成功…かと思いきや、翌朝近くの池で溺死しているところを発見される。殺したのは4人のうちの誰かなのか…という物語。
    洋輔と謎の〈俺〉のやりとり、意味深な洋輔の耳の問題、突然付き合うこととなったクラスのマドンナなど、ミステリー好きに「絶対なんかあるぞ」と構えさせる伏線あり。でもラストはそれ以上に黒く、救いがなく、狂っていた。
    予想の斜め上をいく物語だった。

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    2026年03月31日