雫井脩介のレビュー一覧

  • 霧をはらう(下)

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    ネタバレ

    病院で点滴への薬物混入が起こり、2人の命が失われた。逮捕されたのは当時入院していた少女の母親。彼女は悪い人じゃないけど、お節介で距離感がバグってるような人。こんな人いるなーと思いながら読んだ。長女の由惟が会社で理不尽に辛い目に会うのが本当に可哀想で、彼女のために母親が無罪で良かったと思った。人は追い詰められると、やってないことでも自分がやったと言ってしまう、このことを由惟が会社での出来事を通して理解し、母親の側に寄り添うことができるようになるまでの描写が見事。母親の無罪確定後はすんなり終わるのかと思いきや、大物弁護士のまさかの一面も暴露される結果となり、最後まで気の抜けない作品だった。

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    2025年03月15日
  • 互換性の王子

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    終わり方が出来すぎの感はあるが、面白かった。それにしても作者は仕事の事や、ましてや乳酸飲料のこと、その営業面のことなどなどをよく勉強されているなあと感心した次第です。

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    2025年02月14日
  • 望み

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    ネタバレ

    加害者、被害者どちらになっても残酷な結果が待ってる。私だったらどっちがマシなのだろう。考えさせられる作品だった。ただ息子を信じてるだけなのに、ただ未来を望んでるだけなのに悲しい現実だ。

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    2025年01月30日
  • 犯人に告ぐ : 3 紅の影 下

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    前作で取り逃がした「リップマン」
    主犯格を捕まえなければ事件は終わらない
    巻島捜査官とリップマンの頭脳戦はどちらに軍配があがるのか
    警察内のSも発覚し、思惑が錯綜し事態を混乱させる
    お互いの"読み合い"と"駆け引き"で面白さを引き出す作品でした

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    2025年01月25日
  • 犯人に告ぐ : 3 紅の影 上

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    犯人に告ぐ2からの続編で人間像が色々と見えてく作品でした。 現在、4が新連載となっているので、早く後編を読み進めて、4につなげたい。 この作品はとても知的な行動がなるほどといえる展開で楽しい!

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    2025年01月13日
  • 犯人に告ぐ2 (下) 闇の蜃気楼

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    前作から数年ぶりに読んだので前作の内容はスッカリ忘れていたがメッチャ楽しめた
    振り込め詐欺の指南役が描いた身代金誘拐はこれまでのそれとは違う騙し合い
    既に不可能と言われれて久しい身代金受渡しで繰り広げられるのはまさに詐欺の手口
    犯人はまんまと逃げきれるのか
    ハードボイルド要素もあって大好物でした

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    2025年01月09日
  • 望み

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    物語の展開に、胸が締め付けられるような思いが何度もありながら、でも先を読まずにはいられない物語でした。望みとはいったい何だろう、結末を迎えても考えさせられました。息子と対面する両親の姿、妹の姿に涙がこぼれました。読みごたえのある作品です。

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    2025年01月08日
  • 引き抜き屋(1)鹿子小穂の冒険

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    厳しいビジネス社会、創業家の親族だろうが、関係者に認められなければそこでの未来は無い。
    今後の小穂がどうなって行くのか、興味深い。

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    2024年11月29日
  • 霧をはらう(下)

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    上下とも一気読みでした。
    次女のお手紙素敵だった。
    ラストの展開も予想できず、最高に面白かった&読み応えあった!他の作品も読んでみたい。

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    2024年11月21日
  • 霧をはらう(下)

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    ネタバレ

    弁護士・伊豆原が素晴らしい!
    「やってない」ことを証明するのは難しい。でもほんの少しの証言の差で犯行の可不可が変わってくる。それを問い詰めた事件だった。

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    2024年11月20日
  • 霧をはらう(下)

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    とても面白かったです。
    確かにこのお母さん野々花はちょっと変わった感じで、疑ってしまったところもあったのだけど、そういった感情が冤罪の引金になりうるのではないか、と自戒。
    それにしても、検察の「冤罪が生まれたとしても自分のせいとは思わない」という言葉は、耳を疑いました。これはフィクションなんですよね…
    冤罪によって苦しんでいる人が現実にもいる。それは、検察の人達も目を背けられる話ではないでしょう。
    一方で、弁護人の立場でも、真実をねじ曲げようとする…いかに事情があるにしても、法を司るものとしてあり得ない…そこも小説の上の話でしょうけど…
    救いは、二人の姉妹の純粋さでした。
    これから少しでも良い

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    2024年11月10日
  • 霧をはらう(下)

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    ミステリーとしても面白かったけど、登場人物がそれぞれ、少しづつかっこよかったり、勇気を出したり。勧善懲悪ではないのも良かった。

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    2024年11月04日
  • 引き抜き屋 2 鹿子小穂の帰還

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    前回に続き、今回も久々に読みたいなと思った作品で、読み始めるとあっというまに読み終えてしまうというテンポの良い作品で面白かった!

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    2024年09月12日
  • 霧をはらう(上)

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    ネタバレ

    自分の母親は殺人犯なのだろうか冤罪なのだろうか。

    加害者目線、加害者の家族目線、そして、弁護士目線のそれぞれの立場で進んでいく本作。最後の最後まで本当に冤罪事件なのか?を引っ張ってくれたのが面白かった。また、最後の真相も良かった。だから、ここで、あいつは足を引っ張ったのか、と。

    あの判決があったとしても、元に戻らない冤罪被害者になった家族の今後もこの作者に少し描いて欲しいと思った

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    2024年09月02日
  • 互換性の王子

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    監禁部分はなんだこれだったけどその後はとても面白かった。
    星奈の方が魅力的なんだけど…
    表紙の絵は何を意図してるんだろう?

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    2024年06月18日
  • 互換性の王子

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    久しぶりの雫井脩介作品。相変わらず緻密なストーリープロットとテンポのいい展開が心地よい。ドラマ化を前提にしているような作品。成功より実行、早恵理よりも星奈の方が魅力的なところもいい。

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    2024年06月15日
  • 互換性の王子

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    ネタバレ

    後半にぐいぐい評価が上がった一冊。

    中堅飲料メーカーの御曹司『成功』の不可解な別荘でも監禁事件から始まるストーリー。成功不在の半年の間、異母兄の『実行』にポストを奪われており…。

    新製品開発が進むと同時に、ライバルの大手『東京ラクト』との市場争い、2人の恋愛の行方が進展していきますが、それにともなって監禁事件を含む一連の流れの真実が明らかになって行きます。

    当初、浮気により『ラクト』を追われた存在だったと思われていた2人の父でありシガビオの社長『英雄』は、その実『ラクト』の社長の座を狙う『忠徳』の浅ましい陰謀により嵌められた二中だということが明らかになります。

    『英雄』は最終的に『成功

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    2024年06月15日
  • 互換性の王子

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    飲料メーカーを舞台とした親子、兄弟の物語。
    書き下ろし。

    乳酸菌飲料などを販売する中堅メーカー「シガビオ」に勤め、御曹司である志賀成功は、何者かによって監禁され、半年後、解放された時には会社での役を失っていた。

    成功がいない間に異動してきた腹違いの兄・実行は、会社での地位を高め、成功は焦る。

    ライバル会社の「東京ラクト」と熾烈な新商品開発競争に突入していく志賀兄弟、度重なる東京ラクトからの妨害、スパイ疑惑、恋の火花、兄弟の父であり社長の思惑など、目まぐるし展開。

    いろんな要素が上手くまとめられていて、読みやすいし、感情移入しやすい。

    連ドラにこのまましてもいいかな

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    2024年06月02日
  • 互換性の王子

    QM

    購入済み

    コアラが可愛くてジャケ買い!

    コアラが可愛くてジャケ買い!あらすじも何にも知らない状態で読んでみてほしい。なにも差し支えないしむしろこれどうなるんだ??!が止まらなくてものすごく面白いしサクサク一気読み間違いなしなのでおすすめ!御曹司って普通の人が背負わないような責任も背負わなきゃいけないしイージーモードととらえられがちだけど、たしかに昇給の面ではそうかもしれないけど他の面では全然そんなことなくて少し見方が変わった。1つの商品が世に出されるまでの流れ、トラブル、回避方法等すごく勉強になった。

    #スカッとする #タメになる #ドキドキハラハラ

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    2024年05月23日
  • 互換性の王子

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    自分が周りに支えられる意味を深掘りできる小説。

    ミステリー小説だと思っていたが、いい意味で期待を裏切る人間味溢れる小説でした。

    二人の主役の個性差もこの作品の魅力だと思います。
    ただし、成功(まさとし)、実行(さねゆき)と読みにくいのとよく使われる言葉で混乱はしました。

    成功が自分の立場を取り戻すために周りに助けられ、そして、新製品の開発に至るまでの歓喜や問題を乗り越える姿にグッときました。

    ページを捲るのが止まらないほどに、この世界にハマってしまいました。
    読み終わるのが惜しかったほどです。

    ひと言言えるのは、読む価値のある小説でした。

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    2024年05月17日