雫井脩介のレビュー一覧

  • クロコダイル・ティアーズ

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    ネタバレ

    息子を殺害した犯人は、息子の嫁の元カレ。その犯人が判決後に、息子の嫁から殺害を頼まれたと発言。残された家族は疑心暗鬼の渦に巻き込まれる。著者のかつての作品「火の粉」を彷彿させる、家族内疑心暗鬼ミステリー。直木賞選考委員の宮部みゆきの「無自覚な犯罪者が無自覚だからこそしれっと成し遂げてしまった完全犯罪の話」は言い得て妙。
    飽きさせない展開で、ページをめくる手が止まらず、一気読み。久しぶりの雫井悠介作品だったが、面白かった。

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    2025年09月15日
  • 霧をはらう(下)

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    素晴らしい作品でした。
    下巻の後半まで来ても、なかなかスムーズに進まずハラハラしました。
    しかしなんといっても、霧がはれた瞬間の描写が素晴らしかった。読み終わった後に、もう一度そのシーンを読んだくらい。
    霧がはれる時って、スッキリ晴れるのではなく、切れ目に出会うように、突如光が届くようでした。
    また霧が覆うかもしれないけれど、今、この瞬間神々しいほど「霧がはらう」瞬間を体験できました。

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    2025年09月04日
  • 望み

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    家族の在り方、それぞれの望みと考えた方がぶつかり合う
    読んだ人は自分の家族と当てはめてしまう内容だと思う。
    現実に自分の家族がこうなったら…私はどの立場に立つんだろう。

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    2025年08月30日
  • 望み

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    息子の規士が帰ってこなくなった時と
    同時に起こった事件で家族が翻弄されていく物語。
    その事件の被害者か加害者、それとも…

    気になる展開でとてもドキドキしました!
    そして結果がわかる前までの周囲の対応や視線、
    とても辛いものがあった。
    何も分かっていないままの憶測で話が進む怖さ、
    とても不気味で腹が立ちました。

    終始暗い展開が続くので、
    元気のあるときに読むことを勧めます。
    内容はとても読みやすくて一気読みでした!
    面白かった!

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    2025年07月21日
  • 仮面同窓会

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     まさかこんな結末になるとは、とはだいぶ驚いたのが本作。同窓会で、かつて自分たちをしごいてきた教師に復讐しようと企んだ四人組は、拉致暴行の挙句、その場にその教師を捨て置いてくる。そんな教師が何故か全然別の場所で死体として発見される。もしかして自分たちのうちの誰かが……。

     たぶんひとによっては怒り出しかねない二重の仕掛け、が本作には施されています。一個目の真相が分かった時のあの言葉には思わず笑ってしまいました。強烈なインパクトを残す秀逸なサスペンスだと思います。いまのところ読んでいる雫井作品の中では一番好きかもしれません。……ただ、作品自体の評価とは関係ないのですが、文庫裏表紙の内容紹介はそ

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    2025年06月13日
  • 望み

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    とある殺人事件に関わっているとされる行方不明になった息子。息子は加害者なのか被害者なのか。加害者であっても命は助かってほしいと願う母親と、被害者であっても息子が人を殺すはずがないと信じたい父親。劇的な展開はないけどストーリーに没入させられる。

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    2025年04月29日
  • 霧をはらう(下)

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    Audibleにて耳読しました。兎に角安達祐実さんの凄さが伝わる!こんなに色んな方の声をそれっぽく使い分けられるものなのかと。
    さなの手紙には泣かされました。これは、Audibleがおすすめ!

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    2025年04月22日
  • 望み

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    揺さぶられたなー最後までドキドキでどんどん読み進めた。設定が面白すぎる!
    悲しい最後しかないのにこんなにも面白いのか。

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    2025年04月21日
  • 犯人に告ぐ 下

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    「面白いけど後味が悪いので、読むのにMPが必要」という印象が強かった雫井脩介さんですが、これは重厚な警察サスペンス物として一気に読み切ることができました。
    所々胸が苦しくようなシーンがあり、なにより台詞の言葉選びや描写が本当に丁寧なので、みるみる世界観に染まっていきました。
    読み終わった時、「読み終わった」ではなく「事件が解決した」という感覚になったくらい没入していました。
    前情報として入っていたクライマックスシーンよりも、エピローグのところが自分はグッときてしまいました。なんならちょっと泣きました。何に心を動かされたのか上手く言葉にはできないけれど。

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    2025年04月04日
  • 望み

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    ネタバレ

    ラストは予想していませんでした。
    子を持つ親として、胸が締め付けられる思いです。
    事件関係者としての葛藤や、周囲からのバッシング。
    自分の子供を信じたくとも、そうさせてくれない環境が本当にリアル。
    終盤からは夢中で一気に読みました。

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    2025年04月03日
  • 霧をはらう(下)

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    ネタバレ

    病院で点滴への薬物混入が起こり、2人の命が失われた。逮捕されたのは当時入院していた少女の母親。彼女は悪い人じゃないけど、お節介で距離感がバグってるような人。こんな人いるなーと思いながら読んだ。長女の由惟が会社で理不尽に辛い目に会うのが本当に可哀想で、彼女のために母親が無罪で良かったと思った。人は追い詰められると、やってないことでも自分がやったと言ってしまう、このことを由惟が会社での出来事を通して理解し、母親の側に寄り添うことができるようになるまでの描写が見事。母親の無罪確定後はすんなり終わるのかと思いきや、大物弁護士のまさかの一面も暴露される結果となり、最後まで気の抜けない作品だった。

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    2025年03月15日
  • 互換性の王子

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    終わり方が出来すぎの感はあるが、面白かった。それにしても作者は仕事の事や、ましてや乳酸飲料のこと、その営業面のことなどなどをよく勉強されているなあと感心した次第です。

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    2025年02月14日
  • 犯人に告ぐ : 3 紅の影 下

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    前作で取り逃がした「リップマン」
    主犯格を捕まえなければ事件は終わらない
    巻島捜査官とリップマンの頭脳戦はどちらに軍配があがるのか
    警察内のSも発覚し、思惑が錯綜し事態を混乱させる
    お互いの"読み合い"と"駆け引き"で面白さを引き出す作品でした

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    2025年01月25日
  • 犯人に告ぐ : 3 紅の影 上

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    犯人に告ぐ2からの続編で人間像が色々と見えてく作品でした。 現在、4が新連載となっているので、早く後編を読み進めて、4につなげたい。 この作品はとても知的な行動がなるほどといえる展開で楽しい!

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    2025年01月13日
  • 犯人に告ぐ2 (下) 闇の蜃気楼

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    前作から数年ぶりに読んだので前作の内容はスッカリ忘れていたがメッチャ楽しめた
    振り込め詐欺の指南役が描いた身代金誘拐はこれまでのそれとは違う騙し合い
    既に不可能と言われれて久しい身代金受渡しで繰り広げられるのはまさに詐欺の手口
    犯人はまんまと逃げきれるのか
    ハードボイルド要素もあって大好物でした

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    2025年01月09日
  • 引き抜き屋(1)鹿子小穂の冒険

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    厳しいビジネス社会、創業家の親族だろうが、関係者に認められなければそこでの未来は無い。
    今後の小穂がどうなって行くのか、興味深い。

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    2024年11月29日
  • 引き抜き屋 2 鹿子小穂の帰還

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    前回に続き、今回も久々に読みたいなと思った作品で、読み始めるとあっというまに読み終えてしまうというテンポの良い作品で面白かった!

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    2024年09月12日
  • 霧をはらう(上)

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    ネタバレ

    自分の母親は殺人犯なのだろうか冤罪なのだろうか。

    加害者目線、加害者の家族目線、そして、弁護士目線のそれぞれの立場で進んでいく本作。最後の最後まで本当に冤罪事件なのか?を引っ張ってくれたのが面白かった。また、最後の真相も良かった。だから、ここで、あいつは足を引っ張ったのか、と。

    あの判決があったとしても、元に戻らない冤罪被害者になった家族の今後もこの作者に少し描いて欲しいと思った

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    2024年09月02日
  • 互換性の王子

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    監禁部分はなんだこれだったけどその後はとても面白かった。
    星奈の方が魅力的なんだけど…
    表紙の絵は何を意図してるんだろう?

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    2024年06月18日
  • 互換性の王子

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    久しぶりの雫井脩介作品。相変わらず緻密なストーリープロットとテンポのいい展開が心地よい。ドラマ化を前提にしているような作品。成功より実行、早恵理よりも星奈の方が魅力的なところもいい。

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    2024年06月15日