雫井脩介のレビュー一覧
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主人公は柔道の世界選手権の金メダリストで、多摩学院大学でスポーツ心理学を研究する傍ら、全柔連の臨時コーチとしてメンタルトレーニングの指導をする望月篠子。ある日、柔道界の重鎮らから呼び出され、告発文書から、男子81キロ級のオリンピック代表候補である杉園信司、吉住新二のどちらかがドーピングをしてるとの疑いがあり、それを調べるよう指示される。同じ大学の友人である佐々木深紅らと調べ始める。同時に4年生の角田詩織のコーチとして、オリンピックを目指す。
聞き取り調査や資料を調べるうちにあるトレーニングジムへの疑惑が持ち上がり、調査を進めていく。次第にドーピングの疑惑が明らかになり、ジムへ篠子は忍び込むが… -
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感想
いつの間にか網代が主役のカジノの話にすり替わってる?
選挙要素多いな。そして、シリーズでよく見られる意外なところから足がつく!?
あらすじ
神奈川県警の巻島が、リップマンこと淡野を逃してから数ヶ月が経過した。県警は本部長の曾根は留まり、刑事部長以下が交代することとなった。
それは県警がプールしていた5000万円をリップマンに奪われたからだ。淡野を指示していた網代は、地元の徳永がIRを推進し、総裁選に打って出るのを助けていた。IR反対派の影で地元ヤクザの財慶会も旨みがないと反対派に回っていた。
財慶会のヒットマンの目論見をなんとか防いだことで徳永が総裁選に勝利する。その後、リップ -
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かなり食わされた気持ちで読み終えた
最初は最上のことが理解できないと言うかそこまで熱くなるものがあるのかと思ったけど、将来がほとんど約束されている検察官だったが故に、その選択をせざるを得なかったんだというのを、下巻まで読んでやっと納得しました
代償を払わせると言うことは自身も同じ大きさの代償を払うということ…それは法の遂行が不可能だから。正義は法の遂行であると言うが
法の遂行でしか人を制裁することができないのか。またその制裁は果たして誰にとっての正義なのか?
考えて考えて行き着いた先が、時効を過ぎた人間を制裁することはおそらくできない。
自分が信じる“正義”を貫いてるはずなのに否応無しに心 -
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ネタバレ堀井香恵
教育大に通う。駅前の今井文具店でアルバイトをしている。マンドリンクラブ。
葉菜
九月から一年間、アメリカに留学することが決まっている。
鹿島
葉菜の彼氏。二十五歳。行政書士。
今井社長
今井文具店の二代目。
今井可奈子
香恵がアルバイトをしている文房具店の一人娘。
石飛隆作
無精ひげの彼。二十六歳。イラストレーター。教育大出身。
沢田美歩
マンドリンクラブ。
恭子
マンドリンクラブ。
瀬戸
指揮を担当する先生。
佐野
マンドリンクラブ。
星美
石飛のクライアント。広告代理店勤務。
藤坂
石飛の個展の幹事。教育大出身。
長瀬
教育大出身。
真中
イラストレータ