雫井脩介のレビュー一覧

  • つばさものがたり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    すっごく良かった。
    心地良く読みやすく。出てくる皆が心から優しく温かく、切ない。最後には希望が持てる話だった。泣いたけれどそれは悲しみではなく優しすぎる人たちにホロっときてしまった。
    その中でも特に道恵が素晴らしく、人間くさい中にも覚悟と子供を包み込む強さ、受け入れる優しさには素晴らしかった。
    小麦を取り巻く人たち、そして何故天使が出てくるのか…生きるって大変だけれど、確実に死に向かってるけれど愛に触れる事が多い人生ならばそれは豊かで温かい。生き抜くことの大切さを感じられた本。

    2024/8/15
    再度読んだ。
    また違った感覚だった。

    0
    2024年08月18日
  • ビター・ブラッド

    Posted by ブクログ

    新米刑事が初めての現場で組まされた相棒は、幼い頃に別れたきりの父親だった。
    捜査一課の刑事のイメージとは程遠い調子の良さに、嫌悪感は増すばかり。
    ひょんなことから事件の重要人物と接触した彼は、慣れないながらも単独捜査を始めるが。


    警察小説は好きでいろいろ読みましたが、新米刑事が主人公なのは初めてかも。
    ちょっともどかしく感じることもありましたが、ミステリーの中にコミカルな場面あり、恋愛要素ありで、くすっと笑えたり、ぐっときたり、切なくなったり、、百面相してしまうくらい楽しめた一冊でした。

    0
    2018年02月26日
  • 仮面同窓会

    Posted by ブクログ

    面白かった。途中で「こいつ怪しいな…」って人物は出てきたけど、洋輔の途中途中の怪しさもあって「え…?え…?」ってなって楽しかった!でも最後はちょっと悲しかったかな……。想像は出来ていたけど。

    0
    2018年01月21日
  • 銀色の絆

    Posted by ブクログ

    フィギュアスケートを習う娘とその母の話。

    去年やっていたフィギュアスケートアニメはほんとファンタジーなんだなって……。
    金額とか進路とか指導者との関係とかがリアルに描かれていて、ただキラキラした世界じゃないのをとても感じました。

    多分浅田真央ちゃんがモデルなんだろうな……っていう部分もあり
    安藤美姫さん、村主章枝さんの本が参考文献として挙げられていて、フィギュアスケート界の現実にとても近いものが描かれているんじゃないかと思います

    この人性格強いなー、私とは相容れないなーとは思うところはあったけど、人格が作り込まれているから現実にいそうな感じで。

    雫井さんの本なので『クローズド・ノート』

    0
    2017年03月29日
  • 火の粉

    購入済み

    怖かった

    こんなに一気に読んでしまうとは思っていませんでした。
    とにかく怖かった。

    0
    2016年03月12日
  • 白銀を踏み荒らせ

    Posted by ブクログ

    スポーツとサスペンスどちらも面白い。スポーツ界に潜む闇を指摘しつつ、上質なサスペンスと活劇で楽しませるというハイレベルなことをあっさりとこなすのは流石の一言。

    0
    2015年04月11日
  • 虚貌(下)

    Posted by ブクログ

    下巻に入って、犯人を追い詰める描写が
    増えてくるのだが、
    解説で福井晴敏が触れているように
    まあ確かにエッという気持ちもないではない。
    これは成立するのかと。

    でも、読みどころはそこじゃないので、
    大して気にならなかったけど、
    突っ込む人は突っ込むだろう。

    畳み掛ける終盤からラストは圧巻でした。

    0
    2015年02月15日
  • 栄光一途

    Posted by ブクログ

    主人公は柔道の世界選手権の金メダリストで、多摩学院大学でスポーツ心理学を研究する傍ら、全柔連の臨時コーチとしてメンタルトレーニングの指導をする望月篠子。ある日、柔道界の重鎮らから呼び出され、告発文書から、男子81キロ級のオリンピック代表候補である杉園信司、吉住新二のどちらかがドーピングをしてるとの疑いがあり、それを調べるよう指示される。同じ大学の友人である佐々木深紅らと調べ始める。同時に4年生の角田詩織のコーチとして、オリンピックを目指す。
    聞き取り調査や資料を調べるうちにあるトレーニングジムへの疑惑が持ち上がり、調査を進めていく。次第にドーピングの疑惑が明らかになり、ジムへ篠子は忍び込むが…

    0
    2014年10月21日
  • 栄光一途

    Posted by ブクログ

    雫井 脩介のデビュー作。
    巻末にて法月倫太郎が言っているとおり、後半トーンが変わり、エンディングは不安が残るんだけど。
    だけど面白かったな。好みの作品。

    0
    2009年10月07日
  • 犯人に告ぐ 上

    匿名

    購入済み

    残酷で卑劣な犯人が許せない。とても怖かったです。

    0
    2026年02月28日
  • 犯人に告ぐ : 4 暗幕の裂け目

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    犯人に告ぐ!第4弾。神奈川県内で起きた重大事件を契機に、県警の交渉人・巻島史彦が再び表舞台に立つ。リップマンは死んだのか?リップマン、ワイズマン、ポリスマンが暗躍し、カジノ施設をめぐる利権が市長選と絡み合う中、政治・カネ・捜査が複雑に交錯。過熱する報道と世論の圧力のなか、真実は「暗幕」に覆われる。巻島がメディアを通じて関係者と対峙する場面は緊張感が漂う。巻島と関係者との取り引きや駆け引きは読みごたえがあった。一方、犯人の真相が明らかになってからはやや失速感もあったが、人物描写の厚みは十分に楽しめた。④

    0
    2026年02月15日
  • 火の粉

    Posted by ブクログ

    結論から言うとエグい話でしたー
    こんな人、世の中に存在するのかなぁ…と感じます
    お金と時間が豊富にないと出来ないし、献身的で自己中な押し付け屋さんっぽい紳士な人、そんな人が殺人を犯す物語という設定。
    見方変えれば、そんな精神異常者が遂に一線を超えてしまう、それに携わった人達も巻き添えを食ってしまう…そんなストーリーを上手く描写している作品です

    0
    2026年02月11日
  • 犯人に告ぐ 上

    Posted by ブクログ

    6年前の誘拐事件の捜査でミスを犯し全責任を負わされた神奈川県警の巻島史彦警視。記者会見でも失態を演じて足柄署の特別捜査官に左遷される。特命係のようなポジションだ。そして6年後川崎で起きる連続児童殺害事件。行き詰まる捜査を打開すべくテレビニュースに警察が出演して市民に情報提供を呼びかけながら犯人と対峙する荒技に踏みきることとなった。そしてその大役に巻島が指名された。 

    まだ上巻ですからね。この6年前の誘拐事件の様子。メンツを守りミスを部下個人に押し付ける警察組織、警察を挑発し被害者家族との分断を煽り話題作りをするマスコミ、感情抑制できない被害者家族…。胸糞悪い描写である。作者としては読者に後半

    0
    2026年02月10日
  • 望み

    Posted by ブクログ

    加害者なのか被害者なのか、一登たちと同じようにずーっと揺さぶられた。
    自分が家族の立場だったらと考えたけど、どっちであって欲しくもないって結論になってしまった。
    難しい問題。

    0
    2026年02月07日
  • クロコダイル・ティアーズ

    Posted by ブクログ

    物語が老舗の陶器屋の店主と女将の目線で進むため、他の方のレビューにもあるように終始〇曜サスペンス劇場のような雰囲気だった。跡取り息子が殺害され、息子の嫁の元彼が犯人として捕まったが、嫁が元彼をそそのかして殺害させたと疑いをかけられる。本当に彼女は無実なのか。
    雫井さんの「火の粉」もそうでしたが、彼女の本性はどっちなの?と気になって一気読みしました。雫井さんは人の魅せ方が上手いな~。

    0
    2026年02月06日
  • 望み

    Posted by ブクログ

    まず、発想が素晴らしいです。
    事件そのものよりも、その家族の心情や、マスコミや周りの人々の反応等が良く描かれています。
    息子は加害者か、それとも被害者か。
    結末はどちらでもあり得るようにギリギリまでわかりません。
    最後までドキドキしながら読みました。

    0
    2026年02月02日
  • 互換性の王子

    Posted by ブクログ

    玉手親子の会社経営に激怒するも、各々の未来が前向きにすすんでおり好感がもてた
    実行、成功兄弟に幸あれ!

    0
    2026年01月30日
  • 犯人に告ぐ : 3 紅の影 下

    Posted by ブクログ

    最後、泣きそうになりました、予想外の終わり方に愕然となります。途中にもはや神奈川県警の負けでしょうというところまで盛り上がり、そこからも急展開が目白押しでラストに向けての勢いが素晴らしい作品です、これで完結してもいいレベルだけど続編❹があるみたいだし、ここまでぐちゃぐちゃになった県警内部にも興味がそそられますので❹にいきます!

    0
    2026年01月25日
  • 犯人に告ぐ2 (下) 闇の蜃気楼

    Posted by ブクログ

    天才詐欺師vs県警のジョーカー捜査官という構図が実に面白い、県警側も脇を固める捜査員たちも個性的で捜査官の上司の本部長もしっかり癖者で非常にリアル、さらに犯人側の天才詐欺師も知的で賢く、このままだと県警が出し抜かれるのではないか?と思ってしまいます、そのハラハラドキドキ感が実に緻密に描かれてます、天才詐欺師は捕まらず話しは続くので続編の❸が気になって仕方ない感じは久しぶりで一気に読みたくなる作品です、読み終えたら映画化されてるみたいだから、そっちも観たくなる、そんな作品です

    0
    2026年01月21日
  • 火の粉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトルどおり振り払ってもしつこく火の粉が降りそそぐ。空いている隣に引っ越してきた人は、過去無罪判決を出した武内だった。元裁判官の梶間勲、その息子ののらりくらりとした態度にむかつきつつ、勲の妻、尋恵が雪見に意地悪しないのが救い。武内の幼少の頃の相手の懐に入るためなら何でもする報われないと始末する、という両極端のエピソードも程度の差あれ誰にでも思い当たりそう。人の気持ちの揺れの描写がとても上手い。

    0
    2026年01月19日