【感想・ネタバレ】犯人に告ぐ2 (下) 闇の蜃気楼のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

おもしろーい!
次のシリーズ3巻に続くラスト!
これは絶対に続きを読みたくなる!

犯人の心情やバックグラウンドを丁寧に描いています。
犯罪者に対して感情移入してしまう場面もあるし、でも被害者が不憫でたまらなくて心が痛む場面もあるし…
様々な立場から事件を追うのでとても面白かったです。

ネタバレしたくないから内容には触れませんが、スピード感があってキャラ立ちしててとても楽しめました!

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2024年02月28日

Posted by ブクログ

前作も良かったけれど今回もすごく好きな展開だったなー。読み終わりたくなかったけど結末が気になって読んでしまったよ……。

前半で犯人に感情移入しちゃったけど、後半になると巻島さんの強い思いも出てきて、やっぱり犯人は捕まえないとな!っていう気分になる。

読んでいて感情が翻弄されるこの感じがたまらなく好き。それだけ登場人物に一貫性があって魅力的ってことなんだろうなと思う。「どうしよう」が口癖の子も好きだったなー。次のシリーズも楽しみ!

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2024年02月05日

Posted by ブクログ

巻島さんと淡野くんの知能戦がアツい。
オーディブルで聞いていたが、曽根本部長がヤクザ顔負けに巻島さんを叱りつける(恫喝)するところは、そういうのが好きな人にはたまらないのではないかと思う。
R.I.P.

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2023年07月22日

Posted by ブクログ

雫井脩介の傑作警察小説の続編、下巻。
1回目の身代金受け渡し失敗後の誘拐事件を警察側と犯人側両方の視点で描いています。
面白いです。面白過ぎです。一気読みです!(^_^;)
が・・・その終わり方・・・ええぇ~っ!!!
早く「3」を書いてください。書下ろし、しかもいきなり文庫化で!!!!!

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2018年06月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

巻島の出番はすくなかったけど、しっかり事件は解決。
その大事なきっかけがやはり小川絡みというのはもはやお決まりの流れ笑
最終的に犯人の勝ちが全くないのはさすが。
今回は淡野は逃げ切れたけど今後また絡んでくるのかな。次回作も楽しみです。

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2024年03月17日

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オレオレ詐欺から物語は始まる。
主人公たちが日本に誘拐をビジネスとしてスタートさせていく。
面白い。

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2022年11月13日

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本作の主人公は巻島ではなく。
表の世界に這いあがろうともがく智樹でもなく、淡野くんだな。
淡野くんを実写化するときには、是非、ポンコツチャンネルの"D"を参考にして欲しいなぁ。
そして、鳶が油揚げをさらうような小川と小石の凸凹コンビw
いるんだよなぁこういう輩。
淡野くんの続編を待つ。
もう出てるかもだけど。

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2022年09月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

良心と自分の気持ちと…
子どもは無事に返してほしい、
でも犯人の言うままで良いのか…勝俊の葛藤。

持っている者と、持っていない者…
私も持っていない側の人間だから
怖いし、ダメだってわかっているし、
絶対自分ではやらないけれど…

犯罪は絶対ダメだし、
罪のない子どもが巻き込まれることには
強い抵抗があります。

ただ、二人の兄弟の気持ちが全くわらない訳じゃない。
だから、完全に包囲されて逃げ場もなくて、
弟は負傷しているし、淡野は助けに来ない、
まさに詰んでいる状況で、
最後まで考えて考えて足掻く知樹を見て、
何とも言えない悲しい気持ちになりました。
同時にほっとしました。

周りの友達は名の知れた企業に就職して、
誰が勝ち組か冗談交じりに自慢し合い、
就職に失敗して、バーで働き、詐欺に手を染め、
そこから抜け出したい、
一矢報いたいという知樹の気持ちが切なかったです。

最後までするりと逃げ切った淡野。
次作は淡野を捕まえるために巻島が動くようです。
はやく文庫になってくれないかなあ。苦笑
文庫になるまで待てない…かもしれないです。苦笑

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2022年05月01日

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面白かった。
少し、話が出来過ぎの面もあったけど、色々な人の気持ちの迷いが手に取るように、しかもリアリティがあって、感心した。

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2022年02月25日

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この(2)も相当に練ってあって面白いのだか、オリジナルの「犯人に告ぐ」のインパクトが大きすぎて、、、

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2020年09月23日

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ネタバレ

犯人の犯行計画が、
よく先を読んで計画されていて
どんどん読み進められた。

1とは違い、どんどん犯人側に気持ちをもっていかれるなー

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2020年03月01日

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前作より犯人側の場面が多いので
途中犯人側を応援してしまったり…。
警察側は前作にも出てきた人もいるので
なんとなく人柄が頭に入っていて楽しめた。

続きが気になる。

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2020年01月27日

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警察の上手を行く犯人の手法が鮮やか。つい犯人側に立って、上手くいくことを期待してしまった。しかし、更にその上を行く警察がお見事。続編も期待したい。

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2019年07月25日

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姿の見えない犯人を追う警察、巧妙な罠を張り巡らす犯人グループ、子供の命を救うため葛藤し続ける被害者家族。三者の牽制しあう展開が強烈な緊張感を漂わす警察小説の金字塔。
巻島VS淡野という構図であるが、犯人グループの一員・知樹と被害者の勝俊の人間味が入り、情というスパイスが物語に重厚さを与えている。現実にはあり得ないような机上の空論にはならず、実際に起こりうる犯罪パターンかもと読み手を思わせたことが著者の巧さ。

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2019年03月18日

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犯人側と警察側の攻防、騙し合い。スリル満点でした。特に犯人の巧妙な仕掛けは現在の振り込め詐欺の恐ろしさを感じました。

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2019年02月26日

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ネタバレ

大変映像化しやすい小説だと思った。作家は映像化することを相当意識して執筆していたのだろうか?
いずれにせよ、テンポよくストーリーは展開して、一気に読ませる。前作の新鮮さはなかったが、それでも十分楽しめた。

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2019年02月16日

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身代金受け渡しの日時を目前に控え、捜査を指揮する神奈川県警の巻島は、被害者家族と警察の間に言いしれぬ溝を感じ取っていた。被害者家族の協力のもと捜査態勢を敷く神奈川県警だったが、それを嘲笑うかのように裏では犯人側の真の計画が進行していた―。姿の見えない犯人を追う警察、巧妙な罠を張り巡らす犯人グループ、子どもの命を救うため葛藤し続ける被害者家族。三者は互いに牽制し合い、前代未聞の攻防を繰り広げる。そして迎える結末とは!?

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2018年12月01日

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ネタバレ

今作も面白かったです。キャラクターもそれぞれ立っていて、ただ、今回は犯人側にも感情移入してしまいました。この終わり方では細かい点の回収が不足しているので、次作を早く読みたいです。淡野との対決や、県警内部での対立、小川かつおの今後など、気になります。

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2018年11月14日

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上下巻の感想。
巻島軽視より淡野さんが目立つ作品。
隠語で「レスティンピース」を使ってみたいが,使う機会はないだろう。
犯人主体で描かれているせいか,犯人に感情移入してしまう。がんばれ,逃げきれ。
金塊受け渡し2回目の手法はみごと。
こちらもマネしたい気もするが,きっと使う機会はないだろう。

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2018年09月13日

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タイトルは前作のような公開型捜査を思わせるが、今回は誘拐事件の捜査で非公開。主人公は巻島刑事なんだろうが、犯人や誘拐被害者の目線からも書かれていて面白い。続編を期待させるエンディング。小石亜由美刑事、お手柄でした。

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2024年03月06日

Posted by ブクログ

誘拐にオレオレ詐欺のノウハウを応用する斬新なスタイルで一度は身代金を無事に手にした犯人グループ。
ここまでの経緯の緻密さは非常に読み応えがあったのに、あんな低レベルな偶然の要素を肝になる部分に入れてしまうなんて、雫井さんらしくなくて残念です。

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2023年09月24日

Posted by ブクログ

1作目の方はWOWOWで先行放送やってて、番宣が物凄く面白そうで、期待して見た記憶が。でも、期待しすぎたあまり、あんまりに思ってしまった。

2作目は、小説で読んでみた。

トヨエツさんが頭の中にいるので、そのイメージが強かったかな。

物語としては、振り込め詐欺の話から、誘拐ビジネスの話へ。
悪いことではあるけれど、なかなかに発想が面白かった。

もっとこう、巻島さんの活躍があるかと思ったけど、そうでもなくて、犯罪者側の方がよく描かれていたような。
少し応援している自分もいたり。

まだ、シリーズは続いているようなので、また読もうかな。

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2023年03月10日

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前作とは違い犯人側からの目線で語られることが多い。途中までは凄く面白かったが、最後の方は警察に都合が良いことが起きて形勢逆転してしまいガッカリした。その後の展開も予想でき、一気につまらなくなった。

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2022年06月02日

Posted by ブクログ

誘拐事件において、家族側の気持ちとしては警察に協力することに、どのくらいの意味を感じるか…
良心は痛むかもしれないけれど、誘拐された家族が帰ってくればそれでいいという気持ちもわからないではない。
そんな家族との温度差を巻島も感じる。
家族とそれを支える周りの人間にも大きな葛藤を与える。
その裏をかく犯人との攻防は見もの。
まだまだ終わらない感じのする作品。

2020.7.19

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2020年07月25日

Posted by ブクログ

周到な犯行計画と周到な捜査体制と被害者家族の葛藤。
それぞれの攻防、せめぎ合いは緊迫感に溢れ、
とても読み応えがありました。
「犯人に告ぐ(3)」も期待しています。

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2020年06月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

両親の突然の死にも関わらず、なんとか大学生活を送り、内定を得た知樹は、企業の業績悪化から内定辞退(実質の取り消し)により、負のスパイラルに...。振り込め詐欺の実態や警察の内部事情などは、ちょっとありきたりかなぁ。前作と違い、最後の最後まで犯人に告げない展開。次作があるとしたらリップマンとの闘いとなるのでしょうね。あぁ、もう3は出てたのね…。

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2020年03月29日

Posted by ブクログ

面白かった!
「犯人に告ぐ」第二弾!
前作は心理戦、本作は知能戦というところでしょうか
しかし、下巻の終わり方が納得いかないので、★1個マイナス(笑)
ちょっとそれは無いよなぁ...

そして、下巻です
身代金の取引は失敗。
しかし、実は本当の計画はそこから!!
こういうのはいいですね。
ここから始まる本当の騙し合いといった展開で、さらに犯人側の仕掛けが入ってきます。

振り込め詐欺で培った?騙しのテクニックを駆使して、身代金を獲得できるのか?
生き詰まる巻島達と犯人達の攻防です。
そして、ラスト!!

しかし、これがとっても残念(笑)
なんで、そんな展開になっちゃうかなぁ...お粗末(笑)
かなりご都合主義的な展開!
何よりも、これ、第三弾が出ないとだめじゃん!!ずるい!

ということで、第三弾を待ちましょう!

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2019年07月21日

Posted by ブクログ

途中までは面白かった。
特に犯人側の練られた犯行計画を実行に移すところ
までは・・。
今回は警察側の追い詰める部分が微妙でした。
何なら捕まるなと思ってしまった。。

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2019年01月21日

Posted by ブクログ

ラストが尻切れトンボ。誘拐ビジネスはやはり労多くして、実り少なし。うまくいかないだろう。ただそれにしても、ちょっとラストがなぁ。
個人的にはあのラストのセリフは、やりすぎ。意識しすぎ。
何となく続編がありそうな感じですな。

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2018年07月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後の一言のためにこの本はあるのだな。そこはしびれるくらいカッコいいけど、他は少し期待外れ、、かな?続編を匂わせてるけどー。

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2018年06月14日

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