【感想・ネタバレ】犯人に告ぐ2 (上) 闇の蜃気楼のレビュー

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ネタバレ

今回は犯人が同世代のロスジェネだからか、犯人側にすごく肩入れしてしまって、なんとか逃げきれないものかとハラハラしながら読んだ。
オレオレ詐欺がこんなに綿密に仕組まれてたら、いつまで経っても本丸には届かないだろうと思った。
むやみやたらにオレオレーって言ってるだけじゃないんだな。
淡野の消え方から、次回作できるんだろうなと思ってたら、発売した。
早く読みたいなー。

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2019年10月24日

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雫井脩介の傑作警察小説の続編、上巻。
世間を騒がせた「バットマン」事件で劇場型捜査を主導した巻島史彦警視が、誘拐事件に挑む姿を、警察側と犯人側両方の視点で描いています。
私的に・・・超!楽しい!!一気読みでした!!!
下巻に挑みます(^_^;)

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2018年06月11日

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さすがのひとことですね。
犯人の兄弟に感情移入して読んでしまうので、捕まるな、っと思って読んでしまう。

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2024年02月08日

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日本で誘拐のビジネス化を目論むグループの犯行に巻島警視が捜査の指揮を取る。
犯人グループと被害者、警察それぞれの目線で事件の流れを描写しているのですが、犯人の行動に粗暴さや物騒さがないことから何故か憎悪や嫌悪を感じにくい。
どういう展開を見せるか楽しみです。

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2023年09月24日

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面白い。
下巻はいま読んでいる最中だけれど、これまでのところは巻島より智樹の方に感情移入。振込み詐欺〜誘拐犯グループを応援。スリリングな展開に手に汗握ってしまった。ダークヒーローな淡野がクール。

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2022年09月11日

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ネタバレ

シリーズ第一弾が面白くて、第二弾も読みました。

前回は連続児童殺害事件でしたが、
今回はオレオレ詐欺、身代金誘拐事件です。

オレオレ詐欺では各役割ごとに分担されているし、
その組織を仲介する人がいて。
どこかを捕まえても、
その先は捕まえられないようになっているんですね。

今回は両親を亡くし、二人で生きてきた兄弟が、
犯罪に手を染め、身代金誘拐事件の実行犯になります。

父親と子どもを同時に誘拐、
だけどバラバラで拉致する。
父親だけ解放して、子どもと身代金を交換する。
拉致している間に父親には、心理的な交渉というか、やりとりを迫るんですが。

今回は、最初から犯人も行動もわかったうえで、
巻島さんたちの捜査を見守るわけですが…

前作は、顔の見えない犯人を追いかけているプラス、
連続児童殺害事件で、
罪のない子どもを殺害して遺棄して、
とにかく許せない、早く捕まえて、巻島さん!!って
行方を見守っていましたが、
今回は兄弟の犯行に行きつくまでの経緯もわかり、
なんとも言えない気持ちです。(犯罪はいけない)

淡野がとても嫌ですね。苦笑
犯罪に二人を巻き込まないでと思うんですが、
因縁のあるミナト堂を狙うあたりも嫌です。苦笑

上巻は、犯行側の手の内に気づかない警察を見て、
これまた何とも言えない気持ちです。
下巻に続きます…!

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2022年05月01日

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ネタバレ


こっちは期待通り犯人側の視点もいっぱい入っていて面白かった。この就職氷河期時代だったら、こうやって道を踏み外す人がいるっていうのも理解できてしまうなって思う。
ついつい知樹のほうに感情移入して応援してしまった。
そしていさおのダメっぷりが相変わらずでいい味出してるw 最後の、後輩がいさおと逆の選択肢を追いかけるところなんて笑っちゃった。

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2019年06月24日

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劇場型捜査が痛烈だった『バットマン事件』から半年、新たな前代未聞の事件が勃発。日本犯罪史上類を見ない誘拐事件に立ち向かう巻島特別捜査官の活躍を描く警察小説シリーズ第2弾。
今も新たな手口で被害が続出する振り込め詐欺。上巻では、その特殊詐偽の加害者側の視点が中心なので、何故人は騙されるのかがよく分かる。指南役の淡野のキャラクター造形が見事である。悪い奴なのに何故か悪い印象がないという、まさに生まれながらの詐欺師に魅了される。

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2019年03月18日

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神奈川県警がその威信を懸けて解決に導いた「バッドマン事件」から半年、特別捜査官の巻島史彦は、刑事特別捜査隊を指揮し、特殊詐欺集団の摘発に乗り出していた。そんな中、振り込め詐欺グループに属していた砂山知樹は、指南役の天才詐欺師・淡路からこれまで日本の犯罪史上に類を見ない新たな誘拐計画を持ちかけられる。標的は横浜の老舗洋菓子メーカー“ミナト堂”。その“ミナト堂”と知樹には浅からぬ因縁があった―。

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2018年12月01日

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続編の上巻。前作のような「犯人に告ぐ」場面はなさそうですが、今作の上巻は犯人目線の描写が多くなっています。その意味では巻島の活躍がないのが残念ですが、犯人側の淡野や知樹への感情移入度が増し、今後の攻防がどうなるか、結末が読めず、早くそれを知りたい半面、もっとじっくり長く読んでいたい気持ちもあり、楽しみです。

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2018年11月08日

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「犯人よ、震えて眠れ」の巻島捜査官シリーズ第二弾
今回の舞台は誘拐事件だが、前回と違い犯人側の描写が過半数を占めた。それだけ感情移入してしまって自分なんかは誘拐事件の成功を祈りながらページをめくったほどだ。

勧善懲悪出なくなった分、前回よりは盛り上がりに欠けたものの、作者の技巧的なものを感じた。

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2018年06月23日

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前作を読んだのはいつかと見ると、2007年9,10月となっており、結構強い印象が残っていたので、そんなに経つのかと意外に思った。
実際の時間はそれだけ経っているが、本の中では前作のバッドマン事件は半年前ということで、それが解決した後、植草は外され実質的に巻島が指揮する刑事特別捜査隊vs誘拐犯の闘いを描く。
最初の振り込め詐欺の導入がなかなか強烈だが、これはアバンタイトルみたいなもので、その後始まる誘拐事件が本筋。
振り込め詐欺でも指南役だった淡野から犯罪史上に類を見ない“誘拐ビジネス”を持ちかけられた知樹が選んだターゲットは、かつて就職内定を取り消された老舗洋菓子メーカー。
練られた計画はなかなかのもの。首尾通り進む計画だが、さてさてどう展開するか、下巻へ…。
ちょっと甘めだが、一旦、★は4個つけておく。

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2018年06月04日

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今回は犯人側の視点も含まれた話。
振り込め詐欺から誘拐へと犯罪に手を染めていく。
一緒に読んでると誘拐が犯罪ではなく、ただのゲームの一種のように錯覚させられる。
淡野の才能はすごいと魅了される。
後半も楽しみ。

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2024年03月17日

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振り込め詐欺グループが誘拐ビジネスに乗りだした。その誘拐事件の捜査にあたるのが、前作で活躍した巻島史彦警視。前編は振り込め詐欺の記載が多く、誘拐事件の捜査はまだ序盤の段階。後編に期待。

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2024年03月03日

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シリーズ第2弾。
巻島が誘拐事件に召集される。
しかし、それは身代金要求があったのに、結果としてそんなやり取りは見受けられなかったという誘拐事件と同じ犯人の仕業なのか?
しかし、その裏では身代金のやり取りがあったのでないかという疑惑が…
犯人は警察には内緒で家族や本人とやり取りをしているのでは?
察の威信をかけた誘拐事件は後半へ…

2020.7.11

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2020年07月16日

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ネタバレ

前半犯人側の視点で、後半警察側の視点になった。
誘拐された人質が犯人側の人間性や、警察側の動きを見て、今後どう動いていくのか

どっちの味方もできない話なだけに
展開が気になるところ

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2020年02月21日

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面白かった!
「犯人に告ぐ」第二弾!
前作は心理戦、本作は知能戦というところでしょうか
しかし、下巻の終わり方が納得いかないので、★1個マイナス(笑)
ちょっとそれは無いよなぁ...

上巻では
振り込め詐欺グループから話が展開していきます。
いまや、振り込め詐欺ってこんな感じなのね!
もう、このレベルになると騙されない方が難しいのでは?

それは、さておき、この主犯となるのが淡野。その淡野とともに活動するのが知樹兄弟。
振り込め詐欺が摘発されたのを契機に、淡野と知樹は老舗洋菓子メーカ「ミナト堂」を相手に、誘拐ビジネスを企てることに!

誘拐ビジネスはうまくいくのか?
誘拐された側の心理がたくみに描かれ、そこを突けこむ知能犯の犯人
そして、それを追う巻島
どうなる、どうなる
といった展開です

んで、下巻に続く

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2019年07月21日

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時代に沿った犯罪を取り扱っていて興味深い。
ここからどう展開していくのか楽しみでもあり、不安も感じる。

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2019年07月20日

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誘拐ビジネスの話だけど、その前の振り込め詐欺の話がなんか長いか。誘拐ビジネスを始めるという理由付けなんだろうけど。
どういう対決になるのかな。
ただ、やっぱり日本では誘拐ビジネスはやりにくいでしょ。無理が出そうな気がする。
さて後編は・・・。

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2018年07月08日

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