雫井脩介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「いい加減で質の悪いヘッドハンターも跋扈(ばつこ)しておりましてね」
父がヘッドハンターの紹介で会社に招き入れた大槻(おおつき)の手によって、会社を追われた鹿子小穂(かのこ・さほ)は、再就職先でヘッドハンターとして働き始めた。
各業界の経営者との交流を深め、ヘッドハンターとしての実績を積んでいく小穂の下に、父の会社が経営危機に陥っているとの報せが届く。
父との確執を乗り越え、ヘッドハンターとして小穂が打った、父の会社を救う起死回生の一手とは?
ビジネスという戦場で最後に立っているのは――。
予測不能、そして感涙の人間ドラマ。
ヘッドハンターは会社を救えるのか!? -
Posted by ブクログ
会社を潰すのはヘッドハンターか!?
父が創業したアウトドア用品メーカーに勤める鹿子小穂(かのこ・さほ)は、創業者一族ということもあり、若くして本部長、取締役となった。
しかし父がヘッドハンターを介して招聘した大槻(おおつき)と意見が合わず、取締役会での評決を機に、会社を追い出されてしまう。
そんな小穂を拾ったのが、奇しくもヘッドハンティング会社の経営者の並木(なみき)で……。
新米ヘッドハンターとして新たな一歩を踏み出した小穂は、プロ経営者らに接触し、彼らに次の就職先を斡旋する仕事のなかで、経営とは、仕事とは何か、そして人情の機微を学んでいく――。 -
Posted by ブクログ
読み終わった後、しばらく余韻から抜け出せませんでした。サクセスストーリーでありながらとても切なく、そして温かい物語です。
小麦の闘病の様子を読んでいたら、昨年癌で逝ってしまった私の妹の事を思い出しました。小麦のように夢を持っていれば、最期までこんなに強く生きれたのでしょうか?夢を持っていたら、妹もこんな風に幸せに逝くことが出来たのかな…。家族や周りの人達の温かさや優しさに支えられ、叶夢と天使のレイが何度も何度も小麦の心にパワーを与えてくれて…1度は折れた小麦の心は、光を取り戻していきます。子供は癒しや生きる力を与えれくれる存在です。きっと現実世界に与えられた天使であるに違いない!…そう思いまし -
Posted by ブクログ
ネタバレ雫井脩介先生 ホンシェルジュ小説ランキング第5位作品
テレビのスケート中継はよく観戦するが、銀盤の世界の本当の意味での「厳しさ」「過酷さ」を知ることができた。そして、トップ選手になるには家族のバックアップ(金銭面だけではなく、自己犠牲を伴うサポート)が必要なことが良く分かった。
大学生の小織が友人に選手時代の回顧シーンを話すスタイルで話は進むが、個人的には違うスタイルでも良かったかなと最初は思った。しかしながら、読み進めていくうちにクラスメイトの千央美に話すスタイルが、読者側から見てスケートの技の説明を不自然に感じず、このスタイルで却って良かったと思えるようになった。
最終シーンの全日本選 -
購入済み
切ない。。。
私にも高校生になる息子がいる。。。
私だったら、、、と何度も自問自答しても答えが出ない。読み終えた後も、ずっとモヤモヤとした気持ちがおさまらないが、同世代の子供を持つ親として読んで欲しい一冊だと思う。