【感想・ネタバレ】引き抜き屋(1)鹿子小穂の冒険のレビュー

あらすじ

会社を潰すのはヘッドハンターか!? 父が創業したアウトドア用品メーカーに勤める鹿子小穂(かのこ・さほ)は、創業者一族ということもあり、若くして本部長、取締役となった。しかし父がヘッドハンターを介して招聘した大槻(おおつき)と意見が合わず、取締役会での評決を機に、会社を追い出されてしまう。そんな小穂を拾ったのが、奇しくもヘッドハンティング会社の経営者の並木(なみき)で……。新米ヘッドハンターとして新たな一歩を踏み出した小穂は、プロ経営者らに接触し、彼らに次の就職先を斡旋する仕事のなかで、経営とは、仕事とは何か、そして人情の機微を学んでいく――。かけひき、裏切り、騙し合い――。『犯人に告ぐ』『検察側の罪人』の著者、渾身の新境地。

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Posted by ブクログ

厳しいビジネス社会、創業家の親族だろうが、関係者に認められなければそこでの未来は無い。
今後の小穂がどうなって行くのか、興味深い。

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2024年11月29日

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「引き抜き屋」 雫井脩介 ★★★★★

抜群に面白いです。・お仕事小説ですが、「ヘッドハンター」という見たことのない題材
・キャラクターが非常に立っている。
・1話完結方式で書かれているが、全体を通して1本のストーリーになっている。

以上の理由で、日テレの水10枠の担当者は今すぐドラマ化権の交渉に向かってください。出演は・ガッキー(or 北川景子)
・松島菜々子(or 石田ゆり子)
・岡田准一(or 大野智)
・大泉洋

でお願いします。本当は、山口元メンバーのほうが似合いそうww
閑話休題
小説としては1話完結なのに、ワンパターンにならないように工夫されており全然飽きません。
キャラクターを練りこんだ勝利です。最終話になったところで、予想を覆す展開に持って行ったのはお見事!(見事にフラグをへし折った!)
2冊のハードカバー本なのに面白すぎて1週間で読み終わりました。

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2023年10月27日

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会社を潰すのはヘッドハンターか!?
父が創業したアウトドア用品メーカーに勤める鹿子小穂(かのこ・さほ)は、創業者一族ということもあり、若くして本部長、取締役となった。
しかし父がヘッドハンターを介して招聘した大槻(おおつき)と意見が合わず、取締役会での評決を機に、会社を追い出されてしまう。
そんな小穂を拾ったのが、奇しくもヘッドハンティング会社の経営者の並木(なみき)で……。
新米ヘッドハンターとして新たな一歩を踏み出した小穂は、プロ経営者らに接触し、彼らに次の就職先を斡旋する仕事のなかで、経営とは、仕事とは何か、そして人情の機微を学んでいく――。

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2021年06月27日

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この本を読んで、ヘッドハンターという職業があることを知った。自分自身にどのくらい価値があるかが重要なので、自分も知識や経験を蓄えていきたいと思った。

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2021年03月14日

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ビジネス小説というジャンルを読み始めました。
多くのビジネス書籍を読んでいましたが、小説は人が介在する部分が多く、とても面白かったです^_^

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2020年12月19日

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アウトドアメーカーの社長の娘小穂は、外の世界を見るべきであると、父から職を追われ、偶然出会った並木の元でヘッドハンターとして働くことになった。

エグゼクティブがたくさんの、知らない世界を知る読書となりました。
こんなに上手くいくことはないのかもしれないですが、そこはフィクション、面白く読みました。

適材適所を見つけることが出来るヘッドハンター達がかっこいい。
小穂の成長も見え始め、続編に期待です。

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2019年11月03日

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雫井脩介のサスペンスではない力の抜けたビジネス小説。
主人公も力が抜けており、いい感じでほっこりと読める、ヘッドハンターのお話。
ヘッドハンター自体は、ほっこりした世界でもなんでもないのですが、雫井脩介の筆力がほっこり読ませてくれます。

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2018年08月20日

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序盤は少し入り込みづらかったのですが、ヘッドハンターとしての業界小説となっていくと、面白味が増していきます。ヘッドハンターは面白い仕事だし、人間性が問われるところが、小説向きですね。2巻もこの調子なのか? それとも主人公自身に焦点が当たるのか、期待大です。

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2018年06月02日

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この作者のミステリーが好きだったのでビジネスものはどうだろう思いながら読んだが、テーマもストーリーもかなりの面白さだった。ハードカバーの上下巻なので読み応えもあり、下巻にも期待。

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2018年04月20日

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これまたドラマで見たことある内容だった。

父が社長を勤めるフォーンを追い出された鹿子はヘッドハンターになることに。

ホテルやスポーツ用品店からヘッドハントを依頼され、なんとか期待に応えていく。

ドラマ通りの感じで面白い

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2024年08月07日

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フォーンという、創業一族経営のアウトドアメーカーの令嬢である鹿子小穂が、ヘッドハンティングによって中途できた取締役に会社を追い出されて、ひょんなことからヘッドハンターになる話。

順風満帆だと思っていた会社の内部から裏切られ、再起をはかる様がとても力強く、元気になるストーリー構成だった。

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2022年03月20日

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 引き抜き屋を扱ったお仕事小説。「引き抜き屋の代理」「 〃 微笑」「 〃 冒険」の3章構成。  

 雫井作品は硬軟の幅が広い。
 本作は第1章の読み始めがどろどろした権力闘争中心のハードな作りだったが、並木登場からコミカルなシーンが適度に入った、軟寄りで軽めのテイストだとわかった。

 そこそこのお嬢様の成長物語で楽しめる。

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2021年10月12日

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ベッドハンターという職について初めて知りました。人脈もそうですがハイレベルな交渉術が必要な難しい仕事ですが、様々な人と接点を持ちつつ相手の人生をより豊かにする仕事、と捉えると素敵だなと感じます。
そんなヘッドハンター未経験の鹿子も、相手に対する真っ直ぐに訴えられるその姿勢こそがが成功への第一歩を踏み出せているのだと思います。

本書で様々な企業の社長が登場しますが、経営は運営、資金、人事などあらゆる事に精神を削られる大変な職だと改めて勉強になりました。多種多様な人物が登場するので、読んでいて飽きない内容となっています。
今後もさらなる鹿子の展開を追って私自身も見習いたいと思います。

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2020年03月16日

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主人公、鹿子小穂はアウトドア用品メーカーの創業者の娘で、商品開発本部を統括する取締役だが、外部からヘッドハンティングで入社した大槻常務と経営戦略で対立。保守的で挑戦を望まない経営に固執する小穂の姿を見て、会社と小穂自身の将来を危惧した父親は、外の世界で修行してくるようにと小穂に退社を迫る。そして小穂は解雇通告直後に偶然会ったヘッドハンターの並木の元で働くことになる。
社会人歴7年で経営やビジネス経験も浅い小穂がいきなりヘッドハンターというのはタイトル通りまさに冒険。本人もそれを自覚して人脈作りに奔走する。クライアントの経営状態やニーズのリサーチ不足は致命的で素人目でも呆れるが、まぁそんな失敗もしながら少しずつ会社と人を結ぶヘッドハンティングの仕事を楽しみ始め、成果を出せるようになる。

普段縁が無い業界なので、興味深く楽しく読めた。多種多様な経歴、ビジネス経験を持つ優秀な人材がたくさん出てくるのも魅力的。
次作で小穂にどんなクライアントからの依頼があるのか楽しみ。

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2019年11月30日

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始まりのテンポはスローだったが、ヘッドハントという仕事に流れが乗り始めてからどんどん惹きつけられていった。普段関わりのない仕事だけに興味深い。お互いのニーズをじっくり見極めていく…人間同士を繋ぐ仕事って奥深いものだとジャンルは違えど感じた。

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2019年07月07日

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234転職絡みの新シリーズ。実際にはこんな上手くは行かないけど、鹿子ちゃん頑張れ!っていう気になるね。自作も読みます。

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2018年12月11日

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父親が経営するアウトドア用品メーカーから追い出された主人公がひょんなことからヘッドハンターに。人脈を広げ(運にも助けられ)絶妙のマッチメイク? 少し雰囲気は違うんだが何となくリストラ請負人が活躍する『君たちに明日はない』(垣根涼介)シリーズを思い出した。主人公の人間的成長が楽しみだし転職をめぐる企業の状況や人間模様も楽しめる。読み応えあり。次巻が楽しみだ。

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2018年05月06日

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昨年雫井作品が出なかったので「あれっ」って思ってたのですが、長編が出てきましたね。何巻まで出るんだろ?
面白く、一気に2巻突入です。

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2018年04月14日

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ヘッドハンティングとはどうするのか分からなかったが、結局は人脈作りから生まれるだと分かった。
な〜んだ、そうなのか〜。

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2025年06月08日

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自分とは無縁のヘッドハンターの業界、とても興味深く楽しく読んだ。

学校に関しては実名なので想像しやすく、テンポよく読める。

同族企業跡継ぎ候補あるあるのおめでたい主人公が、社会の中でさまざまなことに気づいて成長していく姿は微笑ましく頼もしさも感じる。

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2024年05月17日

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ヘッドハンター。仕事の話、会社の話。
マッチングさせる力、縁の不思議さを感じる。現在の自分自身の仕事や、今後退職して新しく職探しすることになったとき、色々オーバーラップした。

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2022年09月04日

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引き抜き屋という題名からもっとドロドロした人間関係のお話かと思いきや、人情的な部分が多く清々しいお話が多くて、個性も強めで面白かったです。後編を楽しみに。。。
今の社会ではホステスも重要な情報入手や交流できる職種であり、パーティーや飲みということも非常に重要なのだということも古い考え方の自分には印象的でした。

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2019年05月27日

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創業者社長の父から、会社を出るように命令された娘がなりゆきですることになったのはヘッドハンター。話の展開もそれなりに早くて読みやすかった。

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2019年02月14日

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1月-15。3.5点。
アウトドアメーカーの社長令嬢。
役員までなるが、ヘッドハントされた他の役員と対立し、退社。ヘッドハンティング会社へ転職。

ヘッドハンティングとは、が簡単にわかる話。
流石の筆力、読ませる。

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2019年01月30日

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新米ヘッドハンター・鹿子小穂の物語、前編

・引き抜き屋の代理
・引き抜き屋の微笑
・引き抜き屋の冒険

アウトドアメーカー「フォーン」創業者の娘・鹿子小穂は、父が外部から招聘した幹部・大槻と対立し、フォーンを去ることに。

その大槻を招聘する際に関わったヘッドハンター・並木に拾われ、小穂はヘッドハンターになることに。

並木の経営するフォルテフロースで、エースの花緒里の仕事ぶりを見ながら、人脈を広げつつ、経営とは何か、人材とは何かを学んでいく小穂。

古巣への復帰はできるのか?


前編、後編と同時刊行です。

お仕事小説でもあり、ヒューマンな部分あり、後編を期待させる作品。

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2018年11月18日

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んー、勢いはあるけど行き当たりばったり…会社追い出されるのも唐突だし、彼氏にフラれるのもそう。それに主人公にあんまり魅力が無いし、どんな人間かボンヤリしてる。三十路の女が忙しく新しい仕事して夜はホステスもして人脈広げる、ってなんか既視感強い。フォーンはスノーピークみたいな感じですかね。

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2018年11月06日

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会社を潰すのはヘッドハンターか!? ビジネス界の「かけひき」や「裏切り」「騙し合い」をテーマに一人の女性の奮闘と成長を描く。

雫井作品はどうしても「犯人に告ぐ」のイメージが強く、そのレベルを勝手に期待してしまう。本作も面白くなくはないのにどこか物足りなく感じるのはそのせいかも。
(Ⅽ)

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2018年07月21日

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鹿子小穂は父が創業したアウトドア用品メーカーで、若くして取締役となる。ヘッドハンティングした別の取締役と対立し、会社を追われることに。途方にくれていた彼女だが、偶然出合ったヘッドハンティング会社社長の並木の下でヘッドハンターになることに・・・
ヘッドハンターという職業という舞台で描くが、もともとPart2と同時発売ということもあり、いずれ元に戻るのだろうと。多少雰囲気は違うが、リストラ請負人の「君たちに明日はない」(垣根涼介)シリーズを思い出した。

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2018年05月30日

Posted by ブクログ

ヘッドハンターのお話でした。
会社経営者レベルの方々が中心に引き抜き。
今の自分・これからの自分にもちょっと縁がなさそうで、ストーリーに今一つ入り込めなかった。
下巻での展開を期待しよう。

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2018年04月27日

Posted by ブクログ

ヘッドハンター版のお仕事小説。
ファミリー企業から外の世界を見てこいと追い出されてから、ヘッドハンターとして働き始めるのも、またそこでの仕事ぶりも、お嬢さん感が否めない。こんなに上手く運んでいくものだろうか。
同時発売の下巻では、元の会社に戻るみたいだが、ヘッドハンターとして培った人を見る目がどう活かされてくるのか。

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2018年04月25日

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