雫井脩介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ第2弾。
①も文庫合本版でかなりの分厚さでページ数を軽く600を超えていたが、こちらの②も600を超えての長編である。
①の「バッドマン事件」から半年、特別捜査官の巻島は、特殊詐欺集団の摘発に乗り出していた。
振り込め詐欺グループに属していた砂山兄弟は、指南役の淡野のレスティンピース(安らかに眠れ)の言葉の意味を察してなんとか逃げ切るが、少ししてから淡野の誘いで新たな誘拐計画を持ちかけられる。
今作は、手の込んだ詐欺の詳細を事細かに描写している流れから次は、いかにして誘拐を成功させるか…である。
犯人側の動きと誘拐された側の動きを警察がどのようにして察知し、上手く解決できるかが見ど -
Posted by ブクログ
ネタバレめちゃくちゃ面白かった。
続きが気になって、1日で読みました。
じわじわと武内が家に入り込んでくる様子、少しずつ家族が疑念を抱く様子がよくわかって、ドラマをみているようだった。
登場人物ひとりひとりの心の中が細かく描写されているのでよくわかるし、武内の異常性についても詳しく書かれているので、こんな恐ろしい話なのに、違和感なくストーリーに入り込めたと思う。
武内は人の心を掴むのがうまくて、家庭を崩壊させるための細かい策略もすごくよくできていて、読んでいて本当にゾクゾクした。
終わり方も、これしかなかったんじゃないかなと思うほど私の中では納得できるものだった。
こういう犯罪系の本で、久々に大