雫井脩介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
雫井脩介さんの本は2冊目。
一冊目に読んだ「検察側の罪人」は個人的にしっくり来なかったけど、こちらはまた毛色が全く違っており、私としてはヒットでした!
病魔と戦う妹の夢を叶えるべく、家族が団結し、支える。
切ないけど家族の絆、愛情を感じることのできる温かい一冊。
ストーリーテラーは、病気で亡くなった父の夢を背負い、パティシエとして店を開くべく奮闘する小麦。家族の希望の星と言われ皆にもてはやされ、愛されながらも、闘病していることをずっと隠し続ける。
もう1人が、ズボラで頓珍漢だけど、愛すべきキャラの小麦の兄、代二郎。
彼もまた、なかなか友達を作ろうとしない内気な息子、叶夢のことが気がかり。
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ネタバレ 購入済み
身に覚えのある恐怖
引き込まれる面白さで、一気読みできた
登場人物の空回りや鈍感さには苛立つこともあるが、思い違いか?と読んでる自分が騙されることも多々あり
犯人のような執着心を持つ人物は世の中に割といるし
自分自身良かれと思った行動を受け取ってもらえず、怒りを覚えたこともあり
このような犯人の動機、言動は、異常であるが身の回りにある恐怖であり想像がついた
それにしても長男の明るさと鈍感さは、あそこまでいくと賞賛できる
途中かなりイライラしたなあ -
Posted by ブクログ
前半はオノミツが『凍て鶴』に強引でしつこく落花の会を絡めてくるのが本当に不快だった。
汚い言葉ですみませんが、本当にウザイ奴だな!!って。
落花の会が自殺願望者が集うサイトなので、いくら主宰者が人間的に魅力的だったとしても、陰鬱で読み進めるのに頭痛に似た感覚があった。
誤解を恐れずに言うと、こっちの私からすると、あっちを信奉する異常さというか。
サイトの書き込みや幹部と思われる人からのメールなど、こっちの私からすれば普通じゃないし、気持ちの悪い恐怖を覚えた。新興宗教みたいな。
でも自殺願望が今や過去にあった人にとっては、知らず知らずのうちに引き付けられて、どっぷり浸かってしまうんだろうな