雫井脩介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
主人公、鹿子小穂はアウトドア用品メーカーの創業者の娘で、商品開発本部を統括する取締役だが、外部からヘッドハンティングで入社した大槻常務と経営戦略で対立。保守的で挑戦を望まない経営に固執する小穂の姿を見て、会社と小穂自身の将来を危惧した父親は、外の世界で修行してくるようにと小穂に退社を迫る。そして小穂は解雇通告直後に偶然会ったヘッドハンターの並木の元で働くことになる。
社会人歴7年で経営やビジネス経験も浅い小穂がいきなりヘッドハンターというのはタイトル通りまさに冒険。本人もそれを自覚して人脈作りに奔走する。クライアントの経営状態やニーズのリサーチ不足は致命的で素人目でも呆れるが、まぁそんな失 -
Posted by ブクログ
現実とファンタジーがちょうど良い感じで混ざり合っていて、暖かいお話でした。
お父さんの夢を叶えるためにパティシエになった小麦さん。病気で苦しいのを必死に隠して、厳しいことを言われながら頑張っている姿は、苦しくて読むのがつらい時もありましたが、小麦さんのまわりの人たちがすごく暖かくて良い人ばかりで、それが救いでした。
叶夢くんとの場面が、お気に入りでした。
天使のレイも見てみたかったです。
お店を始めて再び苦しい時間が続いたけれど、暖かい家族と一緒にもう1度新たな人生を過ごすことができてからは、
ページをめくるのが止まらなかったです。
最後にかけては、涙が止まらなくて
切なかったけれど、素敵な作 -
購入済み
予想と違う展開に驚き。
映画は見ていないが、テレビの予告編を見ていると若手の検察官が一線を越えて、容疑者の証拠をねつ造するのかと思っていたが・・・。
結末は、何故そこまでやってしまったのかという同情の気持ちでいっぱいになった。
映像(DVD)で見直したい。