雫井脩介のレビュー一覧

  • 仮面同窓会
    仮面、、登場人物全員が仮面をつけている。

    ラストは意外だったったけど、もう少し続けても良かったかも~。
  • 引き抜き屋(2)鹿子小穂の帰還
    2018.8.16.引き抜き屋1より先に読んでしまったが、案外抵抗なく読むことができた。小穂ほかヘッドハンターオフィスの何人かが夜のクラブでホステスをやっている…情報収集のために…ということがなんだか不思議に思えまた。では、男性のヘッドハンターはどこで情報収集しているの?と…。その辺の経緯は1を読ま...続きを読む
  • 検察側の罪人(上)
    映画を見たので原作も、と購入。
    展開が分かっているからか、色々と回りくどいようにも感じてしまったが、本来正しい姿はこちらなのだろうと思った。
    下巻も早く読み終えたい。
  • 引き抜き屋(2)鹿子小穂の帰還
    娯楽性は相当高い作品でした。
    ドンドン次を読みたくなる内容でしたが、深く心に刻まれたかと言うとそうでもない。池井戸潤作品の方が私の心に響く感じがする。とは言え、初めて雫井氏の作品を読んだが、なかなか面白かった。

    lighthappyさんの感想と一緒だが、垣根涼介氏の「君たちに明日はない」シリーズを...続きを読む
  • 引き抜き屋(2)鹿子小穂の帰還
    腕利きのヘッドハンターとして実績を積む小穂。そんな小穂のもとに、かつて自分を追い出した父の会社「フォーン」が経営危機との情報が入り…。

    シリーズ(1)と同じく、中編3篇から成る。最後の篇はどこか池井戸潤の作品のような趣きがあった。ヒロインにもう少し魅力があれば…と思う。
    (B)
  • つばさものがたり
    2018/12/30
    恋愛ものじゃない小説久しぶりだなぁ。現実とファンタジーが半々でうっとおしくない程度に混ざって話も面白いんだけど、抑揚がちょっとなぁ。散りばめられてる文章は好きだったかも。
  • 犯人に告ぐ2 (上) 闇の蜃気楼
    「犯人よ、震えて眠れ」の巻島捜査官シリーズ第二弾
    今回の舞台は誘拐事件だが、前回と違い犯人側の描写が過半数を占めた。それだけ感情移入してしまって自分なんかは誘拐事件の成功を祈りながらページをめくったほどだ。

    勧善懲悪出なくなった分、前回よりは盛り上がりに欠けたものの、作者の技巧的なものを感じた。
  • 銀色の絆
    フィギュアスケートにかける母と娘の話。
    いろんな意味で興味深く読んだ。
    母親としての梨津子のがんばりには感服!
    実際もこんな感じなんだろうかと思ったら、テレビでフィギュアスケートを見る時に正座して見てしまいそう。笑
    華やかな部分しか見ていなかったけど大変な世界なんだと思った。

    今まで読んだ雫井サン...続きを読む
  • 犯人に告ぐ2 (上) 闇の蜃気楼
    前作を読んだのはいつかと見ると、2007年9,10月となっており、結構強い印象が残っていたので、そんなに経つのかと意外に思った。
    実際の時間はそれだけ経っているが、本の中では前作のバッドマン事件は半年前ということで、それが解決した後、植草は外され実質的に巻島が指揮する刑事特別捜査隊vs誘拐犯の闘いを...続きを読む
  • 引き抜き屋(2)鹿子小穂の帰還
    ヘッドハンターとして成長してきた鹿子小穂だが、もともと働いていた父の会社の経営が思わしく行っていないとの情報を得る。そんな中、父は小穂を追い出した張本人の専務・大槻と共に、会社経営から手を引く決意をする。彼女は、新しい経営者を探すが・・・
    タイトルが「~帰還」となっているので、ベタなラストになると思...続きを読む
  • 引き抜き屋(1)鹿子小穂の冒険
    父親が経営するアウトドア用品メーカーから追い出された主人公がひょんなことからヘッドハンターに。人脈を広げ(運にも助けられ)絶妙のマッチメイク? 少し雰囲気は違うんだが何となくリストラ請負人が活躍する『君たちに明日はない』(垣根涼介)シリーズを思い出した。主人公の人間的成長が楽しみだし転職をめぐる企業...続きを読む
  • つばさものがたり
    パティシエの小麦と甥の叶夢と天使のレイ。
    小麦の夢と叶夢とレイの挑戦。
    純粋なものに触れた気がして、心が洗われるような気がした。
    悲しみの中にも希望の見える、号泣感動物語だった!

    2018.5.2
  • つばさものがたり
    温かく、優しく、そして、切ないながらも心に残る家族の物語
    ファンタジーの要素を取り入れながらの闘病+奮闘+感動モノです。

    ストーリとしては、癌を患ったパティシエの主人公が、北伊豆に帰郷し、家族とケーキ屋を開きます。
    兄、義姉、母親、そして、天使と会話ができる甥っ子に支えられながら、病魔と闘い、なん...続きを読む
  • 引き抜き屋(1)鹿子小穂の冒険
    昨年雫井作品が出なかったので「あれっ」って思ってたのですが、長編が出てきましたね。何巻まで出るんだろ?
    面白く、一気に2巻突入です。
  • 引き抜き屋(1)鹿子小穂の冒険
    ヘッドハンターの物語

    いわゆるお仕事小説の分類になるかと思います。
    主人公がヘッドハンターに転職した若い元女性役員という設定で、ヘッドハンターの世界をうまく読者に説明されるので、業界を知らなくても安心して読めました。
    転職は普通転職組のほうが不利なのですが、ヘッドハンティングは売手市場ということな...続きを読む
  • 虚貌(上)
    会社を解雇された3人が社長夫婦を襲い、子供たちも半身不随や顔面火傷の重傷を負った。
    3人が出所した時、新たな事件が始まった。

    2018.3.21
  • 虚貌(下)
    次々と殺されていく21年前の犯人たち。
    その者たちに復讐しているのは一体誰なのか?
    衝撃的な結末にまで、止まらなくなる。

    2018.3.21
  • 虚貌(上)
    運送会社の社長一家が解雇した従業員らに襲撃され、夫婦は惨殺、子供たちも大火傷や半身不随になるという1980年の事件からストーリーは始まる。
    逮捕され実刑となった犯人グループが、刑期を終えて出所してきて以降、今度は彼らが次々と殺されていく。

    次の展開が気になって、読ませる魅力はさすが。感想は下巻にて...続きを読む
  • 銀色の絆
    個人的にフィギュアスケートをよく見るので、(と言っても見分けられるジャンプはアクセルくらいですが…笑)
    とても楽しめました!

    何よりお母さんの成長が凄まじいですね…!
    ただ、華やかで素敵な競技ですが、何事もお金。
    資金がないとどんなに才能があっても続けるのは難しいのかな、と思います。
    そう言う意味...続きを読む
  • 銀色の絆
    スケーターの話。オリンピックを目指すクラスの選手はこの競技に限らず、親からのこれくらいの支援を実際受けているのかと驚いた。