雫井脩介のレビュー一覧

  • 犯人に告ぐ2 (下) 闇の蜃気楼

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    姿の見えない犯人を追う警察、巧妙な罠を張り巡らす犯人グループ、子供の命を救うため葛藤し続ける被害者家族。三者の牽制しあう展開が強烈な緊張感を漂わす警察小説の金字塔。
    巻島VS淡野という構図であるが、犯人グループの一員・知樹と被害者の勝俊の人間味が入り、情というスパイスが物語に重厚さを与えている。現実にはあり得ないような机上の空論にはならず、実際に起こりうる犯罪パターンかもと読み手を思わせたことが著者の巧さ。

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    2019年03月18日
  • 犯人に告ぐ2 (上) 闇の蜃気楼

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    劇場型捜査が痛烈だった『バットマン事件』から半年、新たな前代未聞の事件が勃発。日本犯罪史上類を見ない誘拐事件に立ち向かう巻島特別捜査官の活躍を描く警察小説シリーズ第2弾。
    今も新たな手口で被害が続出する振り込め詐欺。上巻では、その特殊詐偽の加害者側の視点が中心なので、何故人は騙されるのかがよく分かる。指南役の淡野のキャラクター造形が見事である。悪い奴なのに何故か悪い印象がないという、まさに生まれながらの詐欺師に魅了される。

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    2019年03月18日
  • 犯人に告ぐ2 (下) 闇の蜃気楼

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    犯人側と警察側の攻防、騙し合い。スリル満点でした。特に犯人の巧妙な仕掛けは現在の振り込め詐欺の恐ろしさを感じました。

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    2019年02月26日
  • 栄光一途

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    この作家さんの小説は初めて。
    スポーツ痛快物語かなと思いきや、少し意外な展開に体から前のめりになるストーリーだ。
    主人公はかつての柔道オリンピック金メダリスト、とは言ってもまだ若いコーチで、メンタルケアも担当している。時はオリンピック候補選定の真っ最中、柔道会のじゅうちからドーピング疑惑のある選手を探れとの特命を受けた。
    その過程で選手の葛藤や自分自身の忘れ物と向き合うハメに。最後は思いもよらない展開に。
    文面自体は読み進めやすく、柔道描写も躍動感がありよい。ほかの小説も手にしてみたい。

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    2019年02月20日
  • 犯人に告ぐ2 (下) 闇の蜃気楼

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    ネタバレ

    大変映像化しやすい小説だと思った。作家は映像化することを相当意識して執筆していたのだろうか?
    いずれにせよ、テンポよくストーリーは展開して、一気に読ませる。前作の新鮮さはなかったが、それでも十分楽しめた。

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    2019年02月16日
  • 引き抜き屋(2)鹿子小穂の帰還

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    20190121-8続編でスッキリした!こういう勧善懲悪は読後感も楽しい。また違ったお仕事小説を楽しみにしてます。

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    2019年01月21日
  • 検察側の罪人(上)

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    久しぶりに実用書と漫画以外の本を読んだ!

    (下)で感想書きます。
    でもおもしろそうな雰囲気パンパンです(*^^*)

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    2019年01月12日
  • 引き抜き屋(1)鹿子小穂の冒険

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    234転職絡みの新シリーズ。実際にはこんな上手くは行かないけど、鹿子ちゃん頑張れ!っていう気になるね。自作も読みます。

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    2018年12月11日
  • 犯人に告ぐ2 (上) 闇の蜃気楼

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    神奈川県警がその威信を懸けて解決に導いた「バッドマン事件」から半年、特別捜査官の巻島史彦は、刑事特別捜査隊を指揮し、特殊詐欺集団の摘発に乗り出していた。そんな中、振り込め詐欺グループに属していた砂山知樹は、指南役の天才詐欺師・淡路からこれまで日本の犯罪史上に類を見ない新たな誘拐計画を持ちかけられる。標的は横浜の老舗洋菓子メーカー“ミナト堂”。その“ミナト堂”と知樹には浅からぬ因縁があった―。

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    2018年12月01日
  • 引き抜き屋(2)鹿子小穂の帰還

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    新米ヘッドハンター・鹿子小穂の物語、後編。

    ・引き抜き屋の苦心
    ・引き抜き屋の報復
    ・引き抜き屋の帰還

    ヘッドハンターとして自信もついてきた小穂が、同僚とのペアで臨んだ案件で、キャンディデイトから騙されそうになったり、キャンディデイトのキャリアアップを再考させられたりと、ヘッドハンターとして成長を見せる。

    そして古巣であるフォーンのピンチ、父である社長のピンチに小穂が名乗りを上げる!


    最後はあっけなくまとまった感じがして、続編があっても良かったかなという読後感。

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    2018年11月18日
  • 犯人に告ぐ2 (上) 闇の蜃気楼

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    続編の上巻。前作のような「犯人に告ぐ」場面はなさそうですが、今作の上巻は犯人目線の描写が多くなっています。その意味では巻島の活躍がないのが残念ですが、犯人側の淡野や知樹への感情移入度が増し、今後の攻防がどうなるか、結末が読めず、早くそれを知りたい半面、もっとじっくり長く読んでいたい気持ちもあり、楽しみです。

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    2018年11月08日
  • つばさものがたり

    購入済み

    不思議な力

    悲しい物語のはずが、静かな力を感じた。そこに救いがあったからだと思う。
    よくありがちな、子供の妄想。それをこんなにも信じてみようと思わせてくれる優しさ。
    今の大切さを伝えてくれる本でした。

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    2018年11月06日
  • 検察側の罪人(下)

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    ベテラン検事と若手の検事との意見の食い違いから起こる物語。
    仕方なく殺人を犯した検事である最上に対し同調する気持ちと、それを法律という正義で対立していく沖野といった、2つの正義がぶつかり合うという矛盾。現実でもそのような「矛盾」した事件は多く報道されるので、考えさせられる部分も多くありました。

    何が「正義」で何が「悪」なのか答えを出す事は難解ですが、自分なりに考察してみようと思います。

    またマイケル・サンデスの「これからの正義の話をしよう」という本の内容と照らしながら読むと良いかもしれません。

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    2018年11月02日
  • 引き抜き屋(2)鹿子小穂の帰還

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    2巻‼︎
    1巻と同じ感じで軽く読みすすんでたら、おもしろくてびっくりした。
    とくによかったのは、二見鞄のお話。
    思わず涙でした。

    つづき、ありそうだよな〜楽しみにしてます。

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    2018年10月26日
  • 虚貌(上)

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    筆者に確かな筆力があるのでグイグイと読まされる。
    ただ全体としては上下巻に分かれた長編であるものの軸がぶれて結末にもしこりが残った。

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    2018年10月03日
  • 虚貌(下)

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    「虚貌(下)」
    クライマックスは川で。


    序盤からテンポがどんどん上がっていき、ラストまで駆け抜けていく。クライマックスの川辺のシーンとショウさん追悼のための鮎釣りシーンがハイライトで、真犯人の心情と描写が秀逸。


    二十一年前の美濃加茂事件の加害者の内、ヤク中の坂井田、暴力団の時山が殺され、現場から荒の指紋が見つかり、荒を本ボシとして動くモリさん・辻コンビ。しかし、荒と共に追っていた山田裕二と思しき死体が発見され、更にボスのショウさんにアクシデントが発生する。


    一方で結局ヌード写真を了承した朱音は、同僚とも険悪になり、更にヌード写真を見て自分がどんな表情で撮られていたかを目の当たりにす

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    2018年09月20日
  • 仮面同窓会

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    仮面、、登場人物全員が仮面をつけている。

    ラストは意外だったったけど、もう少し続けても良かったかも~。

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    2018年09月04日
  • 引き抜き屋(2)鹿子小穂の帰還

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    ネタバレ

    2018.8.16.引き抜き屋1より先に読んでしまったが、案外抵抗なく読むことができた。小穂ほかヘッドハンターオフィスの何人かが夜のクラブでホステスをやっている…情報収集のために…ということがなんだか不思議に思えまた。では、男性のヘッドハンターはどこで情報収集しているの?と…。その辺の経緯は1を読まなくてはいけないのかもしれない。中くらいの硬さのお仕事小説ということで面白かったことは確か。

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    2018年08月31日
  • 引き抜き屋(2)鹿子小穂の帰還

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    腕利きのヘッドハンターとして実績を積む小穂。そんな小穂のもとに、かつて自分を追い出した父の会社「フォーン」が経営危機との情報が入り…。

    シリーズ(1)と同じく、中編3篇から成る。最後の篇はどこか池井戸潤の作品のような趣きがあった。ヒロインにもう少し魅力があれば…と思う。
    (B)

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    2018年07月21日
  • 引き抜き屋(2)鹿子小穂の帰還

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    娯楽性は相当高い作品でした。
    ドンドン次を読みたくなる内容でしたが、深く心に刻まれたかと言うとそうでもない。池井戸潤作品の方が私の心に響く感じがする。とは言え、初めて雫井氏の作品を読んだが、なかなか面白かった。

    lighthappyさんの感想と一緒だが、垣根涼介氏の「君たちに明日はない」シリーズを読んだ感覚と似ていた。

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    2018年07月21日