雫井脩介のレビュー一覧
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人物設定が面白い作品。人の本性というか欲望というか因縁というか、そういったものに焦点を当てたミステリーなのだが、設定人物が個性的(突飛的)なものが多く、ついそちらに引っ張られてしまう。バラエティー要素が強いミステリーといったところか。
内容的には警視庁の同じ班に属する者たちと、それぞれの情報屋を含めた人間関係の柵や葛藤を描いており、何かの事件解決に向けて一致団結して捜査に乗り出すというテレビドラマなどによく使われる手法は全くない。むしろ疑心暗鬼が蠢くといったやや暗鬱な内容。だからこそ、登場人物を飛び抜けてぶっ飛んだ設定にしてバランスをとっているようにも思える。 -
Posted by ブクログ
面白かった
柔道+ドーピング+ミステリー=エンターテイメントストーリ
途中、おいおいっていうシーンもありますが楽しめました。
ストーリとしては、
主人公はオリンピックを目前に控えた日本柔道強化チームのコーチ望月篠子。
選手選考に際して、ドーピングしている選手を突き止めるように上から指示を受けます。
その選手は、怪我から復帰するも、以前ドーピング検査を拒否した吉住か?頭角を現してきた杉薗か?
どっちもそれなりに怪しい(笑)
一方で、篠子の教え子もオリンピック代表になれるかどうかの瀬戸際です。
さらに、篠子の調査をサポートする女剣士深紅
篠子と深紅の掛け合いも面白いです。
さらに、夜には柔 -
Posted by ブクログ
ネタバレ映画化された作品ということで、脳内ではキャストの方々が動いていました。
沖野が人権意識を手放してガンガン取り調べをするところが辛いです。(脳内の二宮さんは、鬼気迫る演技をされていました。)最上の掌の上にいるとも知らずに……。
もし、弓岡が犯人だと示す証拠が見つかったとしたら、松倉にはどうやって対峙するのでしょうか。名誉毀損で訴えられることもあるのでしょうか。
拘留期間の延長、逮捕の仕方など、見たくはなかった部分を見てしまったな、という印象です。
下巻は最上vs沖野という構図になるのでしょうか。最上こそ裁かれてほしいのですが……。