雫井脩介のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
コメディタッチのミステリー
父と息子の刑事がおりなす、骨太のミステリーを期待していたのですが、設定が全く違っていました。
チャラくてリアリティ薄い(笑)
ストーリとしては、捜査一課の係長が何者かに殺害されます。そして、その犯行には内部の者がかかわっている可能性が..
息子の刑事は、周りの刑事の誰も信用できない状態の中、情報屋とつるみながら、単独で事件の核心に迫っていきます。
本書の中では情報屋と刑事の関係性が語られていて、それが伏線にもなっています。
自分の父親もかかわっているのか?
犯人は捜査1課の刑事なのか?
事件の真相は?
といった展開です。
父親のキャラがぶっちゃけ嫌い(笑)
笑 -
Posted by ブクログ
(上巻からの続き)非常にテンポがよく、どんどん読ませる惹き付け力はあるのだけれど、おそらく多くの読者が思ったであろう「このトリックいいの?」感がなんとも。トリックがわかったからといって減速するわけではなくやはり読み進めてしまうのだけれど、うーん、これだとどんな犯罪も可能になってしまうよなぁーと。
ただ、これは犯人やトリック探しのストーリーではなく、犯人の心の闇深さや強い動機をこのような形で描いたものだと考えればありかな。
どう考えても警察はもっと早くにこの犯人にたどり着いて然るべきだと思うし、犯人の最後の台詞も謎ではあるけれど、最後まで読んだ上で上巻の最初に戻ると非常に切ない気持ちになりそうな