雫井脩介のレビュー一覧

  • 検察側の罪人(上)

    Posted by ブクログ

    やはり犯人が分かっている上でのストーリー。前半は面白みに欠けるんだけど、後半から加速して面白くなる。検察、警察、警視庁などの棲み分けが理解できるのが読んでいて興味深い。犯人に仕立てたい相手には深い怨恨があるからとはいえ、事件の捏造を考えるだなんて、理解に苦しむなー。それとももっと大きな出来事が隠されているのか?!
    捏造といえば、冤罪になった「袴田事件」を思い出させる。あれは証拠の捏造だったか。とりあえず引き続き下巻を読みます。

    0
    2024年08月26日
  • 虚貌(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    犯した罪が消えることはない。1つの殺人によって周りの人生が大きく変わり、復讐に囚われた人生を送る者がいることは悲しいと思った。
    復讐に囚われながら心の底は心優しい犯人がどうか報われてほしいと思った。

    0
    2024年08月25日
  • 互換性の王子

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    飲料メーカーを舞台にした企業小説。

    ミステリー要素が2割、恋愛要素が3割という感じで、「日曜劇場」のようでした。
    前半のミステリー部である主人公を監禁した犯人についてはちょっと強引なところがあり、後半のミステリー部である情報漏洩犯人はどんでん返しもないということで、ちょっと物足りなかったです。
    また、恋愛部も男女とも会社の御曹司や御令嬢とはおもえない初心さで、火曜ドラマのような甘さでした。
    とはいえメインの企業内競争、ライバル企業対決などはかなり緊迫した感じがあってよかったです。
    ライバル社の社長親子の間抜けさにずっこけてしまいましたが・・・。

    0
    2024年07月10日
  • 検察側の罪人(下)

    Posted by ブクログ

    社会の構造を描写し、読者は物語の続きが気になる。それは良いんやけど、その「社会」が誰もが気付いている当たり前のところに焦点当てるのがもったいないと思った。もっと斬新な角度だともっとおもしろかった。
    善と悪のグレーゾーン。これは近年子供向け作品でも取り上げられている話題だと思う。「鬼滅の刃」や「僕のヒーローアカデミア」でも、悪役はそれぞれの背景があってそうなってしまう。
    ただ、登場人物「松倉」は最後までクズで、モヤっと。

    0
    2024年06月25日
  • 検察側の罪人(上)

    Posted by ブクログ

    一度仮説を立てると、その仮説が正しくあれと望み、事実を捻じ曲げてまでもその仮説にしがみつくの人間の性だと思う。ばかであればあるほど。
    だからこそ、私情を仕事に持ち込まない。その意味がよくわかった

    0
    2024年06月14日
  • ビター・ブラッド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    お勧めされたので読破

    読みやすいが「面白い」までいかなかった
    良くも悪くも丸くまとまっており、謎解き系ではない
    捜査一課の係長が殺害されるという珍しい題材、情報屋がカギを握るの

    0
    2024年06月03日
  • 引き抜き屋(1)鹿子小穂の冒険

    Posted by ブクログ

    自分とは無縁のヘッドハンターの業界、とても興味深く楽しく読んだ。

    学校に関しては実名なので想像しやすく、テンポよく読める。

    同族企業跡継ぎ候補あるあるのおめでたい主人公が、社会の中でさまざまなことに気づいて成長していく姿は微笑ましく頼もしさも感じる。

    0
    2024年05月17日
  • 互換性の王子

    Posted by ブクログ

    始めはミステリ要素もあったが途中から完全な企業のお仕事小説に。キャラも共感できて読みやすいのだが、恋愛要素はそんなに要らないような。それでも結末は安易過ぎず良いオトシドコロかと

    0
    2024年05月05日
  • 犯人に告ぐ 下

    Posted by ブクログ

    上に続く展開。様々な人の思惑が重なり、最後へと向かっていく展開は映画のようで面白かった。犯人を捕まえる展開は意外性はそこまでなく、淡々と読み進められた。

    0
    2024年04月11日
  • 検察側の罪人(下)

    Posted by ブクログ

    前半に比べて後半の方が面白かった。
    尊敬する先輩検事の最上に付き、がむしゃらにやって来た沖野だったが、ある時から最上に対しての不信感が止められなくなる。
    結局、沖野は検事を辞めることになる。
    そこから、最上に対抗する道を選ぶ。
    正義を信じてのことだったが、その先にあったラストは本当に求めていたものだったのか…

    2024.4.9

    0
    2024年04月09日
  • 殺気!

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて、内容も作者のことも知らずまずは読んでみた。ライトノベルだった。二十歳の若者達を中心とした、楽しくも苦味もある青春小説の面を持ちながら、後半は一気にサスペンスになっていく。

    500ページ弱でライトノベルとしては長い方かと思ったけど、続きが気になって結構楽しめた。

    0
    2024年04月06日
  • 検察側の罪人(下)

    Posted by ブクログ

    加害者に更生の機会が与えられるのは、性善説がベースになっているから。さらに、育った環境や社会が悪いと甘やかし執行猶予を付けるのも量刑の相場となっている。
    そうした反省なき犯罪者の多くが、安易に再犯を重ね新たな被害者を生み出す。
    しかし、なぜこれ程加害者に優しい社会を維持する必要性があるのか、真剣に考えて欲しい。この仕組みで得をするのは、加害者と弁護士くらい。彼らは雇主と顧客の関係なので、再犯すればするほど、仕事が増えていく。そして、損をするのが被害者家族。死人に口なしとばかり、裁判でありえない抗弁をされたり、例え勝訴しても故人が生き返るわけでもなく、賠償金すら払われないケースさえある。このように被害者ではなく加害者側にとって有利な社会のまま放置するのにはわけがある。(人権を錦の御旗にする)弁護士にとっての人権という名の金づるは加害者であって被害者ではないから。もちろん彼らは、犯罪者の減刑のために雇われているので、被害者側の悲しみや苦しみを無視し、姑息な法廷戦術を平気で行う。仕事とはいえ、そこでは一般社会にあるべき良心や正義など期待できない。
    ってことで、このまま加害者優先社会でいいのだろうか?少年法や心神喪失による減刑などのあり方を含めて改めて問うべき。もちろん冤罪を防ぐための努力は必要です。
    さて、「正義とは何か」をテーマにした本書。下巻では、証拠捏造と殺人というワイルド7顔負けの私刑を行った検事の「正義」が問われる。結末は想定内だが、最終章が読ませる。とはいえ、沖野の最上弁護申し入れはやりすぎでしょう。
    おまけで星3つ。

    0
    2024年03月23日
  • 検察側の罪人(下)

    Posted by ブクログ

    やはり、予想通りの結末。

    淡々と進んでいった印象。
    最上に忍び寄る捜査網がもう少し見たかったなぁ。

    松倉の最後はちょっとやりすぎか。

    0
    2024年03月21日
  • 検察側の罪人(上)

    Posted by ブクログ

    いやぁ、そうしてしまったかぁ…

    罪人ね、確かにね。
    下巻の結末はなんとなく予想がつくが、ドキドキしながら読もう。

    0
    2024年03月21日
  • 犯人に告ぐ2 (上) 闇の蜃気楼

    Posted by ブクログ

    今回は犯人側の視点も含まれた話。
    振り込め詐欺から誘拐へと犯罪に手を染めていく。
    一緒に読んでると誘拐が犯罪ではなく、ただのゲームの一種のように錯覚させられる。
    淡野の才能はすごいと魅了される。
    後半も楽しみ。

    0
    2024年03月17日
  • 犯人に告ぐ 上

    Posted by ブクログ

    誘拐犯とのやり取りの小説と思っていると、誘拐犯らしき容疑者を取り逃すなどあっさりと失敗し、しかも誘拐された少年は殺されてしまうところからようやく物語が始まる感じですね

    6年後に発生している少年を狙った連続殺人事件により、巻島刑事が捲土重来で復活
    新たに名補佐役など引き連れて今度はメディアを使って犯人確保に挑むところがワクワクします

    心配なのが、上司となる植島のストーカー行動や、前回のチョンボ刑事などがまだいる事など

    前回は一人で挑んで失敗したみたいな感じでしたが、今回は補佐がついているので、上手く犯人を誘き出して逮捕して欲しいと思ったまま下巻へ

    0
    2024年03月11日
  • 犯人に告ぐ2 (下) 闇の蜃気楼

    Posted by ブクログ

    タイトルは前作のような公開型捜査を思わせるが、今回は誘拐事件の捜査で非公開。主人公は巻島刑事なんだろうが、犯人や誘拐被害者の目線からも書かれていて面白い。続編を期待させるエンディング。小石亜由美刑事、お手柄でした。

    0
    2024年03月06日
  • 犯人に告ぐ2 (上) 闇の蜃気楼

    Posted by ブクログ

    振り込め詐欺グループが誘拐ビジネスに乗りだした。その誘拐事件の捜査にあたるのが、前作で活躍した巻島史彦警視。前編は振り込め詐欺の記載が多く、誘拐事件の捜査はまだ序盤の段階。後編に期待。

    0
    2024年03月03日
  • 犯人に告ぐ : 3 紅の影 下

    Posted by ブクログ

    「犯人に告ぐ」第三弾!
    ほぼ、前作の続編です。
    振り返ってみると、前作読んでから約5年!
    これ、前作のストーリを知っていないと面白さ半減で、しっかり前作の内容を忘れていました(笑)
    レビュー読み返してみても、詳細な内容書いていないし(笑)
    前作読み返そうと思っても、手元にないし..
    第二段と間をあけずに読むことを強くお勧めします。

    いよいよ下巻です。
    ネットテレビでリップマンに呼びかける巻島。
    そして、アバターとして登場するリップマン淡野。
    リアルタイムでのやり取りの心理戦が面白い。

    一方で淡々と進む最後のシノギ。このシノギの内容が唸ると同時に人間心理を巧みに突きすぎている。
    とてもしびれます。

    自分はこういう時って犯人側を応援しちゃいます(笑)
    しかし、偶然の出来事から、すこしずつ綻びが..ってそうならないと面白くないだろうし(笑)
    この最後のシノギはどうなる?
    リップマン淡野が勝つのか、巻島が勝つのか?
    といった展開です。

    そしていよいよ巻島の台詞登場!!
    「今夜は震えて眠れ」

    そこから、最後クロージングになるわけですが、全ての謎が解き明かされていません。
    まだまだ続くっていうこと?
    後半のスリリングな展開はとても良かった。

    お勧めです。
    改めて、第二弾と間をあけずに読むことを強くお勧めします。

    0
    2024年03月03日
  • 犯人に告ぐ : 3 紅の影 上

    Posted by ブクログ

    「犯人に告ぐ」第三弾!
    ほぼ、前作の続編です。
    振り返ってみると、前作読んでから約5年!
    これ、前作のストーリを知っていないと面白さ半減で、しっかり前作の内容を忘れていました(笑)
    レビュー読み返してみても、詳細な内容書いていないし(笑)
    前作読み返そうと思っても、手元にないし..
    第二段と間をあけずに読むことを強くお勧めします。

    上巻です
    前作の逮捕劇から姿をくらました天才詐欺師淡野。
    その淡野を巻島が追い続けるという設定です。

    淡野のシノギや淡野の新しい手下となる渉との出会いが描かれています。
    引退を決めた淡野は詐欺の金主であるワイズマンからの要請で最後のシノギを行うことに。
    そのワイズマンが誰かも明かされます。
    警察内部の情報をスパイするポリスマン、リップマンである淡野と「なんとかマン」って名前つけるの好きなんですね(笑)

    巻島は淡野を追い続けますが、さすがにその捜査は現代風です。
    監視カメラの映像と顔認証技術を使ったAIを利用しての捜査。
    そんなんで見つかるの?っと思いながらも、そんな捜査の網に引っ掛かる淡野。
    しかし、ぎりぎりのところで捜査の網から逃れることになります。
    この辺はドキドキで読みごたえありました!

    そして、いよいよ巻島は今回はネットテレビを使ってリップマンとの交渉を始めようとします!

    一方、最後のシノギがこれまた唸る内容です。
    よくまあ、こんな内容思いつくなっと。

    下巻に続きます!

    0
    2024年03月03日