雫井脩介のレビュー一覧
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ネタバレ飲料メーカーを舞台にした企業小説。
ミステリー要素が2割、恋愛要素が3割という感じで、「日曜劇場」のようでした。
前半のミステリー部である主人公を監禁した犯人についてはちょっと強引なところがあり、後半のミステリー部である情報漏洩犯人はどんでん返しもないということで、ちょっと物足りなかったです。
また、恋愛部も男女とも会社の御曹司や御令嬢とはおもえない初心さで、火曜ドラマのような甘さでした。
とはいえメインの企業内競争、ライバル企業対決などはかなり緊迫した感じがあってよかったです。
ライバル社の社長親子の間抜けさにずっこけてしまいましたが・・・。 -
Posted by ブクログ
加害者に更生の機会が与えられるのは、性善説がベースになっているから。さらに、育った環境や社会が悪いと甘やかし執行猶予を付けるのも量刑の相場となっている。
そうした反省なき犯罪者の多くが、安易に再犯を重ね新たな被害者を生み出す。
しかし、なぜこれ程加害者に優しい社会を維持する必要性があるのか、真剣に考えて欲しい。この仕組みで得をするのは、加害者と弁護士くらい。彼らは雇主と顧客の関係なので、再犯すればするほど、仕事が増えていく。そして、損をするのが被害者家族。死人に口なしとばかり、裁判でありえない抗弁をされたり、例え勝訴しても故人が生き返るわけでもなく、賠償金すら払われないケースさえある。このように被害者ではなく加害者側にとって有利な社会のまま放置するのにはわけがある。(人権を錦の御旗にする)弁護士にとっての人権という名の金づるは加害者であって被害者ではないから。もちろん彼らは、犯罪者の減刑のために雇われているので、被害者側の悲しみや苦しみを無視し、姑息な法廷戦術を平気で行う。仕事とはいえ、そこでは一般社会にあるべき良心や正義など期待できない。
ってことで、このまま加害者優先社会でいいのだろうか?少年法や心神喪失による減刑などのあり方を含めて改めて問うべき。もちろん冤罪を防ぐための努力は必要です。
さて、「正義とは何か」をテーマにした本書。下巻では、証拠捏造と殺人というワイルド7顔負けの私刑を行った検事の「正義」が問われる。結末は想定内だが、最終章が読ませる。とはいえ、沖野の最上弁護申し入れはやりすぎでしょう。
おまけで星3つ。 -
Posted by ブクログ
誘拐犯とのやり取りの小説と思っていると、誘拐犯らしき容疑者を取り逃すなどあっさりと失敗し、しかも誘拐された少年は殺されてしまうところからようやく物語が始まる感じですね
6年後に発生している少年を狙った連続殺人事件により、巻島刑事が捲土重来で復活
新たに名補佐役など引き連れて今度はメディアを使って犯人確保に挑むところがワクワクします
心配なのが、上司となる植島のストーカー行動や、前回のチョンボ刑事などがまだいる事など
前回は一人で挑んで失敗したみたいな感じでしたが、今回は補佐がついているので、上手く犯人を誘き出して逮捕して欲しいと思ったまま下巻へ
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「犯人に告ぐ」第三弾!
ほぼ、前作の続編です。
振り返ってみると、前作読んでから約5年!
これ、前作のストーリを知っていないと面白さ半減で、しっかり前作の内容を忘れていました(笑)
レビュー読み返してみても、詳細な内容書いていないし(笑)
前作読み返そうと思っても、手元にないし..
第二段と間をあけずに読むことを強くお勧めします。
いよいよ下巻です。
ネットテレビでリップマンに呼びかける巻島。
そして、アバターとして登場するリップマン淡野。
リアルタイムでのやり取りの心理戦が面白い。
一方で淡々と進む最後のシノギ。このシノギの内容が唸ると同時に人間心理を巧みに突きすぎている。
とてもしびれます。
自分はこういう時って犯人側を応援しちゃいます(笑)
しかし、偶然の出来事から、すこしずつ綻びが..ってそうならないと面白くないだろうし(笑)
この最後のシノギはどうなる?
リップマン淡野が勝つのか、巻島が勝つのか?
といった展開です。
そしていよいよ巻島の台詞登場!!
「今夜は震えて眠れ」
そこから、最後クロージングになるわけですが、全ての謎が解き明かされていません。
まだまだ続くっていうこと?
後半のスリリングな展開はとても良かった。
お勧めです。
改めて、第二弾と間をあけずに読むことを強くお勧めします。 -
Posted by ブクログ
「犯人に告ぐ」第三弾!
ほぼ、前作の続編です。
振り返ってみると、前作読んでから約5年!
これ、前作のストーリを知っていないと面白さ半減で、しっかり前作の内容を忘れていました(笑)
レビュー読み返してみても、詳細な内容書いていないし(笑)
前作読み返そうと思っても、手元にないし..
第二段と間をあけずに読むことを強くお勧めします。
上巻です
前作の逮捕劇から姿をくらました天才詐欺師淡野。
その淡野を巻島が追い続けるという設定です。
淡野のシノギや淡野の新しい手下となる渉との出会いが描かれています。
引退を決めた淡野は詐欺の金主であるワイズマンからの要請で最後のシノギを行うことに。
そのワイズマンが誰かも明かされます。
警察内部の情報をスパイするポリスマン、リップマンである淡野と「なんとかマン」って名前つけるの好きなんですね(笑)
巻島は淡野を追い続けますが、さすがにその捜査は現代風です。
監視カメラの映像と顔認証技術を使ったAIを利用しての捜査。
そんなんで見つかるの?っと思いながらも、そんな捜査の網に引っ掛かる淡野。
しかし、ぎりぎりのところで捜査の網から逃れることになります。
この辺はドキドキで読みごたえありました!
そして、いよいよ巻島は今回はネットテレビを使ってリップマンとの交渉を始めようとします!
一方、最後のシノギがこれまた唸る内容です。
よくまあ、こんな内容思いつくなっと。
下巻に続きます!