雫井脩介のレビュー一覧

  • 犯罪小説家 <新装版>

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    完読しました。
    読みはじめてすぐからストーリーを想像できてしまったし、いつからくりが明かされるのかと焦ったく、悶々と死にたい人達の思いを読み進める感じでしたが、結果中盤からは一気読みでした。
    極める究極のこだわりや熱中や陶酔は狂気の入口となりうるのだろう。
    ラストには色々納得できました。
    結果、面白かったです。

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    2020年10月29日
  • 検察側の罪人(下)

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    ネタバレ

    最後、沖野の咆哮が全てを物語っている。最終的に幸せになったものがいない。しかし読んだ後の嫌な感じはなかった、何とも言えない割り切れなさはあったが・・・ 最上が一線を越えてしまった理由も正義を貫く検事だからこそ、その後の葛藤もしっかり伝わってくる展開であった。 沖野も悩みながら弁護側につきながら冤罪を晴らすがこれまたすっきりした終わりにはならず老婆心ながら沖野の将来が心配になる。 映画も観たが、やはり原作の方が良いかな★★★☆☆

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    2020年09月18日
  • 検察側の罪人(上)

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    ネタバレ

    あらすじは理解していた。過去に因縁のある被疑者・松倉に対して一度は犯罪立証を諦めるが、友人である政治家の自殺が起因し超えてはならない一線を踏み越えた検事・最上毅。今後下巻では若手検事・沖野との対立も明確になっていくのであるが最上が踏み越えた一線が今後の展開にどう影響していくのか、最上はどのように松倉を陥れようとするのか、下巻が楽しみである

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    2020年09月14日
  • 虚貌(下)

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    そうきたか…!真相がわかったと思いきやまた裏切られ、面白かった!ただ盛り上がりに盛り上がったところで急に終わってしまった印象。

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    2020年09月05日
  • 虚貌(上)

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    中盤少し中だるみを感じてきた頃に思わぬ展開で惹きつけられました…‼︎やはり雫井さん作品‼︎続きが気になります。

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    2020年09月04日
  • 検察側の罪人(下)

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    ネタバレ

    もういっそ松倉冤罪でいいじゃんって思ってしまった…
    最後の方は泣きそうだった。
    法に則った正義ももちろん重要だけど、自分の気持ちに沿った正義を大事にした最上をどうしても責められないな…

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    2020年08月31日
  • 殺気!

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    この作者さんは作品毎にがらりと変わる。
    この殺気!は題名のインパクトは強いけど
    ミステリーの中に友情や青春の群像劇な面が大きい。クローズドノート雰囲気かな。
    犯人に告ぐやビターブラッドとは違う雰囲気だけど、共通してギャグキャラが出てくるのが好きです。

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    2020年08月28日
  • 検察側の罪人(上)

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    ネタバレ

    映画のキャストをチェックしてから読み始めたけど、キムタクこんな役やるんだ〜って感じ。
    由季のために自分のためにどうしても松倉に罪を着せたい最上と最上の期待に?応えたくて心をなくしながら松倉を詰める沖野…
    重いわあ…
    最上のした事は許されないことだけど、下巻で最上も沖野も、報われるといいな
    反省する機会と立ち直る機会が、あればいいな

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    2020年08月09日
  • 検察側の罪人(上)

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    ネタバレ

    映画化された作品ということで、脳内ではキャストの方々が動いていました。
    沖野が人権意識を手放してガンガン取り調べをするところが辛いです。(脳内の二宮さんは、鬼気迫る演技をされていました。)最上の掌の上にいるとも知らずに……。
    もし、弓岡が犯人だと示す証拠が見つかったとしたら、松倉にはどうやって対峙するのでしょうか。名誉毀損で訴えられることもあるのでしょうか。
    拘留期間の延長、逮捕の仕方など、見たくはなかった部分を見てしまったな、という印象です。

    下巻は最上vs沖野という構図になるのでしょうか。最上こそ裁かれてほしいのですが……。

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    2020年08月02日
  • 犯人に告ぐ2 (下) 闇の蜃気楼

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    誘拐事件において、家族側の気持ちとしては警察に協力することに、どのくらいの意味を感じるか…
    良心は痛むかもしれないけれど、誘拐された家族が帰ってくればそれでいいという気持ちもわからないではない。
    そんな家族との温度差を巻島も感じる。
    家族とそれを支える周りの人間にも大きな葛藤を与える。
    その裏をかく犯人との攻防は見もの。
    まだまだ終わらない感じのする作品。

    2020.7.19

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    2020年07月25日
  • 犯人に告ぐ2 (上) 闇の蜃気楼

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    シリーズ第2弾。
    巻島が誘拐事件に召集される。
    しかし、それは身代金要求があったのに、結果としてそんなやり取りは見受けられなかったという誘拐事件と同じ犯人の仕業なのか?
    しかし、その裏では身代金のやり取りがあったのでないかという疑惑が…
    犯人は警察には内緒で家族や本人とやり取りをしているのでは?
    警察の威信をかけた誘拐事件は後半へ…

    2020.7.11

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    2020年07月16日
  • 銀色の絆

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    回顧録風。ときどき挟まれる現在のお友だちとの章はない方がいい。なくても、十分読ませてくれる。私はこれから、に少し涙。

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    2020年07月14日
  • 犯人に告ぐ2 (下) 闇の蜃気楼

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    周到な犯行計画と周到な捜査体制と被害者家族の葛藤。
    それぞれの攻防、せめぎ合いは緊迫感に溢れ、
    とても読み応えがありました。
    「犯人に告ぐ(3)」も期待しています。

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    2020年06月11日
  • ビター・ブラッド

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    好きな作家さんなんだけど今回はそうでもないな。
    結末が気になってどんどん読めたけど、私が思ってたものとは違ってがっかり。
    ヤクザの世界が出てくるととたんによくわからなくなる。
    夏輝は好きなキャラだけどそこまで深堀してるわけでもないし、いわゆる刑事ものかと思いきや、お父さんとの絡みでは背景に家族小説を思わせる部分もあり、なんだかよくわからない。
    お父さんの中途半端なギャグ?みたいのも私には不要。

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    2020年05月29日
  • 殺気!

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    12歳の頃に誘拐された経験を持つ女子大生のましろ。
    その記憶は催眠療法によって封印され、ましろはそんな経験を抱えているとは思えないくらい、普通に過ごしてきた。
    しかし、ある日自分に他人の殺気を感じる能力があることに気付いてから、過去の誘拐事件のことになんとなく近付いているように感じる。
    そして、過去が明らかにされていく。
    ちょっと違和感を感じる部分あり。

    2020.4.2

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    2020年04月03日
  • 犯罪小説家 <新装版>

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    想像と違って小説も映画もそんなに関わってこなかった。たいしたきっかけもなくいきなりカルト集団にインスパイアされ、そのまま最後まで突っ走った展開が意外すぎて。

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    2020年04月02日
  • 犯人に告ぐ2 (下) 闇の蜃気楼

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    ネタバレ

    両親の突然の死にも関わらず、なんとか大学生活を送り、内定を得た知樹は、企業の業績悪化から内定辞退(実質の取り消し)により、負のスパイラルに...。振り込め詐欺の実態や警察の内部事情などは、ちょっとありきたりかなぁ。前作と違い、最後の最後まで犯人に告げない展開。次作があるとしたらリップマンとの闘いとなるのでしょうね。あぁ、もう3は出てたのね…。

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    2020年03月29日
  • 仮面同窓会

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    ラストが、えっ!ちょっ!待って!て感じ。うーわー…です。
    そして、途中で終わっちゃった感。終わらない地獄。

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    2020年03月25日
  • 虚貌(下)

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    ネタバレ

    なんだかさみしい終わり方だったなあと思う。
    朱音は死ぬ必要あったのかしら。

    人の顔をなかなか覚えられない人っていうのは大変だろう。警察としては結構致命的よね。

    それにしても雫井さんは、色んなタイプの話を書くなあ。

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    2020年03月05日
  • 犯人に告ぐ2 (上) 闇の蜃気楼

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    ネタバレ

    前半犯人側の視点で、後半警察側の視点になった。
    誘拐された人質が犯人側の人間性や、警察側の動きを見て、今後どう動いていくのか

    どっちの味方もできない話なだけに
    展開が気になるところ

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    2020年02月21日