雫井脩介のレビュー一覧

  • 犯人に告ぐ 下

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    ネタバレ

    2006年(第2回)。7位。
    バッドマン(犯人)からの手紙が届くようになる。6年前の誘拐殺人の容疑者は自殺する。ある日手紙が届かなくなり、高速道路あたり?で発見される。投函する前に風でとばされたらしい。巻島は小心な犯人像を思う。
    他局に情報をリークしているやつがいる、と、わなを仕掛ける。植草、ひっかかる。だせー。
    やっぱり孫が誘拐される。バッドマン住んでる地域が絞られ、掌紋をとりに警官が動員される。犯人が特定されたのは、ある警官のほんの機転のおしゃべりからだった。
    なんか、都合よく解決した感ありの劇場型捜査。映像にするともりあがるのかなぁ。

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    2022年11月29日
  • 犯人に告ぐ 上

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    ネタバレ

    2006年(第2回)。7位。
    6年前の誘拐事件。警察が絡んでいることに気づかれ、誘拐された男の子は殺されてしまった。その時にマスコミ対応したのが巻島。体の弱い長女が結婚&出産する時期と重なる。足柄へ左遷される。孫は生まれる。
    川崎あたりで子供が連続して殺される事件が発生。犯人の目星が立たず、TV番組を使って捜査しようと思う本部長。出演者に巻島が抜擢される。特別捜査官。
    今回は被害者遺族への配慮を忘れない。ちゃんと話して理解してもらおうとする。大事よねぇ。
    一方課長の植草(本部長の甥)は、大学時代ほぼストーカーしてキスまでした女子アナを手に入れようと、TV番組企画使い、近づく。きもー。

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    2022年11月29日
  • ビター・ブラッド

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    母親が突然の失踪。
    その後は母方の祖父母に妹と育てられた。
    父親とは母が既に離婚していたために、一緒には暮らしておらず、夏輝はそんな父を毛嫌いしていた。
    ただ、夏輝は刑事になり、父も刑事であることから、ある捜査で顔を合わせることになる。
    その事件では父の所属する五係き疑惑の目が…
    そんなシリアスな話の中に、父のユーモアのあるこだわりなんかが入って少し和やかになる場面も。
    あんまりない警察もの?!

    2022.11.1

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    2022年11月05日
  • 引き抜き屋(1)鹿子小穂の冒険

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    ヘッドハンター。仕事の話、会社の話。
    マッチングさせる力、縁の不思議さを感じる。現在の自分自身の仕事や、今後退職して新しく職探しすることになったとき、色々オーバーラップした。

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    2022年09月04日
  • 検察側の罪人(上)

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    「検察側の罪人」・・・そうか、そういうことか。
    まさかこんな展開になるとは思ってなくてびっくりした。映画観たい。

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    2022年08月31日
  • 仮面同窓会

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    共犯者的な気持ちで読み進めて、友達の態度に腹たったり、すごく不安になったり、ハラハラさせられた〜!
    そして、まんまとえぇ!?そこそうだったん?ってなったよね。
    騙されたけど〜わかるわけないってかずるいわ〜

    0
    2022年08月29日
  • 仮面同窓会

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    ミステリーなのに、読み進めるにつれてどんどん読みたくなくなる。真相に救いがなさすぎて、どれもこれもエグい…。

    叙述トリックというか、完全に読み違えさせられてしまった。そこら辺の描き方は素晴らしかった。
    ただもう少し最後、どうにかならんかったな…って悔しさすら感じる。

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    2022年08月25日
  • 虚貌(上)

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    クライマックスは下巻なので、上巻の評価は低め。
    この手の犯罪小説の基本なのかもしれないが、上巻の主人公、荒が犯罪に至るまで、そして出所してからの境遇が重た過ぎる(救いがない)
    高村薫の「冷血」を想起させる。
    下巻に向かうにつれ、流れが予想出来なくなっていく。上下巻通しての評価は高い。

    0
    2022年07月27日
  • クローズド・ノート

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    ネタバレ

    最近はあまり恋愛ものの小説を読んでいなかったので香恵と石飛の微妙な関係性に食傷気味になりながら読み進めていったが最後に意外な繋がりが分かり「なるほど~」と一気に印象が変わった。

    0
    2022年12月21日
  • 犯人に告ぐ2 (下) 闇の蜃気楼

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    前作とは違い犯人側からの目線で語られることが多い。途中までは凄く面白かったが、最後の方は警察に都合が良いことが起きて形勢逆転してしまいガッカリした。その後の展開も予想でき、一気につまらなくなった。

    0
    2022年06月02日
  • 虚貌(下)

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    ネタバレ

    末期癌と宣告された刑事や、芸能生活に疲れたその刑事の娘などがでてくるので、若干鬱々とした雰囲気が作品全体に漂うものの、面白くはあった。作品のトリック自体がミステリー的に面白くないという意見があるらしいが、顔と心の関係について興味深いものがあったし、そちらのほうが寧ろメインの話のように感じたので、私は全然気にならなかった。

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    2022年05月12日
  • 仮面同窓会

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    楽しいはずの高校の同窓会に参加したせいで、とんでもない事態に巻き込まれてしまう。
    生活指導の教師への復讐に始まり、事態は当時起こっていた事件が明らかになり、その復讐へと動き始める。
    怖いのは復讐とはいえ、その行為への残虐性や冷静な態度…
    しかも、それが最終的に誰の仕業なのかわからないことで、仲間内には互いを疑うぎこちない雰囲気へと悪化。

    2022.2.26

    0
    2022年02月26日
  • 仮面同窓会

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    ハッキリいって読後感が最悪です。人間の仮面を剥がした先の、内なる凶気の連鎖が悲劇を生み誰も報われない内容にヤられました。 ストーリーには違和感ちらほら作者のミスリードに引っかかる事間違いなし!そのミスリードの後の衝撃の事実が次々と明かされる怒涛の展開に目が話せなくなります。 読んだ後同窓会に集まる機会があった時に疑心暗鬼になりそうなトラウマ残る作品でした。 『よいしょー!』の掛け声が頭から離れません。

    0
    2022年02月12日
  • 仮面同窓会

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    火の粉でドキドキして、虚貌ではまった
    雫井脩介さん。
    インスタで見かけて購入した本。

    救いようのないいやミス。
    救われない結末。
    最近温かい話やハッピーエンドが多かっただけに
    この感覚久しぶりでした。

    人って色々な顔をもっている。
    その顔を出さないで
    上手く周りとやっていく人々を
    描くのが上手なのですよ。雫井さん。

    心の奥底にある
    傷とか
    恨みとか
    怒りとか。

    理性で抑えているものが
    沸々と湧き出る瞬間を。

    高校の同級生4人がお互い疑いあって
    疑心暗鬼になっていく話。
    この部分が一番面白かったー!

    その設定パターンか
    と思わせておいて
    そっち!?
    みたいなことがちらほら。

    もう少

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    2022年01月30日
  • つばさものがたり

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    レイモンド5世のエンジェルテスト挑戦
    シェフパティシエール君川小麦のファボリ・ダンジュにたどり着く道
    叶夢の成長

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    2022年01月22日
  • クローズド・ノート

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    序盤の伊吹先生の日記が、ちょっと諄く感じましたが、スラスラ読める作品でした。

    香恵ちゃんのキャラがよく、クスッと笑うシーンが幾つもあり、ほっこりした気持ちになりました。

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    2022年01月05日
  • 殺気!

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    雫井さんの名前は聞いたことがあったので手にする
    本格サスペンスかと思っていたが今回は半分青春少女小説で私には合わなかった

    最後に事実を明らかにすることで不幸になる側が描かれていないのが気になった、明らかにしない方が良い事実を強引にこじ開けることの悪い面が読みたい気分だった
    小説位ハッピーエンドがいい、という人は楽しめるかと

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    2021年12月28日
  • 仮面同窓会

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    仮面同窓会/雫井脩介

    読みました。

    高校生の頃、生徒指導の教師から厳しく
    指導されていた洋輔。
    抑圧されて屈折した記憶は卒業後、
    何年経っても薄れる事なく身体に澱のように
    沈澱し続けていた。
    同窓会で何年かぶりに再開した友人達からの
    子供じみた良からぬ誘いに加わることになり、
    洋輔の日常は一変し様変わりすることになる。

    自分が見ていた筈の友人の顔や彼らとの関係は
    一体何だったのか?
    見えていた事実を疑い、疑心暗鬼は最高潮に。

    まさかの大どんでん返しで、正に仮面同窓会。
    まんまとシッカリ騙されました。

    でも、何か煮え切らない思いが残った読後感でした。

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    2021年12月08日
  • 引き抜き屋 1 鹿子小穂の冒険

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    こんな世界もあるのかと面白かった
    鹿子ちゃんが元の会社に戻るのかヘッドハンターとして成長していくのかどうなるのか楽しみ
    途中から並木さんの出番が少なくなってしまって残念だった

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    2021年12月04日
  • クローズド・ノート

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    筆者が御姉様へ追悼の意を込めて書いた作品なのでしょうか…じんわりと心が温かくなるような優しいお話でした。

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    2021年10月28日