あらすじ
婚活に励む二十九歳のOL・奈留美は、合コンで会った漫画家・覚本にデートをドタキャンされ続けているが諦めきれない。一方、長年の不倫相手と別れた売れっ子漫画家・優は、担当編集者に思わぬダメ出しをされ自信を失くしていた。恋や仕事で新たな一歩を踏み出した彼らに、最後のチャンスは訪れるのか? 偶然を運命に変えた人々を描く感動作。
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Posted by ブクログ
下巻に入って、それぞれのキャラの人となりが見えてきて、面白さが加速したように感じた。
少女漫画のドキドキ感もいいけど、等身大の大人のそうそううまくはいかないけど、時々めちゃくちゃうまくいく流れに入るときがある恋愛が沁みる。そして意外なピュアさに泣ける。
Posted by ブクログ
ちょっと古い言葉で言うと「ラブコメ」ですね。
心が温まります。
主人公の覚本の人柄がとても良いです。
様々な人間関係が繋がっていくのも爽快でした。
しかし、本作はよく飲み物を吹き出すシーンが登場しますね・・・・。
Posted by ブクログ
上巻は正直イマイチだったのだけど、下巻はとてもよかった。覚本は最初良いイメージがなかったのだけど仕事に対し真摯な姿勢と真面目な人柄が伝わってきてとてもよかった。「ヌエさん」があの人だということがわかり、にんまり。大団円に終わりとてもよかった。私も頑張ろうと元気をもらえた本だった。
Posted by ブクログ
不器用な男女が恋愛に奮闘。
みんな30才を過ぎて、仕事と恋愛のバランスがなかなか取れないことも。
しかし、みんな何かしらの寂しさを抱えている。
そして、新たな一歩を踏み出し始める。
それが、この小説の「途中の一歩」。
大人になると、この一歩は勇気がいる。
でも、それを成し遂げた時の感動はまた大きい。
2018.12.29
Posted by ブクログ
漫画業界を舞台に、婚活に勤しむ男女の恋愛模様を描く長編小説の後編。
男女の出会いは運命的偶然が多分にある。それが結果的に結婚というものに結びつくわけだが、それも目には見えない縁があったからこそと思う。本作品の登場人物たちも、収まるところに収まった感はあるが、すべては不思議な縁である。
Posted by ブクログ
最後にみんな上手くまとまりすぎ、と思わなくもなかったですが、踏み出す途中の一歩でほんの少しでも未来を変えられるかもしれないんだなぁと思えました。
Posted by ブクログ
なんだかな。。
漫画と合コンに興味がないので、全くをもって共感もできず、ハマりもせず。最後はみんな上手いことまとまってちゃんちゃん、みたいな。上下巻にする理由ってあったのかな。。
ヌエの由来だけ知りたくて読んでたけど、意外と簡単だった笑。