京極夏彦のレビュー一覧

  • 今昔百鬼拾遺 鬼 【電子百鬼夜行】

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    今昔百鬼拾遺の第1弾。
    初京極夏彦です。
    面白かった~。とても難しい漢字がたくさんありました。
    これはこの小説のためにそうされているのか、他の作品でもそうなのかはわかりませんが。
    最初はいったいどうなっていくのか、どこへ連れていかれるのか、まったくわかりませんでした。
    でもどんどん謎が解けていくのがとても面白かったです。

    来月第2弾の河童が出ます。それももちろん読みます!

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    2021年11月04日
  • 虚実妖怪百物語 序/破/急

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    厚みが5センチほどもある、文庫とはおもえない重さであった。足の指に落としたら、ぜったいに痛いだろうとおもう。単行本でシリーズ3冊を既読。おお笑いしながら読んだ。それが幸せな体験となってわたしのなかにあったためか、場所を取るんだよなあとおもいつつも欲しくなって購入した。読み終えてみれば水木しげる大先生への愛に満ちた作品で、水木先生の妖怪マインドに少しだけ触れられた気がした。そして京極作品で感じる懐の深さの正体にもちょっと近付けたかもしれない。あるがまま生きるひとへの肯定。だから読む。どんなに長くても(笑)。

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    2019年04月22日
  • 鉄鼠の檻(1)

    購入済み

    読みやすい

    キャラの容貌もわかりやすくて魅力的だし、テンポも悪くない。
    原作ファンにも未読の人にも楽しめる内容だと思う。

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    2019年03月08日
  • 虚実妖怪百物語 急

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    いやー、単純な感想ではあるけれどおもしろかった!!
    京極作品では、あまりない事なんどけど電車の中で不覚にも吹き出してしまうという・・・。
    でも、妖怪に隠された社会人風刺には考えなければいけないことがたくさんあります。

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    2019年01月26日
  • 後巷説百物語

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    あれから◯年後・・・


    時代を感じられるのが面白いです。文明開化の後の、武士の時代から明治へ、妖怪が当たり前にいそうな江戸時代の終焉。

    懐かしい人、懐かしい名前。
    若者たちがわいのわいのと騒ぐのを丸く収めるあの人の懐かしい感じがいい。

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    2019年01月19日
  • 虚実妖怪百物語 序

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    後半になって、物語が一気にに加速する。ちょっとそんな物語の世界に身を置いてみたいと思ってしまう。
    また、実名で出てくる人物像・社名が多いのでとてもリアリティーがあり、ああ、まさに「虚実」と思わされます。

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    2019年01月09日
  • 魍魎の匣(3)【電子百鬼夜行】

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    これまでの伏線を怒涛のように回収していく最終巻。
    理論武装でグイグイ追い込み突き詰めていく京極堂の「憑き物落し」は圧巻。ダークで妖しげ、奇抜でありながらもスタイリッシュな雰囲気。ぶっ飛んでる個性が際立つ登場人物、長大なのに飽きさせない構成力と力強さ。京極夏彦にしか描けない世界観なのだろう。
    疲れるし難しい、しかしそれ以上に面白い、読む手が止まらない。
    ミステリーとしてはもちろんだがエンタメ小説としても超一級品。

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    2018年12月30日
  • 鉄鼠の檻(4)

    購入済み

    絵が良い

    原作は既読なので結末は知ってます。原作では解りづらい仏教や悟りのお話とかも漫画だと解りやすい。
    志水アキさんの絵は綺麗。京極堂シリーズ全部読んでます。
    未読の方にはもちろんですが、原作好きな方、原作読んで?と思った方、忘れてしまった方も楽しめる漫画だと思います。

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    2018年11月08日
  • 数えずの井戸

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     まさに「耽読」というのが最適な一冊( ´ ▽ ` )ノ
     強迫神経症とか鬱病とか発達障害とか、心に問題を抱えたキャラクターたちの心理描写がじつにみごと( ´ ▽ ` )ノ
     読んでるうち、自分も彼らと一緒に闇の奥へと飲み込まれていきそうになる( ´ ▽ ` )ノ
     映画版の「シャイニング」みたいだね( ´ ▽ ` )ノ

     このシリーズ、どれもそうだけど、よくもまあ元の怪談をここまで窯変できるもんだと呆然( ´ ▽ ` )ノ
     よくいわれるとおり、サマーこそ現代の戯作者だね( ´ ▽ ` )ノ

     つぎはどんな怪談を語り直すんだろう?( ´ ▽ ` )ノ
     牡丹燈籠? 猫又? 雪女? 玉藻前

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    2018年08月08日
  • 文庫版 虚言少年

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    虚言少年。京極夏彦先生の著書。馬鹿馬鹿してくだらないけれど本当に楽しい作品。京極夏彦先生へのイメージが良い意味で変わる作品でした。虚言少年、京極夏彦先生のファンだけでなく、京極夏彦先生の作品をこれまで読んだことがない人にもおすすめです。

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    2018年07月29日
  • 鬼談

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    とんでもないものを読んだ。
    上手いとか優秀とかそんな次元じゃない作家さんだと改めて思った。

    なんだろうそれぞれの短編の最後部の言葉は。
    表現するならゾクッてする感じ。
    気持ちよさもあるし興奮するしこんな感覚はまずそう感じることはない。

    凄い。
    どの話も堪らなく気にいってしまった。

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    2018年06月28日
  • 嗤う伊右衛門

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    有名なお岩さんのお話。
    京極さんのアレンジでは、お岩さんも伊右衛門さんも、とても良い人たちでした。

    そして、お岩さんも伊右衛門さんも良い人だったからこそ生きにくい人生を送り、周囲は人間の愚かさや汚さをしっかり行動に起こす輩ばかりで、大変だったね…って感じでした。

    この2人が、素直に自分の弱さを好きな人には打ち明けられるタイプだったら良かったのにな。
    片方だけでも好きな人には素直に甘えられるタイプだったら、こんな悲劇にはならなかっただろうと思いました。

    人間って難しいね。
    弱い人ほど「弱いんだから仕方ないじゃんっ!」って開き直るしさ。

    ぴったりとこの分量で、誰もが知っているこの物語を京極

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    2018年06月28日
  • 文庫版 豆腐小僧双六道中ふりだし

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    妖怪とは何か。がわかる本。

    この本の魅力は、達磨先生による京極節妖怪解説もさることながら、豆腐小僧をはじめ、妖怪たちがコミカルで、愛らしいところである。

    また、現代から見た語りがテンポよく洒落ていて、筆者の言の葉を操る力を改めて感じる。阿呆加減を表現する言葉が、こんなにたくさんあるとは思わなかった(笑)。
    そして、当然のように、この厚さにも関わらず、頁をまたぐ文章は存在しない。

    理屈のある妖怪たちに出会うたびに、豆腐も持っているだけで何の意味もない豆腐小僧の概念について、様々な妄想を膨らませる。
    最後の見せ場では、豆腐小僧を応援する自分がいた。

    狸、狐の妖怪について、格式の

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    2018年05月29日
  • 嗤う伊右衛門

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    おばけ、妖怪は怖いだけではいけない。。

    語り、歌舞伎等でおもしろくするためには、岩を哀しく、恨みを深くしなければならず、伊右衛門を悪く、より悲惨にしなければならなかった。。でもこの作品は違う。

    気丈な岩と、優しい伊右衛門。。
    しかし、すれ違いによる悲劇。。仇討。
    恋愛小説である。

    実在したという伊右衛門、岩も、こんな人たちだったらいいなぁと想う。

    顔が爛れていることが、二人の間で大きな障害になっていないところが、すごく好きだ。


    恨めしや

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    2018年05月29日
  • 後巷説百物語

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    『続』の方が話としては面白いのですが、こちらにはまさかの仕掛けが施されています。

    京極夏彦の作品全ての、契機になっている作品で、これを読まないと髄まで愉しむ事が出来ないのです。
    本編自体も、必殺仕事人的面白さは健在で単体で読んでも十二分に楽しめますが。

    このシリーズ程、続編が読みたいものはない。

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    2018年01月24日
  • 西巷説百物語

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    御行の又市でなく、靄船の林蔵が仕掛ける七つの話からなる、巷説百物語。

    今のところシリーズ最後のこの一冊だけは、特に理由もないまま、随分長く手に取りませんでした。
    ただ、手にとってみれば、一編一編あっという間に読んでしまうくらい、それぞれのお話とも1行目からすーっと物語の中に引きずり込まれていく。
    分厚さも何のそのグイグイと読ませられてしまう京極節、久々に堪能しました。

    お馴染みのシリーズかとは思いますが、簡単に紹介しますと、市井の人の届かぬ思い、果たせぬ願い、叶わぬ望みを、様々な「仕掛け」をもって叶えることを生業とする悪党どもの物語です。
    京極さんは、ご自身なりの「必殺」シリーズをイメージ

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    2017年10月15日
  • 覘き小平次

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     巷説シリーズを読み返している流れで覘き小平次を読みました。この作品については、今回が初読みでした。
     巷説シリーズの長編2作目、になるのでしょうか。又市は影くらいしか出ませんが、治平さんはがっつり登場しました。
     やっぱり治平さんはいい人だなぁと思いました。
     本編ですが、登場人物の気持ちがどうしてもわからない、そんな感想でした。小平次とお塚、この2人はどんな関係なのだろう・・・でも依存関係であることは伝わってきました。

     <以下引用>
     コトは語って初めてモノになる。語らなくちゃ何もねェんだ。嘘でも法螺でも吹きゃ吹いただけモノになるんだ。

     この言葉好きだなと思いました。色んなことを思

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    2017年09月18日
  • 続巷説百物語

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     やっぱり楽しいですね。巷説シリーズの続編です。
     又市さんがかっこいいですね。
     百鬼夜行シリーズの榎さんも人気がありますが、きっと又さんも相当人気があるんだろうなと思います。
     今回のお話は短編ですが、それぞれのお話が繋がっていました。
     それにしてもひどい。ひどすぎる。で、ちょっと考えてみました。
     の大好きなことをやめろ、してはいけない、でも大好きで仕方ない。そんな場合、自分はその欲望を抑えることができるだろうか。自分ならそれは本を読むこと。きっと我慢できなくて、ばれなければ、なんとかしてその欲求を叶えようとする。
     人殺しはちょっと違うとは思うけど、そう考えると少し怖いです。

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    2017年09月18日
  • 百鬼夜行 陰(全)【電子百鬼夜行】

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     やっぱり面白いなぁと思いました。
     気温差のせいか風邪をひいてしまったので、土日はずっと眠っていよう、ベットでおとなしく小説読もうと思ってまた手に取った本でした。
     百鬼夜行シリーズを順番に再読していたので、状況がよくわかりました。百鬼夜行シリーズで関わった人物(主に犯人)から見た目線、想いが描かれています。明るい話ではないですが、世界観がやっぱりとても好きです。
     逆にこのシリーズを読んだことがない人がこの本を読んだときどんな感想を持つのかなと気になりました。
     早く陽を読みたいですが、雨→陰摩羅鬼→風→邪魅まで読み返してから読むぞ!

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    2017年09月18日
  • 嗤う伊右衛門

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    病により美しい顔をを失った岩と、その婿養子として迎えられた伊右衛門。
    悪しき意思により2人の中は裂かれ、伊右衛門は心に深い傷を負う。
    岩と伊右衛門の異なる性質の強さに、感動してしまった。

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    2017年06月20日