河合隼雄のレビュー一覧

  • 絵本の力

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    河合隼雄氏、松居直氏、柳田邦男氏の講演と対談の記録です。
    3氏より色々な絵本の紹介があり、また、絵本体験の重要性などが語られています。

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    2011年06月01日
  • 泣き虫ハァちゃん

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    大好きな河合さんの最後の本。自分の幼少時代をもとにして書かれた物語です。
    今まで、私の知らない世界の知りたい事を教えてくれた本の中の先生。どんな著書でも読みやすく書かれていると思いますが、この本は本当にどんな人にも勧めることのできる読みやすくて優しい気持ちになれる本だと思います。
    あー私も子供の時こー思った、とか、こんなときこんなふうに諭してくれるひとがいたらな、とか思いながら何度も繰り返し読みました。
    もっともっと続きが読みたかったと思い、それと同時に最後にこんな本を残してくれてよかった、とも思いました。

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    2011年05月28日
  • 猫だましい

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    猫をたましいの具現として、猫の出てくるストーリーを通して「たましい」の扱いについて語る。
    やっぱり心理と文学はすごく近いところにある。

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    2011年05月27日
  • コンプレックス

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    孤立と自立は違いについて、引用したいんだけど付箋をはるのを忘れちゃった。
    自立しているひとは周りと関係が作れるけども、孤立しているひとは作れないから、そこは区別して考えるべきということだったように思うけども。
    コンプレックスというのは一般に思われているような「劣等感」というよりは、実際はもうひとりの自分、的な存在なんだろうなと漠然と思った。

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    2011年05月01日
  • ウソツキクラブ短信

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    過去に読んだ本。

    カテゴリーに迷った末に「人文系」にしました~。

    児童文学ネタとか結構あったので嬉しかった。

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    2011年11月26日
  • 河合隼雄のスクールカウンセリング講演録

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    スクールカウンセリングに関することだけでなく、これから日本がどうなっていくか等についてまで書かれた本。
    スクールカウンセリングを目指す人だけでなく、すべての人に読んでほしい一冊。

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    2011年04月10日
  • 明恵 夢を生きる

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    勧められて読んだ本。鎌倉時代の日本に、夢を分析して生き方の参考にしていた人がいたとは驚きである。また、明恵上人自身の生き様も知ることができた。仏教とはなんなのかについても深く考えさせられた。

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    2011年02月20日
  • 縦糸横糸

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    産経新聞に掲載されたコラムをまとめたものなので、興味のあるコラムから読むことも出来、読み終わったあとも手にとって再び目次からたどることも出来るのが非常に魅力的。新聞のコラムだったこともあり、短くて非常に読みやすい。
    神戸連続児童殺傷事件やオウム真理教関連事件などについて河合隼雄氏がどの様に考えていたのかに興味があり購入した一冊。晩年、彼がどのようなことを考え、どのようなことに従事していたのかがよく分かり、ますます興味の幅が広がった。

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    2010年12月26日
  • 魂にメスはいらない ユング心理学講義

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     日本の心理学者の中でも著名なユング派河合隼雄氏と詩人の谷川俊太郎氏の対談集。
     この二人を対談させようと考えた人に金一封。肩を抱いて赤提灯の下で熱く語り合える気がする。
     なんて素敵なチョイス!
     濃いよ、ホント濃い。
     物事は突き詰め過ぎると、いつしか物凄く簡略化されていく・・・っていうのの見本みたいだ。
     特にこの世界の第一人者、的な二人が揃って話しているわけで。
     お互い常人には測り知れないところがアベレージなわけで。
     もうそこに行きつくのは無理だよなあって達観して読むと割とあっさり頭に入ってくるから不思議。
     学者と詩人という、言葉や心理面においてカテゴライズする側とされる側って組

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    2011年12月03日
  • 心理療法個人授業

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    心理療法…というか、臨床心理学というものに対して抱いていた疑問について、いくつかの解答が得られた。
    心理療法、精神分析、カウンセリング…似て非なるものの違いと共通点や、「心理学は科学なのか?」についての回答、どれも興味深かった。

    南伸坊の質問は実によいところをついている。僕が以前から疑問に思っていたところを聞いてくれている。

    臨床系の友人と会うときに、さーっと読み返したい本だな。

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    2010年09月25日
  • 母性社会日本の病理

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    母性原理と父性原理の違い。
    能力主義と平等主義。
    日本人の自我構造。
    夜の意識とイメージ、、等々興味深かった。

    個人的には、相手の母性原理から来ることで、
    あたしを責めているようなことがあっても、
    気にしなくていいってことがわかった。

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    2010年09月01日
  • 人の心はどこまでわかるか

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    学校の職員文庫の片隅にあったのを拝読。

    河合さんの経験に基づく考えや思いが詰まった本で、
    しかも、語り口が柔らかいので、とてもわかりやすく読み進めることができた。

    この本を読んで、内容を理解し、そのことを実践できるのであれば、
    学校教育の質ももっとアップするだろうなぁと思いつつ…
    この本に限らず、河合さんに触れたことのある先生は、
    子どもに対する見方が柔らかいなぁと感じることが多いので、
    学校の先生であれば、河合さんにぜひ触れてほしいなと思う。

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    2010年07月13日
  • 父親の力 母親の力 「イエ」を出て「家」に帰る

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    子供をこの現代社会で育てようとすると、本当に
    いろんな問題に日々直面します。(ちなみにうちは
    共働き家庭です。どちらもハードなお仕事です。
    しかも、結婚してから旦那の家に同居しています。
    7人家族いれば、いろいろあるわけで・・・。)

    私達の小さい頃とは違って、スーパーに買い物をお願いして
    お遣いさせるとか、寄り道をたくさんしながら、
    暗くなるまで四つ葉のクローバー探すとか、
    ザリガニを毎日とって残酷な遊びをしたりとか、
    学校で誰かが泣くまで雪合戦とか誰かができるまで
    鉄棒遊びとか・・・私はそうやって育ってきました。
    しかも、夫婦げんかとか平気でしたり、おばあちゃんのことは
    大事にするものだと

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    2010年06月11日
  • 大人の友情

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    友情について深く書かれている作品。染みるような言葉が印象的だった。
    人間関係のかけがえのなさを感じた。

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    2010年04月13日
  • 働きざかりの心理学

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    メソです。
    私は、考えさせられた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
    今までとは違う、「何やら不可解な気持ち?」がわき出した中年ご夫婦におすすめの一冊です。

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    2010年03月06日
  • 家族関係を考える

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    女性の社会進出にともなって、「社会の中での女性の地位を男性と機会平等に」「家事・育児もすべて平等に」などの意見をきくことがあるように思う。

    その一方で、性別の違いに伴い、本来果たすべきと期待される役割も異なる面もある。それが一番顕著になるものが「家族関係」「育児」のようなものだろう。

    本書では、人が「家族」として背負っている役割を、どの時代にも通用するマクロな視点から捉えつつ、現代社会で表出している家族間の問題にも言及することでわかりやすく説明している。

    いわゆるハウツー本的なものとは違う、時代性・特殊性などを捨象したシンプルな描写が特徴。


    以下、メモ。

    ・子どもは一般に親の言うこ

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    2010年01月25日
  • 魂にメスはいらない ユング心理学講義

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    河合隼雄さんが箱庭療法やユング派について谷川さんとの対談形式で語る本。専門的過ぎずわかりやすいです。谷川さんの質問が鋭く、また深い心理学の知識をお持ちであることに驚きました!

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    2009年12月08日
  • カウンセリングを語る(上)

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    手元においておきたい本
    カウンセラーとして仕事をしている人に、是非読んでもらいたい。

    20091102

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    2009年11月02日
  • 昔話の深層 ユング心理学とグリム童話

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    河合隼雄先生が、ユング心理学の観点から、グリム童話の中に隠されている「人の心の奥底につながる意味」をわかりやすく説明されています。巻末には、本書で取り上げられている童話の物語が掲載されているので、知らない童話についてもきちんと理解することができます。

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    2009年10月04日
  • 魂にメスはいらない ユング心理学講義

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    谷川俊太郎さんが聞き手になって投げかける質問に河合隼雄さんが答える形で展開する心理学講義。
    驚くのは谷川さんの心理学的知識、あるいは考察の深さでした。
    ユング心理学の入門書としてお勧めかもしれません。

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    2009年10月07日