河合隼雄のレビュー一覧

  • 人の心はどこまでわかるか

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    不肖ながら臨床心理士を目指しています。
    この本を呼んだら、本当に自分なんかが目指していいものか、もし仮に試験に受かったとしてもこんな責任のある仕事をやり遂げられるのか、自問自答してみました。答えは出なかったのですが、「これから勉強していく中でその適正を見つけよう」となんとも先送り的な結論に。

    河合隼雄さんやその他の心理療法家と呼ばれる先生方の本を呼んだりお話を聞いたりしてみたい、と思える一冊でした。

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    2012年01月11日
  • 河合隼雄のカウンセリング教室

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    今週おすすめする一冊は、心理学者で元文化庁長官の河合隼雄氏に
    よる『河合隼雄のカウンセリング教室』です。タイトルからもわか
    るように、本書はカウンセリングを学ぶ人のための連続講座を文章
    に起こしたもので、もともとは専門家向けのものです。しかし、基
    本的な内容ばかりですし、一般向けと考えて問題ありません。

    特に、人との関係のあり方を考え直してみたいと思っている方、人
    の話を聞くことに苦手意識を持っている方、人を受け入れることに
    困難を感じる方、には得るところの多い内容になっています。

    対象が仕事であれ、家族であれ、私達が向き合うのは人間です。人
    間を離れた抽象的な仕事や家族は存在しません。そ

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    2011年12月29日
  • 心理療法個人授業

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    いやはや、心理とは難しい難しいとは思ってはいたが、改めて分からないことだらけだと痛感。ただ、その「分からない」と言う河合隼雄の言葉には深みが感じられた。
    「発見的に分かる道をともにするためには、”分からない”と自覚する謙虚さが必要だが、これはまったく自身がないのとは異なる。自信がないのはハナからまったく分からない人である。”分かる”に分からないをつなぐ人は分かる自信と分からない謙虚さを持ち合わせている」

    つなぐ。大事なことだと思います。下線引いたり太字にできるならそう表示したいです。

    全てはわからない。分かる部分に分からないをつなげて分かろうとすることが臨床心理士の仕事だと河合隼雄は言う。

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    2011年12月28日
  • 家族関係を考える

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    「自己」や「私」には思いの外他人が含まれていて、そのパラドックスに気づかない限り自己実現なんてものは全く馬鹿げたものになる。
    安易に自立を求める人は自分の周囲に犠牲を強要することになる。

    だと。なかなか示唆を与えられる内容だった。家族を自分の中に綺麗に取り込めている人はどれほどいるんだろうね。

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    2011年11月20日
  • 河合隼雄のカウンセリング教室

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    キャリアカウンセリンを学ぶなかで、何か知識が点在してしまい、線や面になっていない悩みを感じていた。この本を読み進めると、つながっていき、知識が体系化されてくる実感がある。

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    2011年11月03日
  • 子どもの宇宙

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    家族、秘密、動物、時空、老人、死、異性。それぞれのテーマを子どもとの関係から、児童文学や実際の事例を通して紐解きてきます。

    改めて、自身の子供時代を思い返して、「はっ」とすることもありましたし、「秘密」の大切さや、子どもの純粋で広大な心に宿る、無垢な子どもだからこそ素直に感じ表現する、または言語化できないために表現しきれない、そんな「子どもの宇宙」の魅力を深く噛み締めることができました。

    これからも「子供心」や「子どもの視点」ひいては、「子どもの宇宙」を持ち続ける、そんな大人であろうと改めて感じることができました。

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    2011年10月26日
  • 大人の友情

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    本の中での出会いも人生の宝です。

    夏目漱石、白洲正子、小林秀雄、中原中也などとの出会いがあある。人間として成長したいなと思う今日この頃。

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    2011年08月14日
  • 河合隼雄のカウンセリング入門 実技指導をとおして

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    カウンセラーがクライエントの話しを聴くとはどういうことなのか。この本を読むまで自分の認識が甘かったことを痛感した。「傾聴」の真髄に触れられた気がする。特に著者の「一番最後に諦めるのがカウンセラー」の言葉には、深く考えさせられた。カウンセラーを目指す人必読の一冊ではないか。

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    2011年06月20日
  • 絵本の力

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    河合隼雄氏、松居直氏、柳田邦男氏の講演と対談の記録です。
    3氏より色々な絵本の紹介があり、また、絵本体験の重要性などが語られています。

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    2011年06月01日
  • 泣き虫ハァちゃん

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    大好きな河合さんの最後の本。自分の幼少時代をもとにして書かれた物語です。
    今まで、私の知らない世界の知りたい事を教えてくれた本の中の先生。どんな著書でも読みやすく書かれていると思いますが、この本は本当にどんな人にも勧めることのできる読みやすくて優しい気持ちになれる本だと思います。
    あー私も子供の時こー思った、とか、こんなときこんなふうに諭してくれるひとがいたらな、とか思いながら何度も繰り返し読みました。
    もっともっと続きが読みたかったと思い、それと同時に最後にこんな本を残してくれてよかった、とも思いました。

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    2011年05月28日
  • 猫だましい

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    猫をたましいの具現として、猫の出てくるストーリーを通して「たましい」の扱いについて語る。
    やっぱり心理と文学はすごく近いところにある。

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    2011年05月27日
  • コンプレックス

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    孤立と自立は違いについて、引用したいんだけど付箋をはるのを忘れちゃった。
    自立しているひとは周りと関係が作れるけども、孤立しているひとは作れないから、そこは区別して考えるべきということだったように思うけども。
    コンプレックスというのは一般に思われているような「劣等感」というよりは、実際はもうひとりの自分、的な存在なんだろうなと漠然と思った。

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    2011年05月01日
  • ウソツキクラブ短信

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    過去に読んだ本。

    カテゴリーに迷った末に「人文系」にしました~。

    児童文学ネタとか結構あったので嬉しかった。

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    2011年11月26日
  • 河合隼雄のスクールカウンセリング講演録

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    スクールカウンセリングに関することだけでなく、これから日本がどうなっていくか等についてまで書かれた本。
    スクールカウンセリングを目指す人だけでなく、すべての人に読んでほしい一冊。

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    2011年04月10日
  • 明恵 夢を生きる

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    勧められて読んだ本。鎌倉時代の日本に、夢を分析して生き方の参考にしていた人がいたとは驚きである。また、明恵上人自身の生き様も知ることができた。仏教とはなんなのかについても深く考えさせられた。

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    2011年02月20日
  • 縦糸横糸

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    産経新聞に掲載されたコラムをまとめたものなので、興味のあるコラムから読むことも出来、読み終わったあとも手にとって再び目次からたどることも出来るのが非常に魅力的。新聞のコラムだったこともあり、短くて非常に読みやすい。
    神戸連続児童殺傷事件やオウム真理教関連事件などについて河合隼雄氏がどの様に考えていたのかに興味があり購入した一冊。晩年、彼がどのようなことを考え、どのようなことに従事していたのかがよく分かり、ますます興味の幅が広がった。

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    2010年12月26日
  • 魂にメスはいらない ユング心理学講義

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     日本の心理学者の中でも著名なユング派河合隼雄氏と詩人の谷川俊太郎氏の対談集。
     この二人を対談させようと考えた人に金一封。肩を抱いて赤提灯の下で熱く語り合える気がする。
     なんて素敵なチョイス!
     濃いよ、ホント濃い。
     物事は突き詰め過ぎると、いつしか物凄く簡略化されていく・・・っていうのの見本みたいだ。
     特にこの世界の第一人者、的な二人が揃って話しているわけで。
     お互い常人には測り知れないところがアベレージなわけで。
     もうそこに行きつくのは無理だよなあって達観して読むと割とあっさり頭に入ってくるから不思議。
     学者と詩人という、言葉や心理面においてカテゴライズする側とされる側って組

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    2011年12月03日
  • 心理療法個人授業

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    心理療法…というか、臨床心理学というものに対して抱いていた疑問について、いくつかの解答が得られた。
    心理療法、精神分析、カウンセリング…似て非なるものの違いと共通点や、「心理学は科学なのか?」についての回答、どれも興味深かった。

    南伸坊の質問は実によいところをついている。僕が以前から疑問に思っていたところを聞いてくれている。

    臨床系の友人と会うときに、さーっと読み返したい本だな。

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    2010年09月25日
  • 母性社会日本の病理

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    母性原理と父性原理の違い。
    能力主義と平等主義。
    日本人の自我構造。
    夜の意識とイメージ、、等々興味深かった。

    個人的には、相手の母性原理から来ることで、
    あたしを責めているようなことがあっても、
    気にしなくていいってことがわかった。

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    2010年09月01日
  • 人の心はどこまでわかるか

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    学校の職員文庫の片隅にあったのを拝読。

    河合さんの経験に基づく考えや思いが詰まった本で、
    しかも、語り口が柔らかいので、とてもわかりやすく読み進めることができた。

    この本を読んで、内容を理解し、そのことを実践できるのであれば、
    学校教育の質ももっとアップするだろうなぁと思いつつ…
    この本に限らず、河合さんに触れたことのある先生は、
    子どもに対する見方が柔らかいなぁと感じることが多いので、
    学校の先生であれば、河合さんにぜひ触れてほしいなと思う。

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    2010年07月13日