角田光代のレビュー一覧

  • 「いじめ」をめぐる物語

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    ネタバレ

    5人の作家さんによる、いじめをテーマにしたアンソロジー。
    どのお話もいじめの描写が出てくるため何度も胸がぎゅっとなる。
    いじめた側はいじめていたことをすぐに忘れるが、いじめられた側は一生忘れない。
    大人になってからもずっと。
    どんな言葉を吐かれたか、その時どんな感情が湧いたか、当時のことを鮮明に思い出せるのはいつもいじめられていた側。
    それだけ、いじめる側は軽い気持ちであり、いじめられる側はその何倍もの深い傷を負っているのだろう。
    いじめる側の無自覚さが恐ろしい。
    自分も気をつけなければと思った。

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    2025年09月18日
  • 方舟を燃やす

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    口さけ女もコックリさんもノストラダムスの大予言も信じていた。
    小さい頃は、親や学校の先生の言うことは正しかった。

    でもそうじゃなくて。
    世の中は、予測不能なこともたくさん起きて、絶対的に正しいことなど誰にも分からない。
    でも自分の信じることを探して、そうやって生きていってるんだなぁ、と実感した。

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    2025年09月15日
  • 方舟を燃やす

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    最初からどんどん引き込まれて読んだ。辿り着くところも、なるほど、と。特に子供時代の話がやっぱりおもしろい。

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    2025年09月14日
  • ママ友だった女たち ~森に眠る魚~ 分冊版 : 3

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    だった3

    本来なら、とっても幸せなはずの子育てなのにね~。いろいろいろいろ考えなきゃと思うことが山積しているカンジなのかな~。う~ん。なかなか厄介なママ友活動?複雑だけど、優しいヘルプもあって、それは嬉しいですね。

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    2025年09月13日
  • 紙の月

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    不正をして堕ちていく梨花を、あり得ない愚かだと重い気持ちでずっと読んでいた
    読み終わってみれば、この物語はそれだけじゃなくて、梨花以外の女たちもお金に翻弄されて、苦しんでいる
    平林幸三や名護たま江も多額の財産はあっても孤独で寂しい人生だ

    人は幸せを求めて生きている
    でもお金で買える幸せってその場限りのものでキリがない
    宝くじ当たったら何に使おう…なんてワクワクしながら考える
    当たるはずないから、現実に戻る(笑) そんな人生
    心が空っぽにならないように、形のあるものに価値をおかないように…
    人生って落とし穴が沢山ありそうだ

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    2025年09月12日
  • ママ友だった女たち ~森に眠る魚~ 分冊版 : 2

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    だった2

    う~ん。なるほどですね~。なんだか、水面下の闘い的なイメージが...。タイトル通り、ちょっぴり不穏なカンジが否めないですね~。ままは、たいへんですね~。

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    2025年09月12日
  • ママ友だった女たち ~森に眠る魚~ 分冊版 : 1

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    だった1

    キレイ~♪めちゃめちゃキレイで、とってもオシャレな絵~♪とっても読みやすいです♪それにしても、う~ん。節約し過ぎの奥さまですね~。エアコンを我慢させられるのは、無いわ~!

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    2025年09月11日
  • 私はあなたの記憶のなかに

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    気づいたら読み終わってた。というくらいスーッと物語に入り込んでいた。読んでいて感情がぐらぐら揺れるというよりは、隠れた名言がじわじわ体に浸透していく感じ。
    「地上発、宇宙経由」のような人の繋がりが連鎖していく話が好き。自分の認識にはない誰かと自分が繋がっていると考えるとワクワクする。人類皆兄弟って感じかな。

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    2025年09月12日
  • 坂の途中の家

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    現実の捉え方は人により異なり、その人の主観が強く作用する。乳幼児虐待死についての裁判員裁判を通して、それがリアリティを持って描かれている作品。

    どの被告やその親族、陪審員どの視点も理解できる一方で、少数派の意見は通りずらい?と陪審員裁判の課題のようなものも感じた。

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    2025年09月11日
  • ママ友だった女たち ~森に眠る魚~ : 1

    ネタバレ 無料版購入済み

    ママ友1

    過去形『だった』とは、う~ん。なにやら不穏で意味深なタイトルですね~。う~ん。ママ友というテーマが、そもそも難しいイメージですしね~。それにしても、やっぱり、お洒落で美しい絵のタッチですね~♪

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    2025年09月10日
  • それもまたちいさな光

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    途中までそこまで好みじゃないかもなあ、と思っていたけど、読み終わってみるといろんな情景が思い浮かんだり、そこから派生してぐるぐる考え事ができたりして、あれ、思いの外好きかも?となった

    小さい頃に観た三谷幸喜の「ラヂオの時間」という映画の中に、登場人物の誰かの台詞で「映像だったら作り込まないといけないけど、ラジオだったらナレーションで「ここは宇宙!」と言った瞬間そこが宇宙になる」みたいな内容のものがあって、それが強く印象に残っていたことをふと思い出した

    ささやかでなんてことのない生活にこそ、ちゃんときらきら光るものを見続けられる人間でありたい!
    よしもとばななの好きポイントはそこ!

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    2025年09月10日
  • 紙の月

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    ネタバレ

    あらすじは知っていたので、もっと光太が策士で梨花を陥れていく展開かと思っていた。以外にもここまでの様々なストレスから梨花が自ら泥沼に嵌まっていく展開が何ともスリリングであった。
    光太も徐々に堕落していった様子であったが、最後は何とか自分を取り戻していた様子であり、最後まではっきりとした悪役がいなかったように思う。横領自体は犯罪なのだが夫:正文の何気ない圧にこれまで堪えていた梨花のストレスは自分でも気づかない内に許容量を超えており、同情してしまう部分はある。だからといって皆が犯罪には知るわけではないし、彼女もほんの一瞬魔が差してしまったことで地獄の階段を降りてしまったのだろう。
    梨花と旧知の3人

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    2025年09月09日
  • タラント

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    久しぶりに元気になる、頑張ろうと思える小説を読んだ!
    長いけど、それぞれの登場人物の過去が少しずつ明かされて、飽きずに読める。

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    2025年09月03日
  • 紙の月

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    ネタバレ

    4人の話が繋がるのかと思ったら繋がらなかった。お金に価値を置きすぎている?もしくはお金に価値を感じられなくなった?人の話。
    ほんとうに銀行で横領した人もこんな感じで坂を転がるように使ってしまのかな。みんな性愛絡みで転がり始めるのかな、と実際の事件を調べたくなった(今から調べる)
    お金をじゃぶじゃぶ使える状態だって人間は慣れてしまって幸せを感じなくなるんだろうなあ

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    2025年08月29日
  • 紙の月

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    実は角田さんの小説は初めてです。「韓国ドラマ沼にはまってみたら」というエッセイ本で見て読んでみたくなりました。
    まず、つい最近話題になった大手銀行の貸金庫窃盗事件となんて似てるのかと驚き、角田さんの取材力の正確さと10年以上前と、銀行のずさんな体制がほとんど同じことに一層驚きました。
    作品は、極端に歪んだ主人公の自分探しの果てを描いたものなんだけど、ある瞬間、もしかしたらふとしたきっかけで自分の心の奥にも湧き上がるかもしれないのかもと思って読みました。

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    2025年08月27日
  • それもまたちいさな光

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    高校生の頃深夜ラジオにハマっていたことを思い出しました。同じ時間を、全く知らない、多分今後も出会うことのない人達で共有してたんだなぁと思うと、この世界が、少しだけ住みやすくなった気がしました。

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    2025年08月25日
  • 方舟を燃やす

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    面白かった。
    あの時こんなことあったなと振り返ることができた。
    食べ物のことワクチンのこと、色々考えたこともあったなと思う。
    今極端な考え方に偏らないようにしているけど、時代の波に流されてるところはある。
    自分で考えてみることを忘れないようにしたい。

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    2025年08月24日
  • 森に眠る魚

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    お受験のママ達が何故ここまで疑心暗鬼になるのかと読み進めたが、定員について書かれている部分で一気に理解が進んだ。
    我が子を比較し合うことに加えて、定員が決まってるならライバルは増やしたくないよね……

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    2025年08月21日
  • 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

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    角田光代さんのエッセイは初読み。
    勝手に持っていたイメージが覆された。
    いい意味でゆるっとしていて、でも軸はぶれない強さもあって。自然体なところがいいなと思った。
    あとがきで「年齢だけは重ねたが、大人になった実感もなく、賢くなった気配はない」は、私もそう。
    気分は昔と全然変わってないのは一緒だな。
    友達と飲みながら話しているような楽しいエッセイだった。

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    2025年08月20日
  • くまちゃん

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    自分はあまり経験しなかったタイプの大学時代とか夢追い人との関係とか、擬似体験できておもしろい。ちょっとでも自分の経験に重なるところのある人にはもっと刺さるんだろうなと思った。
    大人のある意味きらきらした青春って感じがした。

    短編だけど登場人物が繋がってるところが好き。また読み返すと発見がありそう。

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    2025年08月18日