標野凪のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『喫茶ドードー』シリーズの標野凪さんによる、お茶をテーマにしたほのぼの癒し系小説。
私はお茶にはあまり詳しくないですが、たんぽぽさんが場面によって工夫を凝らして丁寧にお茶でお客さんをおもてなしする様子、彼女が訪れる日本各地の風景、出会う人々との交流にほっこり、穏やかな気持ちになれるお話でした。
日本全国いろんな地域のお茶や風景が登場し、
一口にお茶といっても、産地や淹れ方などによっていろんな楽しみ方があるんだなぁととても興味深かったです。
また、出張カフェでいろんな場所を飛びまわるたんぽぽさんに影響されて、読んでいると自分もどこか旅に出たくなります。
寝台列車のサンライズ出雲いつか乗って -
Posted by ブクログ
24時間を1時間ごとに24のストーリーにした短編集。定義がいまいちわかっていないのだけれど、「ショートショート」とも言えるのかな?
2026年8月27日11時40分の時点での平均評価が★2.84で低めなのが意外なほど、良かった(まぁ評価なんて人それぞれですからね)。
ファンタジーっぽい話も現実的な話も少し怖い話も入り混じっていて、でも各ストーリーが説明されすぎていないからか想像をゆだねられている感じがして、だからこそ全体的にどことなく詩的な雰囲気があるのかなと思った。
一編ずつがここまで短い短編集(またはショートショート?)ってあまり読むことがないのだけれど、こういう形式もなかなか乙だなと思っ -
Posted by ブクログ
役目を終えて必要のなくなったもの、失われたものが収蔵されている「別れの博物館」。
ここの管理を任されているカケスは、物の声が聞こえるという特別な力を持っている。新たに持ち込まれた収蔵品たちは、それぞれの元持ち主がどのような人生を歩んできたのかを、カケスに語って聞かせる。
良い思い出も、悲しい思い出も、手放せなかった思いも。そうした過去を象徴する物を「別れの博物館」におさめることで、人はこれまでの人生にひとつの区切りをつけ、新たな一歩を踏み出していく。
現実にも、この博物館のように、わかりやすく過去と和解できる仕組みがあればありがたいのだが……。