標野凪のレビュー一覧

  • 独り言の多い博物館

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    丘の上にある博物館は、少し変わったものが展示されている。
    それは、役目を終えて必要とされないものや誰かの失われたものたちだが、その人にとっては大切な記憶の欠片である。

    みんなから『別れの博物館』と呼ばれるこの博物館で働くカケスは、数字や計算が苦手でディスカリキュアの障害がある。
    だが、この博物館に持ち込まれた「物」の声が聞こえる特殊な能力を持っている。


    収蔵番号【一】 館長の〈数〉
    収蔵番号【二】喫茶店に飾られていた〈額〉
    収蔵番号【三】帽子作家の〈針〉
    収蔵番号【四】手話ボランティアの〈耳〉
    収蔵番号【五】数学教師の〈名〉
    もうひとつの収蔵番号ー着られることのない〈服〉


    帽子作家の

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    2025年10月17日
  • いつだって喫茶ドードーでひとやすみ。

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    喫茶ドードー3作目。今回もメニュー名は凝っていて面白いし、その名にした種明かしを聞くと、やっぱり素敵。今回は登場人物が全話に毎回ちょっとずつ出てきてた。長く見守れる感じが良いね。

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    2025年10月14日
  • 占い日本茶カフェ「迷い猫」

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    ネタバレ

    お茶の淹れ方、お茶菓子、器、占い、曽祖父の器の行方、旅、猫、、、と素敵要素が盛り沢山!

    でも、祖父の生まれ変わりとはいえ猫ちゃんを連れてしょっちゅう遠方に行くのは現実離れしてるのでは?お茶の道具とキャリーバッグって相当大荷物じゃない?

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    2025年10月12日
  • こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。

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    それぞれの章の主人公たちが嫌な思いをして、喫茶ドードーで傷を癒す、という感じのお話。
    あんバタートーストが個人的に作ってみたいぐらい美味しそうでした。
    「傷ついた言葉たち、傷つけた言葉たち、みんな飛んでけ」という店主の言葉に優しさがにじみ出てる気がします。

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    2025年10月08日
  • 独り言の多い博物館

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    博物館に持ち込むと自分のあるべき姿がくっきりと見えてくる。
    ただ心が落ちついて、私は大丈夫と確認できる。
    自分で自分を認めてあげる。
    この博物館はそんな場所のような気がする。


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    2025年10月08日
  • 独り言の多い博物館

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    丘の上にある古いレンガの「別れの博物館」。
    さまざまな想いを抱えた人々が、今日も博物館を
    訪れます。新たな一歩を踏み出すために。大切な
    何かを取り戻すために。思い出の品、お預かりします…。

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    2026年01月02日
  • いつだって喫茶ドードーでひとやすみ。

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    喫茶ドードー近くにあったら通いたい!笑
    店主のそろりさんに会ってみたい。笑

    今回は、登場人物が入れ替わりしていて、なかなか話しがスッと入っていけない感じではあったけど、相変わらず素敵なお話で心が癒されます。
    疲れた時に読むといいかも。笑
    そして、クスッと笑ってしまう所もありです。笑

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    2025年10月07日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    6人の作家による短編作品。

    標野凪「バター多めチーズ入りふわふわスクランブルエッグ」
    冬森灯「ひめくり小鍋」
    友井羊「深夜に二人で背脂ラーメンを」
    八木沢里志「ペンション・ワケアッテの夜食」
    大沼紀子「夜の言い分。」
    近藤史恵「正しくないラーメン」

    夜中に読むとまずい本です、食べたくなってきます

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    2025年10月05日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    食事に関する短編集。
    個人的には近藤史恵さんの作品が好きだった。
    深夜の袋麺…悪魔的に美味しいに決まっている。

    友井羊さんは初めての作家さんだったけど、
    深夜に友人とラーメン屋に行く短い間のミステリーが面白く、しかもオチまで素晴らしい。他の作品も読んでみたい。

    あれ?二つとも深夜にラーメンの話…
    自分は文章に惹かれたと信じたい。
    決して、深夜のラーメンにではないと…

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    2025年10月04日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    夜食がテーマの短編集。
    短編集は知らない作家さんと出会えるのがいい。
    短編集きっかけで好きになった作家さんもいます。

    美味しそうな夜食が次々出てくるけれど、個人的に一番好きだったのは背脂ラーメン。
    大学生2人が夜中に背脂ラーメンを求めて歩きながら繰り広げられる会話の着地地点がすっきり見事。

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    2025年10月02日
  • こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。

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    喫茶ドードー2作目。今作もメニューのネーミングセンスが素敵。1作目よりも"連作"短編だと感じられ、最終話ではお客さんが再登場してて、その結末にほっこりした。

    ところでこの連作短編は、一話目で出てくる登場人物の誰かがニ話目の主人公、というよくある型ではなく、一話目の登場人物が二話目にもチラッと出てくる感じだった。ほんとにチラッとなのよ、けど確かに連作だと思えて、気付けた時には嬉しかった。
    さて、こういう形での連作短編もあるんだなと理解した上で一作目を軽く読み返してみたが、やはり繋がりが不明なとこもある。一作目さらにモヤっとしてきた。。

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    2025年09月27日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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    まずメニュー名が素敵。"おひとりさま専用カフェ" も素敵。"喫茶" なのも好き。とにかく空間は素敵。ただ物語のボリューム感に欠けてて読み応えが足りなくて。
    それから、連作短編として1.3.4は絡んでるけど、2.5は繋がりあったかな??

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    2025年09月27日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    さっくり読める本 いいかんじのも、いいかんじじゃないのも どちらかというとあまり後味が良くないのがおおかった印象

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    2025年09月17日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    しおりが可愛いのと、近藤史恵さんの短編が入っていたから買ってみた。八木沢里志さんの「ペンション・ワケアッテの夜食」と、近藤史恵さんの「正しくないラーメン」が好き。こういう短編は、ほっこりした気持ちになりたい時に読みたくなる。

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    2025年09月15日
  • 伝言猫がカフェにいます

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    だいすきな人はどんな形であれわかる、わかって欲しい。優しい世界で思い思われたり、改めてなきゃいけないことを考え直したりする本でした。
    会いたい人には会って、伝えたいことは伝えなきゃと思わされました。
    ポカポカ度3.5。(半身浴で湯船に浸かっているような気持ちになる本)

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    2025年09月15日
  • 独り言の多い博物館

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    舞台は過去の思い出と記憶を収蔵する、別れの博物館。館長のカケスはディスカリキュア(算数障害)で、物の声を聞くことができます。

    別れの博物館に持ち込まれた「物」たちの語りは、静かに持ち主の人生を語っていました。その語りの間に、文体を変えてカケス自身が博物館に預けた〈数〉についての出来事が綴られていました。

    物が語る持ち主の人生と、博物館へ持ち込まれたいきさつは、興味深かったです。同じくらいカケスが計算で苦労したことが綴られていましたが、今は向き合える色々な方法があることを知りました。これが、なかなかおもしろかったです。

    「物」を思う気持ちは、きちんとその「物」に伝わっているのかも、と思わせ

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    2025年09月12日
  • 冬眠族の棲む穴

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    二十四節気に合わせたショートストーリー。
    最初は不思議は話が多くて首をかしげながら読んでいたけど、冬の話は共感出来るものが多かった。

    「赤い実の果実」
    まさしく同じことで悩んでいるんだよなぁ(^^;)
    日常の不安はあらゆるところに転がっている、起こりもしないことで悩んでいても仕方ない、納得して選択したほうを正しかったと思って歩むしかない、全く同じに見える毎日も見方を変えれば新たな発見がある。
    あるあるすぎる。わかっているようでそれでも悩んだりクヨクヨしちゃうんだよね…。
    「けれどももし間違ったと思ったら、引き返せばいいじゃないですか。道は長く、続いていて、そしてどこかで繋がっているのですから

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    2025年09月12日
  • こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。

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    やっぱり「喫茶ドードー」に行ってみたいなぁ。
    常連になった睦子さんが羨ましい。
    そろりさんが何で「喫茶ドードー」を開くことになったかとかないのかなあ。
    確か続編もあったような。
    そろりさんの秘密が明かされたりして。

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    2025年09月09日
  • いつだって喫茶ドードーでひとやすみ。

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    疲れたら休む、当たり前のように思えても実は難しいことなんかも。人には人の悩みがあって、見えてないところでそれぞれが頑張ってるんやろな〜本当にこんなお店があったら行ってみたい。

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    2025年09月09日
  • 独り言の多い博物館

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    新たな一歩を踏み出すために。
    大切な何かを取り戻すために。
    思い出の品、お預かりします。

    丘の上にある古いレンガの「別れの博物館」。
    さまざまな想いを抱えた人々が、今日も博物館を訪れます。

    「別れの博物館」収蔵物リスト

    館長の<数>、喫茶店に飾られていた<額>、帽子作家の<針>、手話ボランティアの<耳>、数学教師の<名>、着られることのない<服>……。

    『彼女は聴力が衰えることで、自分がボランティアをする対象だった障がいのある人たちに近づいているのだ、と理解したのです。そう気づいた時に、自分の心が怖くなったのです。
    いままで、彼らの力になりたいと、ともに過ごしてきたのに

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    2025年09月07日